
アフレコ収録現場ではCO2濃度が常に上昇!『ハイスクール!奇面組』第1話先行上映会レポート
2025年12月21日、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて、2026年1月から放送開始されるTVアニメ『ハイスクール!奇面組』第1話先行上映会*が開催され。上映後の舞台挨拶には、関智一、武内駿輔、松岡禎丞、小林千晃、戸谷菊之介、佐久間大介(Snow Man)という豪華キャスト陣が登壇した。
原作は1980年、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて『3年奇面組』として連載が始まり、キャラクターたちの進学に伴い『ハイスクール!奇面組』と改題されるという、斬新な作品で大ヒットした。さらに1985年からはTVアニメも放送され、一大ブームを巻き起こした。そんな『ハイスクール!奇面組』が、2026年・令和の時代に新たなアニメーションとして製作が決定した。
舞台挨拶レポート
‐ 皆さんに第1話を先行でご覧いただいたわけですが、皆様の本作についての感想や、注目ポイントを教えてください。
関智一(一堂零 役)
皆さんの反応を見て安心しました。原作が非常に高い人気を誇る作品ですし、僕が高校生の頃に大流行していたものなので、現代の皆さんに気に入ってもらえるかドキドキしていたんです。
武内駿輔(冷越豪 役)
僕はオープニングが素晴らしいと感じました。関和亮監督は多くのMVを手掛けられている方なので、そのセンスが光っています。今の時代だからこそできるドット絵などのアニメーション表現がワクワクさせてくれますね。
松岡禎丞(出瀬潔 役)
想像以上の映像クオリティと迫力で、アニメーションは芸術なんだと改めて感じました。リーダーである関さんが全力で演じてくださるので、僕たちはそこに乗っかるだけでした。
小林千晃(大間仁 役)
40年前の良さと新しさがミックスされた雰囲気で、色がカラフルで非常に綺麗でした。パステルカラーのキャラクターたちがとても可愛らしく描かれています。
戸谷菊之介(物星大 役)
良い意味での「意味の分からなさ」が心地よいハチャメチャ感でした。アフレコ現場では大人数でガヤガヤと収録していましたが、それが綺麗にまとまっていて、テンポの良いギャグが最高に面白かったです。
佐久間大介(切出翔 役)
出演が発表されてから、芸能界の方々からも「見てたよ!」と凄く声をかけられました。特にビビる大木さんのテンションが凄くて(笑)昔から愛されている作品を今の世代に届けられるのが楽しみです。ちなみにビビる大木さんは、僕が演じる切出翔よりも一堂零が好きだと言っていました(笑)
‐ ご自身が演じるキャラクターの魅力について教えてください。
関智一(一堂零 役)
零は大きくなったり小さくなったり、面白いことをしたと思えば急に真理を突いたことを言ったりする。宇宙のように底が知れない奥深さがあります。意外とモテる、二枚目な一面も魅力です。
武内駿輔(冷越豪 役)
豪はこのメンバーの中では声が大きく迫力がありますが、実は「縁の下の力持ち」です。リーダーである零へのリスペクトが凄くて、人間味に溢れています。意外と常識人でツッコミ役に回ることもあり、演じていて楽しいです。
松岡禎丞(出瀬潔 役)
一言で言うと「やらしい人」です(笑)。ただ、それはプラスの属性としての「付加価値」だと思っています。実は冷静にツッコミを入れるような、まともなラインも持ち合わせているんです。
小林千晃(大間仁 役)
仁は究極のマイペースです。食べたい時に食べ、寝たい時に寝る。その自由さは羨ましくもあります。アフレコ現場が大人数で二酸化炭素(CO2)濃度が上がった時、関さんがウトウトされていたのですが、それが仁とリンクして見えた瞬間がありました(笑)
戸谷菊之介(物星大 役)
大くんは乙女チックで可愛いものが大好きですが、実は5人の中で一番「芯が強い」キャラクターだと思っています。争いを嫌う愛に溢れた人間で、自分を貫く姿が今後さらに描かれるので楽しみにしていてください。
佐久間大介(切出翔 役)
翔はこの作品きってのイケメン枠ですが、奇面組と関わることで弱々しい一面を引き出されたりします。なぜ自分に自信を持っているのかという背景もアニメで描かれます。今後、奇面組のメンバーの誰かとアドバイスをし合うような、意外な関係性も出てきますよ。
‐ アフレコ収録の際のエピソードを教えてください。
関智一
(先ほども話に出ましたが)収録現場のCO2濃度が凄かったんです。最終回には2100ppm(※通常は1500ppm程度)まで上がって、松岡君だけが「やべえ、2100行ってるぞ」と気づいていました(笑)。ギャグ漫画ですが、収録時間は通常のアニメの倍くらいかけて、非常に丁寧に、真剣に「馬鹿なこと」をやっていました。
松岡禎丞
(松岡のアドリブが多く、他のキャストが笑いを堪えるのが大変だったことを指摘されて)僕がやったアドリブで「さすがにこれはアウト」と許されなかったこともありましたが、勝手にセリフを書いて喋ったりもしていました(笑)
武内駿輔
パロディネタも多くて、キャストの杉田智和さん(事代作吾 役)が「これは何年の時のあの作品のネタ」と解説してくれたりしました。
‐ 現場の雰囲気や、キャスト同士の交流はいかがでしたか?
