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『TOKYO VICE』来日記者会見

アンセル、渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久ら豪華キャスト登壇『TOKYO VICE』来日記者会見

2022年4月6日、八芳園(港区白金台)にて、ドラマ『TOKYO VICE』来日記者会見が行われ、主演のアンセル・エルゴート(『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021))、そして、渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久ら豪華キャストが登壇。
2021年春コロナ禍での東京ロケこだわった撮影の苦労話や作品の見どころなどを明かした。また、主演のアンセル・エルゴートはこのドラマのために日本語の特訓を重ねており、本日の舞台挨拶でも流暢な日本語を披露した。

本作は、エンターテインメント・シーンの最前線で活躍するハリウッド最高のスタッフと日米のスター・キャスト陣によって、“世界で最も撮影が難しい都市”といわれる東京とその近郊ですべてが撮影され、HBO MaxとWOWOWの日米共同制作で贈る史上初の超大作ドラマ・シリーズ(全8話)だ。
舞台は1990年代の東京アンダーグラウンド。世界で最もきらびやかな大都会として憧れられた東京のリアルで凶暴な裏の姿を、ハリウッドが誇る本気の“映像魂”がこの上ないクオリティーでよみがえらせる。
キャストは主演に『ベイビー・ドライバー』でゴールデングローブ賞にノミネート、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』の主役に抜擢されたアンセル・エルゴート。日本からは渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久と、日本が誇る実力と名声を兼ね備えた一級の俳優陣が選ばれた。

会見レポート

■動画レポート(トークノーカット)

会見の内容はトークノーカットで!

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■フォトレポート

『TOKYO VICE』来日記者会見

▼アンセル、日本語でキャスト&番組紹介

アンセル・エルゴート(新聞記者・ジェイク 役)
おはようございます!よろしくお願いします!
『TOKYO VICE』は、90年代の東京を舞台に闇の世界を描いたドラマです。
私はヤクザを調べている新聞記者を演じています。
渡辺謙さんは刑事を演じています。伊藤英明さんも刑事です。
菊地凛子さんは私の上司の新聞記者です。
かっこいい若いやくざの役は笠松将さんです。
日本の俳優がたくさん出演しています。アメリカの俳優も何人か出ています。
レイチェル・ケラーは、ホステスの役。ホストの役は、山下智久さんです。
マイケル・マン監督は、第1話の監督を務めています。

『TOKYO VICE』来日記者会見

アンセル・エルゴート

-ありがとうございます。流暢な日本語で共演者の皆さん、そして作品概要をご説明いただきました。

渡辺謙(刑事・片桐 役)
やっと春らしくなった八芳園にお越しいただきましてありがとうございます。
ちょうど昨年の五月ぐらいまでは撮ってたこの作品ですが、コロナ禍で非常に厳しい状況の中で、スタッフ・キャスト一同が精魂込めて作った『TOKYO VICE』です。

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渡辺謙

菊地凛子(新聞記者・詠美 役)
新聞記者を演じました。
長くこの作品に携わったんですけれども、自分自身は皆さんについていくのが必死でしたので、ここに立ててとても光栄に思っています。

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菊地凛子

伊藤英明(刑事・宮本 役)
先ほどアンセルさんが流暢な日本語で役の説明をしていただきました。昨日の完成披露試写会で初めて劇場の大きなスクリーンで観たんですけど、この作品はとても素晴らしく、激動の90年代のエネルギッシュな東京を縦横無尽にジェイク(アンセル)が疾走するのはリズムがあってテンポがあって、ジェイクの感情にそのまま感情移入できる素晴らしい作品なっています。
渡辺謙さんも刑事で、僕も刑事なんですけども、この二人の刑事の運命がどう移り変わっていくか、その辺をご期待ください。

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伊藤英明

笠松将(ヤクザ・佐藤 役)
こんな大先輩方とこういう場所で一緒にいれることが夢のようですし、この作品にに携わらせてもらって、自分の人生やいろんな価値観が大きく変わったなと思います。

『TOKYO VICE』来日記者会見

笠松将

山下智久(カリスマホスト・アキラ 役)
自分の役はカリスマホストというか、クソホスト役です(笑)
このオーディションを受けたのが3年前ぐらいで、実際にマイケル・マンさんの前で演技をした時はとても緊張していましたし、まさか自分がこの役をいただけると思ってなかったので、自分としては夢が叶った作品でもあります。
刑事とヤクザと新聞記者のお話ではあるんですけれども、一つのスパイスになる役となるように、自分なりにも一生懸命エネルギーを注入させていただいたので、是非この作品を御覧ください。一瞬で時間が過ぎていくような楽しめる作品になっています。

『TOKYO VICE』来日記者会見

山下智久

▼日本語で日本人キャストの印象を語る!

