深田恭子「あんたが犯した罪、悔い改めな!」『劇場版 ルパンの娘』初日舞台挨拶
2021年10月15日、丸の内TOEI①にて、『劇場版 ルパンの娘』初日舞台挨拶が行われ、主演の深田恭子、そして、瀬戸康史、渡部篤郎、小沢真珠、栗原類、どんぐり、大貫勇輔、市村正親、観月ありさ、武内英樹監督が登壇。(動画&フォトギャラリー)
本作は、TVシリーズがスタートし2年、満を持してフィナーレとなる劇場版で、公開初日を迎えた喜びを語ると共に、深田恭子は、劇中の決めセリフ「悔い改めな!」で舞台挨拶を締めた。
また、舞台挨拶中、渡部篤郎も深田恭子も、劇場版ルパンの娘のパート2を懇願する一幕もあり、劇場は大きな拍手に包まれた。なお、この日の舞台挨拶は、全国318館の映画館にライブビューイングという形で中継された。
舞台挨拶レポート
深田恭子(三雲華 役)
本日は記念すべき初日にお越し下さり、皆様ありがとうございます。
やっとやっと皆様にお届けできるので、私も今日心待ちにしていました。
瀬戸康史(桜庭和馬 役)
いよいよこの日が来たかととってもワクワクしています。まだまだ大変な世の中で皆様不安なこととかたくさん抱えてらっしゃるかもしれませんが、笑いで吹っ飛ばして行きましょう。
■劇場版公開初日を迎えて。
-テレビドラマシリーズから2年を経て劇場版。改めて今のお気持ちをお聞かせください。
深田恭子
パート1の時だけでもこんなドラマがあるんだってびっくりしたのに、パート2があって、そして劇場版までできるとは思わなかったので、すごく居心地の良い現場でこんなに長いことを一緒にお仕事させていただける事ってないので、チームワークがとっても良い現場でした。
瀬戸康史
その通りですね。そしてそのパート1の時からも、ずっと監督から言われていた“ロミジュリ感”みたいなものが、パート1の最初は、どういうことなんだろう?とさっぱりだったんですけど、だけど、パート1が終わる頃からはそれがよくわかるようになりました。「ロミジュリ感出して」って言われたら、ちょっと目をウルウルさせて、手先まで思いを込めると。
-小沢さんは母親役として、どう三雲家を盛り上げようと思われてましたか?
小沢真珠(三雲悦子 役)
悦子の役はとにかくテンションが高くて、いろんな事件が起こっても、基本的に常に明るいっていうことを意識していつも演じていたので、小難しいことを考えない、ポジティブな母を意識して演じてました。
-栗原さんはほとんどセリフが無い面白い役柄でした。
栗原類(三雲渉 役)
今回は僕が演じている渉くんが喋るので、そこが僕の中ではとても嬉しかったです。
いつもは別部屋で一人で演じてましたが、今回は家族みんなで一緒に芝居できる時間がすごい楽しかったです。
-どんぐりさん、三雲家はどんな家族でしたか?
どんぐり(三雲マツ 役)
劇中の家族もそうですけど、それ以外でも皆さんがとてもよくしていただいて、愛と絆を感じて本当の家族のように思っていました。素晴らしい家族でした。
-大貫さんは、三雲家と関わりが深い役でした。
大貫勇輔(円城寺輝 役)
パート1の時は華に恋い焦がれて追いかけるんだけども、最終的には(華たちを)応援するという形になり、シーズン2では妖精みたいになっていて、映画ではさらにいろんなことが起こるんですけど、そこも楽しみにしていただけたらと思います。
-渡部さんは、三雲家の主として2年間演じられてきてどういうお気持ちですか?
渡部篤郎(三雲尊 役)
やっぱり寂しいですよね。終わってしまってね。すごく寂しい。こんな気持ちはちょっと初めてかな。
せっかく観月さんとか市村さんとか出ていただいたので、またみんなで違う物語を作ってもらいたいなと思ってるんですけどね。
私はまだまだこの作品をやっていきたいんです。
(会場拍手)
武内英樹監督
(そういうことを言っていただいて)嬉しいですね。1話の時、このドラマどうなっちゃうのかなと思いながら作ってたんで、このように劇場版まで迎えられてほんとうに嬉しいです。
-観月さんはこの劇場版からの参加ですが、いかがでしたか?
観月ありさ(三雲玲 役)
スタッフもキャストの皆さんも、チームワークがすごく出来上がっていて、もう役作りなんかあまりしなくてもいいと言いますか、作品の世界観を全部スタッフの方、キャストの方が作り上げて下さって、とても居心地の良い現場だと思いました。
-深田さん、渡部さんとの共演はいかがでしたか?