小林千晃
本当に学校のような雰囲気でした。僕は関さんの車に乗せていただいて打ち上げに行ったりもして、寂しがり屋な後輩たちを関さんが温かく受け入れてくれました。
松岡禎丞
我々としてもなかなか関さんとは普段話す機会が多くはないので、ここそうとばかりに結構いろんなこと聞いちゃったりしましたよね。
関智一
たくさん聞いちゃいましたよ。ほら、武内くんはこういう髪型(坊主に近い短髪)になってるじゃないですか。これは収録でやらかしたことを反省してのことなんです。
武内駿輔
勝手に架空のエピソードを作らないでください!!
戸谷菊之介
僕は収録中、松岡さんのお芝居にずっと笑っていました。台本で顔を隠して(マイクに入らないように)声を殺すのが大変でした。
‐ スタッフの方々とのコミュニケーションで印象的だったことは?
関智一
初日の挨拶が一番びっくりしました。監督から「楽しく元気にやりましょう!」という話があると思ったら、「監督は体調不良でZoom参加です」「プロデューサーも具合が悪くて……」と、出てくるスタッフさんが全員ボロボロの状態で(笑)。それだけ一生懸命作ってくださっているんだなと、逆にありがたく感じました。
‐ 皆さんの「個性的な一面」を教えてください。
関智一
武内くんがもうモノマネしすぎっていう。ね、中田さん。
武内駿輔
(中田譲治のモノマネで)僕はまだこの作品には出演していないんです。関くんみたいな後輩がいると、僕は嫉妬しちゃうんですよぉ!
佐久間大介
関さんがモノマネをやらせてるんじゃないですか!!
武内駿輔
でも僕がビックリしたのは、佐久間さんがずっと明るくて、普段もこのステージに立っている佐久間さんのまんまという。
佐久間大介
確かにそうですね。基本はどこでもこの状態なんで、人生楽しいです。あと、どの声優さんより声がデカいと言われます(笑)。
小林千晃
松岡さんの個性が凄いです。アフレコブースの隅っこに座りたがったり、青汁の炭酸割りというスペシャルドリンクを1年間飲み続けていたり。健康のためらしいですが、本人は「効いているか分からない」と言っていました(笑)
戸谷菊之介
小林さんは凄く喋ってくれるムードメーカーで、寂しい人がいるとすぐに近寄ってくれます。あと、僕と小林さんは「ラーメン二郎」が好きという共通点があって、家で調理する「鍋二郎」の話で盛り上がったりもします。
最後にファンの皆様へメッセージ
佐久間大介
悩んでいる時にこの作品を見れば、「こんなに楽に生きていいんだ」と思わせてくれる力強い作品です。金曜深夜の放送なので、一週間の疲れをリセットする装置として楽しんでください。
武内駿輔
何が起こるか分からない作品ですが、原作のエピソードだけでなくアニメオリジナルの良いお話もたくさんあります。引き続き楽しみにしてください。
松岡禎丞
はちゃめちゃな第1話でしたが、登場人物たちには深いバックボーンもあります。そこも今後描かれていくので、ぜひ楽しんでいただければ。
小林千晃
現代は規制などが厳しい世の中ですが、それを乗り越えるような力強さがこの作品にはあります。コンプレックスをポジティブに変えていく姿は、今の令和の時代にこそ刺さると思います。
戸谷菊之介
多くのキャラクターに愛が込められた素敵な作品です。一人ひとりに注目しながら見ていただけると嬉しいです。
関智一
今日来てくださってる方とかもね、学生さんとか、若くて今働いて会社勤めの人とかもいると思うんですけど、色々大変でしょ。なんか悩んじゃうこととかもあるよね。
でも、奇面組たちはいろんな個性を抱えながらも、全部気にしない。明るく楽しく吹き飛ばして、「あ、なんだ、こんなふうに楽しくやるのもいいんだな」とか、「気にしすぎなのかな」って思わせてくれるような、なんかそんなね、力強い作品でもあります。
放送が金曜の夜ですから、この奇面組を見て、リセットして、翌週もう1回働ける元気をくれますから、ぜひそういうリセット装置として使ってもらえればいいかなと思います。皆さん、ぜひご視聴ください。ありがとうございました。
■フォトギャラリー
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[記事・写真:三平准太郎]
TVアニメ『ハイスクール!奇面組』
《INTRODUCTION》
令和の時代にハイテンションなギャグアニメ放送決定!個性的なキャラ達と共に疲れを笑い飛ばそう
原作は1980年、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて『3年奇面組』として連載が始まり、キャラクターたちの進学に伴い『ハイスクール!奇面組』と改題されるという、斬新な作品で大ヒットした。さらに1985年からはTVアニメも放送され、一大ブームを巻き起こした。そんな『ハイスクール!奇面組』が、2026年・令和の時代に新たなアニメーションとして製作が決定!
