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映画『腹をくくって』企画発表記者会見

映画界の巨匠・木村大作が企画への覚悟を語る!山﨑賢人・北大路欣也・渡辺謙・阿部寛ら、主演級の豪華キャスト集結!映画『腹をくくって』企画発表記者会見

2026年5月1日、東映の新本社(東京都中央区京橋)にて、映画『腹をくくって』企画発表記者会見が行われ、木村大作(企画・監督・撮影)が登壇。2026年末撮影予定の新作時代劇の企画発表を、豪華キャスト出演情報とともに行った。(動画&フォト)

会見レポート

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■フォトレポート

会場には多くの報道陣が集まり、幾度となく日本アカデミー賞最優秀撮影賞を獲得した木村大作が新たに監督としてメガホンを取る本作に対する期待の高さが伺える中、MCの呼び込みにより木村監督が登壇。
木村は、「言葉が荒いので、炎上するきっかけになるから慎重に話そうと思っている」と冒頭からジョークを交えつつ、「監督作としては4本目でまた現場に立てることが嬉しい」と本作品の製作への気持ちの込もった挨拶を行い、会見はスタートした。

映画『腹をくくって』企画発表記者会見

木村大作(企画・監督・撮影)

監督の現場愛溢れる言葉を受けると、イベントは本作に魂を込めるキャスト陣の発表へと進んだ。MCの合図とともに、バックパネルに掛かっていた幕が外されると、主演には山﨑賢人、共演には松山ケンイチ、松田龍平、古川琴音、北大路欣也、渡辺謙、阿部寛、佐藤浩市という全員が主役クラスのキャスト陣の名前が発表され、会場には大きな拍手が起こった。

映画『腹をくくって』企画発表記者会見

豪華キャスト陣について、木村監督は「素晴らしい人達を集めることができた。皆様、脚本を読んだ上でやる気になってくれている。この映画の一番のウリはキャスティングです。こんなトップクラスの人達に出ていただけるんですから、封切ってこけたりしたら日本映画は終わり、自分も終わりだと思っている。」とキャスティングに多大な自信を感じるコメントを寄せた。
続けて、「僕の年齢から言って、もう終わりなんだろうと思われている。俳優たちに、キャスティングのプロデューサーから『木村さんの最後の作品になるので』と言われて口説かれているんだろう?と聞いたら、皆笑っていた」と自虐的な冗談をはさむと会場からは大きな笑いが起きたが、木村は「そういう風に集めたのだろうなとは思いつつ、自負としては『やっぱり、木村大作とやってみたい』と思っている」と年齢だけで俳優陣が集まってくれたわけではないという自信ものぞかせた。

映画『腹をくくって』企画発表記者会見

トークセッションではまずはMCから「タイトルに込めた想い」について質問が。
木村は「キャメラマンとして、全部の作品で腹をくくってやってきた。“腹をくくって”というのは覚悟という意味。今年撮影して来年公開なので、今から皆さんの協力を賜って、ヒットさせて、あわよくば、流行語大賞にならないかと思っている。そういうところからスタートしていき、なんとか沢山の人に観に来ていただきたい。多くの人に観に来てもらうことで映画に意味が生まれる。」と語り、映画に携わってから歩み続けた70年に及ぶ映画人生を本作に投影し、木村自身の“生き様”を込めたタイトルとなっていることを明かしつつ、本作が多くの人に届くことを願った。
続けて「1年前から撮影スケジュールを俳優に渡している。『このスケジュールでできないのであれば受けなくて結構です。』とオファーした。映画のスケジュールで俳優を集めたかった。」と話し、キャスティングについて制作現場優先の進め方でオファーしたことも明かした。
「この映画で最後だと思われているが、この映画が最後ではない。去るときは静かに去る」といつもの木村節でまだまだ映画を作っていくことへ意欲を燃やす発言を残しながら、映画の内容については「山﨑さん演じる主人公のセリフで『生半可な気持ちでは許されん。腹をくくって我らの居場所を守らねばならぬ』というものがある。この映画は“宿命”と“運命”を描く映画である」と明かした。

