
日本版オリジナルの展開も期待して!小芝風花、佐藤健、白石聖ら登壇。Amazon Originalドラマ『私の夫と結婚して』配信直前日韓コラボイベント詳細レポート
2025年6月26日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲にて、Amazon Originalドラマ『私の夫と結婚して』の配信直前日韓コラボイベントが盛大に開催された。(フォトニュース)
本作は、NAVERウェブ小説が原作で、韓国でウェブ漫画化されLINEマンガでランキング1位を記録し、さらに実写ドラマ化された韓国版も世界中で熱狂的な支持を集めた大ヒット作の日本映像化である。韓国の大手エンターテインメント企業CJ ENMと制作会社スタジオドラゴンがタッグを組んだ初の日本映像作品として企画され、監督は『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』などで知られるアン・ギルホが務め、脚本は『1リットルの涙』などを手掛けた大島里美が担当する。
ドラマは2025年6月27日(金)よりPrime Videoにて世界240以上の国と地域で独占配信が開始され、全10話が毎週金曜日に2話ずつ、5週にわたり公開される予定だ。
イベント【詳細】レポート
イベントには、主人公・神戸美紗役の小芝風花と、美紗の上司・鈴木亘役の佐藤健が、プロモーションのために訪れている韓国からリモートで生出演。会場には、美紗の夫・平野友也役の横山裕、親友・江坂麗奈役の白石聖、会社の先輩・住吉役の田畑智子、後輩・未来役の黒崎レイナ、高校時代の同級生・田辺悠斗役の七五三掛龍也ら豪華キャスト陣が登壇し、配信を翌日に控えた本作の完成を祝った。
イベント冒頭、司会から紹介を受け、横山裕、白石聖、田畑智子、黒崎レイナ、七五三掛龍也が大きな拍手の中、会場に姿を現した。
続いて、会場からの呼びかけに応え、韓国に滞在中の小芝風花と佐藤健がリモートで登場した。
韓国でのプロモーションについて、小芝は「韓国を満喫する暇もない状況なんですけど、空港でたくさんの方がお迎えしてくださってすごく嬉しかったです」と語り、韓国料理のお弁当や「クワギ」という韓国ドーナツが用意され、食で韓国を満喫していることを明かした。
七五三掛が「今朝韓国に着いた時の映像が流れてたんですけどすごい盛り上がりでしたよ」と補足すると、小芝は「そうなんです!証拠はあります。ほんとに韓国にいます!」と笑顔を見せた。
■撮影エピソードとキャストの挑戦
小芝風花と佐藤健は、今回が初共演である。韓国の監督・スタッフとの撮影について、小芝は「すごく楽しかったです。韓国のお芝居の演出が新鮮なものがとても多くて、日本と韓国とで感情の出し方が違うという新しい発見がありました」と振り返った。
佐藤も「言語が違うからもっと苦労するのかなと思って覚悟して入ったんですけど全然そんなこともなく、やっぱりエンターテイメントって共通なんだなっていうことを感じました」と語り、スタッフが積極的に日本語を覚えてコミュニケーションを取ってくれたことに感謝を示した。
互いの印象について、小芝は佐藤について「会話から、知識と物事の見方の深さが伝わってきて、お話しさせていただいてて勉強になります。あとワードセンスがすごくツボで、現場ではすごく笑ってました」と語った。
佐藤は小芝について、「小芝さんはどんなときでも明るく居てくれて現場を盛り上げてくれました」と述べ、役の話や現場での相談なども行い、撮影が和やかな雰囲気で進んだことを明かした。
会場のキャストからも撮影エピソードが披露された。
美紗の一度目の人生の夫・平野友也を演じた横山裕は、自身の役柄について「役者人生で絶対一生忘れない」と語り、撮影中に試着した衣装を着たまま店を出ようとした際に万引き防止ゲートが鳴り響いたエピソードを披露し、「ほんまに万引犯みたいですっごいショックでした」と会場を沸かせた。
また、美紗が友也にカレーをぶちまける印象的なシーンについて、横山は「1回で終わるかと思いきや何回かトライして最後監督がカレーの粘土をちょっと緩めて水分っぽくしたのでやろうってなってやったらめっちゃ飛びましたね」と明かした。
さらに、その後のシーンのためにカレーを浴びた服を「2週間ぐらい」保存していたという裏話も披露し、小芝と白石がその時「心なしか風花ちゃんも聖ちゃんも僕からちょっと離れようとしていてちょっとショックやったのを覚えてます」と述べ、小芝が「(横山が)なんか俺、ウンチを漏らした」と言っていたことを明かすと、横山が慌てて「それ、言わないで!」と制止する一幕もあり、会場は爆笑に包まれた。
