容疑者・環菜(芳根京子)と公認心理師・由紀(北川景子)が激しくぶつかりあう本編映像解禁。映画『ファーストラヴ』
主演・北川景子、中村倫也、芳根京子ら共演の映画『ファーストラヴ』(2/11公開)より、容疑者・環菜(芳根京子)と公認心理師・由紀(北川景子)の二人の演技が面会室でぶつかりあう初対峙シーンの映像が解禁となった。
今回解禁となったのは、挑発的な発言で世間を騒がせる容疑者・聖山環菜(芳根京子)に、公認心理師・真壁由紀(北川景子)が初めて面会に訪れるシーンの本編映像。
環菜に歩み寄ろうと「わかっておいて欲しいのは、私はあなたの味方だってこと」と語りかけるものの、共に事件を追う弁護士・庵野迦葉(中村倫也)の名前を出した途端に俯いていた環菜が急に饒舌になり、由紀を困惑させるかのように畳みかける。夫・真壁我聞(窪塚洋介)の弟でもある迦葉との複雑な関係性を指摘され、少し困惑した表情をにじませる由紀。
感情の起伏が激しく、供述が二転三転し本心が見えない環菜に翻弄されつつも、由紀は公認心理師として彼女の心を開き真実を紐解けるのだろうか・・・。
先日、このシーンの撮影風景をおさめたメイキング映像(*)が公開された際には、堤幸彦監督による丁寧な演出によって感情を落とし込んだ北川が思わず「重い…」と息をこぼす姿や、一気に役に入り込んだ芳根の表情の変化に大きな反響と期待の声が寄せられた。
無機質な面会室で二人の演技がぶつかりあい、ガラス越しに張り詰めた空気がひりひりと伝わる、ミステリアスな展開がさらに加速していくことを予感させる仕上がりとなっている。
北川は、この作品を象徴する舞台のひとつである面会室で、芳根と向き合った撮影を「環菜が芳根さんでよかったなと心から思っています。面会室のシーンではお芝居じゃない感情があふれてきて、役と自分の境目が曖昧になる時間でした」と明かす。
一方の芳根も、「いざ由紀さんの前に立つと毎回同じタイミングで心が震えるんです。それは北川さんのおかげだし、1人だったら絶対できないお芝居でした」と振り返っており、互いの信頼関係とたしかな表現力によって作り上げられたシーンであることが窺える。
この先に、二人が心の底からぶつかり合い、<ファーストラヴ>というタイトルに秘められた真実へとたどりつくことができるのか。その行く末をぜひ目撃していただきたい。
今回解禁本編映像(北川景子&芳根京子 as 由紀と環菜)
*本シーン撮影風景をおさめたメイキング映像
映画『ファーストラヴ』
<ファーストラヴ>というタイトルに隠された事件の真相とは?あなたの<愛された記憶>を刺激する禁断のサスペンス・ミステリー
INTRODUCTION
「動機はそちらで見つけてください」 ――アナウンサー志望の女子大生が父親を刺殺するという衝撃的な導入で始まる島本理生の小説『ファーストラヴ』。予測不能な結末と、タイトルの裏に隠された濃密なヒューマンドラマは2018年に発表されるや多くの話題を呼び、これまで恩田陸『蜜蜂と遠雷』や東野圭吾『容疑者Xの献身』など数々の映像化話題作が受賞してきた第159回直木賞を受賞。
累計発行部数30万部を超えるベストセラーとなり、‟稀代の問題作“とも称された傑作サスペンス・ミステリーが日本映画界を代表するキャスト・スタッフで完全映画化。2月11日(木・祝)に全国公開する。
主演を務めるのは、人を惹きつける芝居と端麗な容姿で幅広い層から絶大な支持を誇り、映画『スマホを落としただけなのに』の大ヒットも記憶に新しい北川景子。女子大生による動機なき殺人事件の真相に迫る、主人公の公認心理師・真壁由紀(まかべ ゆき)を演じる。
原作のキャラクター設定に合わせ自らの発案で大胆にも髪の毛を 30cm 以上カットしたことでも話題になった。
さらに由紀の義理の弟で、由紀と共に、事件の真相に迫る敏腕弁護士・庵野迦葉(あんの かしょう)に中村倫也。父親殺しの容疑者・聖山環菜(ひじりやま かんな)には芳根京子。
そして由紀の夫であり、迦葉の兄・真壁我聞(まかべ がもん)に窪塚洋介。その他、木村佳乃、板尾創路、高岡早紀などの演技派から、石田法嗣、清原翔といった気鋭の若手まで豪華な顔ぶれが集い、迫真の演技で物語をよりリアルにエモーショナルに紡いでいく。
監督は『十二人の死にたい子どもたち』をはじめ『TRICK』シリーズや『SPEC』シリーズなど数々のスタイリッシュなサスペンスで熱狂的なファンを生み出してきたヒットメーカー・堤幸彦。北川景子と初タッグを組む。さらに脚本は、「八日目の蝉」(NHK)や『彼女がその名を知らない鳥たち』の浅野妙子が手掛ける。
あらすじ
川沿いを血まみれで歩く女子大生が逮捕された。殺されたのは彼女の父親。
「動機はそちらで見つけてください。」
容疑者・聖山環菜の挑発的な言葉が世間を騒がせていた。
事件を取材する公認心理師・真壁由紀は、夫・真壁我聞の弟で弁護士の庵野迦葉とともに彼女の本当の動機を探るため、面会を重ねる–
二転三転する供述に翻弄され、真実が歪められる中で、由紀は環菜にどこか過去の自分と似た「何か」を感じ始めていた。
そして自分の過去を知る迦葉の存在と、環菜の過去に触れたことをきっかけに、由紀は心の奥底に隠したはずの「ある記憶」と向き合うことになるのだが…。
北川景子
中村倫也 芳根京子
板尾創路 石田法嗣 清原翔 ・ 高岡早紀
木村佳乃 窪塚洋介
監督:堤幸彦
脚本:浅野妙子
原作:島本理生『ファーストラヴ』(文春文庫刊)
音楽:Antongiulio Frulio
主題歌・挿入歌:Uru「ファーストラヴ」「無機質」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作:『ファーストラヴ』製作委員会 制作:角川大映スタジオ/オフィスクレッシェンド
配給:KADOKAWA Ⓒ2021『ファーストラヴ』製作委員会
公式サイト:firstlove-movie.jp
公式Twitter:@firstlove2021
公式Instagram:@firstlove2021 #ファーストラヴ
本予告
2021年2月11日(木・祝) 全国ロードショー
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。