藤岡真威人、父・藤岡弘、を継いで仮面ライダー１号を演じる思い。『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』初日舞台挨拶

2021年12月17日、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』初日舞台挨拶が行われ、前田拳太郎（仮面ライダーリバイ）、日向亘（仮面ライダーライブ）、井本彩花（仮面ライダージャンヌ）、濱尾ノリタカ（ジョージ・狩崎）、内藤秀一郎（仮面ライダーセイバー）、山口貴也（仮面ライダーブレイズ）、藤岡真威人（仮面ライダー１号）、中尾明慶（仮面ライダーセンチュリー）、柴﨑貴幸監督が登壇。
100年の時を越えて、1971年の仮面ライダー１号から、現代、2071年の仮面ライダーセンチュリーと３つの時代を戦いの舞台に、仮面ライダーたちが大活躍する。
この日の舞台挨拶では、50年前、父・藤岡弘、が演じた仮面ライダー１号を引き継いで演じることになった、息子の藤岡真威人がその思いを明かした。
一方、俳優活動の20数年で初めて仮面ライダーを演じることになった中尾明慶は、女の子にキャーキャー言われる最後のチャンスだと息こんだ。

舞台挨拶レポート

■動画レポート

■公開初日を迎えての感想

前田拳太郎（五十嵐一輝／仮面ライダーリバイ）
ファンの方との初めて会うので楽しみでした！

日向亘（五十嵐大二／仮面ライダーライブ）
僕たちを応援してくれてる皆さんに直接会えるの嬉しくて、仮面ライダーの長い歴史の中で、50周年という節目で出させていただけるの光栄に思いました。

濱尾ノリタカ（ジョージ・狩崎 役）
実際に多くの方にお会いできて、仮面ライダーは多くの方に愛されている作品なんだなと実感しています。こうして対面で多くの方にお会いできて、本当に励みになります。

－「仮面ライダーセイバー」の放送が終わって4か月ほど経っての撮影はいかがでしたか？また、おすすめポイントは？

山口貴也（新堂倫太郎／仮面ライダーブレイズ）
「仮面ライダーセイバー」の撮影が一旦終わっての再会でしたが、キャストの中で生まれた仲間意識は、まるで家族のように心強かったです。
倫太郎としてのおすすめポイントはたくさんありますが…芽依さんとの結末も少し動いたかな？と思います。
飛羽真たちの言っていた「約束」のヒントもでてきます！

■中尾明慶、ついに仮面ライダーに！！

－本作ゲストの中尾さんは、仮面ライダーセンチュリー役で変身されますね。

中尾明慶（百瀬龍之介／仮面ライダーセンチュリー）
芸能生活を約20年やっていて、“人生初の変身”でした。まさか自分が仮面ライダーに変身させていただけるとは思ってもいなかったのですごく嬉しかったです。
作品はあえてまだ観ていないので、息子と劇場に観に行きたいです。

－古田新太（百瀬秀夫役）さんとの親子共演については？

中尾明慶（仮面ライダーセンチュリー）
2人での変身シーンが息がピッタリで、こだわりもあるシーンなので皆さん是非楽しみにしていてください。

■親子で仮面ライダー１号を演じる奇跡的な運命

－もう一人のゲストキャストの藤岡さんは、お父様である藤岡弘、さんが演じた本郷猛／仮面ライダー1号を50年の時を経て演じられています。そのお気持ちは？

藤岡真威人（本郷猛／仮面ライダー１号）
変身する日が来るなんて夢にも思っていなかったです。父がかつて演じていた役を演じたことは光栄でした。
責任感やいろいろな感情があって、役が決まった日は眠れませんでした。お披露目できたことに感無量です。言葉がうまく出てこないですが、全力で演じさせていただいたので感想などお聞ききしたいです。

■内藤秀一郎登場！

ここで急遽、神山飛羽真／仮面ライダーセイバー役の内藤秀一郎が会場に駆けつけた。

－内藤さん、早速おすすめのシーンをご紹介ください。

内藤秀一郎（神山飛羽真／仮面ライダーセイバー）
飛羽真は「約束」というものを自分の中で大事にしていますが、今回の映画で初めて人に伝えました。そこが見どころです。（と、あるシーンでバイスに“約束”の大切さを話すシーンがあることを明かした。）

■本作のテーマ“家族”

前田拳太郎（仮面ライダーリバイ）
「仮面ライダーリバイス」も家族がキーになっていて(演じている)一輝も家族を大切にしているので映画でも家族を大切にしていてどんな距離でも時間が経っても家族はかけがえのないものなんだと自分自身も感じることができました。

日向亘（仮面ライダーライブ）
家族をテーマに仮面ライダー自体が親子で楽しめる作品なので、毎日一緒に頑張ってるみんなとかファンの皆さんに刺さるような、満足してるような作品を撮りたいと思って演じました。

井本彩花（五十嵐さくら／仮面ライダージャンヌ）
（家族のことは一緒に家族を演じている前田と日向が話したこともあり）私の役はテレビシリーズでまだ仮面ライダージャンヌに変身する前に、映画で変身の撮影をしていたので、映画とテレビシリーズの撮影を同時並行で進められたのはいい経験になりました。

濱尾ノリタカ（ジョージ・狩崎 役）
（五十嵐３兄妹の家族ではないけれど）仮面ライダーという共通項の家族として出演できて嬉しいです。50年後の（2071年の）世界、変なおじいちゃんが出てきます。その世界にも皆から愛される仮面ライダーがいたらいいなと思っています。

