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『雄獅少年/ライオン少年』舞台挨拶

のん、主題歌と「あまちゃん」ブーム再来への想いを語る!映画『雄獅少年/ライオン少年』舞台挨拶付き上映イベント

2023年6月10日、新宿バルト9にて、映画『雄獅少年/ライオン少年』舞台挨拶付き上映イベントが行われ、本作の日本語吹き替え版主題歌を担当した創作あーちすと・女優のんが登壇。作品の魅力や、主題歌への想いを語った。また、客席とのじゃんけん大会を実施し、勝者には直筆サイン入りグッズのプレゼントが贈られた。

本作は、2021年に中国で上映され大ヒットした中国の伝統芸能・獅子舞の演武に挑む少年たちの成長を描いたCGアニメーション映画。格差社会の底辺でもがき、獅子舞バトルを通して成長する主人公・チュンを花江夏樹、チュンを獅子舞に目覚めさせたヒロインの少女チュンを桜田ひよりが日本語吹き替えを担当し、のんは日本語吹替版主題歌『この日々よ歌になれ』を歌う。

舞台挨拶レポート

■トークノーカット動画

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動画概要欄には、見どころ頭出しチャプタータイムを記載しています。

00:00 オープニング
00:09 登壇~最初のあいさつ
01:27 主題歌担当の経緯
02:33 あーちすとならではのこの作品に惹かれた点
04:36 のんが泣いた?点
05:32 のんが語るアニメの魅力
06:42 主題歌「この日々よ歌になれ」の歌詞に込めた想い
08:59 のん「山寺宏一さんのように面白いくてかっこよい人が大好き」
10:21 まもなく30歳。改めて「あまちゃん」への想い&今後の抱負
16:58 のんちゃんとじゃんけん大会!
24:51 フォトセッション
25:14 のんからのメッセージ~降壇シーン

■テキストダイジェストレポート

『雄獅少年/ライオン少年』舞台挨拶

のん

日本語吹替版主題歌のオファーを受け、本作を見た際に“すごーい!”と感動したというのんは「そのときちょうど音楽週間でレコーディングを終えた曲が偶然あって、その曲と(本作が)運命的なくらい親和性の高い内容だったので、すごくびっくりして感動しました」と当時の心境を回顧した。

『雄獅少年/ライオン少年』舞台挨拶

改めて、本作を見た感想を求められると「獅子舞のアクションがリアルで、目の前で演技を見ているってくらい美しいしかっこいいのでびっくりしました。映像美で赤の使い方とか光の入り方とかが本当に素晴らしくて、CGアニメーションで美しい景色を作るとこういう感じになるんだとか、中国の美的感覚みたいな文化を感じられて“すごーい!”ってびっくりしていました」と興奮気味に語った。

『雄獅少年/ライオン少年』舞台挨拶

続けて、本編随所に散りばめられているギャグシーンも好きだと明かし「みんなで叫んでいたら『うるさい』って怒られる冒頭のシーンとか、師匠が足のにおいでライバルたちを撃退するところとか、面白おかしいシーンがすごく好きでした」と声を弾ませた。

『雄獅少年/ライオン少年』舞台挨拶

本作を見て泣いたというMCの伊藤さとりから「泣きました?」と声をかけられると「…泣いたっぽい(笑)」と答えて笑いを誘い、「ラストの勝負のときに獅子頭が壊れながらも演武を続けるところが、熱くて1番かっこいいなって思いました。どんな姿になっても屈強に立ち向かっていって、今までやってきたことや自分の情熱を注いていく勢いがあって、ラストの演技のシーンは痺れました」と目を輝かせた。

『雄獅少年/ライオン少年』舞台挨拶

主題歌「この日々よ歌になれ」

また、「この日々よ歌になれ」の好きなポイントを聞かれると「逆境に負けないように踏ん張っているところからドラマが展開されていて、歌詞の中に1つの映画を上映したみたいな劇的なストーリーが込められているところがすごく好きですね」と吐露し、同曲は『忘れらんねえよ』の柴田隆浩が作詞作曲を務め、柴田がのんのために歌詞を書き直したそうで「柴田さんとガッツリいろんなことをお話しして、自分の考え方や明るいところ、挫けても頑張るような懸命なところを見せたいって話してみたりして、そうしたらこういう熱くドラマチックな歌詞が上がってきたので、本当に嬉しかったです」と笑顔を見せた。

『雄獅少年/ライオン少年』舞台挨拶

私は面白くてかっこいい人が大好き♪

加えて、同曲に対する反響も届いているそうで「山寺(宏一)さんが呟いてくださっていて、それがすっごい嬉しかったです。(山寺が演じた)師匠はかっこいいし、コミカルなところもどっちも見せてくれて、私は面白くてかっこいい人が大好きなので胸にきましたね。山寺さんとは以前、私が初めて声優のお仕事に挑戦した映画でお会いしたことがあったので、そのときのことを思い出して嬉しいなって素直に喜んでしまいました(笑)」と頬を緩めた。

『雄獅少年/ライオン少年』舞台挨拶

のん

「あまちゃん」ブーム再来への想い。

さらに、今年の7月に30歳を迎えるのん。10年前に放送され、社会現象にもなったNHK連続テレビ小説「あまちゃん」が現在、再放送されていることが話題に上ると、のんは「面白いですよね、『あまちゃん』。“これ朝ドラでありだったんだ”って、いろいろびっくりしながら見ています」とコメントして観客を笑わせ、「毎日のようにトレンドに上がっていたりして、たくさんの人に元気を与えているドラマだったんだなと思って、私も自分で見返して“ここの自分の演技好きだな”って見てますね(笑)」と自画自賛。続けて「改めて素晴らしい作品に出させていただきましたし、いろんな奇跡が重なって、キャストのみなさん、スタッフのみなさん、全部がうまくいって現場も楽しかったし、見てくださる方にも全部届いているという実感があって、本当に気持ちよくほめていただいているなと思います」と満足げな表情を浮かべた。

