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トレハンジェクト

映画を愛する全ての人たちへ想いを繋げるプロジェクト始動

6月5日(金)午前4時23分より、なら国際映画祭が呼びかけた2つのプロジェクト「TREHUNJECT(トレハンジェクト)」、「3.11 A Sense of Home Films」がネット公開され、同プロジェクトに賛同する多くのアーティストが出演する。

本プロジェクトは、“コロナを乗り越えて再び世界と繋がるプロジェクト”をテーマにしている。それは、コロナ禍における自粛が続く中、我々人間の繋がりの深さも気づかせてくれたこと、各種SNSなどを通して、それぞれの自宅から想いを寄せる人たちへ、感謝したい人たちへ、励ましたい人たちへ想いを繋げる姿は心を満たし、私たちは一人ではないのだと感じさせてくれたことをきっかけとしている。

配信先:なら国際映画祭HP(http://nara-iff.jp/

今後も別所哲也、加藤雅也、行定勲監督、アリエル・ロッター監督など配信予定で、第二回配信は6月11日。以降の配信予定は、なら国際映画祭公式HP及び公式YouTubeにて告知。

■TREHUNJECT(トレハンジェクト)

トレハンジェクト

なら国際映画祭にとってかけがえのない人たちと、映画を愛する全ての人たちへ想いを繋げたいという思いから企画されたプロジェクト。
TREsure 宝 HUNting 探し ProJECT プロジェクト、大切なものに一緒に出会いたい、ワクワクしたい!との想いを込め“宝探し”と名付けられた。
これまで映画祭に来場した映画関係者が、「あなたの宝物」として、映画を作る上で影響されるもの、あなたの心が思う宝物をビデオ撮影(5~15秒)したものを一つの映像にまとめられている。
今、Social Distanceによって会えない、映画館に行けない、撮影できない、映画が大好きな人たちと映像で繋がりたいという思いを形としたものとなる。

TREHUNJECT(トレハンジェクト)第1弾 参加アーティスト
1:河瀬直美【監督 なら国際映画祭エグゼクティブディレクター】
2:桃井かおり【女優/監督 第1回なら国際映画祭(2010年)NARAtive作品『光男の栗』主演】
3:永瀬正敏【俳優 第5回なら国際映画祭(2018年)NARA-wave 学生コンペティション審査員】
4:ルチアーノ・リゴリーニ【写真家/プロデューサー 第3回なら国際映画祭(2014年)インターナショナルコンペティション 審査委員長】
5:坂本欣弘【監督 第4回なら国際映画祭(2016年)インターナショナルコンペティション作品監督 観客賞受賞】
6:ユレネ・オライゾラ【監督 第2回なら国際映画祭(2012年)インターナショナルコンペティション作品監督】
7:ウベルト・パゾリーニ【監督/プロデューサー 第3回なら国際映画祭(2014年)インターナショナルコンペティション作品監督】
8:ジェーン・K・チェリアン【監督 第3回なら国際映画祭(2014年)特別招待作品監督】
9:ポンフェイ【監督 第5回なら国際映画祭(2018年)国際コンペ作品監督『TASTE OF RICE FLOWER』、第6回なら国際映画祭(2020年)NARAtive 作品監督】
10:百々俊二【写真家『3.11 A Sense of Home Films』参加監督】
11:スダベ・モルデザイ【監督 第3回なら国際映画祭(2014年)インターナショナルコンペティション作品監督】

■3.11 A Sense of Home Films

3.11 A Sense of Home Films

2011年の東日本大震災を受けて、なら国際映画祭が各国の映画監督に呼びかけ、全世界から、「みつばちのささやき」のビクトル・エリセ、『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノなど、名だたるアーティストの作品が集結。
1本、3分11秒ずつ、21名の作品を繋いで一本の作品としたものだ。
9年前に作られた3.11 A Sense of Home Filmsをなら国際映画祭のホームページ上で改めて公開することにより、映画という愛に魅せられた同じ仲間同士が、コロナウイルスの試練を乗り越え、世界が再び繋がれるようとの思いから、今回の公開に至った。

3.11 A Sense of Home Films 参加アーティスト(21名)
1:ビクトル・エリセ(監督:『ミツバチのささやき』『エル・スール』『マルメロの陽光』)
2:アピチャットポン・ウィーラセータクン(監督『ブンミおじさんの森』)
3:ジャ・ジャンク-(監督:『罪の手ざわり』『山河ノスタルジア』『帰れない二人』)
4:桃井かおり(女優/監督『火 Hee』『ヘルタースケルター』)
5:レスリー・キー(写真家:写真集「COLORS OF HOPE」)
6:イサキ・ラクエスタ(監督:『Entre dos aguas』『La propera pell』)
7:ポン・ジュノ(監督:『パラサイト 半地下の家族』『母なる証明』)
8:チャオ・イエ(監督:『ジャライノール』)
9:山崎 都世子(監督:『桃まつり presents kiss! 壱の kiss!「たまゆら」』)
10:ペドロ・ゴンザレス・ルビオ(監督:『祈-inori』)
11:アリエル・ロッター(監督:『Sólo por hoy』)
12:ナジブ・ラザク(監督:『Glass Enclosure: Tokyo Invisible』)
13:ウィスット・ポンニミット(漫画家:「ヒーシーイット」)
14:ソー・ヨン・キム(監督:『ラブソングに乾杯』)
15:ジョナス・メカス(監督:『ウォールデン』)
16:西中 拓史(監督:『APE』)
17:百々 俊二(写真家:写真集「千年楽土」「大阪」)
18:パティ・スミス(ミュージシャン:アルバム「ホーセス」「ドリーム・オブ・ライフ」)
19:カトリーヌ・カドウ(監督:『黒澤 その道』)
20:想田 和弘(監督:『精神 0』『選挙』『選挙2」)
21:河瀬 直美(監督『萌の朱雀」『殯の森」『あん」

なら国際映画祭とは
奈良の平城遷都1300年目となる2010年、映画作家の河瀬直美をエグゼクティブディレクターに迎え始まった「なら国際映画祭」。
2年に1回開催される映画祭の企画運営の他、国内外の若手監督と奈良を舞台とした映画制作や、こども・海外学生とのワークショップ、奈良市内を移動する映画館「ならシネマテーク」など、映画の魅力を伝える数々のプロジェクトを実施している。
2020年9月18~22日に第6回なら国際映画祭を開催いたします。

なら国際映画祭

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