観月ありさ
とても楽しかったです。
深田恭子
楽しかったですね。
観月ありさ
渡部さんには、お芝居の方向性など相談して、いろいろアドバイスいただきました。何か困ったら渡部さんに聞く、という感じでやらせていただけて、本当に心強かったです。
-渡部さん、いかがですか?
渡部篤郎
おっしゃるとおりだと思います。ウソウソウソ(笑)
観月さんのお芝居は圧巻ですよ。
-市村さん、大貫さんはミュージカルのシーンが素晴らしいです。
大貫勇輔
市村さんと共演するのがひとつの夢だったので、その大きな夢がひとつ叶って本当に嬉しく思います。
市村正親(円城寺豪 役)
ミュージカル俳優として、当然サラッとやっていいはずなんですけども、なかなか苦労しました。
セットが非常にリアルに作ってあるので、階段の上から降りてきたら、結構狭いところで踊らなくちゃならないので、一応50年選手としてはミスは見せられないということで、内心はドキドキしてやってました。
意外と偉そうにやってますけども、心はとってもちっちゃな心なんで、その辺を感じ取っていただけたらなと思います(笑)
-他の皆さんはミュージカルシーンはいかがでしたか?
瀬戸康史
僕は、泥棒ダンスダンスに参加できたんです。僕は泥棒じゃないのに。僕は唯一の警察なんですけど(笑)
それがとっても嬉しかったですね。
深田恭子
たくさん踊りましたよね。
-さて監督、個性豊かなキャラクターがたくさん登場する本作ですが、どのようにまとめられましたか?
武内英樹監督
最初にこのドラマを始めた時に、なんか動物園みたいにしたいなと思って、いろんな変わった動物が出てきて、それをまとめ上げる指揮者みたいに仕事ができればいいなと思いました。そして、迷った時はとにかく渡部篤郎さんに聞いとけばいいなと思って相談しながらやりました(笑)
■トークノーカット動画 「悔い改めな!!」
SNSでの一般の方から質疑含めて、舞台挨拶のすべてはトークノーカット動画で!
フォトセッションシーン、そして三雲華(深田恭子)による決めセリフも!
■最後にメッセージ
-これまでドラマシリーズ2本、劇場版と続いて、他の役を挟まずに、この“三雲華”を演じてこられました。改めてこの「ルパンの娘」はどういう存在ですか?
深田恭子
華という役にとても愛着もありますし、私にとって宝物のような作品になりました。今日、自分の手から離れて皆さんにお届けするのは、寂しさもあります。
でも、いつでもまた呼ばれたら、また仮面をつけてみんなで集まりましょ。
(会場拍手)
■フォトギャラリー
[写真:金田一元/動画・記事:桜小路順]
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『劇場版 ルパンの娘』
INTRODUCTION
その結末に、あなたの心も奪われる――。
代々泥棒一家である “Lの一族”の娘・三雲華(深田恭子)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の禁断の恋を描いた「ルパンの娘」。2015年8月に発売され、各書店の文庫売上1位を獲得しロングセラーとなっている横関大の同名小説を原作に、2019年7月よりフジテレビ系列にてドラマ1作目の放送がスタート。真剣に全力でふざけるキャストの好演や、泥棒スーツを身にまとった激しいアクションと独特なポージング、そしてミュージカル演出が話題を呼び、放送期間中には毎回関連ワードが Twitter の世界トレンド入りするほど人気を博しました。そんな人気の後押しもあり、翌2020年にはドラマ2作目が放送。泥棒一家と警察一家に加え、新たに代々名探偵一家である北条家の娘・北条美雲(橋本環奈)が登場し、前作にも増した振り切った演出や大胆なパロディに進化を遂げました!シリーズを通じて、視聴者からの突っ込みがSNS上で飛び交い、中毒者が続出するなど話題に事欠かなかった「ルパンの娘」待望の続編にして、最終章となる『劇場版 ルパンの娘』が10月15日(金)に全国公開いたします!
出演:深田恭子 瀬戸康史 橋本環奈 小沢真珠 栗原 類 どんぐり(竹原芳子)
観月ありさ / 岡田義徳 太田莉菜 / 藤岡 弘、(特別出演)
市村正親 大貫勇輔 小畑乃々 マルシア 信太昌之 我修院達也 麿 赤兒 渡部篤郎
原作:横関 大『ルパンの娘』シリーズ全5作(講談社文庫ほか)
監督:武内英樹
脚本:徳永友一
音楽:Face 2 fAKE
©横関大/講談社 ©2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会
公式サイト:https://lupin-no-musume-movie.com/
公式Twitter:@lupin_no_musume
公式Instagram:@lupin_no_musume
大ヒット上映中!
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