
水上恒司「山下美月さん、歯が少ないからでしょ!」宮舘涼太(Snow Man)「なんか恥ずかしい⋯」
2025年10月16日(木)、TOHOシネマズ六本木にて、映画『火喰鳥を、喰う』大ヒット御礼舞台挨拶が開催された。本作は、原浩による〈第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〉大賞受賞作を実写映画化したミステリーホラーだ。
舞台挨拶には、主演の水上恒司(久喜雄司役)、ヒロインの山下美月(久喜夕里子役)、そして超常現象専門家・北斗総一郎役の宮舘涼太(Snow Man)が登壇した。
舞台挨拶【詳細】レポート
水上恒司(久喜雄司 役)
公開して10日、もうすぐ2週間が経とうという時に、こんなにたくさんのお客様に見に来ていただいて本当に嬉しいです。今日は短い時間ですがよろしくお願いします。
山下美月(久喜夕里子役)
本日もお足元の悪い中、本当にお越しいただきありがとうございます。前回の舞台挨拶の時も雨が降っていて、お足元が悪い時が多いなという印象なのですが(笑)、この映画らしくて、それはそれでちょっといいなと思っています。
宮舘涼太(北斗総一郎役)
上映後なので存分に盛り上がっていきましょう!
‐公開からまもなく2週間を迎えますが、周囲からの反響や感想は届いていますか?
水上恒司
先日、台湾の高雄(たかお)映画祭に参加してきました。SNSの反響よりも、お客さんと実際にお会いして目を見てお話しする、そういう反響や実感が僕の中では強く残っています。
高雄でのQ&Aでは、皆さん洞力というか視点が面白かったですね。
山下さんや宮舘さんのファンの方も多く、宮舘さんの話をすると、女の子3人がすご~く揺れるんです(笑)
国や海を超えて、日本全国もそうですし、多くの方々に見ていただけているのであれば、すごく嬉しいという一心です。
山下美月
ちょうど1週間前に親知らずを同時に4本抜歯したんですよ。もう一気にやっちゃおうと思って、映画公開してすぐに抜いたんです。
だから、お仕事を少しお休みしていたこの5日間ぐらい、本当にやることがなかったので、ベッドの中でずっとエゴサをしていました。ハッシュタグなどでたくさんの方がこの映画の感想を呟いてくださっていて、とても嬉しかったです。
レビューサイトなども覗き、反響を知ることができました。ファンの方々からは、内容を把握しきれないので2回、3回と見に行ったら新たな発見があった、という声や、オーディオコメンタリーを聞いてから改めて見に行きましたという方もたくさんいて、嬉しかったです。
宮舘涼太
ファンの皆様からの声はもちろん届いています。あとは、僕の周りのスタッフさんや、番組で関わらせていただいているスタッフさんからも、「ここってちょっと質問したいことがあるんですけど」と、逆Q&Aのように聞かれることもありました。このシーンはどういう意図で撮られていたんですか、とか。考察をしたくなるような映画だということですよね。この映画の宣伝活動で『先読み不能ミステリー』と初めて言いましたもんね。また、ホラーが苦手という方でも、この作品はすごく楽しめたという方が多くて、それも嬉しかったです。
‐オーディオコメンタリー収録での共演者との新たな発見やエピソードはありますか?
水上恒司
あのコメンタリー収録の日、僕と宮舘さんは、朝から『しゃべくり007』の収録があって、その後だったので、2人もすごく疲れてて、何を話したか忘れてしまったので、(山下さんが)お話していただいてもよろしいですか?
山下美月
「あのシーンは実はここがアドリブだったんだよね」という話や、生きるか死ぬかの話とか、あとなんだろうな。「鳥、好き?」とか。
水上恒司
鳥さんは友達じゃないんだから(笑)
宮舘涼太
なんか5日間仕事休んだみたいな感じになってない?
水上恒司
歯が足りないからバランスが変になったんでは?
山下美月
ひどい!歯は足りてます!4本少なくなっただけです!バランスよく抜きました!
水上恒司
でも、1つだけ覚えているのは、舘さんに「お酒を飲みながらやりたかったですね」って、ぽそっと言ったこと。
宮舘涼太
それ、僕、覚えてないです。
山下美月
違うよ~。コメンタリー収録の後の休憩時間に宮舘さんがお酒を飲みながら「トマトパスタをこの後作るんだよね」って言ったことは覚えてる。
宮舘涼太
それは僕も覚えてる、収録の後に急に料理がしたくなったので、家に帰ってトマトパスタを作りました。
スペシャル企画:宣伝隊鳥命名式
MCから、福岡県久留米市にある久留米市鳥類センターで飼育されている本物のヒクイドリ(メス・40歳)を「宣伝隊鳥」に任命し、名前を公募していたことが発表された。
応募総数は3,579通に上り、水上と山下も選考を手伝い、最終的に鳥類センターの園長によって決定された。
この日発表された名前は「火美(ビミ)」。
宮舘涼太
火に美しいで「火美(ビミ)」なんですね。新しいですね。この『美味ナリ』という音は、この3人の中で(劇中で)僕が一番言っているのではないでしょうか?映画の内容も汲み取っていただけた名前ですし、ふさわしいお名前だと思います」。
山下美月
40歳のベテランな感じが出ていていいですね!熟女って感じ!今後、皆さんが久留米市鳥類センターで「火美ちゃん!」って声かけられるようになるってことですよね。
水上恒司
この瞬間から『火美ちゃん』ですね。彼女の目の前で発表してあげられないのは切ないですが、(カメラに向かって)「火美ちゃん、おめでとう!」
怪異サプライズ演出!
