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『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

野村周平、eスポーツでガチ対決!?映画『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

2022年5月22日、esports銀座studioにて、映画『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベントが行われ、野村周平、吉川愛、陣内孝則、青柳翔、福山翔大、下山天監督に加え、監修の土屋圭市、eスポーツ監修の山中智瑛も登壇。野村周平は、「グランツーリスモSPORT」で、土屋圭市と山中智瑛にガチバトル?を挑んだ。

本作は、eスポーツ日本一のレーサーが、リアルドリフトの頂点を目指すというオリジナルストーリー。
主演に野村周平、共演に吉川愛、陣内孝則、青柳翔、福山翔大といった豪華俳優陣が出演し、映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』でもテクニカル・アドバイザーを務めた、ドリフトキング・土屋圭市が監修。監督・下山天が企画構想に3年を費やし、世界トップレーサーたちの実走出演でCGゼロの大迫力のリアルドリフトを描ききる。

イベントレポート

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

下山天監督/山中智瑛/福山翔大/陣内孝則/野村周平/吉川愛/青柳翔/土屋圭市

冒頭のあいさつで、陣内が次のように語り、場内を沸かす。

陣内孝則(武藤亮介 役)
前回ごあいさつさせていただいた時、僕と野村周平くんは、自分たちの演技をイケてるんですって自画自賛したんですけど、その後、TMCというスタジオで西島秀俊さんと会いまして、彼に「最近映画の評判がすごいね」って言ったら、「違うんです。あれば僕がすごいんじゃないんです。監督がすごいんです。」って返してくるので、横にいた2人のマネージャーが「やっぱり評価される俳優さんは謙虚ですねぇ~」って。
それを聞きまして、私は今日から謙虚な俳優になりたいと思っています。映画『ALIVEHOON アライブフーン』は本当におもしろい映画なんですけど、ぜんぶ監督のおかげなんです!僕みたいな俳優を使ってくれて感謝しています!

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

福山翔大/陣内孝則/野村周平/吉川愛

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

■ドリフトシーンは本当に運転席に乗って撮影

-CG無しのドリフトシーンが話題になっている本作ですが、ここを注目してほしいというポイントは?

野村周平(大羽紘一 役)
やっぱりドリフトシーンですね。あとは僕が出ているところは基本良いって思ってるんで。

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

野村周平

青柳翔(小林総一郎 役)
謙虚に、謙虚に!

野村周平
あっ!ごめんなさい!(笑)

吉川愛(武藤夏実 役)
ドリフトシーンを映像で観た時に、エンジン音から感じられたことがすごくビックリして、こんなハードな撮影をこんなかっこいい映像にできるのがすごいなと思いました。すべてがかっこよかったです。

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

吉川愛

青柳翔
僕なんかはずっとヘルメットを被ってたんで、もしかしたら僕じゃないかもしれないです(笑)
でもやっぱりドリフトシーンはみんなで作り上げたシーンなので是非劇場でご覧になってほしいです!

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

青柳翔

福山翔大(柴崎快 役)
サーキット以外でも峠でのドリフトシーンがあるんですが、僕はそのシーンは何度観ても心が熱くなります。ほんとにギリギリを攻めたドリフトシーンなので注目してください。

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

福山翔大

-そのドリフトシーンはトップレーサーの助手席に乗って撮影されたそうですが、いかがでしたか?

野村周平
ほんとに贅沢な体験でした。裏話しますと、助手席にもハンドルを付けて、それで運転しているように見えるようにする撮影手法でしたが、そのおかげで本気で運転しているように芝居できました。本物のGも匂いもぜんぶ体感しながらの撮影でした。改めてプロのレーサーのすごさを体感しました。
あと、車好きなんで、毎日の現場をニッコニコで行ってました(笑)

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

吉川愛
ドリフトしている車に私も乗ったんですが、こんなに煙が車内に入ってくるんだなってビックリしました。そしてタイヤの匂いがすごくて、ふだんはあんなにタイヤの匂いを嗅ぐことなんてなかなかないですからね。

