スペシャTVアワード2018 各受賞者発表の豪華ライブ!
2017年を代表する最優秀アーティストはゆず!
星野 源、平井堅、Hi-STANDARD、DAOKOが主要賞を受賞!
3月1日(木)、パシフィコ横浜 国立大ホールにて開催された「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018」。日本最大の音楽専門チャンネル スペースシャワーTVが独自の視点で1年間の音楽シーンを総括し、様々な音楽コンテンツで功績をあげたアーティストとクリエイターに、感謝と敬意を込めて表彰するアワードだ。
いとうせいこう、ユースケ・サンタマリア、きゃりーぱみゅぱみゅの3名による司会のもと、27部門の各賞が発表された。(ライブ&受賞フォト)
大盛り上がりの3時間にわたる授賞式ライブ
授賞式は、「BEST BREAKTHROUGH ARTIST」を受賞したDAOKOのライブからスタート。パフォーマンスした大ヒット曲『打上花火』で、「SONG OF THE YEAR」も受賞した。その後、Suchmos、水曜日のカンパネラ、平井堅ら各部門の受賞者らが続々とライブを披露。
昨年デビュー30周年を迎えたエレファントカシマシは「BEST RESPECT ARTIST」を受賞。「悲しみの果て」と「ガストロンジャー」の2曲を歌い上げ、貫録のステージを繰り広げた。
W受賞したONE OK ROCKからは、先日台湾で2万人を動員した最新ライブ映像をフィーチャーしたスペシャル映像が届けられた。
昨年のシーンを席捲した米津玄師は、「BEST MALE ARTIST」を受賞したほか、「BEST COLLABORATION」も受賞し、菅田将暉との貴重なツーショットのコメント映像も公開された。
さらに、「BEST MUSIC FILM」では、映画『WE ARE X』が受賞したことを受け、海外滞在中のYOSHIKI(X JAPAN)からもコメントが寄せられたほか、エド・シーラン、小沢健二、山口一郎(サカナクション)、Corneliusなど錚々たる受賞者から喜びの声が届き、会場は終始、感動とサプライズに満ちたものとなった。
そして授賞式の最後には、ゆずの2人が登場。5,000人の来場者を前に「タッタ」、「夏色」の2曲を披露し、一体となったステージで3時間にわたる授賞式を締めくくった。
授賞式の模様は、スペースシャワーTVでの生放送に加え、イベント公式HPによるストリーミングとLINE LVEで生配信もされた。
会場はもちろん、テレビやインターネット上での数多くの視聴者と共に、2017年の音楽シーンを振り返りつつ、音楽の素晴らしさと可能性を感じられる1日になった。
主な受賞アーティスト
◆ARTIST OF THE YEAR:ゆず
年間で最も優れたアーティストに授与される賞。
2017年を代表する最優秀アーティスト賞「ARTIST OF THE YEAR」は、「BEST POP ARTIST」を受賞したゆずが栄冠に輝いた。ゆずは、昨年デビュー20周年を迎え、オールタイムベストアルバムを発表し、初のドームツアーでは30万人を動員し1
年を通じて活躍。
北川悠仁(ゆず)
昨年は20周年イヤーの節目として、この20年間で実らせてきたものをファンのみなさまと味わい尽くしたいと思っていました。想像以上に充実した一年だったと思います。今年は4月にアルバムが出て、その後のツアーもすでに決まっているので、21年目に向けて早速走り出そうと思っています。
◆BEST ART DIRECTION VIDEO:『Family Song』 星野 源/監督:関和亮
最もアートワークが優れたミュージックビデオに授与される賞。
◆PEOPLE’S CHOICE:星野 源
一般投票によって決定し授与される優秀アーティスト賞。
計35万票の一般投票によって決定した優秀アーティスト賞「PEOPLE’S CHOICE」には、星野源が並みいるアーティストの中から1位を獲得。また、『FamilySong』のミュージックビデオで、「BEST ART DIRECTION VIDEO」も受賞した。
星野 源
今回2つの賞をいただき、本当にありがとうございます。
去年は初めての全国アリーナツアーを開催して、いろんな人と会うことができ、自分の音楽を聴いてくれる人たちの数が爆発的に増えたことを実感しました。
自分自身はそんなに変わっていないんですが、周りの環境がすごく変わった一年でもあったので、その締めというか、証のようなものがもらえた気がします。
先日リリースしたシングル「ドラえもん」を含め、今年は“真剣に遊ぶ”という目標を掲げました。なので、これからも音楽やミュージックビデオ、そしてライブ。いろんな方法、自分ができることを駆使して、たくさん遊んでいきたいと思います。
