
幻のボツ脚本やアドリブ連発の制作裏話をぶっちゃけ!爆笑と感動の初日舞台挨拶。『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』
2026年3月27日、TOHO シネマズ日比谷にて、『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』初日舞台挨拶が行われ、永瀬ゆずな、MEGUMI、小芝風花、吉原光夫、カジサック(キングコング 梶原雄太)、西野亮廣、廣田裕介監督が登壇。また、現在、カナダで仕事中のプペル役の窪田正孝からのビデオメッセージも紹介された。(動画&フォト)
初日舞台挨拶レポート
■トークノーカット動画レポート
■フォトレポート
西野亮廣(製作総指揮・原作・脚本)
お忙しい中お越しいただき、ありがとうございます。初日舞台挨拶ということで、出演者は黒や茶色の衣装で揃えているのですが、一人だけ目立とうとして、作品に出てもいないのにカジサックが紛れ込んでいて非常に気分が悪いです(笑)
カジサック(ヒモサック 役)
出てるわ!皆さん、僕がどこに出たか分かってますよね?後でちゃんと紹介されるので、よろしくお願いします。
永瀬ゆずな(主人公・ルビッチ 役)
ルビッチ役を務めさせていただきました。本日はありがとうございます。よろしくお願いします!
MEGUMI(異世界ネコ・モフ 役)
こんばんは、MEGUMIです。西野君、初日おめでとう。本当に感無量で、感動的です。
小芝風花(人に化けた植物の精霊・ナギ 役)
ナギの声を務めさせていただきました。短い時間ですがどうぞよろしくお願いします。
吉原光夫(異世界の時計師・ガス 役)
吉原光夫です。この場にいられることを光栄に思っています。西野さん、お疲れ様でした。
カジサック
(改めて)ヒモサック役を演じました。豪華なメンバーの中で申し訳ないですが、皆さんと一緒に楽しみたいと思います。
廣田裕介監督
監督を務めました。待ちに待ったこの日を迎えられて、本当に嬉しくて感無量です。
制作の裏側と物語に込めた想い
‐ 永瀬さん、劇中では泣きのシーンが多かったと思いますが、どのような思いで演じられましたか?
永瀬ゆずな
ルビッチがナギさんに話しに行くシーンは、台本を読んでいる時もアフレコ中も、自分でも悲しくて泣いてしまいました。ルビッチの気持ちにぐっと入り込んで演じることができて、悲しかったけれど楽しかったです。
‐ 西野さん、アニメでは大人が子供役を演じることも多いですが、今回あえて等身大の子供である永瀬さんを起用した理由は?
西野亮廣
ニューヨークでのミュージカル公演で、12歳くらいの男の子がルビッチを演じた際、観客が身を乗り出して「頑張れ!」と心から応援していたんです。子供ならではの不安定さや魅力は、その時代にしか出せないものだと痛感し、オーディションを提案しました。ゆずなちゃんの声を聞いた瞬間、満場一致で「もうルビッチじゃん」と確信しました。
‐ 廣田監督から見て、西野さんの脚本や演技へのこだわりは、どのようなところにありましたか?
廣田裕介監督
西野さんの特徴として、セリフ回しの「間(ま)」を非常に大切にされていると感じます。いわゆる「典型的な作られたセリフ」ではなく、その場で即興的に生まれたような言葉の選び方やライブ感を重視しており、実際のアフレコ現場でも、その時々の状況によって台本からセリフを変更することが多々ありました。
‐ 西野さん、現場でセリフを変えるだけでなく、声に合わせて映像まで調整することもあるそうですね?
西野亮廣
はい、決められた本(台本)通りにするのではなく、現場で声を作って、なんならその場で作った「声」に合わせて、後から「絵(アニメーション)」の方を修正することもありました。
例えば、吉原光夫さん演じるガスと小芝風花さん演じるナギが出会うラストシーンも、実はもっとセリフがあったのですが、現場で「ここは言葉がない方がいいよね」と判断して、その場で全部決め直しました。
‐ 新キャラクター「モフ」のアフレコでも、かなりライブ感を重視されたとか。
西野亮廣
特にモフ(MEGUMI)のシーンは、ツッコミのタイミングなどは実際に声を当ててみないと分からない部分が多いんです。
そのため、カメラが引いていて口元があまり映っていないアクションシーンなどは、完全にMEGUMIさんに「丸投げ」でアドリブをお願いしました。
カジサック
あれは本当に天才的でした。皆さん、劇中でモフがパタパタと森の中に入っていくシーンなどは完全にアドリブなんですよ。現場の勢いで作り上げていった感じがすごかったです。
‐ 永瀬ゆずなさんのアフレコでも、驚くような「ライブ感」あふれる瞬間があったそうですね。
西野亮廣
ゆずなちゃんも、ルビッチが螺旋(らせん)状に飛び上がっていくシーンのアフレコはすごかったですね。
永瀬ゆずな
ルビッチが上がっていく時に「わお!」というような声を出すのですが、気持ちが盛り上がりすぎて、自分自身もぐるぐると螺旋状に動いちゃったんです。そうしたら、収録中にマイクから完全に背を向けてしまいました(笑)
西野亮廣
調整室で見ていたら、本人がぐるぐる回っているから、ついには後ろを向いて叫んでいて(笑) スタッフからも「それ(回るの)はやめてください」と注意されていましたが、その没入しきっている無邪気な良さが、そのままルビッチというキャラクターに乗っていましたね。
‐ 吉原さんは、初めて脚本を読まれた時にどう感じられましたか?
