佐藤二朗・主演映画『さがす』キャスト情報第二弾解禁
佐藤二朗・主演映画『さがす』(2022年公開)のキャスト情報第二弾解禁。合わせてコメントも到着した。
突如姿を消した佐藤二朗演じる父・智を懸命にさがす娘・原田楓役に伊東蒼。『湯を沸かすほどの熱い愛』で2016年度の国内映画賞レースを席巻したことも記憶に新しく、『島々清しゃ』で主演を務め毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞に輝くなど、映画界で今後の活躍が最も期待される気鋭の女優だ。
伊東は、孤独と不安を噛み殺しながら父の行方をさがし求める楓役について、「初めて台本を読んだとき、難しそうだけどこの役をやりたい、この機会を逃したくないと思いました。楓と私の境目がわからなくなるくらい、思い切って、がむしゃらに頑張りました」とコメント。「楓の抱える悲しみや不安がどのように変化していくのか、是非劇場でご覧頂きたいと思います!」と意気込みを述べた。
そして、指名手配中の連続殺人犯・山内照巳役に清水尋也。デビュー以来、『渇き。』や『ソロモンの偽証』、『ホットギミック ガールミーツボーイ』や『東京リベンジャーズ』、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」など話題作への出演が絶えず、また“カメレオン俳優”とも評される幅広い演技力と奥行きのある独特の存在感を放つ俳優だ。
清水は「台本を読ませて頂いた時、ページを捲る手が止まらなかったと共に、山内という印象的なキャラクターを演じる事への不安と興奮が入り混じった気持ちを抱きました。」と述懐し、「目の背けられないリアルな温度感のストーリーを映像に落とし込む事が出来たと思います。」と自信をのぞかせる。冷徹さと狂気に満ちた一筋縄ではいかないキャラクターをどう演じたのか期待が高まる。
さらに、清水演じる連続殺人犯と関わりをもつ女性・ムクドリ役に森田望智。全世界同時配信されたNetflixドラマ「全裸監督」のヒロイン・佐原恵美/黒木香役での体当たり演技が話題となり、第24回釜山国際映画祭アジアコンテンツアワード最優秀新人賞を受賞した森田は、今回の役どころについて「初めて脚本を読んだ時、これはすごい話だと衝撃を受けました。片山監督の丹念で奇抜な演出は、役の着地点がどんどん変化していくので、想像を超える発見があり、とても楽しかったです」と語り、複雑な役どころを多彩な演技で表現した。
佐藤二朗がユーモラスなパブリック・イメージを封印し挑んだ本作。脇を固める俳優陣にも、今後の日本映画界を担う実力と魅力を兼ね備えた個性派キャストが結集し、唯一無二の衝撃作が誕生した。
コメント
●伊東蒼(原田楓 役/消えた父を懸命にさがす娘)
初めて台本を読んだとき、難しそうだけどこの役をやりたい、この機会を逃したくないと思いました。
撮影中、片山監督が「もう一回、もう一回」と何度も同じシーンを繰り返されるので、はじめは不安が大きかったのですが、楓と私の境目がわからなくなるくらい、思い切って、がむしゃらに頑張りました。
楓の抱える悲しみや不安がどのように変化していくのか、是非劇場でご覧頂きたいと思います!
プロフィール
2005年9月16日生まれ、大阪府出身。6歳の時、ドラマ「アントキノイノチ~プロローグ~天国への引越し屋」(11/TBS)でデビュー。国内外の映画祭で話題となった『湯を沸かすほどの熱い愛』(16/中野量太監督)で映画出演2作目にしてその演技が認められ、第31回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。その後、初主演を果たした『島々清しゃ』(17/新藤風監督)では、第72回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を受賞。そのほかの出演作に、『花戦さ』(17/篠原哲雄監督)、『ギャングース』(18/入江悠監督)などがある。今年に入り、「ひきこもり先生」(21/NHK)、連続テレビ小説「おかえりモネ」(21/NHK)、『空白』(9月23日公開/𠮷田恵輔監督)などの話題作に出演。
●清水尋也(山内照巳 役/正体不明の連続殺人犯)
山内照巳役を演じさせて頂きました清水尋也です。
片山監督・佐藤二朗さんをはじめとした素晴らしいキャスト・スタッフの方々と共にこの作品に参加できた事、光栄に思います。
台本を読ませて頂いた時、ページを捲る手が止まらなかったと共に、山内という印象的なキャラクターを演じる事への不安と興奮が入り混じった気持ちを抱きました。
また、現場では監督と日々ディスカッションを重ね、不穏で底の見えない山内の空気感を丁寧に作り上げました。
決して妥協せず、より良いモノを追求する監督の気持ちに応えられるよう、一層気持ちに熱が入りました。
目の背けられないリアルな温度感のストーリーを映像に落とし込む事が出来たと思います。
皆様にお届け出来る日が大変楽しみです。
プロフィール