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

青柳翔
ドライブシーンの練習は難しくて大変でしたが、楽しくもあったので、野村周平くんと僕はずっと練習から戻らないってこともありました(笑)

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

福山翔大
ドリフトは、他の競技ではたぶん味わえない、ドリフトだけのエクスタシーがあるんだなと感じました。
僕も土屋圭市さんに(ドライブテクニックを)教えてもらって現場に臨んだんですが、野村周平くんが車好きなせいで、現場では目がキラキラしてるんですよ(笑)こんなにも無邪気で好奇心旺盛な方なんだなと思いました。それが印象的でした。

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

■eスポーツの世界からリアルレースの世界へ転身

下山天監督
土屋さんからは、ゲームやマンガの世界では日本は素晴らしいレースのコンテンツを生み出しているのに、なぜ、映画では海外に負けているのか?と半ば憤慨するように本作のプロットを提案いただきました。また、実際に映画の世界だけじゃなく、eスポーツドライバーがリアルドライバーに転身する実例もあります。

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

下山天監督

-土屋さんは、元レーシングドライバーとして、eスポーツの現状をどのように感じてますか?

土屋圭市(レース監修)
10年ほど前から、eスポーツのイベントで呼ばれるようになりました。「グランツーリスモ」は世界選手権があって、山中智瑛さんは優勝しているから世界中に知られている。また、eスポーツから、日本選手権のリアルなレースに来ている選手は何人もいるわけです。これは、ゲーマーの子どもたちに夢を与えられる映画になればと思い、下山監督に提案しました。

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土屋圭市

■eスポーツ対決!

野村周平演じる“大羽紘一”は、eスポーツドライバーの日本一で、そこからリアルドリフトの頂点をめざすが、それにちなんで、野村周平が、土屋圭市(監修)と山中智瑛(eスポーツ監修)に、「グランツーリスモSPORT」でレース対戦を挑んだ。
土屋圭市は、日本の元レーシングドライバー。一方の山中智瑛は、グランツーリスモの世界大会「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」ではマニュファクチャラーシリーズのワールドチャンピオンを獲得した実績を持つeスポーツドライバーの主要選手だ。

ゲームのルールとして、野村周平は土屋圭市に勝利することで山中智瑛との対戦権を得ることができる。
ただ、土屋圭市はeスポーツドライバーとしては一般レベルで「僕は野村周平のかませ犬」ですと会場を沸かした。

▼野村周平 vs 土屋圭市

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

赤:野村周平
青:土屋圭市

レースが始まると、終始野村周平リードで進行。

だが、ゴール直前で野村周平はまさかのコースアウト!追い抜いた土屋圭市は、最後の直線ラインを独走してみごと勝利した。

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

野村周平/土屋圭市

野村周平
何が起こったんですか?僕が勝つっていう予定だったじゃないですか!?
普通に油断してました・・・

土屋圭市
やっぱり野村くんは謙虚さが無いよ(笑)
でもせっかくマスコミ来てるから、山中くんとの決勝戦は野村くんにやらせてあげる。

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

野村周平/土屋圭市

野村周平
ほんとですか!?謙虚さがでましたね!

青柳翔
世界の土屋だから、日本の野村なんてね(笑)

陣内孝則
俺は代々木上原の陣内(笑)

▼野村周平 vs 山中智瑛

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

ハンディとして、山中智瑛は最大5000回転縛りでレースがスタート(野村は最大7500回転まで)。

赤:野村周平
青:山中智瑛

山中は「5000回転だと走らない」と言いながらも、野村の後にピッタリとつく。

すると、またしても野村がクラッシュ!山中はそのまま追い越してしまう。

野村周平
山中さん、ちょっと待っててもらっていいですか(泣)

野村の哀願に、山中はハザードランプ(お先にどうぞサイン)を付け、スロー走行。
その隙に、野村はスーっと山中を追い越す。だが、山中はエンジン回転の制限があるにも関わらず、野村の後ろにピッタリつく。
だが、最後のストレートも野村は逃げ切って見事勝利した。

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野村周平/山中智瑛

野村周平
(勝ったけど)なんも嬉しくないわ(笑)
この2戦で、俺の株しか下げてないわ!

