
『忍びの家』コンビ再集結!賀来賢人が仕掛ける“極上のお化け屋敷”がついに開幕!映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』初日舞台挨拶
2026年6月5日、TOHOシネマズ 日比谷にて、映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』初日舞台挨拶が行われ、賀来賢人、木村多江、稲垣来泉、吉岡睦雄、正名僕蔵、デイヴ・ボイル監督が登壇。主演の穂志もえかはビデオメッセージでの参加となった。(動画&フォト)
本作は、Netflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』で世界的ヒットを飛ばした賀来賢人とデイヴ・ボイル監督が設立した映像製作会社「SIGNAL181」の第1弾作品である。
舞台挨拶レポート
■トークノーカット動画レポート
■フォトレポート
観客への感謝と和やかな開幕
上映終了後、大きな拍手に包まれてキャスト陣と監督がステージに現れた。冒頭の挨拶で賀来賢人は、「本日は平日にも関わらず足を運んでいただき、本当にありがとうございます」と感謝を述べ、「今日はたくさん皆さんとコミュニケーションを取れればなと思っております」と意気込みを見せた。
続いて木村多江が「映画を見終わってどんな風に思ってらっしゃるか気になるところですが、宣伝していただいて、たくさんの方に来ていただければ」と語り、三役を務めた稲垣来泉も「この後のトークもすごく楽しめると思うのでよろしくお願いします」と笑顔を見せた。
吉岡睦雄は「Nice to meet you…ごめんなさい、緊張してつい英語で喋っちゃいました」と、作品の国際的な雰囲気に合わせた(?)冗談で会場を沸かせ、「心の中で狂喜乱舞しております」と初日の喜びを表現した。
正名僕蔵も「初日に劇場に駆けつけてくださって、本当に感謝の極みでございます」と丁寧な挨拶を行った。
最後にデイヴ・ボイル監督がマイクを握ると、最初は英語で話し出す。それを吉岡に通訳を頼むと「今日は本当にありがとうございます。きっと楽しんでくれたことでしょう」と適当な「超訳」をすると、監督はすかさず「全然違います。自分でやります(笑)」と日本語でツッコミを入れるなど、チームワークの良さが伺える開幕となった。ボイル監督は「ホラーが苦手な親戚や友達がいたら、怖いというよりは面白いですよ、と勧めてください」と、本作のエンターテインメント性を強調した。
世界を席巻した黄金コンビの再始動
本作は公開を前に、米国最大級の祭典「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)2026」での観客賞受賞をはじめ、海外の映画祭で数々の賞を受賞している。これについて賀来は、「僕とデイヴが制作会社として何を作ろうかと考えた時に出てきたのがこの作品。賞をいただいたことも嬉しいですが、何より直にお客さんの目に触れ、ここから映画が育っていくことにワクワクしている」と、感無量の面持ちで語った。
キャスティングの決め手:「第1オファー」で集結した精鋭たち
トークセッションでは、各キャストの起用理由が明かされた。賀来と監督によれば、登壇したキャストは全員が「第1オファー」で快諾したメンバーだという。
<木村多江(禎子 役)>
賀来は「『忍びの家』でご一緒し、制作としてひよっこだった僕らを何度も温かい言葉で救ってくれた恩人」と振り返る。脚本を読んだ際、キャラクターの「禎子」は最初から木村以外考えられなかったと明かした。木村も「2人が会社を作って『これからやるぞ』という時の歴史の一瞬に立ち会えるのが本当に嬉しかった」と、単なる共演者を超えた「同志」としての絆を語った。
<稲垣来泉(美玖 役)>
ボイル監督は、ホラー要素が強い本作において「人間味や温かみ」が必要だと考え、同じく『忍びの家』で共演した稲垣に白羽の矢を立てた。「稲垣さんしかいないと思った」という監督の言葉に、稲垣は「『忍びの家』では幼少期の役だったので、今回がっつり参加できて嬉しい」と喜びを語った。
<吉岡睦雄(謎の男 役)>
賀来は元々吉岡のファンであり、「圧倒的なインパクトのキャラクターを演じられるのは吉岡さん一択だった」と断言した。劇中での強烈な存在感とは裏腹に、現場での吉岡は「何が本当かわからない面白い方」だという。吉岡本人は「この役ができるのは俺しかいないなと思った」と冗談めかしつつ、チームの一員として意見を尊重してくれる現場の居心地の良さを絶賛した。
<正名僕蔵(巡査 役)>