近年では映画『かくかくしかじか』『ベートーヴェン捏造』の監督を務めるほか、Perfumeや星野 源、藤井 風、Vaundyなど様々なアーティストのMVを手掛け、多岐にわたって活躍する関 和亮を監督に迎え、令和の時代感に沿った奇面組を描いていく。
“奇面”を個性ととらえて、プラスに変えて引き伸ばしていく奇面組の5人。
さらに “色男組” “番組” “腕組” “御女組”などおなじみの個性豊かなキャラたちも登場。
『ハイスクール!奇面組』で笑って、日々の疲れを吹き飛ばしていこう!
《STORY》
一応中学に通う一堂 零、冷越 豪、出瀬 潔、大間 仁、物星 大の5人は、中学で留年するなど、それぞれが個性豊かでハチャメチャな性格をしており、周りからは名物集団“奇面組”として一目を置かれていた。
転校生の河川 唯はクラスメイトの宇留千絵と共に、“奇面組”の姿を目撃し、気になる存在として彼らと行動を共にするようになる。
また、一応中学には切出 翔率いる女子に人気の“色男組”、似蛭田 妖率いる不良グループ“番組”、雲童 塊率いるスポーツが得意な“腕組”、天野邪子率いるスケ番集団“御女組”など個性的な集団が集まっていた。
出会いからあっという間に時は流れ、彼らは新しい春を迎え―――。
- 場面写真1
- 場面写真2
- 場面写真3
- 場面写真4
- 場面写真5
- 場面写真6
- 場面写真7
- 場面写真8
【キャスト(役名:キャスト名)】
一堂 零 :関 智一
冷越 豪 :武内駿輔
出瀬 潔 :松岡禎丞
大間 仁 :小林千晃
物星 大 :戸谷菊之介
河川 唯 :白石晴香
宇留千絵 :長谷川育美
似蛭田 妖 :岡本信彦
雲童 塊 :小林裕介
天野邪子 :M・A・O
切出 翔 :佐久間大介
春曲 鈍 :鳥海浩輔
伊狩増代 :日笠陽子
若人 蘭 :堀江由衣
石砂拓真 :小西克幸
色音 好 :速水 奨
事代作吾 :杉田智和
真実一郎 :今井文也
二階胴面一 :榎木淳弥
織田魔利 :愛美
物月珠美 :石川由依
一堂啄石 :上田燿司
一堂 霧 :中村カンナ
一堂ラッシー:岡田雄樹
【スタッフ】
原作:新沢基栄『ハイスクール!奇面組』(集英社文庫<コミック版>刊)
監督:関 和亮
アニメーションディレクター:西川鷹司
シリーズ構成:村越 繁
キャラクターデザイン:阿部由佳
色彩設計:キム・ミンソク
美術監督:AUSAN
撮影監督:堀川和人
編集:大野悟・堀川和人
音響監督:神保直史
音楽:岩﨑 琢
劇中歌プロデュース:Night Tempo
オープニング・テーマ:BREIMEN「ファンキースパイス feat.TOMOO」
エンディング・テーマ:離婚伝説「ステキッ!!」
アニメーションプロデューサー:石原直樹
企画・プロデュース:スロウカーブ
アニメーション制作:アニメーションスタジオ・セブン
©新沢基栄/集英社・奇面組
TVアニメ『ハイスクール!奇面組』公式サイト:kimengumi.com
公式X:@kimengumi_anime
推奨ハッシュタグ:#ハイスクール奇面組
公式TikTok:@kimengumi_anime
全国フジテレビ系”ノイタミナ”にて2026年1月9日より毎週金曜23時30分から放送開始!
ABEMA/Amazon Prime Video/Netflix 等で1月10日より見放題配信
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