吉原光夫
実は舞台でご一緒していた頃、かなり早い段階で第1稿を読んでいたのですが、今回の完成版とは全く違う内容だったんです。僕は前の方も好きだったのですが、西野さんから「全部ボツにしました」と連絡が来て驚きました。でも完成した作品を見て、これしかない、こっちの方が断然いいなと納得しました。
西野亮廣
10ヶ月かけて書いた本がありましたが、何かが違うと感じて一度白紙に戻したんです。より個人的な想いを乗せるために書き直しました。
‐ 小芝さんとMEGUMIさんは、この脚本の魅力をどう捉えていますか?
小芝風花
点と点が繋がっていく後半は、台本の段階からずっと泣いていました。待ち続ける強さと前に進む強さ、その両方が刺さりました。
MEGUMI
西野君がデビュー当時から抱えていたアイデンティティや、カジサックとの関係性が詰まっていて、そばで見てきた身としては非常にエモーショナルでした。
‐ 西野さん、物語のベースにはご自身の実体験があるそうですね。
西野亮廣
21歳の頃、相方のカジサックが失踪して活動休止になった時のことです。1人で活動する選択肢もありましたが、僕が1人で成功してしまったら、彼が戻ってくる場所がなくなってしまう。だから「何年でも待つ」と覚悟を決めました。脚本を書き直す際、この「信じて待つ」という最もコアで個人的な部分を外すわけにはいかないと思ったんです。
‐ カジサックさん、実際に映画をご覧になっていかがでしたか?
カジサック
何回泣いたか分からないくらい泣きました。最後のシーンなんて、当時の僕の景色を思い出して声が出るほどでした。ただ、僕の声が加工されすぎていて、自分でもどこで喋っているか探すのが大変でした(笑)
‐ 監督、今作の映像面での注目ポイントを教えてください。
廣田裕介監督
前作の「えんとつ町」とは全く異なる「千年砦」という新しい世界が見どころです。また、キャラクターを動かすCGの仕組みを一新したので、より生き生きとした表情や動きを表現することができました。
【ショートコント】永瀬ゆずな(10歳)×西野亮廣(45歳)
‐ 本作のメインコピーは「もう一度会いたい」や「待つ」というところがありますが、永瀬さんご自身で、何かを「待った経験」はありますか?
永瀬ゆずな
あります!はい。えっと、あの、約束した友達を待っている、放課後の公園です。
西野亮廣
しょぼいエピソードやなぁ!
カジサック
やめろお前(笑)
西野亮廣
梶原(カジサック)さんを何ヶ月も待った話の後に、エピソードとしてはしょぼすぎないか?
(会場・登壇者爆笑)
西野亮廣
でもあれでしょ? ゆずなちゃん、この年齢で待つっていうのは大変なことですよ。やっぱ、5〜6時間くらい待ったんでしょ?
永瀬ゆずな
10分です!
西野亮廣
すぐ来たな!
MEGUMI
何この、地方で磨かれたようなやり取り。何仕上がってんのよ(笑)
西野亮廣
仕上がってる(笑)でもあれでしょ? たった一人で、ずっと心細く待ってたんでしょ?
永瀬ゆずな
4人いて、5人目を待っていました。
西野亮廣
結構いるな!待ってる方の方が多いやないか。じゃあ、あっという間だったな(笑)
でもあれでしょ? 寒い時期でさ、冬の、寒空の下の1月とか、そういう時期に待ってたんでしょ?
永瀬ゆずな
10月の秋晴れの日でした!
西野亮廣
待ちやすい時期やな!
すいません、ここまでワンセットでございました。ご清聴ありがとうございました(笑)
MEGUMI
素晴らしいよ!地方(でのゆずなちゃんとのPR活動)、ご苦労さまでした!
西野亮廣
仕上げてまいりました(笑)
「もう一度会いたい人、行きたい場所」
‐ テーマである「もう一度会いたい人、行きたい場所」はありますか?
永瀬ゆずな
第3弾の映画があったら、もう一度ルビッチをやりたいです!
