のん、コダックにデレデレ♪ Netflix「ポケモンコンシェルジュ」プレミア試写会イベント
2023年12月18日、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて、Netflixシリーズ「ポケモンコンシェルジュ」プレミア試写会イベントが行われ、主人公ハルの声を務めたのん、そして、ファイルーズあい(アリサ 役)、奥野瑛太(タイラ 役)が登壇。アフレコ時のエピソードや、一番好きなポケモンは誰なのか、それぞれ明かした。
舞台挨拶レポート
■トークノーカット動画レポート
■テキスト&フォトレポート
のん(ハル 役)
ハルの声を演じましたのんです。今日はよろしくお願いします。
ファイルーズあい(アリサ 役)
アリサ役を演じさせていただきました。ファイルーズあいです。本日はお越しいただきありがとうございます。
奥野瑛太(タイラ 役)
タイラ役をやらせていただきました、奥野瑛太です。本日は平日の夜にも関わらず、こんなにたくさんお集まりいただきましてありがとうございます。最後までごゆっくりお楽しみください。
‐ここでスタッフポケモンとして、本作でも大活躍のコダックに登場してもらいたいと思います。せっかくなので、のんさんにハルのようにコダックを呼んでいただくことはできますでしょうか?
のん
できます!!
コダック~、出ておいで!
のん「プロデューサーの前で寝ちゃったことあります」
‐キャストのみなさま、それぞれの役演じてみていかがでしたでしょうか?
のん
とても楽しかったです!ポケモンが大好きな、まさにポケモン世代なので嬉しかったし、ハルちゃんのように、一生懸命で猪突猛進で真面目なんだけど、ちょっと不器用な子が、ポケモンリゾートで癒されたり、推しポケモンに会ってデレデレしちゃったりとか、とても人間味あふれるキャラクターだったので楽しみました。
‐ご自身と似ているポイントはありましたか?
のん
上司の前で寝ちゃったところ(笑)
ファイルーズあい
寝ちゃったことがあるんですか!?
のん
一度だけ(笑)
上司ではないんですけど、プロデューサーの前で寝ちゃったことがあるんです。
ファイルーズあい
すごいですね。もうハルに選ばれるべくして選ばれたんですね。
‐寝ちゃったあと、ハルみたいに「やっちゃった!」って思われたんですか?
のん
当時はよく寝たなってくらいにしか思ってなくて、「よく寝てたね」って言われて。「あ、どーも」って(笑)
‐ファイルーズさん、奥野さんはいかがですか?
ファイルーズあい
まず、この作品の演技方針として、いわゆるアニメの声優っていう布陣ではなく、いろんなフィールドで頑張ってらっしゃる方が集結して新しい形のお芝居が見せられる作品なんだなと思ったので、その中でアニメ寄りのお芝居をすると、どうしてもキャラが立ち過ぎてしまったりとか、デフォルメされすぎて世界観に合わないのかなと思ったので、なるべくのんさんや、皆さんのお芝居へのリスペクトを込めて、ナチュラルな演技を意識して演じました。
キャラクター自体も、最初はサバサバしてる先輩のような感じだったので、あまりにもナチュラルにやり過ぎるとちょっと冷たい印象を持たれてしまうかもしれないなと思ったので、そこは作品の持つ温かさをアリサにもちゃんと落とし込んで、どこかサバサバしてるけれども、愛嬌のあるような、愛されるキャラクターを目指して作りました。
奥野瑛太
タイラっていうキャラクターは、細かいことは気にしないで、どこまで行ってもポジティブで前向きで、そこが明るくていいなと思えるキャラクターだったんですけど、僕は、声優自体初めてなので、(収録では)ビクビクしながら「あの、これ大丈夫ですか?」って、ちっちゃなことをずっと気にしてやってました。タイラとは真逆の感性で(笑)
‐奥野さん、タイラのここが魅力的だなと思われたことはありますか?
奥野瑛太
小さなことに囚われないで、で、ちゃんと空気が読めないっていう。そこが僕は大好きだなって思いました。
ストップモーションアニメの魅力
‐皆さん、完成した作品をご覧になっていかがでしたか?
