公開目前『花と雨』の映像美や世界観が映し出される場面写真解禁
映画『花と雨』、1月17日の公開を目前に控えた本日、追加の場面写真13点が解禁となった。ミュージック・クリップやCMで数々の受賞歴を持ち、「Perfume」や「水曜日のカンパネラ」「ゆず」「Bjork」など多くのアーティストのMVを手掛け、映像ディレクターでもある土屋貴史監督が描き出した映像美や、SEEDAの名盤と言われるアルバム「花と雨」の世界観が感じられる場面写真となっている。
土屋監督は「映像全体で体験として登場人物の感情の揺らぎを表現しようとしているので、映像が美しいと褒められるのは嬉しい。普段から一緒に仕事しているスタッフの創意工夫の賜物です。」と謙虚に語る。
今回SEEDAの「花と雨」が原案となっているが、SEEDAへの印象を「本物のアーティストだなあという印象です。」と話し、『花と雨』に関しては「もっとわかりやすい物語にすることもできたのですが、脚本を書いている時も含め、(SEEDAから)自分を強い人間に描かないで欲しい、と言われたことが一番印象に残っています。当時のマスキュリンな世界の中で弱い自分の側面をさらけ出すというのはどれだけの勇気だったことかと思います。」とリスペクトを込めて想いを語った。
◆場面写真13点
メイキング映像も解禁済み
1月10日に既に解禁済みのメイキング映像では、ヒップホップに人生を捧げる寡黙な青年を演じた笠松将が、東京最高峰のMC・仙人掌や、土屋貴史監督に演技指導される姿などを観ることができる。
映画『花と雨』
【STORY】
幼少期、ロンドンで育った主人公の吉田は、閉塞的で村社会的な日本の空気に馴染めないまま、高校生活を送っていた。同級生や現実を冷めた態度で見つめ満たされない日々。そして次第に学校から距離を置くようになった時、”Hip Hop”と出会った。Hip Hopを通じて日本で初めて自分が表現できる場所・仲間とも出合い、身も心も”Hip Hop”にのめり込んでいく。吉田は、いつか海外での活躍を目指す姉・麻里との約束を胸にラッパーとしての練習や活動をしながらストリートでは、ドラッグディールで実績と自信をつけていく。しかし、物事はそう簡単にうまくはいかなかった。ラップバトルで再会する同級生には負け、掴みかけたチャンスは仲間に裏切られ次々と失った。初めて自分の居場所だと思えたからこそ、その現実の厳しさに晒され、自分を見失って行く。
Hip Hop への情熱も薄れ、いつしか単なるドラッグディーラーに成り下がっていた。
夢に邁進する姉の麻里とも距離を置くようになり、いつまでもうまくいかない現実から逃げる吉田は、ついに逮捕されるはめに。そしてその先に待っていたのは、最愛の姉との別れだった。これが、自分のやりたかったことなのか?
吉田はラッパーとして、1人の人間として、現実を乗り越えられるのか・・・。
出演:笠松将
大西礼芳 岡本智礼 中村織央 光根恭平 花沢将人 MAX サンディー海 木村圭作 紗羅マリー 西原誠吾 飯田基祐
つみきみほ 松尾貴史 高岡蒼佑
監督:土屋貴史 原案:SEEDA・吉田理美 脚本:堀江貴大・土屋貴史 音楽プロデューサー:SEEDA・CALUMECS
製作:藤田晋・中祖眞一郎 制作プロダクション: P.I.C.S. 配給:ファントム・フィルム
(C)2019「花と雨」製作委員会
公式サイト:Phantom-film.com/hanatoame/
2020年1月17日(金)、ヒューマントラストシネマ渋谷 他、全国公開
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