30年後もセーラームーンであり続けてほしい!劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」《後編》公開記念舞台挨拶
2月11日、都内にて、劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」《後編》公開記念舞台挨拶が行われ、三石琴乃、福圓美里 、野島健児、松岡禎丞が登壇。本舞台挨拶は全国の劇場にライブ中継された。(動画&フォト)
そして、イベントの最後は“25 年ぶりの劇場版”を座長としてキャストを引っ張り、たくさんの宣伝活動を完走した三石に、感謝の気持ちを込めたお花をサプライズでプレゼント。キャストたちからの感謝の言葉に、三石も感激。シリーズ開始当初から作品を支え続けたからこそ感じる、本作公開への想いを喜びとともに語った。
舞台挨拶レポート
■トークノーカット動画
■お客様を前にしての舞台挨拶
三石琴乃(エターナルセーラームーン/月野うさぎ役)
こうして皆さんの前に立つのはほんといつぶりだろうかっていうぐらい、本当に今嬉しい気持ちでいっぱいです。
皆さんと一緒に同じ空間を楽しめるっていうのがただただ嬉しくて、こういうことがありがたいんだなって改めて思いました。今まで当たり前だったことが当たり前じゃなくなっているので。
福圓美里(エターナルセーラーちびムーン/ちびうさ役)
本日後編公開ということでめでたいのですけれども、こうやって皆さんの前で映画のお話をできること、本当にめっちゃくちゃ嬉しいです。
プロモーション活動を前編の時からさせていただいてるんですけれども、最後にこうやってとっても素敵な光景を見ることができて心から嬉しく思ってます。
(お客さんがいるのは)こんなに違うんだなと思っていて、(これまでも)プレスの方がいらっしゃっていただいたり、配信ももちろん楽しいんですけど、やっぱりこれぞ舞台挨拶というか、映画は、たくさんの時間をかけてたくさんの人が頑張ってきた作品なので、そのお披露目日に、こうやってみなさんが一緒に劇場にいらしてくださるっていう事を本当に心から心から感謝しております。ありがとうございます。
(拍手が聞こえるっていうのは)すごいですね。人間ってスゲー!って。今、めっちゃ楽しいですもん。幸せです!
野島健児(タキシード仮面/地場衛役)
こうやって公開できて嬉しく思います。皆さん本当にありがとうございます。
こうして皆さんの前で立ってお話できることを本当に嬉しく思います。
松岡禎丞(ペガサス/エリオス役)
「乙女よ乙女、楽しんでいただけましたかな?」
本当に久々なのですごい汗が止まらない状態なんですけども、いつもなんですけどね(笑)
皆様に納得していただけるエリオス像を目ざして演技をさせていただきました。
■月野うさぎ×地場衛
-三石さん、野島さん、お二人の絆が力となって立ち向かう様が描かれいてる映像を実際にご覧になっていかがでしたか?
三石琴乃
“タキいち”!タキシード仮面でいちばん素敵なシーンがあるのでそこがポイントだと思います。
野島健児(タキシード仮面/地場衛役)
前編での僕のセリフは、ほとんど咳をして倒れてるだけなので、後編では成長を遂げて自分自身を見つけることができて嬉しかったです。
福圓美里
後編のタキシード仮面はカッコイイですよね。
でも確か、タキシード仮面が咳き込みながらみんなが戦ってるところに駆け寄ってくるシーンがあるんですけど、ちょっと今のご時世もあって、駆け込んでこないでって一瞬ちょっと思っちゃいました(笑)
あと、野島さんのことが好きだなって思ったことがあるんです。
野島健児
はい!なんでしょう?
福圓美里
10戦士そろって、「これからエリュシオンへ!」っていうところのアフレコで、盛大に(野島さん)お噛みあそばされた時、「野島さん、なんて可愛い方なんだろう」って。
あんなに笑い転げたアフレコは記憶にないくらいです。
松岡禎丞(ペガサス/エリオス役)
ほんとに言い難いですよ。これは僕、落とし穴だと思ったんですよ。何回も間違えてしまって。音響監督にも怒られて。でも、松岡としてではなく、エリオスとしてセリフを言いたいので、(エリオスに気持ちが入ると、監督に怒られた松岡のことは忘れるので)またそこだけ間違ってしまうんです。
そのうち、ゲシュタルト崩壊していって、今、自分が言っているのが合っているのかどうかわからなくなってしまって。
■エリオスのちびうさに対する気持ちは?
