【インタビュー】鈴木ふみ奈「今までとは違う新しい私を」
7月21日(水)に発売された「鈴木ふみ奈写真集 Leap」。グラビア界のトップを走り続け、テレビドラマ「桜の塔」(テレビ朝日系)出演など活躍の場を広げる鈴木ふみ奈に写真集の見どころ、今後の抱負について話を伺った。(撮り下ろしインタビューカットあり)
鈴木ふみ奈 インタビュー
■過去最大級の露出!でも爽やかな写真集
-今回は、鈴木ふみ奈さんにとって、4冊目の写真集にして過去最大露出のセルフプロデュース写真集ということですが、どういう構成にしようと考えましたか?
鈴木ふみ奈
編集の担当さんからは、今までの3冊とは違うものにしたいって言うお話をいただいて、私もそれはそのとおりだと思いました。
そしてお話を進めていく上で、「爽やかで明るい雰囲気のグラビアを撮りたい、そのためにスタイリストさんもファッション誌の専属の方にお願いしたいと思ってますが、あとは全部鈴木さんのセルフプロデュースです」ともおっしゃっていただきました。
だとしたら私は、露出で頑張りたいなって思ったんです。ハイレグやTバックも事務所に相談して許可もらったので、写真集に取り入れることにしました。
-ハイレグやTバックを今回解禁されようとした理由は?
鈴木ふみ奈
これまでとは違う、新しい私を見てほしいという気持ちがあったのと、露出をする上で、今回ほど安心して信頼して露出できるのは、今後無いかもしれないなと思ったので、このタイミングで是非やりたいなという気持ちになりました。
-タイトルの「Leap」に込めた思いについてお聞かせください。
鈴木ふみ奈
「Leap」は、飛躍という意味で、特に大きく飛躍するっていう意味合いが込められているので、私自身これから飛躍するぞという決意を込めてこのタイトルにしました。
■ページ数たっぷりだからこそできたこと。
鈴木ふみ奈
水着については、私がやりたいと思っている水着写真のストックから編集の担当さんに送って、それをベースにスタイリストさんが衣裳をたくさん用意してくださいました。普通のグラビアじゃありえない量の衣裳がフィッティングルームにあって、その中から自分が気に入ったものをセレクトしました。
鈴木ふみ奈
普通、撮影後の写真チェックはNG出しをします。「これは露出的に厳しいです」とか「これは顔の表情がNGです」というように。
でも、今回は自分が好きな写真をセレクトしてくださいっていうチェックの仕方で、それは今までではありえなかったことでした。やっぱり売らなきゃいけないということもあるので。今回、そこを任せていただけたってところもかなり大きいですね。
また、写真集で128ページというのは、これまでの3冊の写真集と比べると、とても多い量のページ数で、ページ数が少ない写真集だと選ばないような写真も今回はバリエーションとして意図的に入れましたので、そこも今回の写真集のお気にりのポイントです。
-写真集の見どころをご紹介ください。
鈴木ふみ奈
今回の写真集は爽やかさをテーマにしているので、女性の方がご覧になっても綺麗だなって思っていただける写真が多いです。一方で、過去最大の露出になっていますので、男性が見てもグッとくる写真もたっぷりあります。
たとえば、ランジェリーのカットは女性の方が関心あるかもしれませんし、ゴールド色の水着は、ザ・グラビアという感じで男性好みかもしれません。
ハイレグのカットも、グラビアではあまり付けないアクセサリーを付けていたりとか、セクシーなんだけど雰囲気は可愛いなって思ってもらえると思います。
髪型も、ふだんのグラビアではしない髪型になっていて、ファッション的にも楽しめます。
-お気に入りのカットは?
鈴木ふみ奈
たとえばこのバックショットです。ちなみに、弟にどの写真が好き?って聞いたら同じ意見で、やはり同じ血が流れているなと思いました(笑)
バックショットはいくつかあって、エッセイの「ふみ奈流バックショット術」としても紹介している、長い髪の毛で衣裳を見えなくして裸に見えるというカット、これもお気に入りです。
-エッセイは今回初めて書かれたそうですが、どんな内容となってますか?
鈴木ふみ奈
自由に書いていいですよと言っていただいたので、私が書きたいことなんだろうなって考えて、まず最初に思いついたのが私のグラビア術。
他の人はしてないであろうグラビア術っていうのをまとめて書いてみたのと、普段の取材ではあまり聞かれない、グラビア以外のことも書いてみたいと思ったので、私が生きてきた中でこういうことを大切にしたら、人生よい方向に進みそうな気がするという言葉をなども紹介しています。
-エッセイの中にある、たとえば「ふみ潰し」ってなんでしょうか?
鈴木ふみ奈
これはグラビアのことなんですけど、私の胸のチャームポイントとして「血管が見えるところが好き」と言ってくださる方が多いので、(胸を)押すことによってボリューム感も演出できるし、血管もよく見えるので踏み潰しっていう名前を付けてよくやってます(笑)
-エッセイを書いてみていかがでしたか?
鈴木ふみ奈
書きたいことが次々と浮かんできて、意外とスラスラと書けました。で、どのエッセイをどの写真のページに載せたいかも自分で考えました。
-今回の撮影で印象に残ってることはありますか?