内藤秀一郎（仮面ライダーセイバー）
「仮面ライダーセイバー」は「仮面ライダーリバイス」のように“家族”ではないですが、僕からしたらソードオブロゴスが家族のようなものです。
仲の良さがしっかりとみせられたかなと思います。

山口貴也（仮面ライダーブレイズ）
家族がテーマの作品ですが、ファンの方達と僕たちは“家族”だとキャストみんなで話していました。
また、本作は昔のライダーがたくさん出ているので、お父さんも子どもも、いろんな世代の方がいろんな想いを巡らせて観ることができると思います。

藤岡真威人（仮面ライダー１号）
見終わった後は親子で心に残ってくれたらいいな。

中尾明慶（仮面ライダーセンチュリー）
本作に出演することによって、今まで獲得できなかった女性ファンを手に入れたいです。仮面ライダーを演じることによってみなさんからキャーキャー言われたい！ラストチャンスだと思ってます！

柴﨑貴幸監督
皆で映画を作る、楽しいなと思います。こうして満席の映画館を見ると、ジーンとします。
この映画は「仮面ライダーセイバー」ファン、「仮面ライダーリバイス」ファン、子供のファン、そして鉄道ファン、昭和のお父さんファンまで幅広い層の皆さんに楽しめる作品になっています。特に、お父さんを泣かしに行っているのでお父さんは必見の映画です！

■仮面ライダー誕生100周年の2071年に残したい想い

－本作の50周年記念作品として、50年前の過去と50年後の未来が描かれていることから100周年に迎える未来にどんな想いを残したいですか？

前田拳太郎（仮面ライダーリバイ）
僕自身が仮面ライダーを目指してこの世界に入り、自分の中で原点であって目指すきっかけとなったので、夢を与えられる仮面ライダーになって、夢をつないでいきたいです。

内藤秀一郎（仮面ライダーセイバー）
仮面ライダーは、みんなにとってヒーローで先生だと思います。他の現場でも仮面ライダーを演じたという事を忘れずにしっかりと結果を残して頑張ります！
監督やみんなで映画を作りました。人と人が協力する、映画というのは素晴らしいなと思います。50年後も、人と人が協力する世界であってほしい！
仮面ライダーは孤独なヒーローと言われていますが、仲間と力を合わせて立ち向かうのも仮面ライダー。困難なこととでも乗り越えられる、50年後も乗り越え、つながって行ける世界になってほしい。

中尾明慶（仮面ライダーセンチュリー）
50年後仮面ライダーセンチュリーとして再登場を約束してほしい！僕はその時83歳ですけどね！
それまで、仮面ライダーの歴史が続いていて、子供たちに夢を与え続けていたら本当に素敵ですね。

■最後にメッセージ

内藤秀一郎（仮面ライダーセイバー）
「仮面ライダーセイバー」を知らない人もいると思うので、「仮面ライダーセイバー」は約束だったり大切なことをしっかり伝えている作品なので面白そうだなと思ったらぜひ「仮面ライダーセイバー」を見てください！
そして「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」は素晴らしい映画になっているので皆さん宣伝してください。

前田拳太郎（仮面ライダーリバイ）
まさか自分が大勢のファンの皆様の前に立つ日が来るとは思っていなかったので、今日は楽しかったです。
「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」は仮面ライダーの歴史に残る素晴らしい作品になっているので、ぜひ楽しんでください！

■フォトギャラリー

[写真・動画：桜小路順]

映画『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』

INTRODUCTION
1971年の仮面ライダー誕生から、現在毎週日曜日午前9時よりテレビ朝日系にて放送中の、仮面ライダー生誕50周年記念作品『仮面ライダーリバイス』にわたる、半世紀を股にかけた、仮面ライダー史を揺るがす全てを超越（BEYOND）した予測不能な物語。
本予告やゲストキャスト、さらには仮面ライダー１号/本郷猛役が藤岡弘、の息子・藤岡真威人であることも解禁され、ますます盛り上がっている。

前田拳太郎　木村 昴（声の出演）　内藤秀一郎
日向 亘　井本彩花　濱尾ノリタカ　浅倉 唯　関 隼汰　八条院蔵人　小松準弥　田邊和也
山口貴也　川津明日香　青木 瞭　生島勇輝　富樫慧士　岡 宏明　市川知宏　アンジェラ芽衣　庄野崎 謙
知念里奈　映美くらら　戸次重幸
古田新太　中尾明慶

原作：石ノ森章太郎　脚本：毛利亘宏　監督：柴﨑貴行
音楽：中川幸太郎　山下康介　アクション監督：渡辺 淳　特撮監督：佛田 洋

「ビヨンド・ジェネレーションズ」製作委員会
ⓒ石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
公式Twitter：@toeiHERO_movie
公式HP：http://kamenrider-winter.com/

WEB予告映像

『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』主題歌PV

12月17日(金)全国公開

■「仮面ライダーリバイス」とは
２０２１年９月５日よりテレビ朝日系毎週日曜（午前9:00〜9:30）絶賛放送中！
≪令和仮面ライダー≫第3弾にして、仮面ライダー生誕50周年記念作品「仮面ライダーリバイス」。
『仮面ライダーリバイス』公式ホームページ：https://www.kamen-rider-official.com/revice
『仮面ライダーリバイス』公式Twitter：https://twitter.com/toei_revice50
『仮面ライダーリバイス』テレビ朝日公式ページ：https://www.tv-asahi.co.jp/revice/