-松岡さん、セーラームーンシリーズ初参加ですが、オファーが来た時のお気持ちは?
松岡禎丞(ペガサス/エリオス役)
ドッキリかと思いましたね。
なぜかというと、オーディションがあっさりと終わってしまって、まったく手応えを感じられず、あ、落ちたなって思ってたんです。
で、お話が決まって台本をいただいた時は、やった!という感じじゃないんですよ。嬉しいとかいろんな感情が渦巻いているんですけど、いや、信じられない、自分でいいの?恐れ多い・・・ってなって、言葉にならなかったです。
-福圓さんと松岡さんは、完成した映像をご覧になっていかがでしたか?
松岡禎丞
ちびうさとのラストシーンがなんていいんだ、これ映像化して良かったっていう。
ただあそこでちょっとモヤっとしたんですよ。
ここから二人の関係性は、未来に向かってどういう風に進んでいくんだろうかっていうのが。
福圓美里(エターナルセーラーちびムーン/ちびうさ役)
私が気になってるのは、エリオスはちゃんとした言葉を言ってないですよね?
ちびうさがけっこうわかりやすく問いかけても、うまくはぐらかしてますよね。
福圓個人としては、ハッキリせいや!って気持ちはありました。
野島健児
確かに、チューだけしておいて。
三石琴乃
そうそう、「ウチの娘をどうするつもり?」
松岡禎丞
それはもう、エリオスとしては責任を取りますよ。
三石琴乃
「良かったわね、あなた。」
野島健児
「安心だな。」
三石琴乃
「快く婿殿をお迎えする?」
野島健児
「そうしよう。飛んで逃げないようにな。」
-松岡さん、エリオスを演じるにあたって大切にされたポイントは?
松岡禎丞
ちびうさに対して異性として向き合っているのか、親愛として向き合っているのか?
日本の文化の視点で見たキスは、異性愛の意味が大きくなりますが、国によっては挨拶の意味しかないこともある。
スタッフの皆さんとも結構お話しさせていただいて、「本当に異性として好きだっていうラインは見せないでください。」ということでした。
だからどっちつかずだと。これを知るのは(原作・武内直子)先生のみだと。
福圓美里
なるほど!
■さらなる続編は?
-今作の魅力のひとつとして10戦士が揃うこと。このことについて改めていかがですか?
三石琴乃
外部戦士たちが集結してくれて、前のシリーズでの立ち位置とは彼女たちは違うので、一緒に戦ってくれるっていう、ほんと心強い助っ人が来てくれたなと思っいました。
そしてそれぞれの変身シーン、ほたるちゃんやせつなちゃんの変身シーンもあって、素敵でしたよね。
(会場拍手)
-三石さん、後編最後に“To be continued”とありましたが、今後の展開、期待していいんですか?
三石琴乃
私に聞かれても、受ける立場なので(笑)
原作としては、今回が4期で、原作漫画としては5期までありますので、続くのかなって思います。
どうなのどうなの?誰に聞けばいいんですかね?(笑)
野島健児
もうやるって言っちゃえばいいじゃないですか。
三石琴乃
第5期やります!
(会場拍手)
三石琴乃
本当に何の根拠もなくてごめんなさい!
ただ、正直な話、やるにあたってはクリスタル始まってもうずいぶん月日が経っておりますので、1日でも早くお願いしたいなと思っておりました。
福圓美里
思っておりました!肉体と心を保ち続けないといけないですからね。
三石琴乃
(笑)己との戦いの部分もありますので。
もちろん、求められればいつでも参上いたします!
■25年間セーラームーンを支えてきた三石琴乃にサプライズ!!
-25年間セーラームーンを支えてくださっている三石さんに、実は今日、このようなものをお持ちしました。福圓さん、よろしいですか?