-アンセルさん、今回日本人キャストとの共演はいかがでしたか?

アンセル・エルゴート
とても良かったです。渡辺謙さんはレジェンドですよね。だから一緒に仕事ができてとても光栄です。
私が初めて観た謙さんの映画は『インセプション』です。謙さんの表情と声の素晴らしさに感動しました。
そして、『硫黄島からの手紙』は感動的でした。

渡辺謙
この作品の話をしろよ!(笑)

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アンセル・エルゴート
はい。『明日の記憶』も・・・(笑)
謙さんの演技はどの作品もとても素晴らしいと思います。だから一緒に仕事ができてとてもとても光栄です。
伊藤英明さんとは、とても馬が合いました。新年には故郷に招いていただきました。英明さんとは文字通り裸の付き合いをしました。毎日サウナに入って、岐阜城の山にも登りました。
ご家族と食事して、お母さんの手料理をご馳走になりました。新年には初詣にみんなで行きました。たくさんいい思い出ができました。
だから英明さんにとっても感謝しています。
『TOKYO VICE』の笠松将さんの演技は大好きです。クールで不思議な魅力がある俳優です。クールでも時々感情を激しく表現します。
一度将さんの演技を見たらきっとファンになると思います。
菊地凛子さんは、感情をリアルに自由に表現します。自然に出るその演技にハッとさせられます。そんな凛子さんの姿が深く印象に残っています。
謙さんの演技は緻密で完璧ですが、僕は凛子さんの方が好きです。

菊地凛子&会場
(笑)

渡辺謙
・・・

菊地凛子
すみません、謙さん(笑)

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アンセル・エルゴート
(笑)
今回は山下智久さんとの共演シーンはありませんでしたが、智久の演技はとてもかっこよくて、誰もが認めるイケメンです。だからホストの役は完璧だったと思います。
以上です。ありがとうございます。

▼ハリウッド作品に参加して

-今回、全編日本ロケのハリウッド作品です。撮影はいかがでしたか?

渡辺謙
描かれている90年代は近いようで古い。例えば街の景色や衣装、小道具一つにしても近いようで遠い昔のもの。
第一話はマイケル・マンが監督をしてくれたんですけども、彼のリアリスティックな表現に全スタッフがついていくのはとても大変でした。
でもこんなに楽しくて面白くて豊かな現場を体験できて、本当に嬉しくもありました。
もちろんキャストもその通りで、ある意味日本がまだカオスで大きく揺れ動く時代を背景に、脚本のJ.T.ロジャースが、それぞれのキャストに素晴らしいバックグラウンドを書いてくれました。
一変一通りの新聞記者役、刑事役っていうだけではなくて、それぞれに闇があったり、家庭があったり、いろんな含みを持たせた脚本を書いてくれたので、そういう意味では本当にやりがいのある作品でした。
これだけの大きなプロジェクトに参加できたのは本当に楽しみでもありますし、この先も僕自身もすごく楽しみにしています。

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菊地凛子
とてもリアルで臨場感のある90年代の東京が描かれていますし、新聞社のセットもとてもリアルでビルの奥から全部作り込まれていました。
ちょっとセリフを言うところでも、臨場感を持たすために、広い新聞社の中でエキストラの皆さんを動かしながら、その中を自分が歩き、自分のデスクに座るまでの芝居でもなかなかの距離があって、さらに、三か国語ぐらい喋らなきゃいけなくて、とにかく自分のことで精いっぱいでした。
そういう撮影環境下でも、アンセルは日本語を一生懸命頑張っていて、彼は本当に情熱を持って新聞記者を演じていました。
私が緊張とかしていると、マイケル・マン監督に「しっかり!俳優だろ!」と言われて、頑張んなきゃ!とある種覚悟を決めて現場に挑んだ毎日で、とてもとても新鮮でした。本当にいい経験をさせていただきましたし、この作品が広く皆さんに見ていただける作品に育っていくといいなと心から思っています。

