恋人の携帯を見る?松本穂香×玉城ティナ×渡邊圭祐 映画『恋のいばら』完成披露試写会
2022年12月16日、TOHOシネマズ日本橋にて、映画『恋のいばら』完成披露試写会が行われ、主演の松本穂香、玉城ティナ、渡邊圭祐、城定秀夫監督が登壇。本作の見どころや、「これってアリ?ナシ?」恋愛◯×トークを行った。(動画&フォト)
舞台挨拶レポート
■トークノーカット動画
■テキストレポート
松本演じる元カノ・桃は、元カレの今カノをインスタで特定し、今カノに会いに行ってしまう行動力ありすぎ女子。松本は「衝動的に言ったり動いたり、頭の整理がつかないままにやっている。ふわっとして掴みどころのない人だけれど実は…という女性です」と役柄を紹介した。
玉城演じる莉子は、派手系な見た目ながらも占いを気にしてしまうギャップ女子。玉城は「ダンスをやったり、メイクも濃くしたり、表面的には強く見えるけれど、内面は女子らしいところもあって弱い部分もある。ストーリーが進む中で印象も変わっていくはず」と解説し、この日の自身のファッションについては「役の印象に合わせて派手に来ました」と笑顔を見せた。
渡邊は、今カノ・莉子と元カノ・桃の間に知らない内に挟まれてしまう健太朗役。一見クズ男に思えてしまうことから、渡邊は「物凄くピュアな心で色々なことをやったり喋ったりしているだけの男なので…健太朗を嫌いにならないで帰って欲しいです!」と観客に懇願していた。
それに対し城定監督は「渡邊さんに会ったことで、健太朗を憎めなくできそうだと思った。それで台本も修正しました。健太朗は無邪気にやっているだけなのに、女性から見るとクズなのかなと…」と苦笑い。本作の脚本を執筆する上では「今っぽい恋愛を澤井香織さんと相談しながら書いていきました。僕はインスタとかよくわからないので、そういった現代的な点は助監督などの若者を頼りました」と振り返った。
この日の舞台挨拶では、元カノ・今カノ・カレの“いびつな三角関係”を描いている内容にちなんで、恋愛ありなしトークを展開。「恋人の携帯やパソコンを勝手に見るのは?」というお題に渡邊は「今カノが今カレの携帯を見るのはバツだけれど、そっちが見るならば俺も見るよと。対等ですよとなる」と強気。松本は「自分がされたらいやだな」と“なし”派で、玉城も“なし”派ながらも「相手の携帯を見る時は別れるとき。別れる理由を探すときに覗く」と怖いことを口にしていた。
また「恋人が他の異性と二人で飲みに行くのは浮気か?」との問いには「気持ち良くはないけれど、浮気とまではいかないかなあ?」と悩む松本。
玉城も「浮気ではないけれど、嫌だとはなる。難しい話」と頭を悩ませた。一方、渡邊は「僕は心の底から行っていいと思う。信頼関係の問題。でもそっちが行くならば俺も行くよ?となる」と再び強気。
しかし松本から「二人で個室だったら?」と問題提起されると、渡邊は「いやいや、個室はダメでしょう!」と“ない”派になり、玉城も「個室はダメ。いやらしい」ときっぱり拒否していた。
最後は「恋人同士では観ないでください」というキャッチコピーの本作にかけて「恋人同士で観るのは実はおススメ?」との質問が。これには全員が“あり”と回答。「年始に見て心を新たに、という意味でもいい映画」と渡邊が言うと、玉城も「恋愛においてのお互いのありなしがわかるし、会話が弾むきっかけになる映画」とプッシュ。松本に至っては「最初のデート映画としておススメ。この映画を見ることで、お互いに価値観が合うのか合わないのかがわかる」と勧めて「もし合わなかったら…切る!」と大胆発言で、玉城と渡邊をビックリさせていた。
■フォトギャラリー
[動画:三平准太郎/写真:川尻敏晴]
映画『恋のいばら』
⚠恋人同士では絶対見ないでください⚠
私が恋したカレには、「今カノ」がいる。
どうしてもカレを取り戻したいから、今カノをSNSで特定。
ただ、知りたいだけだった……。
INTRODUCTION
2022年の本年だけで、『愛なのに』(監督・脚本・編集)、『猫は逃げた』(脚本)、『女子高生に殺されたい』(監督・脚本)、『ビリーパーズ』(監督・脚本)、『よだかの片想い』(脚本)、『夜、鳥たちが呻く』(監督)を世に送り出し、現在47歳にして、これまでに100作以上を監督する、現在の日本映画界に於いて最も多作かつ話題作を提供し続ける城定秀夫監督の最新作『恋のいばら』が、2023年1月6日(金)に、いよいよ全国ロードショーとなる。
本作では、一人の男性を巡る元恋人と現在の恋人による三角関係の人間ドラマを描き、突然恋人に振られた女性が、彼の新しい彼女に秘密の共犯関係を持ち掛けたことからストーリーが展開。W主演のひとり、元カノの桃役に『みをつくし料理帖』(20)、『“それ”がいる森』(22)など、若手実力派の松本穂香。
今カノの莉子役に『xxxHOLiC』(22)、『極主 夫道 ザ・シネマ』(22)、『グッバイ・クルエル・ワールド』(22)、『窓辺にて』 (22)など、出演作が続く玉城ティナ。
彼氏の健太朗役にテレビドラマ「チェイサーゲーム」(22)で初主演を果たし、間もなく『ブラックナイトパレード』の公開が控える注目度急上昇中の渡邊圭祐が共演を果たしている。
STORY
図書館で働く桃(松本穂香)は、突然、フラれてしまった元カレ・健太朗(渡邊圭祐)のSNSを見て、今カノ・莉子(玉城ティナ)の存在を知る。自分とは正反対のイマドキな洗練された莉子に興味を持ち、調べていくうちに、本人を特定。“ある理由”で、莉子に直接会いに行ってしまう…。
今カノ・莉子と対峙した桃は言う。「リベンジポルノって知っていますか?」そして「彼が撮った二人の秘密の写真データを取り返したい…あと、あなたも撮られてないですか…」と。
元カノと今カノ。出会うはずがないふたりが出会った今、“秘密の共犯”が始まろうとしている――。
出演:松本穂香 玉城ティナ
渡邊圭祐
監督:城定秀夫
脚本:澤井香織 城定秀夫
音楽:ゲイリー芦屋
“Based upon the film “Beyond Our Ken”-Presented by Mei Ah Film Production Company Limited.”
プロデューサー:村田亮 柳井望
企画・製作プロダクション:アンリコ 製作幹事・配給:パルコ 宣伝:FINOR
製作:「恋のいばら」製作委員会
2023年/カラー/シネマスコープ/5.1ch/98分
©2023「恋のいばら」製作委員会
公式HP:koinoibara.com
公式Twitter:koibara_movie
公式Instagram:@koinoibara_movie2023
2023年1月6日(金)全国公開
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