新田真剣佑、2021年の抱負を語る!映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見
1月7日、TOHOシネマズ 六本木にて、映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見が行われ、岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、そして佐藤祐市監督が登壇した。(動画&フォト)
本イベントは元々は「完成披露上映会」としていたが、コロナ禍により無観客に変更、当日の会見は生配信された。
会見では、撮影時のことを振り返ると共に、それぞれの新年の抱負を発表。そして、本作で描かれているさまざまなサプライズにちなみ、1月8日(金)に20歳の誕生日を迎える山田杏奈にサプライズのバースデーフラワーが贈られた。
舞台挨拶レポート
岩田剛典(キダ 役)
今日は本来、お客さんを入れての上映会もある完成披露だったんですけども、こういった情勢もありますので無観客とさせていただいたことをお詫びいたします。
そして本日、YouTube等で生配信をさせて頂いておりますので、画面の向こう側のみなさんと繋がってる時間を短い時間ではありますが精一杯楽しんでいきたいなと思います。
■岩田剛典&新田真剣佑、初共演のお互いの印象
-岩田剛典さん、新田真剣佑さんは、初共演ですが、お互いの印象について教えて下さい。
岩田剛典
まっけんとは、数年前、日本アカデミー賞の新人賞受賞の時に一度面識はあったんですけど、現場では初共演でした。
でも、メディアで見るイメージそのままで、明るくて天真爛漫なイメージだなと思いました。
現場が終わる頃には、年が違う兄弟みたいな、そんな感覚になってました。人懐っこい弟みたいな。すごくアットホームな現場だったんですよ。
新田真剣佑
よかったです。ありがとうございます。
岩田さんが言ったように、日本アカデミー賞でご一緒させていただいた時は、挨拶ぐらいしかできなかったんですけど、今回は、クランクインして間もない時に、「岩田さん、すみません、“がんちゃん”って呼んでいいですか?」って言わせていただいて。それ以降は
ずっとがんちゃんと呼ばせていただいてるんです。
山田杏奈ちゃん含めて、この3人は、歳のレンジはあるんですけども、ずっと以前から知り合いなんだろうなっていう雰囲気がちゃんと出てましたね。僕はそれを見てほっこりしていました。
■演じた役について
岩田剛典(キダ 役)
キダというキャラクターは、心優しく穏やかなキャラクターなんですけども、とある出来事をきっかけに、人間がまるごと変わってしまう。そんなその大人の時期と学生の時期とを大きく演じ分けないといけないようなキャラクターだったので、そこのコントラストが表現できるようにという意識を持って現場に入りました。
山田杏奈ちゃんと、まっけん(新田真剣佑)との幼なじみの学生のシーンでは、自分が一番年上だったので、色々と意識していたんですが、現場に入ったら違和感なく演じられて、2人には助けていただきました。
(キダの)“交渉屋”は当然演じたことのない職業ですが、本作の軸となるキャラクターなのでどう演じるかはずっと考えていました。
-そのキダとバディを組むマコト役について意識されたことは?
新田真剣佑(マコト 役)
この物語は10年前、そして現在。そういうところを描いていて、10年前がより明るく楽しければ、ラスト20分って書いてあるんですけども、ラストが生きてくるので、幼馴染3人が楽しく生活しているシーンは見ている方も笑顔になるようにと演じていました。
岩田剛典
現場では、最初のカラオケボックスのシーンから和気あいあいとさせていただきました。お互い連絡先交換したりとか。
山田杏奈(ヨッチ 役)
私は10年前のパートに出てくる2人の幼馴染の役なんですけど、10年後のできごとにも深く関わっている役なので、後半は出てこないんですが、印象として残り続けるようにと思いお芝居をしました。
-山田さんから見て、岩田さん、新田さんの存在はいかがでしたか?
山田杏奈
お二人にはほんとに助けていただきっぱなしでした。年齢差があるので、私だけ幼くならないようにと思っていのたですが、お二人がどんどん引っ張ってくださるので、ヨッチとして楽しみながら3人の時間を過ごせて幸せな時間でした。
-中村さん、ラスト20分の感情の波のシーンはすごいものでした。リサ役を演じられていかがでしたか?
中村アン(リサ 役)
台本を最初に読んだ時はすごい不安だったんですけど、それこそ監督にそのまま「不安です!」ってお伝えしたら「大丈夫」って言ってくださったので、撮影地の神戸にはドキドキしながら行って。
真剣佑くんのパワーに最後はぶつかり合うところ、その二日間は壮絶だった記憶があります。
新田真剣佑
すごいシーンでしたね。すごいシーンなんですけども、一か月ぐらい泊まりだったので、すごく集中できたっていうのがとても大きいかなと僕は思います。皆一丸となって一つの作品に集中して良い作品を作ろうっていう思いで、全員がその気持ちで望んでいました。
なので夜中から朝までの撮影でしたが、誰一人辛そうにしないし、僕も全く辛かった記憶はございません。
■2021年の抱負!