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伊藤英明
先ほどの流暢な日本語でのアンセルさんのあいさつのように、彼はいつも日本人の俳優に寄り添って、現場を盛り上げて引っ張ってくれる頼もしい存在でした。
僕自身は、マイケル・マン監督の大ファンで、『コラテラル』のメイキングは何十回と見てました。なので、オーディションの話をいただいてこの役をいただけたことは本当に嬉しかったです。
一回目のオーディションは、マイケル・マンに会える興奮で緊張しなかったんですが、二回目以降は緊張してしまって、マイケル・マンに「ビデオテープで送ってくれた時のエネルギッシュな英明はどこ行ったんだ?」と言われました。もうすぐその役に手が届くと思うと余計に緊張してしまって自分のいいパフォーマンスができなかったんです。
するとマイケルは「君がドアから入ってきて、この部屋から去る時までに、一つでも輝くところがあればいいんだ」って言っていただいて、オーディションを終えることができました。
その時、「この役を僕に決めていただけたら最高のパフォーマンスを見せられる」と言ったら、マイケルが「See you on set(撮影現場で会おう)」と言ってくれたんです。今のその時マイケル・マンに言われたことが、僕の宝物になっています。

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笠松将
僕は、感情の起伏も激しいですし、楽しいシーンや過酷なシーンなどいろんなシーンに参加させてもらいましたが、どれも本当にエキサイティングで、学ぶこともとても多かったです。自分が持ってたコンプレックスや、将来への不安とかそういうネガティブなマインドを全部マイケル・マン、ジョセフ、アラン、HIKARIなどの監督たちが全部取り除いてくれてました。僕は本当にお芝居だけに集中することができました。
皆さんにも受け入れていただいて、皆さんから一言一言重い言葉をたくさんかけてもらいました。
この作品で出会ったいろんな人たちにとってもこの出会いがプレゼントになるような人になれるように頑張ろうと思いました。

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山下智久
僕は東京をいつも中から見ていたんだなと感じました。
というのは、この作品では、外国から見た東京が描かれており、その視点を通してみると東京はこういう風に見えてるんだっていうことを学べました。
現場では、カルチャーとカルチャーが交錯していましたが、いい作品を作るぞという情熱は世界共通なんだと改めて感じることができましたし、監督からのアドバイスや、役を作っていく過程で、自分は完璧じゃなくてもいいんだな、カッコ悪くても、ミスがあってもありのままの自分でいることを認めていただけたような気がして、とても心地よい現場でした。
この作品に参加できて、謙さんとは二十数年ぶり、英明さんとは十数年ぶりの共演となりますが、こうやって先輩と同じ現場に戻ってくることができてとても嬉しかったです。
アンセルさん、笠松さん、菊池さんと、素敵で尊敬できる方々に出会えたことも本当に嬉しく思います。

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山下智久

▼毎日4時間日本語を勉強した

-今日の会見でも驚かれた方も多いと思いますが、アンセルさんは非常に日本語がお上手です。どのように覚えられたのでしょうか?

アンセル・エルゴート
ホンマ先生という最高の先生がいました。毎日4時間以上日本語を勉強しました。
そして、日本に住むようになって、毎日日本の方とお話できたこともとても勉強になりました。

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▼エグゼクティブ・プロデューサーとして

-渡辺謙さんは本作のエグゼクティブ・プロデューサーでもあります。どのような役割を?

渡辺謙
脚本が全部英語で書かれてくるので、日本語訳のチェックです。それは、新聞記者の専門分野の言葉、刑事の言葉、ヤクザの言葉、それぞれ普通に使わないような言葉がたくさん出てきますし、ジェネレーションの問題もあるので、それぞれのキャラクタに合った日本語のセリフに合うように撮影中もチェックしていました。自分の役とも向き合いながら。
そういう中で、アンセルの日本語がどんどん上達してくるので、それに合わせて日本語で話すように変えたセリフがあったとしても、作品の流れを壊すかもしれないと思ったところは、一度英語に戻そうよと言ったりすることもありました。

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▼アメリカと日本の映像作品現場の違い。東京の街は撮影許可のハードルが高い

-アメリカ人スタッフとの仕事について改めて感じた発見や魅力はありましたか?

渡辺謙
今作のようなテレビシリーズと映画作品と制作スケールが変わらずどちらも大きいことです。
また、コロナ禍での撮影でしたので、きっちりヘルスコントロールをする部署もありました。これは今までには無かった新しいことだと思いました。
今作は、東京ロケですが、東京で撮影するのは(許可が下りにくいという意味で)ハードルが高いんです。そういう中で、プロダクション側が90年代の東京を再現するためにとても良い場所を見つけてくれました。それにはかなりのパワーが必要だったと思っています。