監督は正名の持つ「ただならぬオーラ」と「何を考えているか分からない雰囲気」が、作品のミステリー性を体現するのに不可欠だったと語った。また、「お巡りさんの制服が似合いそうだった」という点もポイントだったと付け加えた。
撮影の裏側:こだわりの「アナログ」スタイル
SNSで募集された質問コーナーでは、撮影中の思い出が語られた。賀来が強調したのは、本作が徹底して「アナログ」に作られたという点である。
「物がバーンとなるシーンなども、実は全て糸で引いたり、巨大なファンで風を吹かせたりと、スタッフが手作業でやっている。このアナログならではの一体感と良さが、映像に映っているはずだ」と賀来はプロデューサーとしてのこだわりを語った。ボイル監督も、自身が10代の頃に見たホラー映画の「アナログな怖さ」を再現したかったと、演出の意図を明かした。
木村多江は、ホラー映画であるにも関わらず監督から「楽しく演じてください」と演出されたことに当初は戸惑ったという。しかし「なぜこの人は楽しいのか、その裏にある悲しみは何か」と役を深掘りすることで、多面的で「不気味な違和感」のある新しいホラーの表現に繋がったと、役作りの苦労を語った。
鏡の中の霊という難役に挑んだ稲垣来泉は、「鏡の中でしか会話ができず、動くこともできない」という制限の中で、目を使った演技の難しさを学んだという。セットが揺れるシーンでは、鏡の揺れに合わせて自分も動くなどの細かな工夫を凝らしていたエピソードを披露した。
吉岡睦雄からは、国際派を気取って「英語で演出してほしい」と志願したものの、いざ撮影が始まると監督や撮影監督の英語がさっぱり分からず、「Really?」と「Thank you」だけで乗り切ったという爆笑エピソードが明かされた。
一方、正名僕蔵は「エゴサーチ」が日課であることを告白。ネット上で「正名僕蔵かと思ったら吉岡睦雄だった」という書き込みをよく目にしていたため、初共演となる吉岡が自分をどう思っているか気にしていたという。ロケ先のホテルで吉岡を部屋に誘い、酒を酌み交わしたことで「心の広い方だと分かってホッとした」と、意外な思い出を語って会場を和ませた。
賀来賢人の恐怖体験と主演・穂志もえかへの称賛
「人生で一番背筋が凍った体験」という質問に対し、賀来は強烈な「金縛り」のエピソードを披露した。「指を一本ずつ動かせば解ける」と聞いて実践したところ、体が動くようになった瞬間に「女の人の顔が至近距離に出てきた」という。それが夢か現実か今も判断がつかず、疲れている時に同じ夢を見ることがあると語り、会場を震え上がらせた。
イベントの終盤には、撮影スケジュールの都合で欠席した主演の穂志もえかからビデオメッセージが届けられた。穂志は「日本のみなさんにお届けできる日を心待ちにしていた。もし面白ければ、色々なところで感想を話してほしい」と呼びかけた。
賀来は穂志について、「今まで会ったことのないタイプの俳優」と評した。「彼女は『毎テイク同じ芝居ができない』とコンプレックスを持っていたが、僕らからすれば、毎テイク違う表現が出てくるのが非常に面白く、観る人を引きつける天才的な演技だった」と、その才能を惜しみなく称えた。
ボイル監督も、穂志がファンタジーな世界観の中でもリアルを追求し、キャラクターに入り込む姿勢が演出家として非常にありがたかったと、主演への全幅の信頼を口にした。
お化け屋敷へ、ようこそ
最後に、登壇者たちは「ポップコーンを食べながらキャーッと言いに来るような気軽な気持ちで観に来てほしい」と締めくくった。賀来が「皆様のために、お化け屋敷をご用意しました」と語る通り、本作はアナログな手法による懐かしくも新しい恐怖と、実力派キャストによる深い人間ドラマが融合した、まさに「極上のエンターテインメント」としての姿を、この日の舞台挨拶で改めて印象づけた。
■フォトギャラリー
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[動画・写真・記事:三平准太郎]
映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』
《INTRODUCTION》
賀来賢人とデイヴ・ボイルが共同設立した映像製作会社「SIGNAL181」。その記念すべき第1弾として、映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』が6月5日(金)に日本公開となる。
世界的ヒットを記録したNetflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」(2024)で、国境を越えたエンターテインメントを成功させた二人が再集結。賀来賢人がプロデューサーとして企画を牽引し、デイヴ・ボイルが脚本・監督を務め、完全オリジナルのストーリーを構築した。