-本作の「ラスト20分の真実。」というキャッチコピーにちなみまして、2021年をどう締めくくりたいかということを踏まえた抱負をお聞かせください。
中村アン【ピアノを継続する】
私実はごピアノを弾くんですけど、最近は遠ざかってたので今年はちゃんとピアノを継続したいなと。ピアノは集中力も鍛えられるので。
山田杏奈【運動好きになる】
運動しなきゃって常々思ってるんですけど、運動するんですけど続かなくて、やっぱりそもそも運動自体を好きにならなきゃいけないんだって思って。
なので今年は運動の楽しさを見出せたらなーって思う年です。
新田真剣佑【笑顔】
今年を笑顔で終えるために、目の前の仕事をひとつひとつ頑張るという意味です。
このお仕事っていうのはちょっと特殊で、ひとつの映画を撮る場合、1~2ヶ月で撮影が終わって、それから公開・宣伝まで1年くらい間が空くじゃないですか。その間にも新しい撮影がいくつもあって、考えることがたくさんあるんですよね。
なので、頭がパンパンになる前に、一つ一つの目の前にある仕事を頑張ろうという意味でございます。
岩田剛典【復活】
月並みなんですけども、昨年から各業界の皆様、本当に苦しい状況の中にあり。自分たちもエンタメの仕事に携わらせて頂いてる中で、ライブイベントだったりとか、生で直接観客の皆さんと同じ空間で届けられるエンターテイメントを100%の形でできない1年でした。
今のこの情勢で、復活って言うとちょっとまだ気が早いような気もしますけども、今年一年が終わる頃には本当にエンタメも復活してもらいたいし、映画館も復活してもらいたいし、そういう思いを込めて、希望を込めて“復活”とさせていただきました。
■山田杏奈、20歳の誕生日にサプライズのバースデーフラワー!
-新田さん演じるマコトがドッキリを仕掛けるのが好きということ、また、映画全体にもさまざまなサプライズが仕掛けられているということにちなみ、実は今日、ある登壇者の方にサプライズが仕掛けられています。
岩田剛典
そうです。僕とまっけん、キダとマコトから同じく幼馴染であるヨッチにサプライズがあります!
新田真剣佑
あります!
岩田剛典&新田真剣佑
お誕生日、おめでとう!!
-1月8日は、山田さんの20歳のお誕生日です。おめでとうございます!
山田杏奈
誰も何も言ってくれないので寂しいなって思ってたんですけど(笑)、嬉しいです。ありがとうございます!
岩田剛典
この段取りは杏奈ちゃん以外のみんな知ってたんですが、いかに隠すかという1日でした(笑)
20歳という1年は特別な年にしてもらいたいですね。楽しみにしています。応援しています。
新田真剣佑
僕は成人してからまだ4歳なんですけど、言えることはたくさんはありませんが、いろんなことに挑戦して、失敗を恐れずに頑張ってください。応援しています!
山田杏奈
ありがとうございます!
■最後にメッセージ
岩田剛典
脚本をいただいてから公開されるまで、2年ほど経ちます。いよいよ公開が間近と思うと本当に感慨深い思いです。
この映画は、“ラスト20分の真実。”という宣伝文句でサスペンスな部分を売りにしている作品ではありますが、実は究極の純愛ラブストーリーものでもあると思っています。命の尊さ、重みを伝えたい、しっかりとしたテーマのある作品です。
作品の中で、山田杏奈ちゃんが演じているヨッチが言う「1日あれば世界は変わるんだよ。」という言葉があるんですけども、たった一つの出来事で人はこんなにも変わってしまうんだというところをストレートに描いた作品でもありますし、そんな中で、どんなことがあっても絶対に変わらない友情というものも表現されている作品です。
■トークノーカット動画
■フォトギャラリー
映画『名も無き世界のエンドロール』
<あらすじ>
クリスマス・イブの夜。日本中を巻き込んだ、ある壮大な計画が実行されようとしていた―。
複雑な家庭環境で育ち、淋しさを抱えて生きてきたキダとマコトは幼なじみ。そこに同じ境遇の転校生・ヨッチも加わり、3人は支え合いながら家族よりも大切な仲間となった。
しかし20歳の時に、ヨッチが2人の前からいなくなってしまう。そんな2人の元に、政治家令嬢で、芸能界で活躍するトップモデルのリサが現れる。住む世界の違うリサに異常な興味を持ったマコトは、食事に誘うが、全く相手にされない。キダは「住む世界が違うから諦めろ」と忠告するが、マコトは仕事を辞めて忽然と姿を消してしまう。
2年後。マコトを捜すために裏社会にまで潜り込んだキダは、ようやく再会を果たす。マコトは、リサにふさわしい男になるために、死に物狂いで金を稼いでいた。マコトの執念とその“理由”を知ったキダは、親友のため命をかけて協力することを誓う。
以来、キダは〈交渉屋〉として、マコトは<会社経営者>として、裏と表の社会でのし上がっていく。そして、迎えたクリスマス・イブの夜。マコトはキダの力を借りてプロポーズを決行しようとする。しかし実はそれは、10年もの歳月を費やして2人が企てた、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった─。
ラスト20分、衝撃のエンドロールが幕を開けるー。
原作:行成薫「名も無き世界のエンドロール」(集英社文庫)
監督:佐藤祐市(『ういらぶ。』、『累 –かさね-』 など)
出演:岩田剛典 新田真剣佑 山田杏奈 中村アン
制作プロダクション:RIKIプロジェクト、共同テレビジョン
配給:エイベックス・ピクチャーズ
(C)行成薫/集英社 (C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
公式サイト:www.namonaki.jp
公式Twitter:@namonaki2021
公式Instagram:@namonaki2021
#名も無き
1月29日(金)全国ロードショー
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