望月歩「ついにここまでこれた…!」と感無量
映画『五億円のじんせい』web完成披露舞台挨拶&試写会
望月歩、山田杏奈、兵頭功海 登壇
劇場公開に先駆けて、無料で本編を視聴できるという業界初の試みである「web完成披露舞台挨拶&試写会」。舞台挨拶の様子がオンライン配信されている中、緊張の面持ちで登壇したキャストの皆さん。
映画初主演の望月はついに迎えた完成披露に「ここまでこれたのか…と嬉しい」と喜びを噛みしめて、役作りについては「純粋な男の子という役柄で、色々と考えて調べて、監督と沢山お話もしました。これから皆さんに観てもらえるということで…恥ずかしい限り」と緊張の面持ちだった。
幼少期の望来の憧れの存在だった橘明日香役の山田は「初めて一人二役をやらせていただき、それぞれが魅力的な子になっています。一方は大人しくて優しくて包み込んでくれる魅力があり、一方は明るくてパワフルな子。その違いを意識して、声のトーンや話し方で変化をつけました」と工夫を報告。
望来と幼馴染の透役の兵頭は本作で演技初挑戦。「撮影では右も左もわからず、監督の持つ役のイメージにすり合わせて演じるのが大変でした」と苦戦も「これから役者を続けていく中で、デビュー作というのは一生残るもの。それがこの作品で良かった。自分の芝居は下手だけれど、一生懸命やりました」と意気込みも十分だった。
文晟豪監督は「2年前にグランプリを受賞し、心強い仲間を連れて戻ってきた感覚」と完成を喜び、脚本家の蛭田も「脚本に命を吹き込んでもらった感覚があって、登場人物全員が生きているように思えたし、自分のイメージにピッタリのキャスティングでした」と絶賛だった。
この日、主題歌「みらい」を生歌披露したZAOは「緊張しました」と慣れない状況に照れつつ「これまでは自分が体験したことしか歌ったことがなかったので、物語に合わせて楽曲を作ったのは初めて。映画から感じられる感情を抽出しながら作りました」と創作の舞台裏を披露。
そんな ZAO の生歌に望月は「生歌を聴くのが初めてで感動しました。生歌もいいけれど、映画を観てもらってそこで楽曲を聴いてもらえるのが嬉しい」と公開後の反響に期待。
山田は「鳥肌が立ちました!生歌も素晴らしいですが、映画の後に流れるからこそ新たに生まれる感情もありますよ」とアピールし、兵頭も「歌っている人ってカッコいい!」と大興奮だった。
これから映画を観る観客に向けて兵頭は「心が温まる作品になった」と述べて、山田も「望来が様々な人との出会いを通して成長する姿を見て、私も周りの人を大切にしなければいけないと思った」とシミジミ。
主演の望月は「色々な思いが詰まっています。観客の皆さんには映画の最初から最後までを楽しんで観てほしいです」と思いを込めた。
なお、NEW CINEMA PROJECT第二弾開催も決定。映画公開当日の7月20日に映画公式サイトで詳細が発表される。
映画『五億円のじんせい』
STORY
善意の募金五億円により心臓手術に成功し、命を救われた少年、高月望来。17 歳になり五億円にふさわしい自分かどうか悩んでいた望来は、とある出来事をきっかけにSNSで自殺を宣言。そこへ見知らぬアカウントから「死ぬなら五億円返してから死ね」というメッセージが届く。夏休み、望来は家を飛び出し、五億円の“借金”を返して自由になるための旅に出る。そして、様々な人と出会い、事件に巻き込まれながら、思わぬ発見が彼を待っていたーー。
出演:望月歩(「ソロモンの偽証」「3 年 A 組-今から皆さんは、人質です-」)
山田杏奈 森岡龍 松尾諭 芦那すみれ 吉岡睦雄 兵頭功海 小林ひかり
水澤紳吾 諏訪太朗 江本純子 坂口涼太郎 / 平田満 西田尚美
監督:文晟豪(ムン・ソンホ) 脚本:蛭田直美
主題歌:「みらい」ZAO
製作:畠中達郎 田中祐介 プロデューサー:遠藤日登思 押田興将 松田広子 中澤元 協力プロデューサー:盛夏子 諸田創 宮瀬佐知子 助監督:久保朝洋
撮影:田島茂 照明:山田和弥 録音:齋藤泰陽 美術:小坂健太郎 装飾:遠藤善人 スタイリスト:水野遼平 ヘア・メイク:有路涼子 スクリプター:松本月 編集:脇本一美 制作担当:芳野峻大 音楽:谷口尚久
制作プロダクション:オフィス・シロウズ 宣伝:ミラクルヴォイス 配給協力:コピアポア・フィルム 配給:NEW CINEMA PROJECT
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
2019年/日本/112分/カラー/シネスコ/5.1ch デジタル ©2019『五億円のじんせい』NEW CINEMA PROJECT
公式サイト:https://gyao.yahoo.co.jp/special/5oku/
7月20日(土)よりユーロスペース他にて全国順次公開
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