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ドロステのはてで僕ら

“時間の合わせ鏡効果”を題材にしたSF映画『ドロステのはてで僕ら』のメインビジュアル、場面スチール解禁

2分後の未来が見えるタイムテレビで、もっと先の未来を見るには?そのために巻き起こる騒動を描いた時間SF映画『ドロステのはてで僕ら』のメインビジュアル、場面スチール、そして主題歌を京都出身のバンド・バレーボウイズが担当することなどが解禁となった。

時間に殴られろ。- 無限に続く“ドロステ効果”とは?

タイトルにある“ドロステ”とは、“ドロステ効果”のことで、すなわち、合わせ鏡のように、互いに映り込んだ映像が無限に続いてくことを指す。Wikipediaによると、この言葉の由来は、1902年発売の「ドロステココア」のパッケージ。このパッケージイラストは、尼僧が持っている盆の上に、ココアの入ったコップと一緒にドロステ・ココアの箱が乗っていて、その箱の絵には、コップとドロステ・ココアの箱が乗った盆を持つ尼僧が描かれている。
『ドロステのはてで僕ら』は、京都を拠点に活動を続け、毎年の本公演では1万5千人を動員する人気劇団ヨーロッパ企画が、劇団として初めて取り組むオリジナル長編映画。
今回解禁となったメインビジュアルは、ヨーロッパ企画メンバー、朝倉あき、藤谷理子などキャスト全員集合カット。物語の舞台となるカフェで、“時間に殴られろ。”という挑発的なコピーと、“ドロステ効果”をモチーフにしたビジュアルが印象的な一枚となっている。

ドロステのはてで僕ら

メインビジュアル

本作製作にあたっては、クラウドファンディングプラットフォーム「Motion Gallery」にて国内外の上映に向けた支援を募集されたが、開始から1日も経たずに目標達成している。3/23現在、達成率402%を記録するなど、劇団初の映画製作に期待が集まる中、撮影は、ヨーロッパ企画のホームである、京都・二条で撮影で敢行された。公開は4月25日より。

『ドロステのはてで僕ら』場面カット

バレーボウイズ、滝本晃司コメント

そして、エンディングを爽やかに盛り上げる主題歌として、京都出身の7人組バンド・バレーボウイズの「タイトルコール」に決定した。さらに音楽を手がけるのは、ヨーロッパ企画の過去公演「建てましにつぐ建てましポルカ」「出てこようとしてるトロンプルイユ」の音楽も担当した滝本晃司。今回の解禁に合わせ、バレーボウイズの前田流星(Vo.)、ネギ(Gt./Vo.) 、滝本晃司のコメントが到着した。

バレーボウイズ・前田流星(Vo.)
映画のエンドロールで僕達の音楽が聴こえてハッと現実に戻ったぐらい、鑑賞中はずっと、映画の中の登場人物と同じように“タイムテレビ”を夢中で覗き込んでいました。
大好きなヨーロッパ企画の京都を舞台にしたこの物語に、同じ京都で活動している僕達の音楽を使ってもらえて本当に光栄です。
エンドロールで流れる“タイトルコール”が、この映画に浸る良い時間になったら嬉しいな。

バレーボウイズ・ネギ(Vo.)
近くの喫茶店でいつもヨーロッパ企画の人たちがなにか面白そうな企てをしているのが羨ましくて仕方なかった。
その企ての中に僕たちが食い込んで行ってるのが信じられなかったり嬉しかったり!光栄すぎ!!

バレーボウイズ

バレーボウイズ

滝本晃司
映画の音楽を担当するなんて初めて。
スゴイ事だ。しかもドロステ。
ドロステと私。
アニメ「親子ねずみの不思議な旅」のBONZOドッグフード缶のシーンでそういうものを知る。
オランダ土産にドロステココアをいただく。
パッケージにドロステ。
これをドロステ効果と呼ぶことを知り、一曲作る「ドロステの聞こえない歌」。
そしてタイトルにドロステの入った映画「ドロステのはてで僕ら」の音楽を担当する。
スバラシイ。

滝本晃司

映画『ドロステのはてで僕ら』

INTRODUCTION
雑居ビルのカフェを舞台に、2分先の未来が見える “タイムテレビ”を巡る騒動を描いた“エクストリーム時間SF”。
原案、脚本は、上田誠(『サマータイムマシン・ブルース』『夜は短し歩けよ乙女』『前田建設ファンタジー営業部』)。
監督は、ヨーロッパ企画の映像ディレクター、山口淳太(「警視庁捜査資料管理室」)。そして、出演は、ヨーロッパ企画メンバーと藤谷理子、そして『かぐや姫の物語』『四月の永い夢』などで知られる、若手実力派・朝倉あき。

STORY
とある雑居ビルの2階。カトウが部屋にいると、テレビの中から声がする。見ると、画面には自分の顔。しかもこちらに向かって話しかけている。
「オレは、未来のオレ。2分後のオレ」。どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差で繋がっているらしい。
“タイムテレビ”の存在を知り、もっと先の未来を知ろうと躍起になるカフェの常連たち。
さらに隣人の理髪師メグミや5階のヤミ金業者、謎の客も巻き込み、「時間的ハウリング」は加速度的に事態をややこしくしていく……。
襲いかかる未来、抗えない整合性。ドロステのはてで僕らは--。

原案・脚本:上田誠 監督・撮影・編集:山口淳太
出演:土佐和成 藤谷理子 石田剛太 諏訪雅 酒井善史 中川晴樹 角田貴志 永野宗典 本多力 / 朝倉あき
主題歌:バレーボウイズ「タイトルコール」 音楽:滝本晃司
製作:ヨーロッパ企画 トリウッド 配給:トリウッド 宣伝:下北沢映画祭
(C)ヨーロッパ企画/トリウッド 2020
公式サイト:http://europe-kikaku.com/droste/
公式Twitter:@droste_movie

4月25日(土)より下北沢トリウッド、京都シネマほか全国順次公開!

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