本作は、米国最大級の祭典「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)2026」での観客賞受賞を皮切りに、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭やオーバールック映画祭で最高賞に輝くなど、海外で高い評価を獲得。
さらに、米配給XYZ Filmsによる国際セールス決定に加え、『万引き家族』(2018)など日本映画の米国展開を手掛けてきた名門マグノリア・ピクチャーズが北米配給権を獲得し、2026 年秋の北米劇場公開も決定している。
そんな注目作が、ついに劇場公開を果たす。
主演を務めるのは、第76回エミー賞®にて史上最多18部門を制覇した「SHOGUN 将軍」(2024)での熱演で世界を魅了し、同作にて第30回クリティクス・チョイス・アワードの助演女優賞を獲得。
さらに、ドラマ「京都人の密かな愉しみ Rouge継承」で主演を務めた穂志もえか。
脇を固めるのは、本作でのプロデューサーも兼任する賀来賢人、稲垣来泉、吉岡睦雄、正名僕蔵、木村多江ら実力派俳優陣だ。
《STORY》
霊媒師の一族に生まれた愛里(穂志もえか)と、ある事件によって霊となった姉・美玖(稲垣来泉)。全国の霊にまつわる怪現象を解決して回る姉妹のもとに、人里離れた洋館のオーナー、禎子(木村多江)からある依頼が舞い込む。それは「昼夜12時台に屋敷に現れる男の亡霊を祓ってほしい」というものだった。
愛里の仕事に興味津々で協力的な禎子に対し、霊の存在に懐疑的な息子・群治(賀来賢人)は「強い執着を持ったまま死ぬと魂が身動きを取れなくなり、地縛霊と化す」という愛里の説明を信じようとせず、冷たくあしらう。
しかし涼しい顔の愛里は「儀式の間は危険なので出ていってもらえますか」と秘密主義を貫き、屋敷に泊まり込んで調査を始める。一見何の変哲もない室内だが、アトリエにはいまにも動き出しそうな口裂け男の絵画が飾られ、近くの森には不気味な建造物や風変わりな礼拝堂があり、美玖も生前の記憶がフラッシュバックするなどただならぬ気配を感じ取っている様子。
その後、何者かがうめく声だけが聞こえる不気味な電話、まるで意思があるかのように気まぐれに動き出す柱時計、点滅を繰り返す照明――相次ぐ怪現象を前触れに、ついに亡霊が愛里の前に姿を現す。顔の下半分が砕けたおぞましい見た目をし、部屋の壁に隠された“何か”を必死に探す亡霊に対し、愛里は自身の肉体と魂を分離する一子相伝の儀式を通じて接触を試みる。
だが、対話を始める前にいきなり襲い掛かられ、一度目は失敗。思いの強さと危険性を痛感した愛里は、男の魂がループにハマって抜け出せない理由が探し物に起因すると考え、部屋を探索。とある小箱を見つけるが、その中には人間の歯がみっちりと詰まっていた……。
一方、禎子の調査により屋敷はかつてペンションとして使われていたことがわかる。
しかし、ある時期の宿泊名簿だけがごっそり破り捨てられていた。過去に何か“知られてはいけない”出来事があったのか?
さらに、夜中に屋敷から飛び出してくるなど不審な行動が目立つ群治、「やめるなら今だよ」「怪物がいるんだよ」と意味深な忠告をしてくる美玖など、周囲もざわつき始め――。
そんななか、怪しげな雰囲気を放つ謎の男(吉岡睦雄)や、県警の巡査(正名僕蔵)が屋敷を訪問してくる。一連の出来事に隠された真実に気づき、動揺する愛里。彼女は何を知ってしまったのか? どうしてそこまで怯えるのか……。
やがて無情にも動き出す運命、露わになる姉妹の過去、亡霊の正体。驚愕の真実が暴かれるとき、惨劇の幕が上がる――。
- メインカット
- 場面写真1
- 場面写真2
- 場面写真3
- 場面写真4
- 場面写真5
- 場面写真6
- 場面写真7
出演:穂志もえか 稲垣来泉 賀来賢人 吉岡睦雄 正名僕蔵/木村多江
企画・製作:SIGNAL181
脚本・監督:デイヴ・ボイル
プロデューサー:賀来賢人
配給:TOHO NEXT
© 2025 Signal181, Inc. All rights reserved.
公式サイト:neverafterdark.toho-movie.jp
公式X:https://x.com/N_after_D_film
公式TikTok:@n_after_d_film
公式Instagram:@n_after_d_film
2026年6月5日(金)公開
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