【インタビュー】松井咲子「これまで表に出してなかった私の“妄想”を皆さんに」
元AKB48で、ピアニスト、タレントとして活躍する松井咲子が20代最後に自身初となる写真集『松井咲子 1st 写真集 咲子』を2021年1月18日(月)に発売。ふだんから妄想好きという彼女の“素”の部分について語ってもらった。(撮り下ろしフォト)
松井咲子インタビュー
■30歳の誕生日を迎えて
-今回、写真集を出そうと思われたのは?
松井咲子
もちろんお話をいただいたからですが、20代最後の節目に出せたらいいなと思いました。
-12月10日にお誕生日を迎えられたばかりでおめでとうございます(インタビューは12月中旬)。誕生日はどのように過ごされましたか?
松井咲子
ありがたいことに朝から1日中お仕事がありました。収録や、それこそ、編集担当の方と一緒にこの写真集の確認作業も。その時、カメラマンさんやスタイリストさん、ヘアメイクさん、スタッフのみなさんも集まっていて、誕生日をお祝いしていただきながらチェック作業をしました。
-お誕生日からまだ日が浅いですが、30歳なる前となった後で気持ちの変化はありましたか?
松井咲子
「もう30代だよ。大丈夫?」と言われたりもしたんですけど、私の中ではネガティブな気持ちはなくて、それは30代を楽しんでいる先輩方が多いからです。なので私も30代だからできることはあるんだろうなと、とても楽しみにしています。ワクワクしています。
■私の素の“妄想”で恥ずかしい。
-帯にある「20代最後の妄想」にある“妄想”とは具体的にどういうことでしょうか?
松井咲子
もともと妄想するのが好きなんです。写真集を作っていく中で、最初は20代の自分のことやこれからのことをエッセイにしようと思っていたんですけど、それはよくあることだなと思って、自分にしかできない、好きなことを形にしたいと思いました。それが普段からしている“妄想”なんです(笑)
“妄想”って自分で楽しむものなので、人には“妄想”してるよってあんまり言ってこなかったんですが、私だったらこんな“妄想”しますけど皆さんどうですか?って、たくさん“妄想”を考えました(笑)
-その“妄想”は松井さんの素の気持ちに近いものですか?
松井咲子
そうですね。そう言われると恥ずかしいですけど(笑)
好きな人との“妄想”は学生の頃からしていましたし、これまであまり表に出してなかった私の“妄想”を写真と共に皆さんにお見せすることになると思います。
■“妄想の咲子さん”としてギャップを楽しんでほしい。
-その写真集の見どころをご紹介ください。
松井咲子
ピアノを弾いているカットは今までの皆さんの私のイメージで、今回は、大人なランジェリーを身に着けたカットや、一度も着たことがないような赤い水着のカットもあり、そのギャップを楽しんでいただきたいです。“妄想の咲子さん”だからこそできるカットを見てもらえたらいいなって。
-“妄想の咲子さん”ということは、ある意味ヴァーチャルな咲子さんとも言えますね。
松井咲子
そうですね。みんなの妄想ではこういう“咲子さん”もいたかもしれないですけど、この写真集を見て改めてみんななりの“妄想”をしてくれたらいいなって思います。
-撮影はいかがでしたか?
松井咲子
撮影は楽しかったです。笑っているカットが多いですが、それはほんとに楽しかったからです。
雰囲気が和やかでしたし、「私、こんなことやってる!?」っていう恥ずかしさもあって、「あれ?これは妄想なの?現実なの?」っていう気持ちにもなってフワフワした感じで撮ってました(笑)
撮影自体が“妄想”みたいな気持ちにもなって、でもこれは現実なんだなって思うと不思議な感じでした。
-出来上がった写真集をご自身でご覧になっていかがですか?
松井咲子
不思議な感じですね。初めての写真集なので、これがみなさんの手に届いたらどういう反応をしてくれるんだろうなって考えるのが今、すごく楽しくて。喜んでくれたらいいなって思っています。
-お気に入りのカットを教えて下さい。
松井咲子
緑の水着に白いニットのセーターを着たカットです。もしかして男性目線でもこういうのが好きなのかもしれませんけど。ギャップという意味でもファンの方もドキっとされるのかもしれません。あんまり見せたことがないので。
■山里さんのキャラを壊しますが・・・
-表紙の帯に山里亮太さんのコメントがありますが、山里亮太さんの番組「JUNK山里亮太の不毛な議論」で今回の写真集についても話題になったとか。
松井咲子
不毛リスナーさんからは、山ちゃんもそうですけど、10代の頃から「(松井咲子は)胸がない」ってイジられてきたんです。私は否定してるんですけど。そういうイジりをさんざんしてきたファンの人にこの写真集を見てほしいですね。こういうギャップもあるんだぞって(笑)
-松井さんから見て、山里亮太さんってどういう方ですか?
