【インタビュー】「仁香に恋をしてください!」素の坂井仁香がたっぷりの初写真集「First Love」
自身初の写真集「First love」を先日発売したばかりの坂井仁香(19)。アイドルグループ「超ときめき♡宣伝部」でセンターのレッドとしても活躍中の彼女に、とき宣を始めた頃から感じる成長、そして今後の抱負を伺いました。(撮り下ろしフォト)
坂井仁香は、ファッション誌「Seventeen」で専属モデルを務め、フジテレビ系「めざましテレビ」でイマドキガールとして出演中など、活躍の幅を広げています。
坂井仁香インタビュー
■写真集きっかけで始めたこと。
-初の写真集発売おめでとうございます。写真集発売が決まったことの率直な今のお気持ちをお聞かせください。
坂井仁香
無事に写真集を発売することができてとっても嬉しいです。でも同時にまだ実感が無くて。たしかに私の手元にもあるし、みんなの元にも届いているんですけど、なんかまだ夢のような気持ちなんです。写真集を出すと決まった時、「えっ?私が写真集を出せるんですか?」って思ったからかもしれません。
でもせっかく出させていただくからには、私も素敵なきれいな大人の女性に近づけるように自分磨きをしなくてはとも思いました。
-自分磨きというのは何かされたんですか?
坂井仁香
初めてエステに行きました。これまで整体に行ったことはあったんですが、エステには行ったことがなかったので、ずっとお店の中で緊張していて、気持ち良かったかどうか記憶がないんですけど(笑)
あとは、美容ドリンクやコラーゲンゼリー。ふだんは摂らないんですけど、綺麗にならなくちゃ!って思っていろいろ買って試してみました。
写真集きっかけで初めてやってみることがけっこう多かったです(笑)
■これまで見せてこなかった素の“坂井仁香”を。
-本日(2/28)、宣伝部員(ファン)の方々との「オンライン個別お話会」をされたそうですが、いかがでしたか?
坂井仁香
たくさんの方から感想を言っていただきました。「可愛いよ」、「『First Love』っていうタイトルのとおり仁香に恋しました」って言ってくださったり。
昔から応援してくださっている方は「成長したね、素敵な女性になったね」って言ってくださったりとかして、私も写真集が出せたんだって、みんなに認めてもらえたのかなってそれはすごく嬉しかったです。
そして、みんなからお気に入りのカットも聞いたんですが、普段見れない表情のカット、たとえば歯磨きしているカットとか、マフラー巻いて遠くを見ているカットが好きって意見が多かったんです。
実はこの写真集は、普段私が見せないような表情を皆さんに見ていただきたいって思いながら撮影しました。普段はアイドルとして、モデルとしての自分を出しているんですけど、今回の写真集はありのままの自分を出していこうと撮影に挑みました。なので、どのカットもふだんみんなに見せない表情になっているのが多くなっているんじゃないかなって思います。
みんなが好きって言ってくれた歯磨きカットは普段は絶対に見せないし、寝起きのカット、近くで一緒に寝ているようなカットもそうです。
-「異国の地を旅するような姿や南アルプスの大自然で過ごす様子など等身大の素顔が収められた」とありますが、写真集の内容はどのようにして決めていかれましたか?
坂井仁香
今は旅行ができなかったり、おうち時間が長いので、この写真集を見て私と一緒に旅をしているような気持ちになってほしいという思いを込めています。
そして「彼女感」を感じて私とデートしているような気持ちになってほしくて、私自身も撮影中はほんとに楽しんで、美味しいものを食べたりとか、素敵な景色を見たりとか、楽しんでありのままの私を撮影していただきました。
ファンの方にも「一緒に旅行している気持ちになった」とか、「仁香との思い出を見ているみたい」って言ってくださったので、私が思っていた理想の写真集がちゃんとできたなって、今回の「オンライン個別お話会」を通してすごく自信を持てました。
-「彼女感」というのはタイトルの『First Love』にも繋がっているんですか?
坂井仁香
はい。初めて写真集を出すし、初めてみんなに見せる表情だったので、タイトルも“初めて感”がわかるようなタイトルがいいなって思って考えました。
デート感を出したいと言いましたが、ちょっと恥ずかしそうな表情があったりとか、まだ慣れてないからこそ出る表情にドキドキしてもらえたらいいなと思います。
■ありのままの私で撮影できた
-撮影中のことで印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
坂井仁香
デートしているというシチュエーションで、パフェづくりをして、イチゴをハート型に切ったりとか、そこまではすごい順調だったんですよ。
でも私、ほんとに不器用といいますか、芸術的センスがほんとに無くて、精一杯一生懸命頑張ってたんですけど、最後の仕上げのソフトクリームの盛り付けがどんどんどんどん斜めに傾いていってしまって(笑)
撮影しているから「カメラを向いて」って言われるんですけど、「ちょっとムリです」ってなって、写真を撮るのが目的なのかソフトクリームをデコレーションすることが目的なのかほんとわからなくなっちゃうくらいその時は焦ったし、一番笑った瞬間でした。
-撮影で大変だったことはありますか?