音楽は本当に楽しいと、いつまでも思います。いろんなことをやれるようになって、いろんな人とお仕事が出来るようになって、この様な賞もいただけて。本当にどんどん楽しいです。これからも是非、星野源の活動を追いかけて、応援していただければうれしいです。何卒よろしくお願いします。
◆VIDEO OF THE YEAR:『ノンフィクション』平井堅/監督:田辺秀伸
年間で最も優れたミュージックビデオに授与される賞。
最優秀ミュージックビデオ賞の「VIDEO OF THE YEAR」には、楽曲で描かれている人生の本質を問うメッセージを見事に映像化した、平井堅の『ノンフィクション』(監督:田辺秀伸)が受賞。
平井 堅
昨年はこの『ノンフィクション』という楽曲を一年中歌っていた印象で、ずっと花束を持っていた気がします。今年になって初めて人前で歌ったのですが、なんとも懐かしい感じがしました。
◆ALBUM OF THE YEAR:『The Gift』 Hi-STANDARD
年間で最も優れたアルバムに授与される賞
Hi-STANDARDは、18年ぶりとなる新作『The Gift』で「ALBUM OF THE YEAR」も受賞。「BEST PUNK/LOUD ROCK ARTIST」も受賞した。
横山健
SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018「ALBUM OF THE YEAR」、ありがとうございます。
僕たちバンドとしては、2017年にライブもして、シングルも出して、そしたらもう、最後はアルバムでしょ?という、失われていた一番大きいピースを埋めたという感じですね。
難波章浩
まず3人がこうして集まって音を出せるという状況があって、それをカタチにしたいっていうことが前提だったから、みんなが評価してくれたのは正直驚きでもあった。
これだけ時間が経っているのに、みんな待ってくれていたんだなって。客観的だけど、「ハイスタってすごいんだな」みたいな思いはありましたね。
横山
18年ぶりの想いをぶつけたアルバムだけど、後々、“ハイスタのただの4枚目のアルバム”にはしたいですね。
難波
またどっかのタイミングで、いい感じだったら付き合って下さい。賞をいただいて本当にありがとうございました。
横山健
「BEST PUNK/LOUD ROCK ARTIST」、ありがとうございます。
今年はNAMBA69と、Ken Yokoyamaというバンドそれぞれをしっかりやろうと思っています。
まずそれぞれしっかりやった上で、Hi-STANDARDとしておもしろいことを思いついたら、皆さんにお伝えできればなと。
恒岡
こういった名誉ある賞をいただいて、2017年すごくいい歌唱もできて、そこで止まったわけではないので、あたたかく見守っていただけたらうれしいです。僕らも全力でがんばります。
◆BEST BREAKTHROUGH ARTIST:DAOKO
最も活躍した新人アーティストに授与される賞。
◆SONG OF THE YEAR:『打上花火』 DAOKO × 米津玄師
年間で最も優れた楽曲に授与される賞。
DAOKO
2017年はたくさんの素晴らしいアーティストとコラボできた年でした。色んなところに出演する機会もあり、今までとは違った場所で届けられたことが嬉しいです。また、岩井俊二原作アニメ『打ち上げ花火』や、岡村靖幸さん、BECKさんなどとコラボできたことで、音楽にまつわる栄養も吸収できた一年でした。今年は、実のある作品をさらに追求する年にしたいと思っています。
◆BEST MALE ARTIST:米津玄師
最も活躍した男性アーティストに授与される賞。
◆BEST FEMALE ARTIST:安室奈美恵
最も活躍した女性アーティストに授与される賞。
◆BEST GROUP ARTIST:ONE OK ROCK
最も活躍したグループアーティストに授与される賞。
◆BEST ACTIVE OVERSEAS:ONE OK ROCK
海外で最も活躍したアーティストに授与される賞。
TAKA
この度は、SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018「BEST GROUP ARTIST」、「BEST ACTIVE OVERSEAS」をいただき、ありがとうございます。“BEST GROUP ARTIST”ですから。今、日本にたくさんグループがいる中で、一番ですよ。ベストです。
一同
ありがとうございます!
TAKA
2017年のONE OK ROCKは、ひたすらツアーで世界中を周っていた忙しい年になりました。今もまだ、ワールドツアーの真っ最中です。
RYOTA
海外のツアーを振り返ると、毎日何かしらあるよね。きのうも、朝7時まで飲んでたとかさ。
TAKA
それいま全然関係ないでしょ。
RYOTA
いやぁ、毎日楽しいなって。
TAKA
せっかく2つも受賞したのに、朝7時まで飲んでた話いらないよね?
