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菅田将暉

「映画を通して恩返ししたい」菅田将暉 編【第72回毎日映画コンクール特集】

菅田将暉

菅田将暉

2月15日に行われた第72回毎日映画コンクール表彰式にて、男優主演賞を受賞した菅田将暉。
表彰式スピーチでは、映画を観てくれた人に感謝の気持ちを表しつつも、そのただずまいは風格さえ感じるほど堂々としたものであった。

司会の生島ヒロシに「2017年は菅田将暉Yearだってマスコミは言ってますよ?」と言われると、「ホントですか?それはもうイヤっていうことではなくて?」と切り返し、会場を笑いに誘う余裕さえ見せた。

そして、「こういう場に立たせてもらったので、これからも映画を通して、日本の未来の可能性を僕自身が未熟ながら作っていければ恩返しになるかなとは思います。」と、俳優としてのこれからの活躍への情熱も語った。(動画ニュース&フォトギャラリー)

「あゝ、荒野」
監督:岸善幸
原作:寺山修司
脚本:港岳彦、岸善幸
キャスト:菅田将暉、ヤン・イクチュン、木下あかり、モロ師岡、高橋和也
製作年:2017年
配給:スターサンズ

第72回毎日映画コンクール公式サイト

受賞スピーチ&コメント

ちゃんとエンタテインメントにしたい

生島ヒロシ
前編後編で5時間半以上もある作品ですが、俳優として注意したところは?

菅田将暉
このご時世に5時間というのはありがたいなと思いました。観てもらうだけでもほんとに感謝しかないというか。
肉体づくりもそうですけど、ちゃんとエンタテインメントにしたいなというのは気をつけてました。

岸監督とのタッグ

生島ヒロシ
映画1作目で菅田くんと出会って、2作目でまたということは、なにかビビビッとくるものがあったんでしょうか?

岸監督
菅田くんは、ほんとに魅力的な男で是非出てくれと、お願いしました。

菅田将暉
岸監督とはこの映画の前の映画で出会いまして、その時は僕は2~3日くらいの撮影だったんですけど、その時にこの人だ!っていう感じがあったんですよ。
で、雑誌のインタビューとかで僕が冗談っぽく「ロミオとジュリエットのような。岸さんは僕にとってのジュリエットです」って言ったことも。
で、それを岸さんが気に入ったのか、それ以降僕に送ってくるメールに「ジュリエットより」って来るんですよ。
じゃっかん、最近それが気持ち悪くなってきたんで、ちょっとやめていただきたいなと(笑)

第72回毎日映画コンクール 表彰式

岸善幸 監督 / 菅田将暉

撮影初日にラブシーン

生島ヒロシ
菅田くん、ラブシーンがあったりとか美味しかったんじゃないですか?

菅田将暉
撮影初日がいきなりラブシーンだったりもしたので、はじめましての方と肌を合わせるというなかなかの所業をこの人(岸監督)にやらされて。。

生島ヒロシ
いきなりというのは菅田くんは喜んでいたんですか?それとも躊躇していたんですか?

岸監督
木下あかりさんという映像作品にあまり出ていない方で、すごくプレッシャーがかかってたんですけど、実は僕もプレッシャーがありまして、濡れ場の演出はほんとにすごく大変なんですよ。だから主に菅田さんの意見を聞いて(笑)

菅田将暉
そう言うと僕がなんかちょっとアレですけど(笑)
この映画においての濡れ場というものが、やっぱり動物的な欲求だったり。
そしてそういうものを抑えてまでボクシングをするっていうことが、描写としてすごく大事だったので。
だからけっこう体位の話とか、たくさんしました。
けっこう研究し尽くされてます。

12回もプロボーズされた

生島ヒロシ
共演のヤン・イクチュンさんの存在感も素晴らしかったですね。

菅田将暉
すごいですよね。めちゃくちゃかっこイイですよね。
でも普段はすごくおちゃめな方で。お会いしてみたら毎日のように「菅田さん、好きです、好きです、結婚しましょう」って。
俺、この現場で12回くらい結婚を申し込まれてますね(笑)

半年間に及ぶ肉体トレーニング

生島ヒロシ
ボクシングシーン、ほんとに当たったシーンとかあるんですか?

菅田将暉
そうですね。顔以外は基本。顔もたまにあるんですけど、あんまり言うとアレなんでアレですけど。
言ったら(半年間やった)トレーニングの方がキツイんですよ。
腹を打ってもいいトレーニングをしていたので、できたシーンというのはあります。

動画ニュース

菅田将暉の受賞スピーチのすべてはこちらの動画でどうぞ!

[4K]菅田将暉 男優主演賞 第72回毎日映画コンクール 表彰式

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フォトギャラリー

[写真:Ichiagen Kaneda / 動画・記事:Jun.S]

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