『雄獅少年/ライオン少年』舞台挨拶

30歳になったらもっと自由で開放的になれるように。

そして、どんな30代を迎えたいか質問されると「30歳ってものすごく大きなことのように考えていたので、もっともっとかっこよくてスッとした大人になっているって夢見ていたんですけど、目前にしてみると“大きく変わるのか?”って気がしているんですが、30歳になったらもっと自由で開放的になれるような気がしていて、20代よりももっとエネルギッシュにパワフルに歩めるんじゃないかなと思っています」と期待に胸を躍らせ、今後、新たにやってみたいことについては「今やっていることを深めていくということかなって思っていて、音楽はもちろん、もっともっと自分がかっこいい人になっていきたいなと思っているし、演技をする者としてももっともっと魅力的になっていきたいなと思いますし、自分が作る映画作品をまた作ってみたいなという意欲がすごくあります」と吐露して観客から拍手を浴びた。

『雄獅少年/ライオン少年』舞台挨拶

のんにとっての音楽活動とは?

俳優にとどまらず、映画監督、絵の制作、朗読、YouTubeなど多彩な創作活動を行なっているのんだが、自身にとって音楽活動はどのような存在なのか聞かれると「すぐに自分のメッセージを伝えられる、そんな場所だなって思っていて、のんになってから音楽がなかったらこんな風に頑張れていなかったなってくらい、自分を支えている一部になっていますね」としみじみと語り、6月28日には新アルバム「PURSUE」が発売されるが、タイトルに込めた思いを尋ねられると「PURSUE(パーシュー)って“追求する”とか“追い求める”って言葉なんですけど、20代は突っ走っていろんなことを追求して、どうやったら驚くようなことができるかなとか、いろんなチャレンジをしてきて、20代に追求してきたということも込めているし、これからももっともっと追求して自分がよくなっていくという決意表明でもありますね」と説明した。

『雄獅少年/ライオン少年』舞台挨拶

客席とじゃんけん大会

イベントの後半には、のんが用意したという非売品のサイン入りトートバッグと、本作のサイン入りパンフレットをかけたじゃんけん大会が行われる一幕もあり、白熱した戦いが繰り広げられた。

最後にメッセージ

最後にのんは「『雄獅少年/ライオン少』は本当に素晴らしい作品で、かっこよくて美しくて青春の熱さを感じられる作品にめぐり会えて私も嬉しいですし、日本語吹替版のキャストのみなさんの声の演技がグッときて、コミカルなシーンもあって素晴らしいです。ぜひ劇場にお越しください。そして面白かったなと思う方はぜひ広めてください」とアピールした。

『雄獅少年/ライオン少年』舞台挨拶

■フォトギャラリー

[動画・写真:三平准太郎]


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映画『雄獅少年/ライオン少年』

《INTRODUCTION》
中国で空前の大ヒット、21年度公開作品の映画満足度ランキング第一位。22年に日本で限定上映され、圧倒的な作品力で絶賛された。格差社会の底辺でもがく少年の成長を熱い獅子舞バトルを通して描き、誰もが涙した衝撃作が日本語吹替版で全国公開決定!困難を乗り越え成長する主人公・チュンに花江夏樹、チュンを獅子舞に目覚めさせた同名のヒロイン・チュンには、高い演技力で話題沸騰の桜田ひより。共に大会を目指す仲間、マオとワン公に山口勝平、落合福嗣。師匠・チアンに山寺宏一、その妻アジェンに甲斐田裕子ら豪華声優陣が結集。
中国発・世界のCGアニメーションの常識を覆した超絶クオリティ、魂が震える最高のクライマックスを体感せよ!

《STORY》
出稼ぎ両親の帰りを待つ貧しい少年チュンは、ある日、華麗な獅子舞バトルで屈強な男を倒した同じ名前の少女チュンから、獅子頭を譲り受けた。
チュンは、お調子者のマオと食いしん坊のワン公を誘い、獅子舞バトル競技大会出場を決意。飲んだくれの元獅子舞選手チアンに無理やり弟子入りする。
チアンの妻アジェンの励ましを受け三人は猛特訓を続けるが、大会目前でチュンの父が大けがをして帰郷した。
家族のため、大都市に出稼ぎに行くチュン。過酷な労働が続き、仲間との夢をも諦めそうになったチュンの前に、再びあの少女が現れた――。

雄獅少年/ライオン少年

監督:孫海鵬(ソン・ハイポン)
エグゼクティブ・プロデューサー:張苗(チャン・ミャオ)
原題:雄獅少年 英題:I Am What I Am
日本語吹き替え版声優:花江夏樹 桜田ひより 山口勝平 落合福嗣 山寺宏一 甲斐田裕子
提供:北京精彩、泰閣映畫、面白映画、Open Culture Entertainment、ギャガ
配給:ギャガ、泰閣映畫、面白映画、Open Culture Entertainment
2021年 / 中国語音声 / 日本語字幕 /
©BEIJING SPLENDID CULTURE & ENTERTAINMENT CO.,LTD ©TIGER PICTURE ENTERTAINMENT LTD. All rights reserved.
公式サイト:https://gaga.ne.jp/lionshonen/
公式Twitter:https://twitter.com/lionshonen

予告編

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2023年5月26日(金)全国公開

雄獅少年/ライオン少年

 

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