一同
(笑)
◆BEST ROCK ARTIST:Suchmos
ロックシーンで最も活躍したアーティストに授与される賞。
◆BEST NEW VISION:Suchmos
最も革新的な活動をしたアーティストに授与される賞。
YONCE(Suchmos)
「BEST ROCK ARTIST」と「BEST NEW VISION」は、作品も映像も含めて、バンド6人が揃ったことで初めて獲得できた賞だなと実感しています。
Suchmosというバンド、Suchmosと関わってくれた仲間たちと今までのように、今後もこういう形で共にがんばっていけたらいいなと思います。
◆BEST ALTERNATIVE ARTIST:Cornelius
オルタナティヴシーンで最も活躍したアーティストに授与される賞。
SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018「BEST ALTERNATIVE ARTIST」をいただき、ありがとうございます。
昨年は約10年ぶりにアルバムを出して、ライブをしたり、いろんなメディアに出たりと、珍しく忙しい年でした。
久しぶりの自分のライブは、やってみると意外と楽しかったです。2018年はワールドツアーがはじまって、しばらくライブが続くんじゃないかと思っています。 今回はどうもありがとうございました。
◆BEST GROOVE ARTIST:水曜日のカンパネラ
ダンスミュージックシーンで最も活躍したアーティストに授与される賞。
コムアイ(水曜日のカンパネラ)
2017年は音楽に限らず、すごくいろんなことをやりました。
自分がまだ何になりたいのか分からなかったから、お仕事を選ばずになんでも。
ナレーションのような声だけのお仕事だったり、裏方としてのディレクションだったり、それこそお芝居も。
あとは、海外のフェスに行ったりして、よく遊んだ年でもありました。
去年ようやく卵が孵化して、自分が気に入った作品を作れるようになった気がするので、自分の中でそれを育てて、今年は人に見えるところまで持っていければと思っています。
◆BEST HIP HOP ARTIST:PUNPEE
ヒップホップシーンで最も活躍したアーティストに授与される賞。
2017年は新たな挑戦の年でした。
今まで失敗していなかったことに対する新しい発見もあったりして、良い経験をさせてもらいました。
新しいものを取り入れてチャレンジするのは大事だなと改めて思ったり。まぁ気付くのが遅いんですけどね。
2018年は、去年作った土台をより強くしていきたいです。その土台にニスを塗るような感覚で、きれいにしていきたいと思います。
◆BEST INTERNATIONAL ARTIST:ED SHEERAN
最も活躍した海外アーティストに授与される賞。
◆BEST COLLABORATION:『灰色と青( +菅田将暉 )』 米津玄師
最も優れたコラボレーションに授与される賞。
米津
SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018「BEST COLLABORATION」をいただいたということで、ありがとうございます。
菅田
ありがとうございます。
米津
歌った瞬間からもう、否応ない説得力みたいなものがあって。やっぱり自分の見る目は間違っていなかったなと思ったんです。小っ恥ずかしいこというけど、運命的な何かがあったのかなという感じで。
菅田
まさに『灰色と青』じゃないけど。なるべくしてこうなった感じはありましたね。
米津
武道館のライブで、「紹介します、菅田将暉くんです。」って言った瞬間に、今までで一番でかい歓声だったね。みんなやっぱり待ち望んでたんだなと思った。
菅田
はじめて一緒に歌うのが武道館って、ヤバいよね。死ぬ前の走馬灯とかに絶対出てきそうな感じ(笑)。
米津
この日のために生まれてきたんだって思うよね。エモーショナルな幸福と刺激的なものに満ちた瞬間になりました。『灰色と青』、たくさん聴いてくれてありがとうございました。
◆BEST RESPECT ARTIST:エレファントカシマシ
アーティスト 音楽シーンに貢献し、多大な影響を与え続けているアーティストに授与される賞。
宮本浩次(エレファントカシマシ)
昨年は30周年イヤーで、バンドを結成して初めて47都道府県でコンサートを行ったんですが、チケットがソールドアウトしたり、老若男女幅広いお客さんが来てくれたり、本当にうれしかったです。
それが自信になったし、ましてやこんな賞をいただくのも初めてで、本当にありがとうございました。
昨年のツアーで自信を得たこともあるし、これまで自分たちが丁寧にやってきたことがちゃんと届いていたということも実感できました。今年もしっかり練習して、この4人で一日でも長く歌っていけたらと思っています。
◆BEST LIVE PRODUCTION TEAM:SAKANACTION
ライブの企画・演出が最も優れたアーティストに授与される賞。
「BEST LIVE PRODUCTION」をTEAM SAKANACTIONにいただき、誠にありがとうございます。
ライブハウスやホール規模のライブからステップアップして、アリーナでライブを行えるようになったとき、最初に気になったのは音質です。
自分たちは音を伝えることへこだわりがあるのに、それをうまく表現できていないことに対して、もっといろんな方法があるんじゃないか?という思いがずっとありました。