福圓美里
はい、少々お待ち下さい!
三石琴乃
えっ?そんなの台本に無かったですよね?みんなで何かの企みがございますか??
三石琴乃
わーっ!フラワームーンですか!?ありがとうございます!
私、ガーベラ大好きです!
お月さまからこんにちは!!
松岡禎丞
僕が幼稚園の頃から知っている作品に参加させていただいたということで、セーラームーンの現場で一緒にお芝居させていただいた空間というのが、本当に感無量です。三石さんには、これからも是非うさぎとして、この作品を守っていただけたらなと思います。
三石琴乃
ありがとうございます!頑張らせていただきます!
野島健児
本当にいつも支えてくださってありがとうございます。
僕は、久しぶりの収録とかになると、ちゃんとタキシード仮面になれるかな? 地場衛になれるかな?って不安を持ちながら現場に行くんですけど、現場に着いてパッと三石さんの姿を見ると、今日も素敵や!って思って、自然とタキシード仮面なれる自分がいるんです。
いつも、三石さんあっての“衛(まもる)”だと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします。
福圓美里
本当に琴乃さんがずっとセーラームーン、うさぎちゃんでいてくださるから、90年代セーラームーンとクリスタルエターナルとの橋渡しがなだらかになって新しいシリーズが始められた思っています。
本当に琴乃さんに支えていただいていますし、そして接すれば接するほど、明るい中にもちょっと抜けている、先輩に向かって言うのもアレですけど(笑)、ちょっと抜けているところがあって、元気で、でもすごい母性があって、クリスタルメンバーも来て、新しいエターナルのキャラクターをやるみんなに愛情があって、スタッフの皆さんにも愛情があって、うさぎちゃんは琴乃さんそのものなんだなって、今回のシリーズを通して本当に思いました。
このあと、30年後にセーラームーンがリバイバルして、私たちがいなくなっても琴乃さんはうさぎちゃんであり続けてほしい。
三石琴乃
それは無理な話です。30年後だよ?
福圓美里
無理じゃないです!
野島健児
やってください!
三石琴乃
皆さんの気持ちが嬉しいです。ありがとうございます。今日は本当にとても素敵な日になりました。
皆さんと一緒にその瞬間を味わえてるっていうのも、また二重に嬉しくて、これからも頑張れるなぁなんて思いました。
■最後にメッセージ
三石琴乃
こうして劇場でご覧になってる方には本当に感謝いたします。
事情があって来れない方もいらっしゃると思いますが、何かの機会でこの作品見ていただければ、迷っている方には背中を押してくれる勇気とかパワー、そしてこれから未来を担うちびっ子たちも、ときめき、そして夢とか恋とか、素敵な形はない宝石のようなものを映画の中で表現できているので、それを味わってほしいなと思っています。
この作品のおかげで、今私はここに立てていられるので、感謝、感謝、本当に感謝でいっぱいです。
皆様、本当にありがとうございました。これからも美少女戦士セーラームーン、どうぞよろしくお願いいたします。
■フォトギャラリー
[写真:Ichigen Kaneda/動画・記事:Jun Sakurakoji]
劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」《前編》/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」《後編》
キャスト:三石琴乃、金元寿子、佐藤利奈、小清水亜美、伊藤 静、福圓美里、野島健児
皆川純子 大原さやか 前田 愛 藤井ゆきよ 広橋 涼 村田太志 中川翔子 松岡禎丞
渡辺直美 菜々緒
主題歌:ももいろクローバーZ with セーラームーン&セーラーマーキュリー&セーラーマーズ&セーラージュピター&セーラーヴィーナス
「月色Chainon」EVIL LINE RECORDS
原作・総監修:武内直子
監督:今 千秋
脚本:筆安一幸
キャラクターデザイン:只野和子
アニメーション制作:東映アニメーション/スタジオディーン
配給:東映
(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会
公式サイト:sailormoon-movie.jp
公式Twitter:@sailor_movie
前編予告編
後編予告編
《前編》/《後編》絶賛上映中!
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