
【インタビュー】12分間のスタオベに「泣きたいけど泣けない(笑)」大物ぶりも発揮!新星・七瀬ふうりが語る実写映画『ルックバック』とヴェネチア体験記
実写映画『ルックバック』で主人公・藤野の子ども時代を演じ、鮮烈な俳優デビューを果たした七瀬ふうり(12歳)。是枝裕和監督との撮影裏話や、12分間のスタンディングオベーションに包まれたヴェネチア国際映画祭での感動体験、お芝居への想いの変化までを語ったインタビュー。(読者プレゼントあり)
『チェンソーマン』で知られる藤本タツキの原作漫画を、是枝裕和監督が初の実写映画化した『ルックバック』。学年新聞で4コマ漫画を連載する学年の人気者・藤野と、圧倒的な画力を持つ不登校の同級生・京本が、漫画へのひたむきな情熱で結ばれ、共に成長していく13年間の姿を繊細に描き出す。
本作で主人公・藤野の子ども時代役に抜擢され、鮮烈な俳優デビューを果たしたのが七瀬ふうり。是枝演出のもとで自然体の演技を見せ、少女期特有の輝きと情熱をみずみずしく表現している。ロケ地・秋田県にかほ市の美しい四季やこだわり抜かれたペンの音とともに、二度と戻らないかけがえのない時間と友情をスクリーンに刻み込む。
七瀬ふうり インタビュー&撮り下ろしフォト
‐ 『ルックバック』のオーディションに合格したとき、どういう気持ちになりましたか?
七瀬ふうり(子ども時代の藤野 役)
自分が受かると思ってなかったので、嬉しすぎて、お母さんと家の中で、いろいろ叫んだりとか、はしゃいだりとか、ジャンプしたりして家の中を暴れ回りました(笑)
‐ 8月20日の完成報告での舞台挨拶で、是枝監督からは、セリフは口伝えで現場で教えてもらったと話がありましたけど、その時に、七瀬さんが「わかった」って言って、是枝監督を収録現場から追い出したというエピソードがありましたが、改めて、なぜ監督に出ていってほしかったのかを教えてください。
七瀬ふうり
決して悪い意味じゃないんですよ(笑)
完璧な姿を監督に見せたいみたいな、そんな感じで、1回出ていってもらって、私の完璧な姿を見てほしかったので、ちょっと出ていって〜♪と言った感じです(笑)
‐ 自分の中でイメージした役作りが実現できるまではちょっと1人でやってみたいっていう?
七瀬ふうり
はい。セリフとかも完璧に覚えて、そこから監督に完璧な姿を見せたいと思ったので、出ていってもらいました。
‐ オーディションの時に、オーディション会場に来た七瀬さんを見て、監督たちが「藤野が来た!」って言ったそうなんですけど、演じられた藤野と、七瀬ふうりさんご自身と、ここは似てるなとか、ここは違うな、っていうのがあったりしますか?
七瀬ふうり
似ている部分は、自分に自信を持ってるところとか、すごく負けず嫌いのところとか、自分のしたいことをやるっていうのがすごい似てるかなって思います。
違うところは、藤野より、ちょっと諦めが早いかなって思ってます。
ベネチア国際映画祭の思い出
‐ 先日まで、ベネチア国際映画祭に行かれてましたが、熱狂的なスタンディングオベーションや、レッドカーペットを歩いたりとか、現地の報道陣やファンに囲まれて、どういう感想を持ちましたか?
七瀬ふうり
『ルックバック』のファンの方たちに熱狂的な拍手をしてもらって、遠くの方もいたんですけど、拍手だけで「良かったよ」っていう気持ちが伝わってきたりして、すごく嬉しかったです。
レッドカーペットを歩くことがないと思ってたので、(歩けて)すごく嬉しいし、カメラとか向けられてちょっと有名人になった気分とか、「サインしてください」って言われてすごく嬉しかったです。写真も撮って、幸せでした。
‐ 現地の人からかけられた言葉で、印象に残ってるものがありますか?