鈴木ふみ奈
特に印象に残ったのは、スタッフの皆さんから、愛を持ってこの写真集を作ろうっていう気持ちがすごい伝わってきたことです。
編集の担当さんの考えで、今回は色彩のバランスがとてもきれいな写真集になってるんですが、水着と背景の色のバランス、さらにそれに合わせたメイクなど、スタイリストさん、メイクさんのそういった連携した動きがとても印象的だったんです。
また、私も撮影の時は、もちろんプロ意識を持つようにして、例えば苦手な虫がいたとしても撮影の時はそれをスルーして頑張るタイプなんですが、今回撮影してくださった、カメラマンの田中さんのプロ意識の高さにも刺激を受けました。プールでの撮影の時、水が躊躇するくらいに冷たかったんですが、田中さんは、平気でその中に入っていかれるんです。
-写真集に限らず、さまざまな撮影をこなしている鈴木ふみ奈さんが今回、心がけたことがあれば教えてください。
鈴木ふみ奈
今回初めてやったことですが、私は、過去の自分のグラビアをファイリングしてるんですが、まずそれを全部見返して、どの時の体型が一番いいんだろうと検討したんです。
もちろん、それぞれの撮影は全力で挑んでボディは仕上げていたつもりですが、この時は良いと思ったけど思った以上に筋肉質すぎたかなとか。
それで今回目ざすべきものを決めて、撮影の日までを逆算して体のメンテナンスと食事制限に取り組みました。あとは、筋トレとしてお尻は大きくなる方の筋トレはしています。
■「グラビアをやるために生まれてきました」
-先日、7月5日の誕生日に「グラビアをやるために生まれてきました」とツイートでも書かれてましたね。
鈴木ふみ奈
グラビアを始めてから初めて知ったんですけど、私の誕生日の7月5日は、ビキニの日なんです。また、グラビアを始める前の学生時代から、「グラビアにいそうな感じだよね」って言われてたこともあって、ビキニの日のことを知った時に、「私はグラビアをやるために生まれてきたんだ!」って、すっと自分の中で腑に落ちました。
-今のお仕事のきっかけはスカウトだと伺ってますが、鈴木ふみ奈さんにとって、あらためてグラビア撮影とはどういうものでしょうか?
鈴木ふみ奈
自分の人生を豊かにしてくれたものだなってすごく思います。きっかけはスカウトの形から始まったんですけど、始まってからはどんどんどんどんグラビアの魅力ってものに惹きつけられて、やりたいこともたくさん出てきて、あっという間に10年が過ぎていったという感じです。
■女優業も頑張っていきたい
-今、やりたいことがたくさん出てきてとおっしゃいましたが、俳優としても活躍されている鈴木ふみ奈の今後の抱負があれば教えてください。
鈴木ふみ奈
この1年を通して、演技のお仕事が増えてきて、演じることの楽しさをより実感した年でもあったんですけど、これからもグラビアも続けていきつつ、女優業の方にも頑張っていけたらいいなと思っています。
-女優としての目標はありますか?
鈴木ふみ奈
私は役を演じる時に意識していることがあります。その役がどんなポジションの役であっても、愛されるポイントがある役作りをする人が、私は俳優さんとして魅力的に見えるなと思っているので、、私もどんな役をやる時もそれを意識して、そして唯一無二の存在になれたらいいなと思っています。
-やってみたい役はありますか?
鈴木ふみ奈
私は、見た目の印象で言うと、身長も高いですし、胸もお尻もあるので、けっこう強そうに見られることが多いんです(笑)そういう雰囲気を活かして、アクションをこなせる役をやりたいです。
あとはグラビアで培ってきた、女らしさ、セクシーさを活かせる役もやっていきたいなと思います。
キャラクターとしては、観る人をミスリードさせるような役。最初はすごいいい人だと思ったら、実は悪人だったんだっていうギャップのある役に挑戦してみたいなって思います。
-アクションという言葉が出ましたが、なにかトレーニングはされてるんですか?
鈴木ふみ奈
やっています。まだ情報解禁前なんですが、来年公開の映画でボクシングをやる役をいただいたので、ボクシングのトレーニングをしてました。それまでにもキックボクシングは趣味でやっていたんですけど、キックボクシングとボクシングの差に驚きました。足のステップの踏み方や、重心の置き方の違いなので、最初は苦戦しました。
-映画といえば、先日、8月公開予定の入江悠監督映画『シュシュシュの娘(こ)』(*)の試写に行かれたことをツイートされてましたね。こういうミニシアター系の作品もご覧になるんだなって思いました。
(*2021年8月開催の第20回ニューヨーク・アジアン映画祭にてワールドプレミア)
鈴木ふみ奈
はい、映画はよく観ますし、入江監督は実は大学の先輩でもあるんですけど、昔から入江監督の作品が大好きなのもあります。
-ちなみに最近、ハマっているものがあれば教えてください。
鈴木ふみ奈
日本にもカジノができるかもしれないとなったタイミングで、それに関連するお仕事にできるかもって思って、ポーカーの勉強を始めたんですが、個人的にもハマっています。
■最後にメッセージ
-写真集を楽しみにされている方へのメッセージをお願いします。
鈴木ふみ奈
女性の方含めて、さまざまな世代の方に楽しんでいただける作品になっています。今まで私のことを知ってくださってるファンの方でも見たことないような私の表情や、グラビアの露出感、女性の方にはファッション的な雰囲気も楽しんでいただけると思います。
そして、私がこれまで出したどの写真集よりも金額的には安いんです。しかもページ数もたっぷり。そういう意味でお求めやすくなっていると思うので、是非手にとってご覧ください!
■撮り下ろしフォトギャラリー
[写真・聞き手:桜小路順]
『鈴木ふみ奈写真集 Leap』
著者:鈴木ふみ奈
撮影:田中智久
定価:本体3,000円+税
仕様:A4判/128ページ
ISBN:978-4-04-605303-9
発行:株式会社KADOKAWA
発売日:2021年7 月21日(水)
【Amazon.co.jp 限定】(特典:スペシャルメッセージ動画 配信データ)
https://www.amazon.co.jp/dp/4046053038
画像クレジット:(C)KADOKAWA (C)officepocket PHOTO/TANAKA TOMOHISA
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