早朝始発の殺風景

山田杏奈×奥平大兼 W主演連続ドラマ「早朝始発の殺風景」のポスタービジュアル&キャスト情報解禁

山田杏奈×奥平大兼 W主演連続ドラマ「WOWOWオリジナルドラマ 早朝始発の殺風景」(11月放送・配信開始)のポスタービジュアル&第二話・第三話の主人公たちが解禁となった。

解禁となったポスタービジュアルは電車を貸し切り、本作のタイトルにもある【第一話】「早朝始発の殺風景」の撮影時に収めた縦・横それぞれ別カットを使用。
本作のポスタービジュアルをはじめとしたスチールは『愛がなんだ』や『佐々木、イン、マイマイン』の写真家・木村和平が担当、青春の“気まずさ”が伝わってくる本ドラマの世界観を象徴したデザインに仕上がっている。

早朝始発の殺風景

ポスタービジュアル(縦)

そして、【第二話】「メロンソーダ・ファクトリー」の主人公・真田、詩子、ノギ役に吉川愛、中田青渚、尾碕真花、【第三話】「夢の国には観覧車がない」の主人公・寺脇、伊鳥役に伊藤あさひ、望月歩が決定。
吉川は現在放送中の「純愛ディソナンス」(CX)でヒロイン役、中田は現在放送中の「善人長屋」(BSプレミアム)で主演、尾碕は「鎌倉殿の13人」(NHK)で義時の異母妹・あき役で大河出演。

さらに、朝ドラ「エール」等多くの話題作に出演する伊藤、先月公開の『妖怪シェアハウスー白馬の王子様じゃないん怪―』など数多くの映画・ドラマに出演する望月など新進気鋭の若手俳優が集結している。
そんな、密室で起こる気まずさいっぱいの青春ミステリードラマ「WOWOWオリジナルドラマ 早朝始発の殺風景」(全6話)の放送・配信スタートが本年11月に決定。詳細日時は追って解禁される予定だ。
身近でありきたりな日常から、非日常へと突如変化させる一言、腹の中を探り合うような心理戦―― 。会話劇によって解き明かされていく真相と、息苦しさからの解放。青春という脆くて青い人間模様を、密室での特異なシチュエーションで描くユニークな物語に触れた時、彼らの温かな人間性にきっと心が打たれるはず。今後発表される第四話以降のキャスト陣にも期待だ。

早朝始発の殺風景

(左上から)吉川愛、中田青渚、尾碕真花 (左下から)伊藤あさひ、望月歩

コメント

●吉川愛(真田 役)
WOWOWさんの作品は、好きな作品が多いので、出演することができて嬉しかったです。
内容は、最初は淡々と進んでいきますが、途中からとても考えさせられる内容になっていて、実際に自分の友達だったらどうなるかなと置き換えて考えながら演じました。
キャストの方々とは、本当のいつメンみたいな感じで、楽しく撮影させて頂きました。

●中田青渚(詩子 役)
出演が決まった際、台詞の多い会話劇ということで少し緊張していました。
真田役の吉川さんとノギちゃん役の尾碕さんとは初めましてだったのですが、リハーサルから元々この3人組で高校生活を過ごしていたかのような日常感がありすぐに詩子というキャラクターに入ることができました。撮影もとても楽しかったです。
第二話の大部分はファミレスでの会話劇で女子高生3人が繰り広げるボケとツッコミのテンポあるリアルな会話が魅力です。
毎話、どのような会話劇が繰り広げられているのか私も視聴者の皆さまと同じくらいとても楽しみにしています。個性的なキャラクターたちの会話の中から生まれる、青春感のある人間模様を是非お楽しみください!

●尾碕真花(ノギ 役)
「早朝始発の殺風景」メロンソーダ・ファクトリーでノギちゃん役を演じさせて頂きました尾碕真花です。
台本を読ませていただいた最初の感想は「セリフ量!会話劇!」でした。笑
自分が高校生だった頃によく行ったファミレスやそこでの会話を懐かしく思い出し、凄く胸が高鳴りました。
女子高生のファミレスでの日常会話。
言葉一つ一つに秘密が隠されていて、最後には明らかになる。とっても素敵な会話劇です。三者三様の女の子達の日常会話の中に隠された秘密を、推理しながら是非お楽しみ下さい。