七瀬ふうり
空港とかで声かけられて、「『ルックバック』の藤野を演じた人ですよね?」って、英語でしゃべりかけてもらったり、そうやってしゃべりかけてもらうことが多くて、認知してもらえている感じで、すごく嬉しかったです。
‐ 上映後のスタンディングオベーションが12分間続いたそうですが、写真では、是枝監督が手で目をぬぐって、いかにも泣いているように見えるんですけど、七瀬さんから見て実際はどうでしたか?
七瀬ふうり
監督もみんなも目がウルウルしていていましたね。特に拍手してもらった時に。
‐ 七瀬さん自身はどうでした?
七瀬ふうり
私は、感動はしました。でもあんまり涙が出てこないタイプだから、泣きたいけど泣けないっていう感じでしたね(笑)心の中ではすごい感動して、もう嬉しい!って感じでした。
‐ 岡田六花ちゃん、出口夏希さん、蒔田彩珠さんも、ウルっとしてた感じ?
七瀬ふうり
ウルってしてる感じで、六花ちゃんはメイクが崩れたらダメだから泣いてなかったんだけど、泣けない!って。でも(出口さんと蒔田さんの)2人は、すごく感動して泣いてました。
‐ ベネチアでは、現地の料理を是枝監督はご馳走してくれることになってましたが、それは果たされましたか?
七瀬ふうり
夜に、みんなと集まって食事に行きました!特にパスタとかボロネーゼがすごい美味しくて。
味は、ほんとにTHE本場!って感じで、すごく美味しくて、日本のも美味しいんですけど、やっぱり本場だから、よけい美味しく感じました。
‐ そのほか全体を通してベネチアで思い出に残っているものは?
七瀬ふうり
全部だけど、特に思い出に残ってるのは、やっぱりレッドカーペットが1番です。レッドカーペットに行くまでの車の移動も、六花ちゃんと2人だったんですけど、「緊張するね」って話をしてて、終わった後もね、「みんなすごいちゃんと『良かったよ』って伝えてくれてるね」みたいな話を、六花ちゃんともして、すごく幸せな場所でした。
‐ 『ルックバック』が、ベネチアの人にもすごく受け入れられてるなっていう実感は?
七瀬ふうり
ありました!英語はそんなわかんないんですけど、「すごく良かったよ」っていうのを、ちゃんと伝えてくれてました。雰囲気もそうですけど、本当に嬉しかったです。良かった!って安心しました。
演技って楽しい!
‐ この『ルックバック』での出演を通して、七瀬さんの中で、お芝居に対して改めて考えが変わったとかあれば教えてください。
七瀬ふうり
変わりましたね、やっぱり。最初、演技にそんなに興味がなかったんですけど、でも、この『ルックバック』で藤野を演じてみて、演技って楽しいなって思ったんです。
やっぱりこのお仕事をしてるといろんな人に関われて、知らなかったいろんなことも知れますし。たとえば、セットも作られてるっていうことを知らなかったので、そういうこともすごく勉強になりました。
‐ 今後も俳優の仕事はやってみたい?
七瀬ふうり
やってみたいです!いろいろなお仕事を経験して、また、是枝監督とご一緒できるように頑張ります!
‐ 今の時点でこんな役をやってみたいって具体的にありますか?
七瀬ふうり
医者です!手術のシーンをやってみたいです。「オペを開始します」みたいな。憧れます!
‐ 実際にやるとなると、もうちょっと大人になってからですね(笑)
七瀬ふうり
あぁ、そうですね〜(笑)それまで頑張っていきたいと思います。
周囲の反響は?
‐ 『ルックバック』に七瀬さんが出演していることが世の中に広がって、ご家族やお友達には、どういう反応・反響がありましたか?
七瀬ふうり
「絶対観に行くよ」って友達が言ってくれたり、親戚が「観たよ」「よかった」って言ってくれたりして、すごく嬉しいです。
‐ では最後に、『ルックバック』をこれから観る方にPRメッセージをお願いします。
七瀬ふうり
『ルックバック』は、準備から撮影まですごく時間をかけて作られました。秋田県にかほ市の春夏秋冬の綺麗な景色とかもしっかり映されていますし、とても素敵な作品になっています。
皆さんも観てみて、少しでも何か、また挑戦したいっていうことが、見つかったって思ってくれたら、すごく嬉しいです。是非観てください!