吉原光夫
僕はベルリンでまたお芝居を見たいですね。今回、ベルリン国際映画祭で現地の子供たちが熱狂している姿を見て、改めて芸術の素晴らしさを感じました。
‐ ここで、カナダでお仕事中の窪田正孝さんからのビデオメッセージをご紹介します。スクリーンにご注目ください。
窪田正孝(プペル 役)
今日は、そちらに行きたかったのですが、今、海外で仕事をしてるためどうしても参加できずすみません。
今回再び、プペルを演じることができて、そして新しいキャラクターの皆様に会えて、見ていてとても勇気をもらえたし、2020年に1作目のプペルを収録していた当時の風景をいろいろと思い出しました。
「もう一度会いたい人、行きたい場所」というお題ですが、最近亡くなってしまった僕の大切な猫に僕はもう一度会いたいなと思います。今、とても寂しいんですけれども、長い闘病生活を一緒に戦ってくれて、今そこから解放されて、きっと天国でいっぱい食べて遊んで寝て日向ぼっこしたりしているんじゃないかなって想像したり願うと、ちょっぴり元気をもらえたり安心したりする気持ちになれたりします。どこかこの『えんとつ町の約束の時計台』の願いのテーマにちょっと似ている、通じる部分があるんじゃないかなって思っています。
会場の皆様どうかこの『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』は、いろんな勇気をもらえるし、たくさんの幸せや感動をくれる作品になってると思うので、心ゆくまで楽しんでもらえたら嬉しいです。
ありがとうございました。窪田正孝でした。また会える日を楽しみにしています。
西野亮廣
嬉しいですね。前作はコロナ禍で打ち上げすらできず、窪田さんとも「エア乾杯」で終わってしまった。ようやくこうして着地できて、彼がピュアなプペルというキャラクターを作ってくれたことに心から感謝しています。
クロージングメッセージ
永瀬ゆずな
ルビッチは諦めそうになっても、最後には走り抜けるかっこいい子です。ぜひ応援してあげてください。本日はありがとうございました!
廣田裕介監督
音響も映像も、映画館で体験するために最適に作っています。ぜひ、この映画を「体感」していただきたいです。
西野亮廣
「待つ」ということは、ただ何もしないのではなく、相手を信じ抜くという非常に体力と覚悟がいる挑戦です。子育ても仕事も同じだと思います。今、何かを信じて待っている方、あるいは信じることが難しくなっている方に、このメッセージが届くことを願っています。
■フォトギャラリー
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[動画・写真・記事:三平准太郎]
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『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』
《INTRODUCTION》
2020年に大ヒットを記録し、⽇本アカデミー賞ほか、海外30以上の映画祭を魅了し、国内動員196万人の大ヒットを記録したオリジナルアニメーション『映画 えんとつ町のプペル』。その最新作、『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』が2026年3月27日(金)に公開する。
原作累計発行部数は超異例の75万部を突破し、ミュージカル、歌舞伎、バレエへなど、多岐に広がり続ける「プペル」の世界。最新作は前作同様、製作総指揮・原作・脚本を西野亮廣が、監督を廣田裕介が、アニメーション制作をSTUDIO4℃が担当した。また、先日行われた「制作報告会見」では、主人公・ルビッチ役の声優が発表に。過酷なオーディションの中、満場一致で主人公の座を勝ち取った永瀬ゆずなが登場した。物語に新たな息吹を注ぎ、再びハロウィンに奇跡を起こす。
《STORY》
大切な親友プペルを失い、悲しみに暮れていた少年・ルビッチ。
しかし、信じて待つことを諦め、前に進みだそうとしていた彼はある日、時を支配する異世界“千年砦”へと迷い込んでしまう。時を刻まなくなった時計は処分されるこの世界で壊れてないのに、11時59分で止まっている不思議な時計台があった。ルビッチが元の世界に戻る唯一の方法は、「止まってしまったこの時計台を動かす」ことーー。
相棒モフと共に時計台の謎を追うルビッチはやがて、100年間約束を信じて待ち続ける男・ガスと出会い、人に化けた植物ナギの叶わぬ約束の物語を知る。
ルビッチがもう一度“信じる勇気”を取り戻したとき、ハロウィンの夜に奇跡が起こる。
- メインカット
- 場面写真1
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- 場面写真16
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- 場面写真18
出演:永瀬ゆずな 窪田正孝 / MEGUMI
小芝風花 吉原光夫 土屋アンナ 山寺宏一
藤森慎吾 伊藤沙莉 / 東野幸治 錦鯉 / 森久保祥太郎
製作総指揮・原作・脚本:西野亮廣
監督:廣田裕介
アニメーション制作:STUDIO4℃
原案:「チックタック ~約束の時計台~」にしのあきひろ(幻冬舎)
主題歌:「えんとつ町のプペル」ロザリーナ(ソニー・ミュージックレーベルズ)
配給:東宝・CHIMNEY TOWN
© 西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
公式サイト:poupelle.com
公式X/TikTok/Facebook:@poupellemovie
公式Instagram:@poupelleofchimneytown
#えんとつ町のプペル
#映画えんとつ町のプペル約束の時計台
2026年3月27日(金)全国ロードショー
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