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

野村周平/山中智瑛

-改めていかがでした?

野村周平
やっぱり本物の車でやったら、クラッシュはできないし、コース使用料も高いんですが、、eスポーツだと全力で踏めますし、コースを覚えたりすること含めてeスポーツはほんとうに勉強になると思います。友だちと遊んでても楽しいし、一石二鳥ですね。

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

山中智瑛(eスポーツ監修)
eスポーツもリアルもほんとうに緻密なレースが繰り広げられていて、どちらの世界も皆さん是非一度見ていただきたいなと思います。

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

山中智瑛

土屋圭市
eスポーツのレベルが上がったことで、われわれリアルなレースの世界にも来れるようになりましたよね。

■最後にメッセージ

野村周平
ドリフトの世界を日本映画として作れたことを本当に誇りに思っていますし、その作品で主役を務めさせてもらったことも光栄に思っています。
画面から煙と匂いが伝わってきそうなぐらいの大迫力な映画で、特に音は映画館でしか楽しめませんので、是非映画館でプロドライバー達の走りと共に体感してほしいです。eスポーツの映像も観れます!

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

下山天監督
この作品は“本物”を体感できます。それは本物のドリフトがしっかり撮れたことです。
eスポーツの映像は、山中さん監修で野村くんとのタッグで素晴らしいシーンができました。
そして、リアルスピードのレーシングマシーンに、野村さん、青柳さん、吉川さん、福山さん全員が乗って、本物のGを受ける中で撮影したことです。
是非皆さん、本物を体験しに映画館に来てください。

『ALIVEHOON アライブフーン』完成報告イベント

下山天監督/山中智瑛/福山翔大/陣内孝則/野村周平/吉川愛/青柳翔/土屋圭市

■フォトギャラリー


[写真・記事:桜小路順]

映画『ALIVEHOON アライブフーン』

INTRODUCTION
日本が生んだ、剛・速・美を競うドリフトレース。大地を揺さぶるエンジン音、猛烈な白煙、車輪をスライドさせながらコーナーを抜ける超絶ドライビングテクニックと全世界の度肝を抜いたアクロバティック&ダイナミックな競技──その魅力のすべてに迫る最高峰のドリフトエンターテイメント、映画『ALIVEHOON アライブフーン』が6月10日(金)に公開する。

本作は、eスポーツ日本一のレーサーが、リアルドリフトの頂点を目指すというオリジナルストーリー。
主演に野村周平、共演に吉川愛、陣内孝則、青柳翔、福山翔大といった豪華俳優陣が出演し、映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』でもテクニカル・アドバイザーを務めた、ドリフトキング・土屋圭市が監修する。監督・下山天が企画構想に3年を費やし、世界トップレーサーたちの実走出演でCGゼロの大迫力のリアルドリフトを描ききる!

STORY
解散の危機に瀕するドリフトチームがスカウトしたのは、内向的な性格から人付き合いが苦手だが、ゲームにだけは驚異的な才能を放つゲーマー・大羽紘一。実車でもその力を発揮する紘一だったが、彼の前に生死をかけてレースに挑む者たちが立ちはだかる。
今、紘一の覚醒したテクニック・情熱・勇気、そしてチームワークは、バーチャルとリアルの壁をブチ破り、新たな極致へー

出演:野村周平 吉川愛 青柳翔 福山翔大 / 本田博太郎 モロ師岡 土屋アンナ きづき / 土屋圭市(友情出演) / 陣内孝則
監督・編集:下山天
主題歌:「Hunter or Prey」(NOISEMAKER)
製作:「アライブフーン」製作委員会
製作協力:電通
後援:福島県・福島市・日本自動車連盟
配給:イオンエンターテイメント
©2022「アライブフーン」製作委員会
公式サイト:https://alivehoon.com

スペシャルコラボMV

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2022年6月10日(金)全国公開

ALIVEHOON アライブフーン

 

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