坂井仁香
大変だったのは、寒かったことです。秋の撮影だったのですが、水着の撮影でコンクリートの上に寝っ転がったり、プールの水に足をつけたり。もう一生忘れられないかなっていうぐらい寒すぎて(笑)
でも振り返ればそれも良い思い出かなとも思います。水着の時は寒そうにはできないので気合で頑張りました!
-撮影はスムーズに進みましたか?
坂井仁香
最初は緊張しました。多くのスタッフさんがこの写真集を作り上げるためにたくさんの力を貸してくださっている中、「私はこんなんでいいのか?」って思ったりして、前日は眠れなかったです。(とき宣での)ライブとはまた違う緊張感でしたね。
-ふだんモデルもされているから撮られ慣れているということではない?
坂井仁香
また違うんですよ。モデル撮影ではこのトップスを良く見せてとか、このページはクールなページだからクールにとかなんですけど、(写真集の撮影は)自分自身を見せるということと、型が無く見本も無ければどういうページかも決まっていなくて、撮りながら決めていく。全部自分次第で出来上がっていく。なので、それはすごい緊張しましたね。
-台本の無いお芝居をしている感じですか?
坂井仁香
そんな感じです!アドリブで撮っていくような感じでした。
-どのあたりから緊張感は取れましたか?
坂井仁香
初日の午後くらいからはスタッフさんのおかげもあってリラックスできるようになってきて、最後の方はもうありのままの自分を出せるようになっていました。何も飾らない自分で撮影できたんじゃないかなと自分では思っています。
写真集の完成形を見た時に、いつも雑誌だったら「あ、ちゃんとポージングできてる」とか、「見せたい表情できてたな」って思うんですけど、写真集の完成形を見た時は「恥ずかしい」っていう気持ちがけっこうありました。それは、ふだん見せない素の自分をみんなに見られてしまう恥ずかしさ。でも、ということは、素でありのままで撮影できたということで、恥ずかしいって思えたのが正解かなって思いました。
■「幸運の写真」この先もきっといいことある。
-お気に入りカットを教えて下さい。
坂井仁香
四つ葉のクローバーを持っているカットです。これは用意されていたものじゃなくて、撮影現場の葡萄畑の足元からみんなで見つたものなんです。
見つけた時、「この写真集、きっとうまくいく!」って思ったし、10代ラストの写真集ってことで作ってたんですけど、20歳もいいことありそうだなって、この先もきっといいことあるなって思えて。このカットは幸運の写真で大切に思っています。
-景色もすごい綺麗ですね。
坂井仁香
そうなんですよ!お天気もずって晴れていて良かったです。
-今日のイベントで発表された、「本人が選ぶ、恋人距離感を感じさせる“最強の彼女感カット”」についても教えてください。
坂井仁香
これです。この写真集、顔のアップのカットが多いんですけど、ここまでアップのはなくてもう顔がドーンって感じでニコっていう笑顔で、これは彼氏と一緒にサイクリングデートしているような感じです。これはきっと彼氏だからこそ見れる近さと表情だと思うし、彼女感が出ているカットかなって思います。
このカットが好きって言ってくれるファンの方はすごく多かったです。「笑顔がいいね」って言っていただけましたね。
■自分とゆっくり向き合った1年。
-昨年は、コロナ禍もあり、超ときめき♡宣伝部のライブ活動も制限されたと思いますが、改めて振り返られてどんな1年でしたか?
坂井仁香
昨年はZeppツアーもアリーナ2daysも中止になってしまって、これまで勢いが良かったからこそ、空っぽになってしまったという気持ちになりました。
でも、空っぽになってすべてを失くしたからこそ、新たに見つけられたものもあったんです。
ひとつは、SNSを通しての新しい方向性。自粛期間中にSNSを頻繁に更新するようにしたんですけど、そうしたらファンの方との距離も縮まったし、新たにファンになってくださった方もいて、自粛期間中にファンの方が増えたんです。
もうひとつは、自分と向き合う時間も作れたこと。自分とゆっくり向き合って「この先どうしたらいいのか?」「どういう大人になりたいのか?」「未来の自分のために、今自分ができることはなんだろう?」とか、そういうことを考える時間がとても増えました。
-今年の7月25日で20歳になられますもんね。
坂井仁香
ですね。ほんとビックリですよ。私が20歳だなんて考えられないんですけど。
-大人になったらブラックコーヒーを飲めるようにとはおっしゃってますが、それはそれとして(笑)、たとえばどんな大人になりたいとか目標はありますか?