例えば、テクノロジーの進化によって今まで体験していたものが違うものに変化したとき、誰もが驚くだろうし、感動の種類も増えると思います。
だから僕らは、ライブというフォーマットの中で、“音”を使ってアップデートしていきました。 ライブはもっと進化するはずだし、それを実践していきたいという思いでした。
PAや照明や演出を含めいろんな人たちがライブに関わってくれていて、 僕たちを評価してくれる人は、サカナクションだけではなく、僕たちのチーム全体を評価してくださっていると自負しています。
TEAM SAKANACTIONに対して賞をいただけたのはすごくうれしいし、それがスペシャのアワードだということは、更にうれしかったです。 本当にありがとうございました。
◆BEST CREATIVE ARTIST:小沢健二
最も創造性が溢れる活動をしたアーティストに授与される賞。
◆BEST MUSIC FILM:『WE ARE X』 出演:X JAPAN/監督:スティーヴン・キジャック
最も優れた音楽映画に授与される賞。
YOSHIKI (X JAPAN)
今回、「BEST MUSIC FILM」を受賞し、とてもうれしく思っています。
実は最初、僕はこのフィルムを作りたくありませんでした。
X JAPANのストーリーはとてもドラマティックで、メンバーの死や自分の父親の死など、あまりにも痛みを伴う人生だったので、「とてもじゃないけど僕には無理です」とお断りしたんです。
でも、僕らのストーリーがいま人生について悩んでいる人たちに生きる勇気を与えるんじゃないかと言われ、それだったらやってみようと思いました。
気付いたらアメリカのサンダンス映画祭でも賞をいただき、世界20カ国以上で公開され、このような素晴らしい賞をいただけるとは思ってもいなかったので、映画をやって本当に良かったと、今は思っています。
ニューアルバムについては、もうできていてあとはミックスダウンだけなんですが、誰も信じてくれないから(笑)。
ただ、この『WE ARE X』という映画のようにすごく長い時間をかけた素晴らしいアルバムになっていると思うので、次はぜひ、アルバムでも受賞したいですね。
今回、このような賞を受賞できたのは、本当にファンの皆さんのおかげだと思っています。これからもよろしくお願いします。
◆BEST CONCEPTUAL VIDEO:『ヤバみ』ヤバイTシャツ屋さん/監督:寿司くん
最もコンセプトが優れたミュージックビデオに授与される賞。
こやまたくや(ヤバイTシャツ屋さん)
2017年は怒涛の一年でした。一年が五年分くらいに感じましたね。2018年は、六年分くらいに感じる一年にしたいと思います。
◆BEST VIDEO DIRECTOR:山田健人
最も優れたミュージックビデオ・ディレクターに授与される賞。
いろんなアーティストの方を撮影させていただく中で、考え方を変容しながら、映像自体を豊かにしていきたいとずっと思っていました。
今年はメジャーシーンで活躍するアーティストさんから自分たちのバンドのようなインディーシーンまで幅広く携わることができ、先頭を切ってカルチャーを作っていこうという意識を持って挑めていたと思います。
一人の人間として、両極端でありながら隣り合わせに存在するシーンを切り取れたのはよかったですし、そうしたスタイルを今後も確立していきたいです。
それがまた、これからの第一歩となっていくだろうし、自分自身の中でもさらに表現を楽しんでいきたいと思っています。
◆BEST ACHIEVEMENT ARTIST:桑田佳祐
輝かしい功績を築き、創造的な貢献をしたアーティストに授与される賞。
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「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018」
【日時】 3/1(木) 17:30開場 / 18:30開演
【会場】パシフィコ横浜 国立大ホール
【出演者】
▼LIVE ACT: エレファントカシマシ / Suchmos / 水曜日のカンパネラ / DAOKO / 平井堅 / ゆず
▼SPECIAL MOVIE: ONE OK ROCK
▼コメントVTR:エド・シーラン / 小沢健二(音声) / 菅田将暉 / 星野源 / Hi-STANDARD / 山口一郎(サカナクション) / YOSHIKI(X JAPAN) / 米津玄師
▼GUEST: GEN(04 Limited Sazabys) / 菅沼ゆり / ダイスケはん、ナヲ(マキシマム ザ ホルモン) / PUNPEE / 三原勇希 / ヤバイTシャツ屋さん / 山田健人 / Licaxxx
▼MC: いとうせいこう / ユースケ・サンタマリア / きゃりーぱみゅぱみゅ
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<番組情報>授賞式の模様を再びオンエア!
「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018」
【放送日時】
3/4(日)19:30~23:00、3/10(土)20:00~、3/21(水)18:00~、3/31(土)17:00~
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