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ミセス・ノイズィ

新津ちせ「何したっていいよと言われて、はっちゃけた」映画『ミセス・ノイズィ』完成披露舞台挨拶

11月11日、都内にて、映画『ミセス・ノイズィ』(12/4公開)の完成披露舞台挨拶が行われ、篠原ゆき子、大高洋子、長尾卓磨、新津ちせ、宮崎太一、天野千尋監督が登壇した。(動画&フォト)

本作は、2019年の第32回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門にて上映され話題となった。本来2020年5月公開予定だったが、コロナ禍により2020年12月4日公開に延期。
ささいなすれ違いから生まれた隣人同士の対立が、マスコミやネット社会を巻き込んで、やがて2人の女の運命を狂わせる大事件へ発展していくという物語。「SNS炎上」や「メディアリンチ」など、現代の社会事情も絡みつつ、後半は思わぬ方向に事態が進んでいくサスペンスフルな展開で、子供のケンカから、国や民族の紛争や戦争まで、あらゆる「争い」についての普遍的真理をテーマにした、天野監督によるオリジナル脚本の意欲作。

舞台挨拶レポート

天野千尋監督
この映画は約5年前に構想を始めて、撮影が2年前、昨年の今頃に初めて東京国際映画祭でお披露目しまして、そして公開できると思ったらコロナの影響で延期されてしまい、いつ皆さんにお届けできるのかなというのをずっと待っていました。
それがようやく満を持して12月4日に全国で公開できる運びとなりました。

天野千尋監督

天野千尋監督

■エチュードの段階で白熱した喧嘩になって、おれは面白い映画になると確信

-監督に伺います。この作品はオリジナル脚本ですが、そもそもこのシナリオを書くきっかけについて教えて下さい。

天野千尋監督
もともと、人の喧嘩を題材にしたいと思ってまして、ディスコミュニケーションから生まれる衝突をテーマにしようと考えました。
そして身近な喧嘩ということで、ご近所トラブルを題材としました。
喧嘩って、当人たちは一生懸命やってますが、はたからみると結構どっちもどっちだったり、喧嘩してる本人達が大変な状況にあっても、周りは面白がって見ていることがあると思うので、映画の題材として人間の面白いところを描けるんじゃないかなと思ったのがきっかけです。
そして、篠原さんと大高さんにキャスティングが決まって、練習としてエチュード(即興劇)で喧嘩をしてもらったんですが、2人の喧嘩がすぐ白熱して、これは絶対面白い映画になるなって確信しました。

-監督と篠原さんは以前からお知り合いだったとか?

篠原ゆき子(吉岡真紀 役)
10年ほど前に監督が演出を勉強するために役者としてワークショップに行って、その時同じ生徒同士だったんです。
そのあとしばらく会ってはなかったので、このお話をいただいときはすごい嬉しかったです。

篠原ゆき子

篠原ゆき子

天野千尋監督
おばさんが出す騒音に悩む主人公として、スランプ中の小説家っていう設定を考えたんですが、いろいろ突っ走っていく役柄を書きながら、篠原ゆき子さんにぜひやっていただきたいとイメージを固めていきました。

-大高さんは、4年前にオーディションを受けて合格されたと聞きました。

大高洋子(若田美和子 役)
4年前に天野監督のワークショップがありまして、それを受けました。
ただ、その後、いつ撮影するのかな?って2年待ってたことと、撮影が終わったら今度は、いつ公開するんだろう?って感じになって。
で、やっと今年の5月に公開が決まったと思ったら、コロナで12月に延期になって。
その間、自分がどんどん歳をとっていくのに恐怖を感じつつでしたので、今日この日今日この日を迎えられたことをすごく嬉しく思ってます(笑)

大高洋子

大高洋子

■ちせ「落書きはやったことなかったので面白かった」

-ちせちゃんは撮影の時の思い出は?