坂井仁香
自分をしっかり持った芯のある大人に憧れます。女性でも男性でも、私はこうでありたいと自分をしっかり持っている大人はかっこいいと思うからです。
そのために、誰にも負けない私自身の“武器”を見つけて、「この人は強い」と思われるような芯のある女性になりたいなと思います。
でも、「私自身の“武器”ってなんだろう?」って思った時に、今はまだあまり思いつかなくて。ポジティブにとらえて「これから何色にも染まれる」ということだとしても、しっかりとした自分を持っていた上で染まっていきたい。何色かに染まった時に自分にしか出せない色になるように。そのためにもっと自分らしさを磨きたいなって思います。
-なるほど。逆に振り返って、とき宣の活動を始めた2015年の頃と、今のご自分とを比べてみて、ここは成長したなって思えることはありますか?
坂井仁香
とき宣を始めた当初はほんとに自分しか見えてなかったです。その後、メンバーが一人脱退した時に初めてグループ全体のことを考えるようになりました。
その子の気持ちがわかってなかったことに気づいて、それまでグループのことも考えているつもりだっただけで、実は自分のことしか見てなかったことにも気づいたんです。
それからはグループ全体として向上するにはどうしたらいいのか?ということを考えるようになりました。メンバーひとりひとりの個性も考えるようになったし、ひとりひとりと話す時間を作るようにもしています。夜、急にメンバーに電話をしてみたりとか(笑)、二人でご飯に行こうって誘って話してみたり。
グループ全体が見えてくると、逆に私自身の自信にも繋がりました。
-周りに目を向けるというのは、大人への成長として大事なことだと思います。
坂井仁香
そうなれていたらいいですね。
■UFOチキンが好き!
-坂井さんご自身のことを伺いますが、最近の趣味やハマっていることがあれば教えて下さい。
坂井仁香
今、「呪術廻戦」の狗巻棘(いぬまきとげ)くんっていうキャラクターにハマっていて、何回もそのシーンを見てます。普段は「しゃけ」「おかか」と、おにぎりの具で会話するんですけど、たまにちゃんとしゃべるのがカッコよくて。
あとは、韓国料理が私の中ではすごいブームです。
-辛いのが好きなんですか?
坂井仁香
辛いのは苦手なんですけど(笑)、韓国料理の辛いのは意外と食べられるんです。チーズダッカルビも好きですし、UFOチキンってご存知ですか?真ん中にチーズの鍋みたいなのがあって、周りにヤンニョムチキン。そのチキンをチーズ鍋につけて食べる料理が大好きなんです。でも食べると太るので(笑)、たくさん食べてる人の動画を見るのが好きなんです。
-余計に食べたくなったりはしない?
坂井仁香
動画を見てたら胸ヤケしてくるので、それで満たされてます(笑)
■仁香に恋をしてときめいてください!
-直近でもライブが予定さています。まだコロナの状況で先は読めないところもありますが、2021年はこんな年にしたいとかありますか?
坂井仁香
今は世界中の皆さんがどんよりした気持ちだと思うし、ときめき不足だと思うので、私たちが全世界にときめきを届けに行きたいなって思っています。直接会って元気になっていただきたいです。とき宣がないと私は生きていけないって(笑)、それくらい大切な存在になれるように頑張りたいです。
-最後に写真集について、ファンの方へのメッセージをお願いします。
坂井仁香
この写真集は19歳の今の私をすべてつめこんだ作品になっています。私の“好き”がたくさんつまっているので、これが坂井仁香なんだって思ってもらえるような一冊です。。
たくさんの方に見てもらって、少しでも明るい気持ちになっていただいたり、一緒に旅をしているような気持ちになってもらえたらすごく嬉しいです。
普段見れない素の私がたくさん見れるので、仁香に恋をしてください!そしてときめいてほしいです!
[インタビュー・写真:Jun Sakurakoji]
坂井仁香 1st写真集「First Love」
発売日:2021年2月28日(日)
撮影:熊木優
価格:2,500円(税別)
サイズ:B5 ページ数:128P
ISBN:978-4-906953-91-2
発行:SDP
作品情報ページ:http://www.stardustpictures.co.jp/book/2021/firstlove.html
SDP公式Instagram:@stardustpictures_pr
SDP公式Twitter:@PR_SDP
画像クレジット:(C)SDP
<坂井仁香> プロフィール
2001年7月25日生まれ。神奈川県出身。アイドルグルーブ「超ときめき♡宣伝部」のセンター・レッドとして活躍中。ティーン向けファッション誌「Seventeen」主催のオーディションでミス セブンティーンに選ばれ、専属モデルとして活躍。フジテレビ系列「めざましテレビ」ではイマドキガールとしてレギュラー出演中。
本人公式Instagramアカウント:@hitoka_sakai_official
公式サイト:https://www.stardust.co.jp/section3/profile/sakaihitoka.html
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