MCの伊藤さとりが「空腹でもこれは食べたくない食べ物はありますか?」という映画のテーマに引っ掛けた質問を登壇者に投げかけた直後、マイクトラブル発生。
音がスピーカーから鳴ったり鳴らなかったりするのを見かねた宮舘涼太は、伊藤さとりに歩み寄り自身のマイクと交換するサポートを。
すると、その直後、会場の照明が落ち、場内が騒然とする。
水上恒司
「あれ?何?(マイクの)調子おかしいなと思ったら…誰?」
山下美月
え、誰?え?火美ちゃん?
水上恒司
(福岡から)来るわけないでしょ・・・
そういう中、客席から軍服姿の怪しい人物が立ち上がった。実はこれは、客席にも事前に知らされたサプライズ演出だったのだ。
登場したのは、久喜貞市(青年)役の小野塚勇人だった。さらに、小野塚の周囲の客席は(サプライズを事前に知っていた観客たちが)火喰鳥のお面を被って、演出を更に盛り上げた。
マイクトラブルも演出のひとつだと悟った宮舘涼太は、「(サプライズと気づかずにマイクを交換してあげて)なんか恥ずかしい・・・」と照れる一幕も。
小野塚勇人(久喜貞市(青年)役)
初めまして。すみません、登壇せずに帰りたいんですけど…。本当大丈夫かな、盛り上がるかなってずっと不安でいたんです。一番自分が考えた最悪なケースが、そっくりそのまま起こりました(会場のイマイチな反応に)。
(この軍服の衣装は)劇中で着ていたものらしいです。当時の衣装さんにも久々に会って着てきました。今日は(サプライズのために)4時ぐらいに来て、お弁当とホットドッグをいただいて、ゆっくりメイクしながら軍服を着てスタンバイしていました。
でも、僕は(このスベった雰囲気が見たくないので)、明日はテレビをつけないです。SNSも見ないようにします。怖いので(苦笑)
最後のメッセージ
水上恒司
公開して、今の日本において『国宝』(のようなロングラン上映)を目指してはいますが、そういったことになるのは本当にないことなので、公開から10日でもこれだけたくさんの方々が見に来てくださっているのは、すごく嬉しいことです。
今日がさすがに1回目という方がいらっしゃるか分かりませんが、周りのご友人だったり、ご家族の方々にこの映画のお話をして、また広がっていけたらすごく嬉しいです。その映画が皆さんにとってのそういった話のきっかけの種になったらすごく嬉しいです。今日はありがとうございました。
■フォトギャラリー
- 山下美月
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- 小野塚勇人/水上恒司/山下美月/宮舘涼太(Snow Man)
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- 宮舘涼太(Snow Man)/伊藤さとり(MC)
- 小野塚勇人
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- ヒクイドリ
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[写真・記事:三平准太郎]
映画『火喰鳥を、喰う』
《INTRODUCTION》
原浩による〈第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〉大賞・受賞作『火喰鳥を、喰う』を実写映画化。10月3日(金)より全国公開される。
監督を務めるのは、『超高速!参勤交代』シリーズや、『空飛ぶタイヤ』(18)、『シャイロックの子供たち』(23)などを手がける本木克英。
脚本は『ラーゲリより愛を込めて』(22)や『ディア・ファミリー』(24)などの林民夫が手がける。
主演には、本作が映画単独初主演作となり、映画『死刑にいたる病』(22)、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(23)など数々の話題作に出演し、出演作品が目白押しの人気実力派俳優・水上恒司。
ヒロインには、乃木坂46の元メンバーで、女性ファッション誌「CanCam」専属モデルを務め、俳優業でも多方面で活躍の場を広げる山下美月。二人は初の本木組の参加となり、次々と不可解な出来事に襲われる久喜夫婦を演じる。
更に、共に怪異の謎を探る超常現象専門家の北斗には、Snow Manメンバーとして絶大なる人気を誇り『映画 少年たち』(19)以来本木監督とは再タッグ、映画単独初出演となる宮舘涼太。
豪華最旬キャストと共にかつてない驚きが待ち受けるミステリーを創造した。
《STORY》
信州で暮らす久喜雄司(水上恒司)と夕里子(山下美月)の元に戦死した先祖の久喜貞市の日記が届く。
最後のページに綴られていたのは「ヒクイドリ、クイタイ」の文字。
その日以来、幸せな夫婦の周辺で不可解な出来事が起こり始める。超常現象専門家・北斗総一郎(宮舘涼太)を加え真相を探るが、その先に現れたのは驚愕の世界だった―
- メインカット
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- 場面写真11
出演:水上恒司、山下美月、森田望智、吉澤健、豊田裕大、麻生祐未/宮舘涼太(Snow Man)
監督:本木克英
脚本:林民夫
原作:原浩『火喰鳥を、喰う』(角川ホラー文庫刊)
主題歌:マカロニえんぴつ「化け物」(トイズファクトリー)
配給:KADOKAWA、ギャガ
企画・制作:フラミンゴ
制作プロダクション:アークエンタテインメント
© 2025「火喰鳥を、喰う」製作委員会
本予告
2025年10月3日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
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