のん
こういうポケモンリゾートみたいな素敵な場所があったら、本当に行ってみたいって思いました。ストップモーションアニメーションの実在感は、観ていてもしかしたら本当にあるかもって思える疑似体験ができるリアリティがあって、それもとても素敵だと思いました。
ファイルーズあい
のんさんが今おっしゃったこと、私もすごく感じていたんです。ストップモーションアニメならではの温もりをとても感じる作品だなと思って。ポケモンって生き物なので、触ってみたらどんな感じなんだろうとか想像するのすごく楽しいじゃないですか。で、それぞれのタイプのポケモンによってストップモーションアニメで使っている素材感とかが違ったりとかもして、本当にいたらこんな感じなんだろうなって思わせてくれるようなワクワク感がとてもある作品だなと思いました。
そして、主人公のハルがいろんなリアリティのある悩みを抱えて、そこからポケモンリゾートに行くっていうところが、今の現代社会を生きるみなさんの心に刺さるメッセージなんじゃないかなって思いました。
奥野瑛太
全部言われちゃいました(笑)
そうですね、僕が抱いてたポケモンの作品と比べると、(本作は)人間とポケモンが共に生きている姿がを描かれている作品だと思いまして、より身近にポケモンを感じることができて、すごい親近感で楽しめるのが本当にいいなって思って観てました。
お気にリのポケモンは?
‐本作に出てくるポケモンの中で、みなさんがお気に入りのポケモンがいれば是非教えてください。
のん
はい。絶対コダック!♡♡
‐即答でしたね。ハルのパートナーですもんね。
のん
そうですね、コダックが一番かわいい!
みんなかわいいし、好みは人それぞれなんですけど、私はコダックのお尻がすごく好きです。
ファイルーズあい
もちろんコラッタです。私、ちっちゃい頃からネズミが大好きで、今も家で6匹ネズミを飼ってるんです。ハムスターじゃなくて、ほんとのネズミを。なので、やっぱりもう顔からコラッタを好きになったんです。
「ポケモンコンシェルジュ」第1話の冒頭から、ホテルのフロントのところで出てくるんですが、その時の動き。人間の手の匂いを嗅いで、擦り寄るような動きがまさにリアルなネズミの動きだったんですよ。
なので私は、自分の愛おしいネズミのペットちゃんたちを思い出して、胸が掴まれるのを感じて、やっぱり制作陣の皆さんがリアルなポケモンたちの動きを想像しながら作られてるんだなっていうのをより一層感じました。
奥野瑛太
今までそんなに注目して見たことなかったんですけど、今回、バオップ、ヤナップ、ヒヤップがめちゃくちゃかわいいなと思って。このトリオがすぐイタズラをするから僕の右腕だったんですけれど、「見ざる・言わざる・聞かざる」みたいなトリオの良さがすごく伝わってきました。
“プレスコ”という収録方法が新しい体験でした
‐のんさんは、本作の制作の現場、ドアーフスタジオに行かれたそうですが、いかがでしたか?
のん
とても楽しかったです。幸せでした。この作品に登場するポケモンたちが勢ぞろいしてて、今にも動き出しそうに感じてしまうくらい可愛かったです。本当に幸せ空間でした。
あと、この作品のとてもおしゃれな美術も細かく見れたり、あ、こんなご飯があるとか、こんなランプがあるとかっていうのを細かく見れたのですごく楽しかったです。
‐本作はストップモーションアニメーションということで、実写だったり、アニメとはまた違った声のお芝居が要求されるところもたくさんあったと思いますが、収録でのお芝居で、発見されたことはありましたか?
のん
プレスコ(プレスコアリング/Prescoring=台詞を先行して収録する手法)です。口の動きやリアクションのし方を参考にするということで、動画を撮りながらセリフを言っていたんですよ。それが初めてのことだったので、すごい面白かったです。
‐プレスコということで、のんさんの映像を撮って、その映像をインスピレーションにしてアニメーターの方が表情を作ったりとかされたっていうことですよね。
のん
そういう部分もあるし、口の動きとかを2Dのアニメよりも繊細に動かさないと台詞が合わないらしくて、そのガイドにするために(動画を)撮ると小川監督が言ってました。
‐リップシンクの造形ということですね。映像を撮るとで、のんさんの本当の表情をハルに生かした部分もたくさんあると伺っています。
のん
(ハルと)自分とリンクする部分がいっぱいありました。
‐決めゼリフの「コラッタを、あぁ君に」っていうところとかよく見ると、すごくのんさんっぽい表情が見えるそうなので、皆さん是非、配信開始になったら、何回も見直していただければと思います。呼吸のし方とか、モグモグするお口の動きとかも、アニメーターの方が参考にされたそうです。
ファイルーズさんは、アニメのアフレコはもうたくさんやられてますけど、今回のストップモーションをアニメーションでは何か新鮮だったことはありましたか?
