
田中麗奈(主演)×森崎ウィン(共演)映画『黄金泥棒』公開決定。実話から着想を得た前代未聞の等身大クライム・コメディ
《人生に退屈していた主婦が“金”に魅せられ”100億円の秀吉の“金茶碗”を盗み出す》クライム・コメディ映画『黄金泥棒』の公開が決定した。主演に田中麗奈、出演に森崎ウィン、監督は萱野孝幸で贈る、実話から着想を得て執筆された完全オリジナル作品だ。
“金”に魅せられた平凡な主婦が泥棒に!?
「こんなヤマなかなかないでしょ?」
一度きりの人生、狙うは《100億円の秀吉の金茶碗》!!!
最高の瞬間を夢見て前代未聞の計画を繰り広げる主婦は、
最後に笑うのか――?
実話から着想を得た等身大の痛快クライム・コメディが誕生!
本作は、平凡で味気ない日常に行き詰まりを感じていた専業主婦の美香子が、立ち寄った百貨店でつい“金のおりん”を盗んでしまう所から物語が動き出す。
普通であることが幸せ-と言い聞かされ育った美香子は、どんなに退屈な日々にも自分に無関心な家族にもやりすごしていた。
だが、“金”に魅了され世界は一変、「私にしかできないことをする」という幼き日の夢が蘇り、“100億円の秀吉の金茶碗”を盗む計画を企てることに!
自分らしい幸せを求めて、人生の大博打に打って出た主人公の滑稽ながらも愛らしい姿が熱い感動を呼び起こす、クスっと笑える等身大の痛快クライム・コメディが誕生した。
世間を騒がせた事件からインスピレーションを受け、“金”に魅了された主婦が犯罪に手を染める様をユーモラスにオリジナル作品として描くのは、『夜を越える旅』や『断捨離パラダイス』などで注目の若き俊英・萱野孝幸だ。
萱野監督の洗練されたコミカルな目線のもと、主演を務めるのは日本アカデミー賞優秀主演女優賞など数々の映画賞に輝き出演作が目白押しの田中麗奈(『幼な子われらに生まれ』『福田村事件』)。人生を輝かせるために疾風怒濤のごとく駆け抜ける藤根美香子を演じ、卓越した演技力で最高にチャーミングなキャラクターを披露する。
共演はハリウッドデビューも果たし映画にミュージカルにと活躍の場を広げる森崎ウィン(『蜜蜂と遠雷』『僕と彼女とラリーと』)。
満たされない美香子の心に闘志を燃え上がらせるクセの強い金城光輝を演じ、互いを騙し合う駆け引きで物語を牽引する役どころだ。
実力派同士の軽妙な掛け合いが、一か八かの無謀な計画をよりスリリングに仕上げる。
さらに、劇中ではゴールドカンパニー株式会社SGCの協力のもと総額数百億円にものぼる本物の金工芸品の数々が登場。煌びやかな世界を全編にフィーチャーしながらも、クラシカルな香りを漂わせた映像世界を創出した。ちりばめられた心に染み入る宝石のようなセリフに、観終わった後には、きっと自分らしい冒険に出たくなるはず。
コメント
田中麗奈(泥棒主婦・藤根美香子 役)
退屈で普通な毎日を重ね過ぎていた美香子が、普通の道から少しずつ脱線していくスリルとおかしみ。
最初、「私が人生で演じるという手段を手に入れてなかったら、もしかしたら美香子のようになっていたかもしれない。。」と、私の分身だと感じながら撮影を重ねていきましたが、だんだんと美香子が“私を使って”人生を謳歌していくような感覚になりました。
萱野監督は、脚本も演出も非常に綿密でこんな所まで見てくださってるのかと感動するほど。監督を筆頭に若いチームの皆さんと撮影を共にして沢山の刺激を受けました。
森崎ウィンさんは、役作りの為に出来る男のリサーチをされていたり、人間観察をしたりと、色々と材料を集めて金城光輝という一癖ある役をとても魅力的に演じていらっしゃいました。
映画好きな方は勿論、普段映画館へ行かない方、時間があるから映画を観てみようという方、是非スクリーンの前に座って観て欲しい。必ず楽しい映画体験が出来る作品だと思います。
田中麗奈(たなか れな)プロフィール
福岡県出身。1998年に『がんばっていきまっしょい』で映画初主演を務め、第22回日本アカデミー賞新人俳優賞、第41回ブルーリボン新人賞など多数受賞。
その後、『はつ恋』(00)で第24回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞、「幼な子われらに生まれ」(17)で第42回報知映画賞助演女優賞、第72回毎日映画コンクール女優助演賞など多数の女優賞を受賞。
近年の主な映画出演作に、『福田村事件』(23)、『愛のゆくえ』(24)、『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』(24)、『カーリングの神様』(24)、『名前、読んでほしい』(25)、『雪風YUKIKAZE』(25)などがある。
ドラマでは、TBS「猟奇的な彼女」(08)、NHK「激流~私を憶えていますか?~」(13)、TBS「美しき罠~残花繚乱~」(15)、NHK「愛おしくて」(16)、東海テレビ「真昼の悪魔」(17)、NHK「神の子はつぶやく」(23)、CX「いちばんすきな花」(23)、ディズニープラススター「ワンダーハッチ-空飛ぶ竜の島-」(23)、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」(24)、NHK「VRおじさんの初恋」(24)などに出演。
公開待機作に、『ストロベリームーン 余命半年の恋』(2025年10月17日公開)、『ナイトフラワー』(2025年11月28日公開)、『星と月は天の穴』(2025年12月19日公開)などがある。
森崎ウィン
まずは、これからの日本映画界の先頭に立つ萱野監督、そして僕が俳優デビュー前から存じ上げていた、長年活躍をされている田中麗奈さんとご一緒出来た事、とても嬉しく思います。
細部まで細かな演出やこだわりを現場で学び、刺激的な日々を過ごさせていただきました。少し意地悪な光輝を演じていて大変な場面もたくさんありましたが、思い切って暴れさせていただきました。きっと映画を観られたあとは嫌われそうな気がします。笑
過去に類を見ない新感覚のクライムヒューマンドラマ!今作が黄金なる輝きを放つ瞬間を劇場で見届け頂ける事を願っています!!