-アンセル・エルゴートさんは、日本語を話されるだけじゃなく、劇中、文字も書かれています。新聞記者としての役作りと、日本の文化についての印象をお聞かせください。

アンセル・エルゴート
マイケル・マン監督がL.A.でジャーナリスト学校をやってくれたんです。
一番最初は私立探偵の人に電話をかけて、その方がいろんな人の役をやってくださって、いろんな人にインタビューをする訓練をしました。
その後実際に街に出て、警察のレポートを元に記事を書くために街頭インタビューしました。
ですがなかなか答えてくれる人がいません。
ダメだったと言うと、私立探偵の方から「それじゃダメだ。なんでもいいからもらってこい」と言われて、記事を書くというリアルな体験をしました。これが新聞記者の役作りに役立ちました。
何かがおかしいなと感じた時に、J.T.ロジャーズに相談すると彼はとてもオープンに聞き入れてくれて脚本を見直してくれました。
そしてとても臨場感のある作品になったと思っています。
そして、コロナ禍での撮影だったので、自分の家族や友だちを日本に連れてくることができませんでした。
ですので、ここにいらっしゃるキャストの方が自分の家族になったような気がしました。
日本文化にはもともと興味がありましたし、とてもクールだと思っていましたが、日本で過ごすうちにもっと大好きになりました。
東京は最初に来た時はぜんぜん違う世界だなと思いましたが、撮影を通して、第二の故郷にりました。

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-渡辺謙さんが先ほど東京での撮影はハードルが高いとおっしゃってましたが、どのあたりがそう思わされるのか、また、今後どのようになってほしいと思われていますか?

渡辺謙
原則的に(東京では)撮影許可を取るのが非常に難しいです。それこそ『明日の記憶』という映画でもプロデューサーをやりましたが、例えば高速道路や新宿駅のコンコースも、この作品で初めてちゃんと許可をもらって撮影することができました。もちろん撮影時のレギュレーションは厳しいです。
一方、海外で撮影する時は、許可をもらったブロックには警官がいて、歩行者をコントロールしてくれたりします。
ですからこういう映画やドラマの撮影が大事な文化なんだということを行政にもご理解をいただいて、できるだけそのハードルを下げていただき、僕らもそのルールをちゃんと守ることを地道に続けていくしかないのかなと思っています。
もしかしたらこの作品がハードルを少し下げてくれる要因になれば嬉しいなとも思っています。

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▼最後にメッセージ

アンセル・エルゴート
この作品を作ること、キャストの方々と一緒にお仕事ができたこと、そして日本で過ごしたこと、ほんとうに素晴らしい体験になりました。
僕のアメリカ人の友人たち皆がヤキモチを妬いているんです。「羨ましいなぁ」って。
アメリカ人はみんな日本が大好きなんです。
この作品は東京自体が主人公になっていますので、アメリカ人も楽しめると思いますし、日本に住んでいる方も、今までにない東京を見ることができると思いますので、『TOKYO VICE』を是非ご覧ください。

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■フォトギャラリー

■おまけ:【貴重!?】謙さんが取材カメラ用のホワイトバランス用白紙掲出係を!

イベント会場や映画舞台挨拶などの現場で見たことがある人もいるだろう。取材カメラのホワイトバランス調整用に、ふつうはイベントスタッフが担当する白紙掲出係を、この日は渡辺謙さんが自ら買って出た!

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[写真:金田一元/記事・動画:桜小路順]

■関連動画

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ハリウッド共同制作オリジナルドラマ『TOKYO VICE』

【Story】
世界が憧れた大都会“1990年代TOKYO”が牙をむく――。
東京の大学を卒業したアメリカ人青年ジェイク(アンセル・エルゴート)は、故郷に戻ることを勧める両親に反し、難関な試験を突破して日本の大手新聞社に就職する。
警察担当記者となったジェイクは特ダネを追いかけるうちに、ヤクザ絡みの事件を手練で解決する刑事、片桐(渡辺謙)と出会う。新聞記者として危険な闇社会へと入り込んでいくジェイクに片桐は忠告する。
「この世界は、一度開いた扉は閉じるのが難しい」――。
秘密を抱えながら男社会を渡り歩く女性記者・詠美(菊地凛子)、風俗街で暗躍する刑事・宮本(伊藤英明)、ジェイクと意気投合する若きヤクザのリーダー・佐藤(笠松将)、謎めいたカリスマホスト・アキラ(山下智久)。
夢や希望ものみ込まれる東京のアンダーグラウンドで、生き残れるのは誰か。
そしてジェイクは、新興ヤクザ勢力の危険すぎるネタをつかもうとしていた――。

出演:アンセル・エルゴート 渡辺謙 レイチェル・ケラー 菊地凛子 伊藤英明 笠松将 山下智久

監督:マイケル・マン ジョセフ・クボタ・ラディカ HIKARI アラン・プール
番組サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/tokyovice/

2022年4月7日(木)午後6時日米同時配信
4月24日(日)独占放送スタート(全8回)
毎週日曜 午後10:00 放送・配信

TOKYO VICE

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