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映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

水上恒司、山下美月、宮舘涼太ら豪華キャスト集結！謎と怪異の“死者の日記”とは？映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会【詳細】レポート

2025年8月19日、東京都千代田区大手町の日経ホールにて、映画『火喰鳥を、喰う』の完成披露試写会が行われ、上映前の舞台挨拶に主演の水上恒司、ヒロインの山下美月、そしてSnow Manの宮舘涼太をはじめ、森田望智、豊田裕大、本木克英監督が登壇した。
原作は、原浩による「第40回横溝正史ミステリ＆ホラー大賞」受賞作「火喰鳥を、喰う」である。本作は2025年10月3日（金）より全国公開される。

舞台挨拶【詳細】レポート

華やかな浴衣姿で登場！

登壇者たちは「火喰鳥」をイメージした浴衣姿で登場。山下美月によると、火喰鳥の頭部を黒、顔を青、喉元を赤で表現し、全員で浴衣の色を揃えたという。
 
水上恒司（主人公・久喜雄司 役）
久喜雄司を演じました水上恒司です。今日は短い時間ですがよろしくお願いします。
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

水上恒司

山下美月（雄司の妻・久喜夕里子 役）
久喜夕里子を演じました山下美月です。皆さんの距離が近く、すごくドキドキしています。
 
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

山下美月

宮舘涼太(Snow Man)（怪しげな超常現象専門家・北斗総一郎 役）
北斗総一郎を演じさせていただきました宮舘涼太です。短い時間ですが、本日はどうもよろしくお願いします。
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

宮舘涼太(Snow Man)

森田望智（死者の日記を届ける新聞記者・与沢一香 役）
与沢一香役の森田望智です。恐怖体験でひんやりしていただいたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

森田望智

豊田裕大（夕里子の弟・瀧田亮 役）
登場人物が怪異に巻き込まれていく話なのですが、見ながら皆さんも巻き込まれていくようなパワーのある作品になっています。ぜひ今日は楽しんで一緒に盛り上げてくださると嬉しいです。
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

豊田裕大

本木克英監督
今日は暑い中、お越しいただきましてありがとうございました。楽しんでいってください。
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

本木克英監督

作品への想い

本木監督は、映像化にあたって「いくつかの世界を感じさせなければいけないので、その世界での描き分けと、今第一線で活躍している若手の才能ある俳優さんたちをどう描き分けていくか」を特に意識したと説明した。
 
生粋の文系で理系が苦手だと告白した水上恒司は、自身が演じた久喜雄司について、化学を教える助教であり、数式や科学で証明できるものしか信じない人物だと説明した。そんな雄司の前に、怪しげな北斗総一郎が現れ、不可解な出来事が頻発する中で雄司がどう変わっていくかが重要なポイントだと語った。
また、役作りについては、野球のキャッチャーに例え「雄司は、受けて反応していくという役割を担った役でした。他の登場人物たちが僕に対しての向き合い方を変えるだけで、雄司は全然違うキャラクターになっていく役だったので、そういったキャラクターを立たせていくのを意識していました」と述べた。
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

水上恒司

山下美月は、自身が演じた久喜夕里子を「一言で言うとミステリアスな人」と表現。夕里子は普通の生活を願いつつも、人とは違う特殊な能力を持っており、それを雄司に隠しながら生活している妻である。役へのアプローチとしては、雄司役の水上と北斗役の宮舘の芝居のアプローチが全く異なるため、その中間を行くような形で、二人の芝居から刺激を受けながら演じたと明かした。
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

山下美月

宮舘涼太は、本作で映画単独初出演を果たし、北斗総一郎役が「非常に難しい役柄」であったと率直な心境を明かした。
クランクインが他のキャストより2週間ほど遅かったため、「夏休み明けの転校生のような気持ち」で現場に入ったと語った。
また、カフェのシーンでの長いセリフについて、監督に「一回しでやらせてください」とオーダーし、無事に演じ切れたことを誇りに思うと述べた。
彼はさらに、「うさん臭さと説得力を出すために今回は眉毛の演技にも挑戦した」と明かし、観客の注目を集めた。
水上恒司も、宮舘が演じた北斗役の難しさに触れ、「誰がやっても絶対難しいと思う」と述べ、宮舘の演技を「信用できる」と評価した。
山下美月も宮舘の完璧な長ゼリフの演技を称賛し、「根がすごく明るくて、みんなを和ます力を持っているからこそ、あの北斗の独特の空気感を自ら考えて作り出していらっしゃるところがすごく面白くて、ずっとお芝居を観ていたいなと思えるような方でした」と語った。
本木監督が宮舘のセリフ覚えのコツを聞くと、宮舘は「今、ここで再現していいですか？」と前置きしつつ、台本を持った仕草でステージ上を回るように歩き、「こうして部屋の中をグルグル歩きながらセリフを覚えたんです」と明かし、場内の笑いを誘った。
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

宮舘涼太(Snow Man)／森田望智

森田望智は、今回初めて演じる記者役について、客観的な立ち位置で色をつけすぎないように、中立な立場として真実を見極める強い志を持って演じたと述べた。
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

森田望智

豊田裕大は、山下美月とは以前映像作品で共演経験があることを明かし,、水上恒司と山下美月が同い年であることに触れつつ、二人とも現場でドシッと構えていたため、自分は「懐に入ってニコニコしていれば年下に見えるかな」と思いながら演じたと語った。
本木組への初参加については、「監督が『今の良かったよ』とフランクに接してくれる方だったので、自分の思った通りにチャレンジしてみようと思える現場で、ご一緒できて楽しかったです」と充実した撮影を振り返った。
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