そして横山は、自身の役が「気持ちが本当にわからなかったんですけど、監督から「気持ち悪い」と褒められたことを明かし、「監督を信じ、この4ヶ月間を全うできた」と語った。日本オリジナル版ならではの要素として、「友也が報われる部分もちょっと出ています」と付け加えた。
美紗の親友でありながら夫と不倫する江坂麗奈役の白石聖は、「表面上は美紗と仲良くしている会話に見えたとしても、裏腹な気持ちを抱えているので、どういう見え方がこのシーンで一番適切なのかっていうのを風花ちゃんと監督と一緒に話し合いながら進めました」と、感情の機微を演じる上での苦労を明かした。続けて、「麗奈という役と出会えたことをとても誇りに思っています。麗奈と出会えたことで私は自分の殻を破れたみたいな感覚にもなりました」と語り、この作品が自身の新たな発見につながったことを強調した。そして、監督のアン・ギルホが撮影中に足の指を骨折しながらも、「麗奈が満足するまで僕は足をひきずってでも撮るから安心しなさい」と語りかけたことに感動したエピソードを披露し、監督の作品への熱意を伝えた。
美紗の会社の先輩・住吉役の田畑智子は、原作の韓国ドラマの大ファンであったため、本作への出演を「すごく縁がある」と感じ、「ウキウキで現場に行っていた」と語った。撮影現場の雰囲気については、「風花ちゃんが、そのままの感じで現場にいてくれて、とても救われたなって思って現場にいました」と小芝の存在が大きかったことを明かした。
美紗の会社の良き後輩・未来役の黒崎レイナは、原作と韓国版ドラマの両方を視聴しており、「私の好きな登場人物にあたる未来役を任せていただける事を知った時は本当に心が躍るくらい歓喜した」と喜びを語った。
自身の役どころについて、「今後話が進むにつれて、自分の行動の決断に迷いが出始めるシーンが多々あるんですけど、そういうシリアスになってしまう部分を明るく引っ張っていける人でありたいなと思って取り組んでいました」と語った。
美紗の高校時代の同級生・田辺悠斗役の七五三掛龍也は、韓国の制作チームとの仕事が初めてで、「撮影の進め方など、全てが新鮮で刺激の多い現場だった」とコメントした。自身の役について監督から「かっこよくいてほしいけど、アイドルすぎないぐらいがいい」という難しい指示があったことを明かし、「同窓会のシーンで、同窓会にいる方たちをかき分けるシーンがあったんですけど、そのかき分け方がかっこよすぎる、アイドルすぎる。もうちょっとおさえてほしいと言われて、その塩梅がすごく難しかったですね」と苦労を語った。特に風による前髪の揺れ方までこだわる監督の演出に、「僕と(小芝)風花さんのNGではなく、ちょうどいい感じの風になるまで監督はこだわっていて、それがためのNGが何回も出て、撮影が押すことがありました。」と、監督のこだわりぶりを強調した。
佐藤健は自身のシーンではないが、1話と2話で好きなシーンとして、カメ吉の池が干上がっているのを小芝が発見して、カメ吉を探すときに、小芝が土に穴を掘って亀を探す様子に「亀は土に潜らないよ」って思って笑いを堪えきれなかったという。
それを受けた小芝も笑いながら、「亀が土に潜らないのはわかってますけど(笑)、(監督から)ここで探してくださいって言われたもう掘るしかなくて」とコメントし、会場の笑いを誘った。
その小芝風花は、1話でマンションから落とされそうになるシーンについて、「実際のマンションで落とされるシーン撮っていたので首の筋肉に大きな負荷がかかって、水を飲むのも大変なぐらいガチガチに固まったことがあったんです」と語り、その際に白石聖が筋肉疲労に効くオイルをホテルまで届けてくれたことに「もうすごく救われました。優しい!」と感謝を述べた。
白石は、「あまりにも痛そうで、限界そうな雰囲気があったからちょっとでも力になりたいなって思ったんです」と、優しさからオイルを届けたことを説明した。
■フリップトーク「タイムリープしてリベンジしたいこと」
ここで、リモート出演の小芝と佐藤は、韓国での記者会見のためお別れ。続いて、東京会場のキャストが「タイムリープしてリベンジしたいこと」をフリップに書いて披露する一幕があった。
横山裕「中(読み:ちゅう)」
前日に焼肉に行った際に「中ライス」を頼んだが、「大ライスにしとけばよかったな」と後悔したエピソードを話し、会場を笑いに包んだ。
白石聖「高校生に戻ってちゃんと課題を提出する」
