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異例の廣木隆一監督作品3本上映。第35回東京国際映画祭「ガラ・セレクション」

2022年9月21日、日比谷三井カンファレンスルームにて、第35回東京国際映画祭ラインナップ発表記者会見が行われ、本年度の「ガラ・セレクション」に、廣木隆一監督作品が3本含まれることがわかった。

「ガラ・セレクション」では、世界の国際映画祭で話題になった作品、国際的に知られる巨匠の最新作、本国で大ヒットした娯楽映画など、映画祭を盛り上げる日本公開前の最新作がプレミア上映される。
昨年度は日本作品は1本も無かった「ガラ・セレクション」だが、今年度は14作品のうち、日本作品は4作品。そのうち、廣木隆一監督作品が3本(『母性』『月の満ち欠け』『あちらにいる鬼』)も含まれることがひとつのトピックになっている。
これについて、市山尚三(プログラミング・ディレクター)は、次のように語った。
「狙ったわけではなく、廣木監督はメジャー作品とインデペンデント作品の両方を継続的に作り続けており、しかもそのクオリティが大変高い。今回の3作品はそれぞれジャンルが違う上に素晴らしい仕上がりになっている。俳優の方々も素晴らしい演技を見せているところが高く評価できる。同じ監督の作品が3本というのは異例中の異例ではありますが、このまま招待させていただいた。」

廣木隆一監督

廣木隆一監督

もう1本の日本作品は、三浦大輔監督の『そして僕は途方に暮れる』。

「ガラ・セレクション」日本作品

映画『母性』

母の愛が、私を壊した。
『告白』(10)の原作者・湊かなえが作家を辞す覚悟で執筆した問題作を映画化。ある事件の語り手となる母娘を演じるのは戸田恵梨香と永野芽郁。母性に惑わされる親と子を描く激情エンターテイメント!

監督:廣木隆一
出演:戸田恵梨香 永野芽郁 大地真央

©2022映画「母性」製作委員会

映画『月の満ち欠け』

数奇で壮大なラブストーリー
直木賞受賞のベストセラー小説「月の満ち欠け」が、大泉洋をはじめとする豪華キャストにより実写映画化。
愛する人にもう一度逢いたいという想いが巻き起こす、数奇で壮大なラブストーリー。

監督:廣木隆一
出演:大泉洋 有村架純 目黒蓮(Snow Man)

月の満ち欠け

『月の満ち欠け』メインカット

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

映画『あちらにいる鬼』

井上荒野の傑作小説を映画化
瀬戸内寂聴、井上光晴、そしてその妻。実在した人物をモデルに、男女3人の特別な関係を、井上夫妻の長女である井上荒野が描き切った「あちらにいる鬼」。日本を代表する映画人が結集して制作。

監督:廣木隆一
出演:寺島しのぶ 豊川悦司 広末涼子

©2022「あちらにいる鬼」製作委員会

映画『そして僕は途方に暮れる』

逃げて、逃げて、逃げまくる---。
監督・三浦大輔(『晩年』)×主演・藤ヶ谷太輔。
平凡なひとりのフリーターの人生を賭けた逃避劇。その先は、天国か地獄か---。共感と反感の120分!
《現実逃避型》エンターテイメント誕生!

監督:三浦大輔
出演:藤ヶ谷太輔 豊川悦司 原田美枝子

そして僕は途方に暮れる

『そして僕は途方に暮れる』場面写真

©2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会


第35回東京国際映画祭
開催期間:2022年10月24日(月)~11月2日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
公式サイト:www.tiff-jp.net

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