映画『腹をくくって』企画発表記者会見

MCから山本周五郎を原案に置いていることに聞かれると、「山本周五郎さんのある短編のアイデアを一つだけ使わせてもらっている。それとたくさん愛読してきた山本周五郎さんの生き方自体を随所に投影させてもらっている。映画の最後には『山本周五郎に捧ぐ』という文字を入れたいと思っている」と山本周五郎からのインスピレーションから企画が出発したことも明かした。

映画『腹をくくって』企画発表記者会見

会場に集まった報道陣から質問を募ると、続々と記者から手が挙がる中、一つ目として「監督4作目に時代劇を選んだ理由は?」という質問があがった。「戦国時代に生まれていればよかったと思うことがある。なぜならば今の時代では法律でダメだということも、主君に尽くすためということで全部まかり通り、皆からも拍手喝采ということが起こりうる。自分も自分の人生の中で、いろいろと事件を起こしてそういうのを乗り切って今がある。それを時代劇に置き換えて、今の法律で考えてはできないことを表現したかった。」と答えた。

その直後自ら、報道陣の1人に、「ずっと俺を睨んでいるが質問あるか?」と指名し、そんなつもりもなかったNHKの記者がタジタジとなりながら質問するという珍事件が起きつつ、「本格的な時代劇の主役に山﨑賢人さんをオファーした意味はどのようなところでしょうか」という質問が出ると、「いまやヒットメーカーの山﨑さんですが、そのような理由だけでなく、二人っきりでお会いする機会があった時に素の姿にとても魅力を感じた。純真で、純朴で、インテリジェンスを感じさせる美しい佇まいを持っている。その素の姿を出してくれればいい」と山﨑さんとお会いした際に山﨑さんの魅力に監督自身が惚れ込んでしまったことを打ち明けた。
そして、「山﨑賢人さんを主演に据えた理由は?」という質問に、木村は「その立ち振る舞いの美しさ」と答えた。

終わりの時間も迫る中、最後に「今回、どのような立ち回りや見せ場がありますか?」と聞かれ、木村は「殺陣もいくつかやってきたが、若い頃、黒澤明監督の現場についていたから、黒澤監督に迫りたいという気持ちはある」と殺陣へのこだわりも語ったところで、質疑応答の時間がタイムアップ。
報道陣からの熱い期待が伺える質問の数々に、木村も時折嬉しそうな表情をこぼしながら温かい雰囲気のまま、豪華キャスト陣の名前が載ったバックパネルを背にしたフォトセッションで本日の記者会見を締めくくった。

映画『腹をくくって』企画発表記者会見

木村大作(企画・監督・撮影)

■フォトギャラリー

[動画・写真・記事:三平准太郎]

【木村大作】プロフィール
1939年東京生まれ。1958年、東宝に入社し、黒澤明監督『用心棒』『椿三十郎』などに撮影助手として参加。1973年に『野獣狩り』でキャメラマンデビュー。
その後、『八甲田山』『復活の日』『火宅の人』『誘拐』『鉄道員(ぽっぽや)』『北のカナリアたち』など数々の名作でキャメラマンを務め、日本アカデミー賞の撮影賞で史上最多の優秀賞21回、最優秀賞5回を獲得している。そして満を持して2009年に『劒岳 点の記』を初監督、観客動員240万人・興収25.8億円を売り上げる大ヒットとなった。また、名優・高倉健とは1977年公開の『八甲田山』以来指名を受け続け、『駅 STATION』『鉄道員(ぽっぽや)』など全9本の撮影を担当し、公私に渡る付き合いがあった。2020年には映画の撮影監督として初の文化功労者に選出されるなど、今年で映画人生70年を迎える今なお映画界を牽引するキャメラマン・監督である。映画『腹をくくって』は、監督第4作となる。

映画『腹をくくって』

映画『腹をくくって』

出演:山﨑賢人、松山ケンイチ、松田龍平、古川琴音、北大路欣也、渡辺謙、阿部寛、佐藤浩市
原案:山本周五郎
監督/撮影:木村大作
配給:東映株式会社
撮影期間(予定):2026年10月~12月
撮影場所(予定):富山、長野、京都、東京、他
©2027「腹をくくって」製作委員会
公式サイト:https://www.harakuku.com

2027年全国公開

映画『腹をくくって』

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