新進カナダ人監督×国際的日本人トップダンサーによるアーバンダンスムービー『ドリームズ・オン・ファイア』劇場公開決定
ダンス、ミュージック、シネマほか世界のトップアーティストたちが結集したアーバンダンスムービー『ドリームズ・オン・ファイア』が、2021年3月13日(土)より全国順次公開することが決定した。合わせてメインビジュアル、キャスト・監督のコメントも到着。
世界の第一線で活躍するトップアーティストたちが熱情の渦を生むアーバンダンスムービーとしての本作。
映画初主演の仲万美は、ダンサーだけでなく女優・モデルとしても活躍。加藤ミリヤや BoA、椎名林檎などのアーティストを始め、2015 年にはマドンナのバックダンサーとしてワールドツアーに同行・活動を共にする。映画『チワワちゃん』で俳優デビュー、舞台「ROCK OPERA『R&J』」でヒロインに抜擢されるなど注目を集める。
脇を固める俳優陣は、舞踏家としても活躍する麿赤兒、映画『告白』ほか評価が高まる黒田育世(ダンスカンパニーBATIK 主宰)、映画、テレビなど幅広く活躍する髙嶋政宏が出演する。
監督はカナダ出身のフィル・メッキー。短編映画「ブレイカー」が世界各国の映画祭で70以上の受賞を果たす。長編デビューとなる今作では、脚本・編集・アートディレクターも担当。ダイナミックなダンスシーンはもちろん、アンダーグラウンドを支えるゲストアーティストや、エレクトロニック・ドラム&ベース・ウェーブなど才能あふれるアーティストを起用した音楽にも注目が集まる。
全ての出演ダンサー達はそれぞれのフィールドでトップクラスに属し、世界中で活躍
WOD2019世界大会第3位のYumer1/きゃりーぱみゅぱみゅやちゃんみなのバックダンサーを務めるGENTA/きゃりーぱみゅぱみゅのほぼ全ての振り付けを担当する MAIKO/国内外のバトルで優勝し、長年TRFのダンサーを務めるPInO/DANCE ALIVE2019年HOUSEチャンピオンのKAZANE/国内のバトルでは優勝記録保持者のタップダンサーSHUN ほか。
コメント
●仲 万美 Naka Banbi(ユメ役)
沢山寄り道して、沢山傷付いて、沢山挫折して、でもそれでも立ち上がって。
こんな時もあったなとか、まだまだこれからだなとか、他人事のようで自分にもあるようなそんな気持ちになる映画です。
夢は必ずしも叶うわけではありません。そして諦めるのも簡単です。でもユメのように諦めない姿は、きっと胸を熱くさせてくれると思います。歩き続ければ少しの光でも大きな喜びに変わる。私もユメから教わりました!
そんな切磋琢磨するユメの姿を劇場で是非ご覧ください。
プロフィール
5 歳からダンスをはじめ、20年以上のキャリアを誇る。これまで加藤ミリヤ・BoA などのバックダンサーを務め、2015 年にはマドンナのバックダンサーとしてワールドツアーを約1年半同行。2014年・2015年・2016年には、NHK「紅白歌合戦」において椎名林檎アーティストダンサーを務めた他、2016年リオデジャネイロオリンピックの閉会式における、日本のプレゼンテーション「SEE YOU IN TOKYO」にも参加するなど、世界的にも活躍。2019年に映画『チワワちゃん』で女優デビューを果たし、舞台「ROCK OPERA『R&J』」ではヒロイン・ジュリエット役に抜擢。その他、雑誌・広告・CM・MV・イベントなどに数多く起用されるなど、今後の活躍も期待される。
●髙嶋政宏 Takashima Masahiro(オーナー役)
なんと言っても撮影のスピード感が最高だった。
僕はたった1日のロケでしたが監督のフィルの頭の中で、撮る前から全てが出来上がってるので、その芝居のどこが良くて、どこが余計なのかの指示が的確。俳優陣の感情が整ってなければ、即座に止める。和やかに撮影を進める世界各国のスタッフもプロフェッショナル。
少数精鋭とはこのことだ。誰も現場で声を荒げる者はいない。自然にリハーサルが始まり、構えることなく本番へと誘(いざな)われる演出に、いつまでも撮影をしていたかったです。
この映画に関われたこと、心の底から良かったと叫びたい!