ファイルーズあい
先ほど、のんさんがおっしゃっていたような、カメラが目の前にある状態でプレスコ、口元の動きを撮っていたんですが、私は癖で、言いにくい言葉の時は、大げさに口を開けたり、合間時間にうーんってやってたりするので、アリサがこんな動きしてたらどうしようっていうのはちょっとドキドキしながらやってました(笑)
でも、やっぱりいつも通りと言ったらあれですけれども、絵コンテがある状態でアフレコをするっていうのは慣れていたので、特別苦労したということはなかったです。その分、どんな仕上がりになるんだろうっていう、私の想像のはるか上に行くような仕上がりのものが出てきたので、観ている時にすっごい新鮮な気持ちで観ていました。完成した映像がこんなにすごいなんてっていう本当に驚きでいっぱいで。
ストップモーションアニメって背景は動かないこと多いんです。背景の他の人物まで動かしちゃうと大変なので。でもこの作品では、後ろの方にいるポケモンとかお客さんまでちゃんと動いてて、もうこんなこと想像していなかったのにで、本当に驚きました。
‐声のお仕事は初めてだとおっしゃっていた奥野さんは収録はいかがでしたか?
奥野瑛太
カメラが目の前にあって、顔の表情などを撮ってくださってるんですけど、僕はそんなことを気にする余裕がなかったので、実写作品だと使えないぐらいに大きな口を開けて、ハッハッハッハッ!!ってすごいふざけてやってました(笑)
‐タイラの豪快な笑い声を聞けました!
奥野瑛太
そこが普段とやってることが全く違ったので、とても面白く楽しませていただきました。
ポケモンリゾートでやってみたいこと
‐みなさんがポケモンリゾートに行けたらやってみたいことはありますか?
のん
空を飛べるポケモンもいるので、その背中に乗せてもらって、空でお弁当を食べたいです。タイラさんの作ったお弁当を空で食べたいですね。
ファイルーズあい
やっぱりポケモン達と一緒にリゾートを満喫できるっていうのは、すごい非日常的じゃないですか。誰でも体験できることではないので、この感動を共有するために動画配信したいです。今日はここに行きましたとか、ライブ配信して、ポケモンたちがイタズラしてきても、それも楽しいハプニングになるから楽しそうだなと思ったので、動画配信したいです。
奥野瑛太
バーベキューとかご飯を一緒に食べたいです。塩加減の調整をどうしようか、そういうコミュニケーションさえ楽しい感じがして、何か一緒にご飯を食べるだけですごい楽しいなと思って。
最後にメッセージ
‐最後に、12/28に配信開始となる本作をご覧になる方々に是非メッセージをいただきたいと思います。
ファイルーズあい
この作品は、ハルがちょっと疲れた環境から飛び出して、ポケモンリゾートに向かうところから始まります。ハルのやっていることって決して逃げではなくて、新しい環境に身を置くことがそもそも挑戦なので、そこから勇気をたくさんもらえると思います。
ポケモンリゾートに来たからといって、決して楽しいことだけではなく、やっぱりハル自身が乗り越えなきゃいけない壁もたくさん立ちはだかってくると思います。それでも頭を固くしすぎずに柔軟な気持ちで、そしてリラックスして観ているのに、なぜか勇気がもらえて明日も頑張ろうって思えるようなパワーをもらえるような新しい作品になっています。ぜひぜひ皆さん28日からの配信を楽しみにしていてください。
奥野瑛太
本作は、ストップモーションアニメーションが持つきめ細やかさや、パペットの柔らかさが存分に出ていて、ポケモンをより日常生活のすぐそばに感じられるような作品になっています。子供から大人まで楽しめる作品で、人間とポケモンの成長も感じられる温かい話になります。
12月28日から配信開始になりますので、是非よろしくお願いします。
のん
この「ポケモンコンシェルジュ」という作品は、ポケモンたちがバトルをするのがメインではなくて、癒しにポケモンリゾートに来るっていう物語になっています。観ていると「あぁこんなところがあったら本当に行ってみたいな」とか、「ポケモンコンシェルジュになって働いてみたいな」って思えるような。そんな幸せに溢れた作品になっています。皆さんもこの作品を観てハルと一緒に心を解き放って自由な気持ちになってくれたら嬉しいです。ぜひよろしくお願いします。
■フォトギャラリー
[写真:山田健史/動画:三平准太郎]
Netflix シリーズ「ポケモンコンシェルジュ」
“あなたが楽しいと、わたしも楽しい。”
ポケモンリゾートが舞台の完全新作ストップモーション・アニメーション
声の出演:のん(ハル)、ファイルーズあい(アリサ)、奥野瑛太(タイラ)、竹村叔子(ワタナベ)
主題歌:竹内まりや「君の居場所(Have a Good Time Here)」
監督:小川育
脚本:土城温美
コンセプトアート/キャラクターデザイン:上杉忠弘
制作:ドワーフスタジオ(株式会社 FIELD MANAGEMENT EXPAND)
©2023 Pokémon. ©1995-2023 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
Netflix作品ページ: http://netflix.com/pokemonconcierge
予告編
配信:2023年12月28日(木)、Netflixにて独占配信(全4話、約14-20分/各話)
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