新津ちせ(吉岡菜子 役)
私が演じた菜子ちゃんっていう子は、すごく元気な女の子で、お母さんの化粧品を勝手に使って落書きをしたりとか自分の顔に化粧したりとかしてしまうシーンがあるんです。
でも、そういうことはやったことがないので、どうすればいいのかってちょっとあたふたしてた時に、監督に「もうはっちゃけてやりな。何したっていいよ。」って言われて、それではっちゃけてやってドキドキしたんですけど、やったことないから面白かったです。監督、その節はありがとうございます。

新津ちせ

新津ちせ

ミセス・ノイズィ

場面写真 (C)「ミセス・ノイズィ」製作委員会

新津ちせ

■最後にメッセージ

天野千尋監督
この映画がコロナ禍で公開延期になり、その自粛期間中、社会的にもSNSの炎上が問題になったりとか、社会でいろんな分断が進むっていう傾向がより強まったんじゃないかなっていう印象が個人的にありました。
でもこの脚本書き始めた段階からそういう雰囲気を感じてシナリオにしてたんですけれども、今はさらにそれが強くなったと感じています。
ですので、このタイミングでこの映画を公開して皆さんに観ていただいて、もし感じるところがあればいろんな人とそれについて話していただけたら嬉しいなと思います。

ミセス・ノイズィ

ミセス・ノイズィ

後列左から:篠原ゆき子、天野監督、長尾卓磨、宮崎太一/前列右から:新津ちせ、大高洋子

■動画レポート

[写真:Ichigen Kaneda/動画・記事:Jun Sakurakoji]

映画『ミセス・ノイズィ』

INTRODUCTION
ネット社会に物申す!
今、あなたの《常識》が試される!
ささいなすれ違いから生まれた隣人同士の対立が、マスコミやネット社会を巻き込んで、やがて2つの家族の運命を狂わせてしまう。
まさに今、誰の身にも起こり得る「SNS炎上」や「メディアリンチ」などと共に、社会事情も絡みつつ、後半思わぬ方向に事態が進んでいくサスぺンスフルな展開は、最後まで目が離せません。
構想は3年。あらゆる「争い」についての普遍的真理をテーマにした、天野千尋監督によるオリジナル脚本。すでに第32回東京国際映画祭・スプラッシュ部門のワールドプレミアでは大反響を呼び、劇場公開が熱望された衝撃の問題作です。

天野監督の元に集まった驚異の異色キャスト
主人公の小説家・吉岡真紀を演じるのは『共喰い』『湯を沸かすほどの熱い愛』『楽園 』などの篠原ゆき子。本作の好演で第59回アジア太平洋映画祭主演女優賞を受賞しました。
また、存在感のある芝居が評判の謎の隣人夫婦役をオーデション選出の大高洋子と宮崎太一、ほか長尾卓磨、米本来輝、和田雅成そして、田中要次、洞口依子、風祭ゆきと、名優が脇を固めます。
また、真紀の娘は「パプリカ」を歌う人気ユニット「Foorin」のメンバー“ちせ”こと、新津ちせが演じているのも話題です。

STORY
小説家であり、母親でもある主人公・吉岡真紀(36)。スランプ中の彼女の前に、ある日突如立ちはだかったのは、隣の住人・若田美和子(52)による、けたたましい騒音、そして嫌がらせの数々だった。
それは日に日に激しくなり、真紀のストレスは溜まる一方。
執筆は一向に進まず、おかげで家族ともギクシャクし、心の平穏を奪われていく。
そんな日々が続く中、真紀は、美和子を小説のネタに書くことで反撃に出る。だがそれが予想外の事態を巻き起こしてしまう。
2人のケンカは日増しに激しくなり、家族や世間を巻き込んでいき、やがてマスコミを騒がす大事件へと発展……。果たして、この不条理なバトルに決着はつくのかーー?!

出演:篠原ゆき子 大高洋子
長尾卓磨 新津ちせ 宮崎太一 米本来輝
洞口依子 和田雅成 田中要次 風祭ゆき
監督・脚本:天野千尋
制作:ヒコーキ・フィルムズ インターナショナル/メディアプルポ
企画協力:アクターズヴィジョン 配給:アークエンタテインメント 特別協力:アミューズメントメディア総合学院
2019年/日本/106分/シネスコ/5.1ch/カラー
(C)「ミセス・ノイズィ」製作委員会
公式サイト:http://mrsnoisy-movie.com/
公式Twitter:https://twitter.com/MrsNoisy_movie

予告篇

2020年12月4日(金)~ TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

ミセス・ノイズィ

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