■七瀬ふうり 動画インタビュー
七瀬ふうりさんのインタビューを“映像”でもお楽しみください!
七瀬ふうり(ななせ ふうり)プロフィール
2014年1月7日生まれ、兵庫県出身。本作で俳優デビュー、映画初出演を果たす。公開待機作に『旅する練習』(2027年公開予定)がある。
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【インタビュー&撮り下ろしフォト】
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— NB Press Online (@NB_Press_Online) October 7, 2026

七瀬ふうり
■撮り下ろしフォトギャラリー
[インタビュー・写真・動画:三平准太郎/スタイリスト:北村梓(Office Shimarl)/ヘアメイク:坂本志穂]
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実写映画『ルックバック』
《INTRODUCTION》
小学館漫画賞などを受賞し、2025年には劇場版『チェンソーマン レゼ篇』が公開されるなど、国内外で高い評価を受ける漫画家・藤本タツキ。なかでも『ルックバック』は、2021年に『少年ジャンプ+』で公開されると大きな反響を呼び、『このマンガがすごい!2022』オトコ編第1位を獲得したほか、多くのクリエイターや漫画ファンから支持を集めた。2024年には劇場アニメ化され、第48回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。2026年7月現在、発行部数は100万部を突破している。なお本作は、藤本タツキ作品として初の実写映画化となる。
監督・脚本・編集を務めるのは、2018年に『万引き家族』でカンヌ国際映画祭パルム・ドール(最高賞)を受賞した是枝裕和。近作でも『ベイビー・ブローカー』(2022年)、『怪物』(2023年)、『箱の中の羊』(2026年)がカンヌ国際映画祭に出品されるなど、国内外で高く評価されている。是枝監督は偶然立ち寄った書店で原作と出会い、その物語と作り手としての覚悟に深く心を動かされたという。こうして、藤本タツキとの初のコラボレーションが実現した。そして、主人公の藤野と京本には、W主演として出口夏希、蒔田彩珠を迎えている。
漫画を描くことに情熱を注ぎ、二度と戻らないかけがえのない時間を共に過ごしたふたり。少女たちの成長と喪失を描く物語が、スクリーンに映し出される。さらに9月11日(金)に公開を控える本作は、9月2日より開幕する第83回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に選出されている。
《STORY》
自信家な小学4年生の藤野は、学年新聞に4コマ漫画を連載し、クラスメートたちから絶賛されていた。
しかしある日、学年新聞に掲載された不登校の同級生・京本の漫画を目にし、その圧倒的な画力に打ちのめされる。それ以来、藤野は絵が上手くなりたい一心で漫画を描き続けるが、その差は埋まらず、一度は漫画を諦めてしまう。
ところが卒業式の日、京本の家へ卒業証書を届けに行った藤野は、京本が自分の漫画のファンだったことを知る。
漫画へのひたむきな思いで結ばれたふたりは、一緒に漫画を描き始める。かけがえのない時間を積み重ねていく藤野と京本。しかし、そんなふたりの日々を大きく揺るがす出来事が訪れる――。
- メインカット
- 場面写真1
- 場面写真2
- 場面写真3
- 場面写真4
- 場面写真5
- 場面写真6
- 場面写真7
出演:出口夏希 蒔田彩珠 七瀬ふうり 岡田六花 野呂佳代 池田良 佐々木みゆ 山田真歩 宮藤官九郎/菅田将暉
原作:藤本タツキ「ルックバック」(集英社ジャンプコミックス刊)
監督・脚本・編集:是枝裕和
音楽:坂東祐大
後援:秋田県にかほ市
企画・プロデューサー:小出大樹
配給:K2 Pictures
撮影期間:2025年2月~4月、5月(冬・春編)、7月(夏編)、11月(秋編)
©藤本タツキ/集英社 ©2026 K2 Pictures・集英社
公式サイト:https://k2pic.com/film/lb/
公式X:https://x.com/lookback_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/lookback_movie/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@lookback_movie
推奨ハッシュタグ:#実写ルックバック
本予告映像
特報
2026年9月11日(金)全国公開
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