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愛しのダディー殺害計画

佐藤ミケーラ「モトーラ世理奈ちゃんが怖がるので1つのベッドで一緒に寝ました。」映画『愛しのダディー殺害計画』初日舞台挨拶

12月11日、渋谷パルコにて、映画『愛しのダディー殺害計画』の初日舞台挨拶が行われ、W主演の佐藤ミケーラ、モトーラ世理奈、イリエナナコ監督が登壇。2018年春に撮影された本作がようやく劇場公開を迎えたことの喜びを語った。(動画&フォト)

本作は、「再婚をしたい」と言い出した愛する父親に対し殺害計画を企てる姉妹の顛末を、ビビッドな色彩とユーモラスな演出で描いたショートムービー。
企画は、第3回MOON CINEMA PROJECT(⼀般財団法人井上・月丘映画財団による若手映画監督の発掘を目的とした短編映画のサポート)でグランプリを獲得している。
アートディレクター・千原徹也が初監督を務めるドラマ「東京デザインが生まれる日」での主演が決定するなど活躍めざましいモトーラ世理奈と、YouTuberとしても人気を集める佐藤ミケーラがW主演し姉妹役として初共演を果たしているほか、ダディー役の岡慶悟、姉妹の幼馴染・照美役の細川佳央ら個性豊かなキャストが脇を固めている。
CMやMV、ショートムービーなどを手がけてきたイリエナナコ監督による劇場デビュー作となる。

また、同作劇場公開記念『姉妹の写真展』が下記にてアンコール開催中。主人公姉妹マリとエマの世界をフォトグラファーのオノツトムが撮り下ろした写真展となっている。

『姉妹の写真展』
日程:12月11日(金) 〜 12月13日(日)
時間:11日・12日13時-21時、13日のみ13時-17時
場所:murffin STUDIO(東京都渋谷区神南1-5-7 アップル近江ビル2F)
※入場無料、予約不要

舞台挨拶レポート

愛しのダディー殺害計画

イリエナナコ監督/モトーラ世理奈/佐藤ミケーラ

■キャスティングの経緯

イリエナナコ監督
2人それぞれに直接オファーさせていただきました。映画化を進める中で、スタッフ皆が、この佐藤ミケーラ、モトーラ世理奈の2人は並べる運命にあったのかなと思うようになってました。
独特な世界観の姉妹にしたかったので、この2人は良いバランスだなと思いました。
ちなみに、最初に脚本を読んでもらった時、お姉ちゃんと妹だったら、自分はどっちだと思う?って2人に聞いたんです。

イリエナナコ監督

イリエナナコ監督

佐藤ミケーラ(マリ役)
私は妹がいいですって言いましたね。

佐藤ミケーラ

佐藤ミケーラ

モトーラ世理奈(エマ役)
お姉ちゃんがいいって言いました。

モトーラ世理奈

モトーラ世理奈

-理由は?

モトーラ世理奈
たぶん、妹がほしかったんです(笑)

イリエナナコ監督
でも役柄は逆になりましたね。

佐藤ミケーラ
私はお姉ちゃん的な感じで過ごしたことがなくて、どっちかというとみんなから守られている感じだったので、映画で初めてお姉ちゃんという役割をやってみてすごい難しかったです。姉弟もいないので。

■モトーラちゃんが「おんなじベッドがいい」って

-主演のお二人、お互いの第一印象は?

佐藤ミケーラ(マリ役)
モトーラちゃんの第一印象はカワイイなっていうのはもちろんなんですけど、質問をした後に時差があるんです(笑)
質問すると、1、2、「あぁ」、みたいな(笑)それがめっちゃカワイイなって思ったのが第一印象でした。

佐藤ミケーラ

佐藤ミケーラ

モトーラ世理奈(エマ役)
なるほど(笑)

モトーラ世理奈

モトーラ世理奈

佐藤ミケーラ
撮影現場で2人で泊まった時、就学旅行みたいな感じですごい楽しかったのは覚えています。

モトーラ世理奈
(泊まったところが)森の中のお家だったので夜が怖かったのを覚えています。

佐藤ミケーラ
ベッドが2つあったんですけど、モトーラちゃんが「おんなじベッドがいい」って(笑)
お互い縮こまってひとつのベッドで一緒に寝ました。

モトーラ世理奈
寝相が悪くて本当にごめんなさい。

愛しのダディー殺害計画

■足が血だらけに・・・

-監督から見て2人の印象は?

イリエナナコ監督
撮影中は姉妹っぽく2人でこそこそしゃべったりしながら写真を撮ってました。写ルンですを2人で持ち歩いていて、共演者のみんなと。
撮影はけっこう過酷なところもあって、最後、2人が森のような中で踊るシーンは、実は足が傷だらけになりながら踊ってくれてました。

モトーラ世理奈
鋭い葉っぱがいっぱい生えてて(笑)

佐藤ミケーラ
撮影中はアドレナリンが出てるからかわからなかったけど、終わったら足が血だらけになってて(笑)
でもこのシーンがいちばん好きです。新しい自分たちになっていくということで、ワンピースを脱いでパッと放り投げるんですけど、それがすごい気持ち良かったのと、完成した映像を観ると幸せな気持ちになれるので、嫌なこととかあった時は、最後のシーンを観るようにしています。元気になれる感じがするんです。

佐藤ミケーラ

モトーラ世理奈
私もそのシーンが好きだけど、ダディの会社に行って、2人で企んでニヤニヤしているシーンがすごい好きです。

モトーラ世理奈

■監督からイメージブックで映画の世界観を。

モトーラ世理奈
監督の最初に会った時、イメージブックみたいなものを作ってくださったのがすごい印象的でした。

イリエナナコ監督
そうなんです。4日間という短い撮影期間だったので、事前に会う時間も取れないので、姉妹2人でこういう世界を作りたいっていうファイルの手紙みたいなものを2人にそれぞれ渡しました。濃密な4日間を一緒にやってくれという感じで(笑)

佐藤ミケーラ
海外の子も含めていろんな女の子の写真や、監督の思いが書いてありました。
これを見て頑張ろう!って思いました。

モトーラ世理奈
それのおかげで2人の関係性とか、これから作っていく映画の空気を感じることができました。

愛しのダディー殺害計画

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■トークノーカット動画

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■フォトギャラリー

[写真:Ichigen Kaneda/動画・記事:Jun Sakurakoji]

映画『愛しのダディー殺害計画』

<STORY>
マリ(佐藤ミケーラ)とエマ(モトーラ世理奈)の姉妹は、14年前母親が恋人と家を出て行ってから、優しいダディー(岡慶悟)と3人、周りが羨むほど仲良く暮らしてきた。
しかしある朝、ダディーは「再婚をしたいと思っている」と言い出す。大事なダディーがいなくなるなんて許せない。また失うくらいなら、私たちの⼿で殺しちゃおう。姉妹は、幼馴染の照美(細川佳央)を巻き込んで、ダディーの殺害計画を立て始める。

出演:佐藤ミケーラ モトーラ世理奈
脚本・監督:イリエナナコ
スチール:オノツトム
音楽:山本“ぶち”真勇
テーマ曲:Newspeak「july」
製作:MOON CINEMA PROJECT
配給:イハフィルムズ(2019|カラー|28分 | 日本)
(C)MOON CINEMA PROJECT
公式サイト:https://www.itoshinodaddy.com/

WHITE CINE QUINTOにて12月11日(金)より一週間限定公開。アップリンク京都にて12月下旬上映予定

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