
長尾謙杜と山田杏奈が「究極の2択」に挑む!映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶
2025年11月5日、TOHOシネマズ 新宿にて、映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、W主演を務める長尾謙杜(なにわ男子/宮嶺望 役)と山田杏奈(寄河景 役)が登壇した。
TikTokで200万回を超える大反響を呼んだ斜線堂有紀氏の衝撃的な恋愛小説を実写化した本作。公開から約一週間半が経過し、「この恋は、純愛か洗脳か――」というキャッチコピーの通り、SNSでは様々な考察や感想が飛び交い、大ヒットを記録している。
舞台挨拶【詳細】レポート
長尾と山田は、3年ぶりの共演(Amazon Prime Videoオリジナル映画『HOMESTAY』以来)であり、ほぼ毎週のようにプロモーション活動で顔を合わせているという「抜群のコンビネーション」を披露。映画のテーマにちなみ、事前にSNSで募集された「究極の2択」に挑戦した。
登壇時の挨拶と公開後の反響
イベント冒頭、MCの呼びかけに対し、主演の長尾謙杜さんと山田杏奈さんが大きな拍手と共に登壇。観客への感謝と共に、現在の心境を述べた。
長尾謙杜(内気な高校生 宮嶺望/みやみねのぞむ 役)
こうやってまた皆さんに会える機会があるのが嬉しいです。公開から一週間半ほど経ちますが、皆さんに楽しんでもらえているようで、とても嬉しいです。短い時間ですが楽しみましょう!
山田杏奈(クラスの人気者 寄河景/よすがけい 役)
本日はお越しいただきありがとうございます。公開から一週間半が経ち、本当に多くの方に見ていただけているんだなと肌で感じています。皆さんと一緒に楽しくお話できたら嬉しいです。
‐公開から一週間半、具体的に印象に残っている観た方からの反響はありますか?
長尾謙杜
僕がツアー中だったので、ライブ会場でファンの方が直接感想を伝えてくれました。
ファンの方が色々な感想を書いてくれていて、それが嬉しいです。
山田杏奈
ラブストーリーですがサスペンス要素もあり、「なんかすごい」と言っている人が多い印象です。
あとは、私はバスケが一回もゴールに入っていなかったよね、って言われることがすごく多いです(笑)
長尾謙杜
そうなんです、景(山田杏奈の役)は本当にバスケがリングに入らないんですよ!
僕にパスするシーンでも、びっくりするぐらい低い位置にパスが来て(笑)
これからご覧になる方は、ぜひバスケのシーンにも注目してください。
プロモーション期間のエピソードとW主演の絆
10月24日の公開日以前から、宣伝活動を通じてW主演の二人が顔を合わせる機会が多かったことから、お互いの印象や撮影の裏話について話が展開した。
宣伝期間中の印象的な出来事(山田から長尾へ)
山田杏奈
長尾さんは、私が何を言っても受け止めてくださる方なので、舞台挨拶などでもすごく安心感がありました。
あとは、宣伝期間中の衣装が可愛かったです。お会いするたびに「今日は何を着ているんだろう」と楽しみにしていました。
‐宣伝活動で 大阪や名古屋に行かれましたが、その時の雰囲気はいかがでしたか?
山田杏奈
西(大阪)に行くにつれて、雰囲気がだんだんラフになっていくのを感じました(笑)
長尾さんのホームに近づいている感じがしていましたね。
長尾謙杜
自覚あります!大阪に近づけば近づくほど、やっぱり安心感があります。大阪ではたこ焼きなども食べましたね。
食事中、テーブルの上に置いてあった「象形文字のような、崩した感じの読めない字」がたくさん書いてある紙袋を見て、唐突に「これ読める?大阪の人は学校でこの字を習うから、俺読めるんだよ」と、ガチで話して騙そうとしていました(笑)
‐それ、嘘なんですよね?
長尾謙杜
嘘です、嘘です。はい、騙してみようかなと(笑)
お互いへの感謝の思い(長尾から山田へ)
長尾謙杜
僕が話していることを、山田さんがいつもきちんとまとめて、しっかりとした言葉で言ってくれるので、僕が内容が少し薄そうな話をしてしまっても、ちゃんと締めてくれるんです。本当に頼りになっています。ありがとう!
「人生の究極の選択」〜真面目な葛藤から最初のパートナー選びまで
‐映画のキャッチコピー「この恋は、純愛か洗脳か――」にちなんで、お二人にとって「今までの人生で究極の選択だったこと(人生のターニングポイント)」は?
‐本作のコピー「この恋は、純愛か洗脳か」にちなみ、お二人にとって、今までの人生で究極の選択だったなという人生のターニングポイントがあったら教えていただきたいのですが、何かありますか?
山田杏奈
私は高校3年生ぐらいの時です。大学に進学するかしないかという選択や、当時決まっていた映画の出演のために今の高校を転学しなければいけないという状況になった時に、人生についてものすごく考えたのを覚えています。
‐それは最終的にどうやって決めていったのですか?