●麿 赤兒 Maro Akaji(ユメの祖父役)
私の役はユメの祖父だが、祖父としての心情はわかりつつも、私自身がダンサーであるが故にユメに共感するところもあり、少々複雑な心持ちでの撮影は楽しい時間であった。
確かにダンサーになるのはそうそう甘いものではないから、たっぷりと怖がらせてやろうと、金粉を纏った大駱駝艦の舞姫・藤本梓、梁鐘譽とともに大いに張り切った。
フィル監督の日本人観がどのような映画になったのかも興味深く、楽しみなところだ。
●黒田育世 Kuroda Ikuyo(ユメの母親役)
私共カンパニーBATIK の代表作『SHOKU』のオープニングを、そのまま今回の映画のオープニングシーンにと伺って、とても驚きました。
15年前に『SHOKU』をモントリオールで上演した際に監督がご覧下さって(当時まだ学生だったそう!!)、こういった形で起用頂くことになりました。
あの時客席にいらした若き芸術家と、今こうしてご一緒していること、映画や踊りや劇場や運命の悪戯の花束です。
私事で誠に恐縮ですが、15年前一緒にモントリオールで『SHOKU』を踊り、奇しくもこの撮影をもって引退した矢嶋久美子に、この花束を。
●フィル・メッキー(監督・脚本・編集)
Dreams on Fire――心の中で炎のように燃える情熱、そして燃えているように感じることで生じる痛み。夢を持ったり、アーティストとして生きていくことは、こういった気持ちを感じることが多いのではと思います。
日本には深く情熱的なダンスコミュニティがあり、世界中を旅し、国際的に活躍しているトップダンサー、アーティストが沢山います。この映画を通して、国内外の人たちにその力を魅せたいです。才能ある彼らを誇りに思います。この映画が、新しいパフォーマー・音楽・アーティストを発見するキッカケとなり、夢を追う人の刺激となれば嬉しいです。
プロフィール
カナダ・モントリオール出身。2010年の末に東京に渡る。2018年に撮影した短編映画「BREAKER」と「Be my first」は世界中の100を超える映画祭で上映され、70以上の賞を受賞した。また、日本では世界中の映画製作会社の仲介人として、キャスティング、機材のレンタル、ロケーション・ハンティング、役者の日程調整等様々な業務を行った経験もある。仲介相手として、Apple、CNN、BBC、WWE、Channel-4等の有名企業が含まれる。
他にもDJやイベントオーガナイザーとして、WOMBやAgeha等、東京の有名なナイトクラブへの出演経験あり。
今作「ドリームズ・オン・ファイア」は長編映画監督としてのデビュー作であり、10年近くの現場での経験と研究を元に製作した。尚、この作品では脚本家、編集者、アートディレクターも担当している。
映画『ドリームズ・オン・ファイア』
ダンス辞めるくらいなら死んだ方がマシ――
世界の第一線で活躍するトップアーティストが集結したダンス×ミュージック×シネマ。
日本カルチャー、東京アンダーグラウンド、多種多様なダンスと楽曲。
歩き続ければ少しの光でも大きな喜びに変わる――未だ見ぬ表現の扉を開く”アーバンダンスムービー”
STORY
ダンサーになる夢を実現するため、家族の反対を押し切り上京したユメ。個性溢れるダンサーたちとのレベルの差に衝撃を受けるも、目標を達成させるために努力は惜しまない。
無一文だった彼女は東京の歓楽街で働くことを決意。先の見えない夢と現実の狭間でもがきながら、たくさんの人たちと出会い、ユメはダンスを続けていくのだが……。
出演:仲万美 髙嶋政宏 麿赤兒 黒田育世 奥田咲 紅林大空 メデューサ・リー 山下雫
福山梨乃(アキシブ project)/Yumer1/GENTA YAMAGUCHI/Yusura/CYBERJAPAN/池田ひらり/BATIK/MAIKO MASAI/PInO/UMA/KAZANE/ SHUN(TAP)/DJ AKI
ゲストアーティスト:ロープアート・Hajime Kinoko
監督・脚本・編集:フィル・メッキー
プロデューサー:フィル・メッキー ミシェル・ルブラン
撮影監督:ジェームス・ラティマー
助監督・制作:海野ちづる
音楽:レミー・シーリー
配給・宣伝:DOF
2021年/日本・カナダ/124分/カラー
公式Twitter:@DreamsOnFire_movie
公式Instagram:@DreamsOnFire_movie
2021年3月13日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
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