●伊藤あさひ(寺脇 役)
お話をいただいた時、まず、ゴンドラの中での会話劇ということに驚きました。そして、ワンシチュエーションで物語がほぼ完結するという斬新さにワクワクしたことを覚えています。
ゴンドラ内での長回し撮影だったので、臨場感を楽しみながら挑みました。
寺脇と伊鳥の心の揺れ動きに注目しながら、ちょっと奇妙で愛おしい青春物語をお楽しみいただけると嬉しいです。

●望月歩(伊鳥 役)
各話密室でストーリーが展開されるので、その空間だけで起こる会話劇がとても面白い作品だと思いました。
ほぼ時間経過のないシーンをやるのはドラマとして珍しいことで、その切り取った部分だけではないのがこのドラマの魅力だと思います。
僕の話は観覧車の中なので、その絶対に降りられない22分の中での僕らの関係性や心の機微を味わって頂けたら嬉しいです。

「WOWOWオリジナルドラマ 早朝始発の殺風景」(全6話)

早朝始発の殺風景

【第一話】「早朝始発の殺風景」
お互い話したことも無いクラスメイトの殺風景と加藤木が、なぜか早朝始発の列車で遭遇する――。
早朝、始発にわざわざ乗る理由は?それぞれの思惑は一体どこにある―― ?男女の高校生がガラガラの車内で、小さな謎の探り合いの会話を交わす。

【第二話】「メロンソーダ・ファクトリー」
ある理由から通り魔事件の犯人を一緒に追う事になった殺風景と加藤木。そんな2人と同じ啄木高校に通う 真田、詩子、ノギの女子高生三人はいつものファミレスにいた。いつもの放課後、いつものメロンソーダ。ただひとつだけいつも通りでないのは、詩子が珍しく真田の意見に反対したことから始まった――。

【第三話】「夢の国には観覧車がない」
高校生活の集大成、ソレイユランドにフォークソング部の引退記念でやってきた寺脇。気になっている後 輩の葛城もいっしょだ。今日こそは、絶対にこの想いを彼女に告げる…… !
そう意気込んで迎えたこの日なのに、なぜ、後輩の伊鳥と男二人で観覧車に乗っているんだろう―― 。

【第四話】「捨て猫と兄妹喧嘩」
友人の吉永の誘いを断り家に帰る途中、麻は捨て猫を見つけ、ある事情で今は別々で住む兄貴の直文を呼び出した。半年ぶりに会ったというのに、兄貴の挨拶は素っ気ない。いかにも社交辞令って感じのやりとり。でも、違う。相談したいのは、こんなことじゃないんだ。

【第五話】「三月四日、午後二時半の密室」
煤木戸は、よりによって卒業式の今日という日に学校を欠席した。草間はそうでもなければ、いくらクラス委員だとしても家にまでお邪魔しなかっただろう。孤高でいて空気を読まない煤木戸の家になんか……。 密室の中のなれない会話は思わぬ方にころがっていき―― 。

【最終話】「啄木町の七不思議」
通り魔事件から1年。殺風景と加藤木の二人が辿り着いた結末は?
各話の登場人物総出演。これは、窮屈で息苦しい青春から脱出するまでの物語。

出演:山田杏奈 奥平大兼
吉川愛 中田青渚 尾碕真花/伊藤あさひ 望月歩
原作:青崎有吾『早朝始発の殺風景』(集英社)
脚本監修:岡田惠和(「ファイトソング」「にじいろカルテ」)
脚本:濱田真和(「夢中さ、きみに。」)
音楽:田渕夏海
監督:瀧悠輔(「大豆田とわ子と三人の元夫」「ぴぷる~AIと結婚生活はじめました~」) 坂上卓哉(「私の家政夫ナギサさん」「G線上のあなたと私」)
プロデューサー:植田春菜、松本桂子、塩村香里
制作協力:TBSスパークル
製作著作:WOWOW
番組特設サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/sappu-kei/

2022年11月 放送・配信スタート

【原作紹介】青崎有吾「早朝始発の殺風景」(集英社)
青春は気まずさでできた密室だ―― 。
今、最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。始発の電車で、放課 後のファミレスで、観覧車のゴンドラの中で。不器用な高校生たちの関係が、
小さな謎と会話を通じて、少しずつ変わってゆく―― 。今月20日には待望の文庫本が発売!

早朝始発の殺風景

©青崎有吾 /集英社

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