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LiLiCo、家に鞭が3本ある!?ことを激白。映画108トークイベント

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LiLiCo

10月11日、スペースFS汐留(東京・新橋)にて、映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』のトークイベント付き試写会が行われ、同作で、松尾スズキ演じる海馬五郎の元妻・エイドリアンを演じるLiLiCoと、同作がR18コメディということでコラボの名乗りを上げた㈱TENGAの広報・西野芙美氏が登壇。映画の裏話や夫婦のコミュニケーションのありかたなどについての爆笑トークを繰り広げた。

映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』は、「大人計画」の主宰・松尾スズキが監督・脚本・主演を務めたR18コメディ映画。愛妻がSNSに投稿した浮気写真を見て激怒した主人公が、「全財産を使って“いいね!”の数だけ女を抱く」という、あまりにバカバカしい計画を思いつくという物語だ。

トークイベント

映画108

(株)TENGA 広報 西野芙美/LiLiCo

中山美穂さんなら、そりゃ私を捨てますよ

LiLiCo(元妻・エイドリアン 役)
男性が逆襲する映画と聞くと、男性が観に行くような映画かなというイメージがあるかもしれませんが、女のエゴとかさまざまな感情も表現されている映画です。

西野芙美
元妻・エイドリアンという役どころはいかがでしたか?

LiLiCo
台本見たら、日本語で書いてあるんですけど、セリフの前に「英語です」って書いてるんですよね(笑)
なんとなくの英語も併記されてたんですけど、間違ってる英語なんですよ(笑)
私はスウェーデン語が母国語なので、英語はネイティブじゃないんですけど、それでもおかしいってわかる。
なので、衣装合わせや顔合わせより前に、英語を直すってところから始まるという。
で、イギリス英語の発音は苦手だと言うと、ロシア訛りやブラジル訛りや、英語のいろんな方言をしゃべらされました(笑)

LiLiCo
でも、松尾スズキさんの奥様役が中山美穂さんって、そりゃ、私(エイドリアン)を捨てて中山美穂さんに行くでしょ。
わかりますよ。私だって海馬五郎(松尾スズキ)だったらそうしますもん。こんなうるさい女は捨てますわ(笑)

映画108

天才はシャイが多い

LiLiCo
主演やりながら監督をやって、そして物語のシュールな笑い。ほんとに松尾スズキさんは天才だなって。そしてシャイボーイ。
天才ってみんな基本的にシャイボーイなんですよ。いろんなことを自分で考えて、自分の中の世界がきっちりありますからね。

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LiLiCo

松尾スズキ × LiLiCo = 栗原類

LiLiCo
松尾スズキさんと私LiLiCoの間の子どもが栗原類って、なんか納得できませんか?
私、日本の映画もけっこう出てるんですけど、こういうルックスの女性って日本にはあんまりいないので、お母さん役っていうのは難しいんですよ。
そんな中で以前あったのは、(映画『手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~』)で、板尾創路さんがお父さんで、私との子どもが川平慈英(笑)
私と板尾さんで川平慈英って「確かに!」って思いました。
私と栗原類くんが出始めた8年前、ポジティブとネガティブという組み合わせで番組をご一緒することがよくあって、親子みたいだねって言われたこともあって、今回のキャスティングを見た時はビックリしました。

“コミュニケーション”が大事なテーマ

LiLiCo
この映画は伏線がものすごく上手にできているので、2回目見ると、キャラクターの行動や言ってることがよりわかります。
見れば見るほどオイシイし、伏線にまた笑える映画です。

西野芙美
最初観た時は、映像の派手さに圧倒されちゃってポカーんってなっちゃうんですけど、2回目観ると「あ、そうか、こういう話だったんだ」って味わい深くなるんですよね。
この映画、もちろん爆笑もしたんですけど、夫婦のすれ違いというか、コミュニケーションが大事なテーマかなと思いました。

LiLiCo
そうですね。だって日本で起こっているさまざまな問題はすべてコミュニケーション不足から始まっていると思うんですよね。政治だろうと、夫婦関係だろうと。
性生活のことを夫婦で話し合うのもすごく大事ですし、もちろん男性もみんな感じるところは違いますし、女性だってそうですし。

西野芙美
広報をやっているとそういうお悩み相談をすごいされるんですけど、この映画でも思ったのは、海馬五郎(松尾スズキ)が一方通行だなって。
TENGAでは、この「SVR」っていう商品があります。

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TENGA SVRを紹介する西野氏

西野芙美
五郎さんも(相手の女性のことを考えて)こういうのを使ってほしかったなって思います(笑)
こういう話って日本ではけっこうしづらいじゃないですか。

LiLiCo
私もその商品は見たことがなかったです。最初、ビール瓶を開ける栓抜きかと思っちゃった。そのわりには柔らかいなって(笑)

LiLiCo

夫・小田井涼平(純烈)とのコミュニケーション

西野芙美
LiLiCoさんはご夫婦のコミュニケーションの秘訣ってありますか?

