古川琴音が刻々と増す恐怖に追い込まれた演技で魅せる新境地の場面写真解禁。映画『みなに幸あれ』
主演・古川琴音×総合プロデューサー・清水崇、「第1回日本ホラー映画大賞」大賞受賞監督作品『みなに幸あれ』(1/19公開)より、狂気に陥っていく主人公を古川琴音が怪演、想像を超える恐怖の一端が垣間見られる場面写真が解禁となった。
今回解禁となった場面写真は、田舎に住む祖父母のもとへやって来た主人公の孫(古川琴音)が久々の家族との再会を喜び、和やかに食事を共にする、どこにでもある光景から、一変してテーブルの下に隠れ息を殺し、身を潜め何かの様子を伺う姿が。
さらに、暗い森の中、服や顔に血をつけ呆然と絶望感を漂わせて一人で座り込む様子など、海外映画祭で、未だかつてないJホラーと評される本作への期待がさらに高まるカットばかりだ。
最近では、「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(‘23/TBS)や、大河ドラマ「どうする家康」(‘23/NHK)など話題のドラマに出演し、妖艶でミステリアスな演技が記憶に新しい。映画では『花束みたいな恋をした』(‘21)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(’23)、『リボルバー・リリー』(‘23)、そして本作以外にも『言えない秘密』(‘24夏)の公開が控えるなど、その確かな演技力と存在感で多くの作品に引っ張りだこな古川は、今まさに注目すべき若手女優の一人である。
これまで数々の話題作に出演し、その度に様々な役柄を演じてきた古川だが、ホラー作品に出演するのは本作が初めて。さらに主演という大役ながら、徐々に増していく狂気的な演技には観る者を震撼させるものがある。
古川自身、「私が演じる主人公は、社会の仕組みに抗おうともがきますが、そこに逃れられない恐怖が迫ってきます。映画を観ている間はもちろん、観終わった後、人間そのものの存在が怖くなるような居心地の悪さというか、根源的な新しい恐怖を感じてもらえればと思います。」と語るように、登場人物たちが織りなす想像を絶する恐怖の中、主人公の “どうすることもできない”悲しみや、現実に絶望する演技には古川の持つ俳優としての圧倒的な表現力を再認識させられる。本作で商業映画デビューを果たす下津優太監督も「自分のビジョンを持って現場に入ってきてくれました。この映画はかなり表現しづらいストーリーだったと思いますが、僕の持っているイメージをそのまま体現してくれました。」とその活躍を絶賛。
想像をはるかに超えた恐怖の先に炙り出される、“幸せの本質”を描いた本作。古川の新境地とも言える、ひと際輝く怪演ぶりに期待だ。
映画『みなに幸あれ』
《INTRODUCTION》
「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」
人類の宿痾と言ってもいい根源的なテーマが根底に流れ、とある村を舞台に、この世界の特異な成り立ちに疑問を持った古川演じる主人公が行動を起こすも、逆にどんどん追い込まれていく様を描き、「この世界にはある法則が存在する。それを知らないと死ぬことになる…。」という得体の知れない恐怖と対峙していく―。
不気味な家族と村の住人たち、恐怖の連続の先にある“幸せ”とは―
この度、異様な雰囲気を放つ登場人物たちを捉えた場面写真が解禁された。
写真には、久々に訪ねた祖父母の家の2階の部屋を気にする様子の主人公・孫(古川琴音)や、主人公の幼なじみ(松大航也)と共に裸の男を担ぎ、何かから逃げるように緊迫感を漂わせる姿と、何かを見て怯えるように肩をすくめる主人公の様子が。さらには腹部が不自然に膨らんだ祖母を、血を流しながらも家族全員で必死に支える組体操のような奇妙なシーン。そして、燃え上がる炎の向こうで、母親が肩を引き寄せるも、主人公の表情は歪み、悲しみと絶望を滲ませるも、その様子をポケットに手を入れただ平然と見つめる父親。どのシーンも思わず身震いしてしまうが、違和感と不可解な異様さが際立つカットの数々だ。
すでに海外の映画祭で上映され、多くのホラーファンから高い評価を受けている本作。先日、予告映像が解禁されるやいなや、SNSでは「何か、心の準備がいりそう」や「トラウマになる予告」、「めちゃくちゃキモくて最高」、「新たな傑作誕生の予感しかしない」と、日本のホラーファンからも期待の声が続々と寄せられている。想像を遥かに超える恐怖の先に描く“幸せの本質”、その真相とは一体。その衝撃の展開に、Jホラーの歴史を塗り替える一作と賞賛を集め、多くのホラーファンを魅了し唸らせる本作にぜひご期待いただきたい。
《STORY》
看護学生の“孫”は、ひょんなことから田舎に住む祖父母に会いに行く。久しぶりの再会、家族水入らずで幸せな時間を過ごす。しかし、どこか違和感を覚える孫。祖父母の家には「何か」がいる。そしてある時から、人間の存在自体を揺るがすような根源的な恐怖が迫って来る…。
出演:古川琴音 松大航也
原案・監督:下津優太
総合プロデュース:清水崇
脚本:角田ルミ
音楽:香田悠真
主題歌:「Endless Etude (BEST WISHES TO ALL ver.)」 Base Ball Bear ※レーベルロゴ
製作:KADOKAWA ムービーウォーカー PEEK A BOO
制作プロダクション:ブースタープロジェクト
配給:KADOKAWA
©2023「みなに幸あれ」製作委員会
公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/minasachi/
公式X:@minasachi_movie
予告映像
2024年1月19日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
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