森崎ウィン(もりさき うぃん)プロフィール
2018年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』で主要キャストに抜擢されハリウッドデビュー。
2020年に映画『蜜蜂と遠雷』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞。
主演を務めたドラマ・映画『本気のしるし』では 釜山国際映画祭2021のASIA CONTENTS AWARDSにてBest Newcomer-Actor賞、第73回カンヌ国際映画祭「Official Selection2020」作品に選出。
2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」では二代将軍の徳川秀忠を演じた。
2024年公開で大ヒットを記録した劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』では新キャラクターのグリフィン・アルバレストのCVを担当。
そしてWOWOWの『アクターズ・ショート・フィルム4』で監督、出演をつとめた『せん』が「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2024」でグランプリである「ジョージ・ルーカスアワード」を受賞。
2020年ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」Season2で主演、21年ミュージカル「ジェイミー」で主演、22年にミュージカル「ピピン」では単独主演、23年には、ミュージカル「SPY×FAMILY」で主演を務めるなど舞台でも活躍中。
また、2020年アジアから世界に発信するエンターテイナー“MORISAKI WIN”としてメジャーデビュー。
公開待機作に、『(LOVE SONG)』(2025年10月31日公開)がある。
萱野孝幸(監督・脚本)
田中麗奈さん演じる〈泥棒主婦〉こと藤根美香子。常に危なっかしくも憎めない、最高にチャーミングなキャラクターが誕生しました。
撮影中、悲壮感すら感じさせる平凡な主婦が、刺激を得るたびに輝きを増していく様は、見ていて魔法のようでした。
詳細は控えますが、終盤のとある1カットにおいて、本当に光っていたのではと錯覚するほど、田中さんが煌めいています。
ぜひ、劇場の暗闇の中で、ゴールド群と俳優陣が放つ輝きを浴びていただけると幸いです。
目指したのは、どこかクラシックな香りのする、等身大のクライム・コメディです。この作品が、黄金のように100年後にも残る映画となることを願っています。
萱野孝幸(かやの たかゆき)プロフィール
九州大学芸術工学部画像設計学科卒業。
映画『夜を越える旅』が2021年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭国内コンペティション長編部門で優秀作品賞と観客賞をW受賞し、同作が東京国際映画祭にて上映されたことで注目を集めた若手監督。
翌年2023年に公開になった映画『断捨離パラダイス』は国内外の映画祭で高く評価され、全10冠を受賞。公開日には、Filmarks初日満足度ランキングで堂々の1位を獲得した。
堤幸彦監督、本広克行監督、佐藤祐市監督を中心とした映像製作プロジェクト「SUPER SAPIENSS」にて脚本を担当。
その他に、監督と脚本を手掛けた『カランデイバ』(18)、『電気海月のインシデント』がある。
映画『黄金泥棒』
《STORY》
平凡な日々に退屈していた専業主婦の美香子は、ある日訪れた百貨店で、株式会社SGCが販売する数百万円もする金(きん)のおりんをつい盗んでしまう。
金(きん)の魅力に取り憑かれ世界が一変した彼女は、「私にしかできないことをする」という幼き日の夢が蘇り、無謀にも100億円の秀吉のを盗み出す計画を立てる。
美香子を利用しようとするSGCの社員・金城との駆け引きや、なし崩し的に泥棒の共犯者となった夫の浮気やら、トラブルの連続。果たして、一世一代の大博打に出た彼女は、を盗みだすことができるのかー!?
出演:田中麗奈 森崎ウィン
監督・脚本:萱野孝幸
配給:キノフィルムズ
©2025『黄金泥棒』FILM PARTNERS.
2026年4月TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
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