豊田裕大

「〇〇美味ナリ」フリップトーク

映画のキャッチコピーである「この恐怖、美味ナリ」にちなみ、「〇〇美味ナリ」というテーマで、各キャストが最近「美味しい、素晴らしい」と感じたものを発表した。
 
水上恒司：鯣（するめ）の下足美味ナリ」と発表し、昔からするめが好きだと語った。

映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

山下美月：「キムチマヨ牛丼美味ナリ」を挙げ、最近牛丼屋でキムチマヨ牛丼に乗り換えたこと、そして常に牛丼屋のトッピング無料券を5枚持ち歩いていることを明かし、観客に「街中で私を見かけたら声をかけてくださったらトッピング券を差し上げます」と述べ、会場を沸かせた。

映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

森田望智：「お清めグッズ美味ナリ」と答え、映画で怖くなったわけではなく、最近地方での撮影が多く、盛り塩や塩などを持ち歩いて撒いていると語った。
 

映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

豊田裕大：「鉱物美味ナリ」と発表し、昔から石が好きで、最近も鉱物を購入していると語った。

映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

宮舘涼太：「わさび美味ナリ」。この映画の撮影地である長野県に、宮舘の大好きなわさびの会社があり、そこから取り寄せていると明かし、「いっぱい付けても辛くない、本物のわさび」と熱弁しつつ、「僕が買えなくなると困るので、皆さんは買わないでね」と念を押すことも忘れなかった。
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

宮舘涼太(Snow Man)

謎の「火喰鳥」登場

舞台挨拶の後半では、イベントのもう一つの主役ともいえる「火喰鳥」の登場が予告された。ステージに運び込まれた巨大な白い物体から、観客とキャスト全員の協力によって、ついに実物大の「火喰鳥」のマスコットが登場した。

映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

水上恒司

映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

豊田裕大／山下美月／火喰鳥／水上恒司

映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

豊田裕大／山下美月／火喰鳥／水上恒司

そのリアルな姿に、水上恒司は「どこにお金かけてんですか、これ」と驚き、宮舘涼太は「世界一危険な鳥が」とコメントし、会場は盛り上がった。登壇者たちは「火喰鳥」と共に記念撮影を行い、イベントを締めくくった。
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

火喰鳥

 
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

豊田裕大／山下美月／水上恒司

最後のメッセージ

最後に、本木監督と水上恒司から、来場者へのメッセージが送られた。
 
本木監督
怖いけど面白くもある怪奇ファンタジーという感じの映画です。新鮮な体験をしてもらえると思います。
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

本木克英監督／豊田裕大

水上恒司
この作品は『執着』というものが非常に重要なキーワードになっております。言葉で説明するのが難しい作品ですが、執着がある人もないと思っている人も、皆さん楽しんでいただける作品になっていると思います。
映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

豊田裕大／山下美月／水上恒司

映画『火喰鳥を、喰う』完成披露試写会

本木克英監督／豊田裕大／山下美月／水上恒司／宮舘涼太(Snow Man)／森田望智

■フォトギャラリー

[記事・写真：三平准太郎]

映画『火喰鳥を、喰う』

《INTRODUCTION》
原浩による〈第40回横溝正史ミステリ＆ホラー大賞〉大賞・受賞作『火喰鳥を、喰う』を実写映画化。10月3日(金)より全国公開される。
監督を務めるのは、『超高速!参勤交代』シリーズや、『空飛ぶタイヤ』(18)、『シャイロックの子供たち』(23)などを手がける本木克英。
脚本は『ラーゲリより愛を込めて』(22)や『ディア・ファミリー』(24)などの林民夫が手がける。
主演には、本作が映画単独初主演作となり、映画『死刑にいたる病』(22)、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(23)など数々の話題作に出演し、出演作品が目白押しの人気実力派俳優・水上恒司。
ヒロインには、乃木坂46の元メンバーで、女性ファッション誌「CanCam」専属モデルを務め、俳優業でも多方面で活躍の場を広げる山下美月。二人は初の本木組の参加となり、次々と不可解な出来事に襲われる久喜夫婦を演じる。
更に、共に怪異の謎を探る超常現象専門家の北斗には、Snow Manメンバーとして絶大なる人気を誇り『映画 少年たち』（19）以来本木監督とは再タッグ、映画単独初出演となる宮舘涼太。
豪華最旬キャストと共にかつてない驚きが待ち受けるミステリーを創造した。
 
《STORY》
信州で暮らす久喜雄司（水上恒司）と夕里子（山下美月）の元に戦死した先祖の久喜貞市の日記が届く。
最後のページに綴られていたのは「ヒクイドリ、クイタイ」の文字。
その日以来、幸せな夫婦の周辺で不可解な出来事が起こり始める。超常現象専門家・北斗総一郎（宮舘涼太）を加え真相を探るが、その先に現れたのは驚愕の世界だった―
出演：水上恒司、山下美月、森田望智、吉澤健、豊田裕大、麻生祐未／宮舘涼太（Snow Man）
監督：本木克英
脚本：林民夫
原作：原浩『火喰鳥を、喰う』（角川ホラー文庫刊）
主題歌：マカロニえんぴつ「化け物」（トイズファクトリー）
配給：KADOKAWA、ギャガ
企画・制作：フラミンゴ
制作プロダクション：アークエンタテインメント
© 2025「火喰鳥を、喰う」製作委員会
 
本予告
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2025年10月3日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
映画『火喰鳥を、喰う』

ポスタービジュアル

 

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