1999年6月9日生まれ、東京都出身。2012年に「高校入試」(12/CX)でデビュー。以降、『渇き。』(14/中島哲也監督)、『ソロモンの偽証 前編・事件/後編・裁判』(15/成島出監督)、『ストレイヤーズ・クロニクル』(15/瀬々敬久監督)、『ちはやふる』シリーズ (16、18/小泉徳宏監督)、『ミスミソウ』(18/内藤瑛亮監督)、「anone」(18/NTV)、「インベスターZ」(18/TX)など多数の話題作に出演。近作に『ホットギミック ガールミーツボーイ』(19/山戸結希監督)、『東京リベンジャーズ』(21/英勉監督)、「アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜」(21/TX)など。現在放送中、連続テレビ小説「おかえりモネ」(21/NHK)では主人公の同僚役として出演、注目を集めている。待機作に『スパゲティコード・ラブ』(2021年公開/丸山健志監督)などがある。
●森田望智(ムクドリ 役/連続殺人犯とかかわりをもつ女性)
初めて脚本を読んだ時、これはすごい話だと衝撃を受けました。
粛々と不穏な空気が漂う中に、見過ごせない何かを感じました。
それが何か知りたくて、私が演じるムクドリさんと共に撮影期間を過ごした気がします。
片山監督の丹念で奇抜な演出は、役の着地点がどんどん変化していくので、想像を超える発見があり、とても楽しかったです。
コロナ禍で、なかなか思うように作品作りが出来ない今、キャスト、スタッフさん、それぞれの濃密な想いが各シーンに刻み込まれています。
そんな色濃いこの作品が早く皆さんの元に届くといいなと心から待ち遠しく思います。
プロフィール
1996年9月13日生まれ、神奈川県出身。2011年にデビューし、『リュウグウノツカイ』(14/ウエダアツシ監督)、『一週間フレンズ。』(17/村上正典監督)、『世界でいちばん長い写真』(18/草野翔吾監督)、『ジオラマボーイ・パノラマガール』(20/瀬田なつき監督)などに出演。2019年にNetflixドラマ「全裸監督」のヒロイン・佐原恵美/黒木香役に体当たりの演技で挑み、話題を集める。また同作で第24回釜山国際映画祭アジアンフィルムマーケット アジアコンテンツアワード 最優秀新人賞を受賞。その後も「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」(20/NTV)「恋する母たち」(20/TBS)「一億円のさようなら」(20/NHK BSプレミア)など多くの作品に出演。連続テレビ小説「おかえりモネ」(21/NHK)やNetflixドラマ「全裸監督 シーズン2」(21)で黒木香役を続投するなど、話題作に出演し続けている。
映画『さがす』
INTRODUCTION
長編映画監督デビュー作『岬の兄妹』でポン・ジュノ監督、山下敦弘監督、香川照之など各界からの激賞が相次ぎ、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018にて観客賞と優秀作品賞、北欧最大の国際映画祭・ヨーテボリ国際映画祭(2019)でイングマール・ベルイマン賞にノミネートされるなど、国内外から高い評価を受け、日本映画界、そして映画ファンに激震を与えた片山慎三監督。この度、アスミック・エース配給にて片山慎三監督の最新作『さがす』(英題:Missing)が2022年、テアトル新宿ほか全国公開する。
本作で主演を務めるのは、映画、テレビドラマ、演劇、バラエティ番組、さらには映画監督に至るまで、マルチに活躍を続ける佐藤二朗。本作ではそのユーモラスなパブリック・イメージを封印し、不穏な言葉を残して娘の前から姿を消した父・原田智役を務める。苦悩や、単純に割り切れない人間の善悪の曖昧さを、説得力あふれる演技で演じ切った。
また本作は、アジア最大規模の映画祭である 第26回釜山国際映画祭ニューカレンツ(コンペティション)部門への出品も正式に決定。ニューカレンツ部門は、釜山国際映画祭唯一の国際コンペティション部門であり、アジアの新進気鋭の映画監督の第1~2作目が対象となる部門。デビュー作で国内外から大きな評価を受けた片山監督の最新作に、早くも海外からも熱い注目が集まり始めている。
STORY
「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」
そう告げた翌朝、父は娘をひとり残し、姿を消した。
孤独と不安を押し殺しながら、娘は父の行方をさがし始める――。
監督・脚本:片山慎三
主演:佐藤二朗 伊東蒼 清水尋也 森田望智
製作:アスミック・エース、DOKUSO映画館、NK Contents
製作協力:埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ
制作協賛:CRG
制作プロダクション:レスパスビジョン 制作協力:レスパスフィルム
製作幹事・制作・配給:アスミック・エース
©2022『さがす』製作委員会
公式サイト:https://sagasu-movie.asmik-ace.co.jp/
公式Twitter:@sagasu_movie
2022年テアトル新宿ほか全国公開
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