LiLiCo
主人(純烈・小田井涼平)とは、あまり一緒にいないので、一緒にいる時はすごくしゃべりますね。
仲が悪いから一緒にいないというわけじゃなくて(笑)、主人は毎日地方に行っているんですよね。キャンペーンだったり。
朝も4時起きだったりとっても早いんですが、私が起こして、朝ごはんを作って、それで一緒にしゃべりますね。
夜も帰ってくるのが遅く、24時とか。

映画108

西野芙美
私も結婚してるんですが、相手に言いづらい時はさっさと手を握るとか身体コミュニケーションだけでもすごい伝わるものがあるなと。

LiLiCo
そうですよ。もっと日本人もハグすればいいんですよ。幸せホルモンが出るよ!

西野芙美
五郎さんも女を抱く前にまずハグをしろと(笑)そこからですよね。

LiLiCo
復讐というものはね、だいだいおかしいんですよ。あとあと考えるとね。
1ヶ月で108人、ムリですよ(笑)女性でもムリだと思いますよ。

西野芙美
擦り切れちゃいますよね(笑)

LiLiCo、鞭を家に3本!?

自分の旦那(男)が海馬五郎のような復讐をしたらどうする?という話になると・・・

LiLiCo
私だったら、相手の一人になりますね。「いらっしゃいませ~、お待ちしておりました~」って。
で、いろんなキャラクターになって何回も出てきます。時には、(メイドさん風に)「待ってましたニャン♪」って。そしたらすぐにキャラクターを変えて、すんごい鞭を持って「待ってたんだよ!おっせぇんだよ!早くしろよ!」って。
それが一番私に似合ってるという話もあるけど。鞭も3本くらい持ってて(笑)
あ、今ちょっと不安に思ったのは、今日来ているマスコミさん、きっと「LiLiCo、家に鞭が3本ある」って記事のタイトルにするんじゃない?

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[写真・動画・記事:Jun Sakurakoji]

本編映像解禁情報

「身も心も私は、あなたの蛇」 中山美穂がうっとり

中山美穂演じる妻・綾子がコンテンポラリーダンサー・ドクタースネークに心奪われる瞬間を切り取った本編映像が解禁となった。

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妻・綾子が夢中になった相手は、何とも怪しい雰囲気を纏ったコンテンポラリーダンサー・ドクタースネーク。
解禁された映像では、耳にまとわりつくような音楽の中、ドクタースネークがコンテンポラリーダンスで乱舞する姿が描かれ、それを見た綾子が全身に電流が走った様に身も心も陶酔していく瞬間が切り取られている。そして松尾スズキ作品ならではのウィットに富んだ世界観が感じられるのは次のシーン。秋山菜津子と岩井秀人演じる海馬の友人たちとの井戸端会議のようなシーンであるが、「私コンテンポラリーダンス見るとダメなの。その夜絶対に金縛りにあうの」「ダサいとしか言いようがないですね」と中山美穂演じる綾子の趣味を真っ向から否定。ちなみに松尾監督曰く、綾子の浮気相手をコンテンポラリーダンサーにした理由は、「寝取られて一番嫌な相手の職業を考えた結果」だという。
また、綾子を魅了するドクタースネークを演じるのは、舞踏家・俳優・振付家として活躍中の乾直樹。松尾スズキ演出の舞台「キャバレー」「ニンゲン御破算」に出演し、今年12月より上演される「キレイー神様と待ち合わせした女ー」にも出演が決まっている。その他、劇団四季「アラジン」、「エリザベート」に出演する他、ミュージックビデオでもtofubeats「ふたつめのこころ」に出演し、THE YERROW MONKEY「ALRIGHT」では振付を担当するなど多方面で活躍している。

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映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』

(読み方:いちまるはち かいばごろうのふくしゅうとぼうけん)

【ストーリー】
資産1000万円を使い果たし、「いいね!」の数だけ女を抱いて復讐!?
ある日、脚本家・海馬五郎は、愛する妻・綾子がSNSに若いコンテンポラリーダンサーへの恋心を綴っているのを知ってしまう。しかもその投稿についた「いいね!」はなんと108。あまりのショックに離婚を考えるが、いま離婚した場合は財産分与で資産2000万円のうち半分の1000万円を綾子に支払わなければならないことを知り大激怒。納得がいかない海馬は、意地でも資産を使い果たすことを決意。ついには投稿についた「いいね!」の数だけ女を抱いて復讐するというとんでもない計画を思いつく。タイムリミットはたった1か月。人智の及ぶあらゆる手を使って資産を減らしていくが、108人への道のりは果てしなく長い。追い込まれた海馬は、やがて想像をはるかに超える「ある方法」で目標をクリアしようとするのだが…。

【クレジット】
松尾スズキ
中山美穂
大東駿介 土居志央梨 栗原類 LiLiCo 福本清三 乾直樹 宍戸美和公 堀田真由
村杉蝉之介 オクイシュージ / 岩井秀人 / 酒井若菜 坂井真紀 秋山菜津子
監督・脚本:松尾スズキ
主題歌:星野源「夜のボート」(Speedstar Records)

制作プロダクション:パイプライン  配給・宣伝:ファントム・フィルム
製作:「108〜海馬五郎の復讐と冒険〜」製作委員会(バップ/ファントム・フィルム/大人計画/パイプライン)
2019年/カラー/シネマスコープ/5.1ch/102分
(C)2019「108~海馬五郎の復讐と冒険~」製作委員会
公式サイト:108-movie.com
公式Twitter:@eiga108

予告編

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10月25日(金)TOHOシネマズ 日比谷 ほか全国ロードショー

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