山田杏奈
結局、高校は転学し、大学には行かない選択をしました。周りの先輩たちに色々と話を聞きましたし、両親にも意見はありましたが、最終的には「私自身の選択で決めていいよ」と言われました。
その時の自分の正直な考えに沿って行動することが、後から振り返っても後悔しないだろうと思って決めました。
‐その選択が一つ違ったら、今ここに立っているかも分からないですもんね。
長尾謙杜
なんか隣ですごい真面目で良い話をしている中で、僕が思いついたのは、小さい頃、最初にポケモンを選ぶ時にめっちゃ悩んだことです。
最初の3体、炎なのか水なのか草なのか、どれにするかめっちゃ悩みますよね?あれは究極の選択でした。
あと、ご飯屋さんの「締め」を選ぶとき(親子丼かラーメンか)や、焼肉屋の「カレーか冷麺か」も迷いますね。
結局僕は、ポケモンでは水属性をよく選んでいました。あれは、可愛いタイプでも最終的にかっこよくなるのが良いんですよね。すいません。変な話で(笑)
‐すごいルートを経由してポケモンに戻りましたね。結構悩むタイプですか?色々と。
長尾謙杜
結構悩みますね。ネットとかで「最終的にどれが強いだろう」みたいな、ちゃんと調べちゃうタイプですね。
‐ポケモンやご飯の話もいいんですが(笑)、改めて長尾さんの人生のターニングポイントも振り返っていただきたいなと思うんですけど。
長尾謙杜
すいません(笑)ターニングポイントは、お芝居のことに関してだと、前回、山田さんと共演させていただいた作品(『HOMESTAY』)の時に出会ったプロデューサーさんがいらっしゃるんですよ。
その方と出会ったのが、すごい大きなターニングポイントで、お芝居に対しても、より「楽しいな」と思えるようになったタイミングだったので、その作品は僕の中で大きなターニングポイントになっていると思います。
「この恋は、純愛か洗脳か――」究極の二択に挑む!
映画のコピーにちなみ、事前にSNSで募集された「究極の2択」について、二人が自身の選択と理由を語った。
究極の2択:その1「人生のアドバイス」
「過去の自分に1つだけアドバイスをする」or「未来の自分から1つだけアドバイスをもらう」
長尾謙杜
「未来の自分から1つだけアドバイスをもらう」
過去の自分に言えるほどまだ成長できていないので、生意気だと思われるだろうから。未来の自分からもらうアドバイスも、人生が変わってしまうような大きなものではなく、「もうちょっと元気にいた方がいいよ」といった、ふんわりとしたアドバイスが嬉しいです。明確に言われると、それを気にしながら生きるのが苦手なので。
山田杏奈
「未来の自分から1つだけアドバイスをもらう」
私も長尾さんと同じですが、ふんわりではなく、何か「これだけは」というキーとなることを一つ教えて欲しいです。ただし、長尾さんの言う通り、あまりにも明確すぎると、そこまでの道のりも変わってしまうかもしれないですね。
究極の2択:その2「大切な人のための嘘」
大切な人のために嘘をつくのは「あり」or「なし」
長尾謙杜
「あり」
例えば、高額な買い物をした時に母親に言わないなど。お金を使いすぎたらダメだと怒られるので、その場をしのぐために嘘をつくことがあります。結局、月末や年末にバレてしまうのですが(笑)
山田杏奈
「あり」
嘘をつかないと乗り切れない瞬間がきっとあると思います。それが大切な人相手だからこそ嘘をつけないとなると、「自由度が狭まりそう」で難しそうだと感じるからです。
究極の2択:その3「撮影現場の衣装」
撮影をするなら「真夏に長袖の現場」or「真冬に半袖の現場」
長尾謙杜
「真冬に半袖の現場」
この作品では、真夏に厚着を経験しましたが、汗が出てくると映像に映ってしまうので、冬に半袖のほうが、映像的にはまだ耐えられると思います。
ちなみに、僕は寒がりな方ですが、体のことを考えると夏に厚着の方が良い(サウナのようで翌日の疲れが取れる)かなって。
山田杏奈
「真冬に半袖の現場」
私は暑いのが苦手で、夏場の撮影自体できたらしたくないからです。今回の作品の撮影もすごく大変でしたので、冬の撮影の方が好きです。
究極の2択:その4「好きな食べ物を食べるタイミング」
好きなものは「最初に食べる」or「最後に食べる」
長尾謙杜
「最後に食べる」
最後に食べて、その味のまま帰りたい。幸せな気持ちで余韻に浸りたいからです。ただ、取っておくと、メンバー7人のうち誰かに取られてしまうことがあるので、その時はショックを受けます(笑)で、もう一度注文します。
山田杏奈
「最初に食べる」
昔は最後に食べていましたが、最近は胃のコンディションを考えて、お腹いっぱいになる前に食べたいと思うようになりました。大人になったのかもしれません。
イベントの締めくくり
最後に改めてファンへのメッセージが送られた。
山田杏奈
純愛か洗脳かというテーマの通り、見た人それぞれによって捉え方の違う映画になっています。今後もたくさんの方に広がってほしいので、ぜひ皆さんの力を貸していただけたら嬉しいです。
長尾謙杜
皆さんと一緒に空間を過ごせて本当に楽しかったです。皆さんにとってこの映画が、何か一つの大きなターニングポイントではなくても、何かしらのポイントになってくれたら嬉しいです。これからも映画は続くので、楽しんでください。
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[記事・写真:三平准太郎]
映画『恋に至る病』
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