松井咲子
優しいですね。あ、こんなこと言ったら(山里さんの)キャラが壊れて営業妨害になるかな?(笑)
でもずっとお世話になってて、大事な時にちゃんと見ててくれてるんだなってすごく感じてました。なので、今回、是非ということで帯のコメントをお願いしました。そしたら快く受けてくださったのがほんとに嬉しくて。
ずっと私のことを知ってくれてるから、こういう面を見せる恥ずかしさもあるんですけど、「こんなことできるようになったんだね。グッジョブ!」って言ってくれて、それがやっぱり優しいなぁ、ありがたないなぁって思いました。
■家にいるだけで褒められるなんて。
-2020年はコロナ禍で日本、世界が大変な1年でした。自粛期間もありましたし。ちなみに、松井さんはインドア派ですか?
松井咲子
めちゃめちゃインドア派です。なのでお家にいるだけで褒められるなんて(笑)
-おうちではどんなことを?
松井咲子
チェキを買って自分を撮ったりしてました(笑)けっこうエモいです。
あとは、単館系の作品も観るくらい映画が大好きなので、ずっと映画を観てましたね。
■今後も新たな私を見せていきたい
-最近でもピアノの演奏活動を続けられています。それも含めまして今後の活動の抱負をお聞かせください。
松井咲子
私は、MCやったりラジオやったり、そしてピアノもやったり、いろいろ好きなこと、やりたいことをたくさんやらせていただいているので、何よりファンの方が喜んでくれる活動を続けていきたいなって思っています。
ピアノを弾いている時はすごくマジメな私を見れるだろうし、芸人さんの番組のMCをやっている時は楽しそうな私を見れますし、今後も実はこんなこともできるんだって知ってもらえるような、新たな私を見せていきたいです。この写真集もそのひとつです。まだまだいろんなことに挑戦していきたいなって思っています。
-最後にファンの方へメッセージをお願いします。
松井咲子
まさか自分が写真集を出せるって思っていなかったので、すごく嬉しいですし、ファンの方が何より喜んでくれてるのがすごく嬉しくて、完成したものをご覧いただけたらさらに喜んでくれるんじゃないかなと楽しみに思っています。
この1冊でおうち時間も楽しんでほしいですし(笑)、妄想もたっぷりなので、いろんな私を見てもらって、ファンの方がどういう妄想をしてくれるのかも楽しみにしています。一緒に妄想してくれたら嬉しいなって思っています。
そして、今はファンから離れている方にも「咲子さん、頑張ってるんだな」って思ってもらえるようにこの写真集が届けばいいなっていう気持ちもすごくありますね。
■撮り下ろしフォトギャラリー
インタビュー後のポートレート撮影は、快晴の天気を生かして屋外で。ちょうど長い階段を見つけた松井咲子さんは、「『ジョーカー』のポーズをやりたい!」と、さすが映画好きなリクエスト。そのジョーカー含むショットを何枚かお届けします。
[写真・インタビュー:Jun Sakurakoji]
『松井咲子 1st 写真集 咲子』
著者:松井咲子
撮影:田中智久
定価:本体 2,500円+税
仕様:B5判/96ページ
ISBN:978-4-04-605096-0
発行:株式会社KADOKAWA
発売日:2021年1月18日(月)
【Amazon.co.jp限定特典】『松井咲子 1st 写真集 咲子』(特典:表紙アザーカットデータ+撮り下ろし画像+直筆メッセージ配信データ)
https://www.amazon.co.jp/dp/4046050969
【電子版あり、限定特典】『松井咲子 1st 写真集 咲子』(特典:表紙別バージョン+撮りおろし画像+直筆メッセージ配信データ[電子版限定特典])
写真集画像クレジット:(C)KADOKAWA (C)MATSUI SAKIKO (C)SOMEDAY PHOTO/TANAKA TOMOHISA
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