10年前にタイムリープするなら高校生の頃だとし、今でも課題提出に追われて留年する夢を見ることがあるため、当時に戻ってきちんと提出して「すがすがしい気持ちで卒業したい」と語った。
田畑智子「ありません!!」
嫌なことはすぐに忘れてしまうタイプで、後悔もなく「今で精一杯」なため、タイムリープしてやり直したいことはないと述べた。
黒崎レイナ「ありません」
偶然にも田畑と同じ回答となった黒崎は、自身の周りには素敵な人ばかりで恵まれているため、やり直したいことはないと明かし、「自分の人生をもう1回歩みたい」という思いが込められていることを説明した。
七五三掛龍也「ドラマの打ち上げの時」
2ヶ月前のドラマ打ち上げで、翌日仕事が早かったため先に帰ったところ、佐藤健に「もうちょっといてほしい。もうちょっと話したい」と言われたことを後悔していると告白。「もう1回戻ってもうちょい話したいなと」と語った。それを聞いた横山は「僕やったら帰れないですけどね」とコメントし、七五三掛は「いや、これはやらかしましたよね」と苦笑した。
■最後のメッセージ
先にお別れした佐藤健と小芝風花を含め、ラストメッセージは次のとおり。
佐藤健
この後どんどん面白くなっていきます。特に中盤以降は、日本オリジナルの展開になっていくので、もし韓国版をご覧になられた方でもかなりハラハラしながら楽しめるんじゃないかなと思いますので、是非最後まで見届けていただけたら嬉しいです。
小芝風花
作品は、復讐を描いていはいますが、撮影はこんな感じに楽しく進めましたので、安心して、楽しんで観ていただけたら嬉しいです。そして、日本オリジナルの展開が待っていたり、それこそ友也と麗奈の幼少期というか、なんでこうなってしまったのかという部分もしっかり描かれているので、最後まで是非楽しく見てください。
白石聖
皆さんに観ていただきたいシーンがこれからも本当にたくさんあります。なので、今日、2話まで見ていただいて、少しでも面白かったよって思ってくださった方がいれば周りのお友達やご家族に、『私の夫と結婚して』のことを、広めてくだされば嬉しいなと思っております。日本版の方も、世界中の方々に見ていただけて、たくさん愛してもらえる作品になっていると思います。最終話に向けて、物語も、キドキハラハラと見逃せない展開になっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
横山裕
本当に濃厚な4ヶ月の撮影期間、出演者はもちろんですけども、スタッフさんが命をかけて作った作品だと思います。
監督もとことんこだわっていますし、監督は韓国の方ですが、日本の良さをすごい演出してくれてるし、改めて日本がいいなと思う映像もたくさん映ってると思います。
皆さんも言ってますけども、日本オリジナルの結末が待ってますので、毎回毎回あっ!と驚かされると思います。是非最終話まで観てください!
Amazon Originalドラマ『私の夫と結婚して』は、親友と夫に裏切られ命を落とすも、10年前の過去にタイムリープした主人公・神戸美紗が、”いい人”という脇役を捨て、かつての親友と夫を破滅させるリベンジ計画を立て、自分の物語の主役として幸せに生きる術を学んでいく人生リセットストーリーである。運命の相手となる部長・鈴木亘との出会いによって、復讐に向かう美紗の心に新たな変化がもたらされていく。日本オリジナル版ならではの結末にも注目が集まる。
■フォトギャラリー
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[写真・記事:三平准太郎]
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出演:小芝風花 佐藤健
横山裕 白石聖
田畑智子 黒崎レイナ 七五三掛龍也 清水伸 安部聡子 津田寛治
原作: LINEマンガ 「私の夫と結婚して」(作者:sungsojak)
監督:アン・ギルホ
脚本:大島里美
企画:CJ ENM Japan、STUDIO DRAGON
制作:JAYURO PICTURES ENT.、松竹撮影所
© 2025. CJ ENM Japan / STUDIO DRAGON all rights reserved
配信日:2025年6月27日(金)より毎週金曜日 2話ずつ配信
話数:全10話
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