さだまさしの歌う主題歌「祈り」が観る者の胸を打つ60秒予告編解禁。映画『祈り ―幻に長崎を想う刻とき―』
映画『祈り ―幻に長崎を想う刻とき―』(8/20公開)より、さだまさしの歌う主題歌「祈り」が観る者の胸を打つ60秒予告編が解禁となった。
本作は、戦争の爪痕が色濃く残る昭和32年の被爆後の長崎を舞台に、焼け落ちた浦上天主堂に残るマリア像を人知れず運び出そうとする鹿(高島礼子)と、忍(黒谷友香)の二人の女性を描いた人間ドラマ。第6回岸田演劇賞・第10回芸術選奨文部大臣賞受賞作の、田中千禾夫「マリアの首」(戯曲)が原作だ。
この度、解禁となった予告編では、不穏な音楽が奏でられる中、長崎に実際に落とされた原爆のシーンから始まる。
爆破されて瓦礫と化した浦上天主堂に残るマリア像を前に祈りを捧げる高島礼子の姿。昭和32年の長崎を舞台にマリア像を盗み出そうとする高島礼子(鹿役)や黒谷友香(忍役)、それぞれがそれぞれの立場で戦後を必死に生きようとする、田辺誠一、金児憲史、村田雄浩、寺田農、柄本明、温水洋一といった個性派・実力派俳優陣が映し出されるなか、さだまさしが歌う主題歌「祈り」が効果的に使用され、観る者の胸を打つ。
また、予告編のラストでは美輪明宏による被爆マリア像の声が流れ、映画本編のどこで使われているのか、映画の公開が待ちきれない仕上がりとなっている。
予告編(60秒Ver.)
映画『祈り ―幻に長崎を想う刻―』
物語
1945年8月9日11時2分、広島に次ぐ二発目の原子力爆弾が長崎市に投下され、人口24万人のうち約7万4千人が一瞬にして命を奪われた。
東洋一の大聖堂とうたわれた浦上天主堂も被曝し、外壁の一部を残して崩壊。それから12年の時が過ぎて──、浦上天主堂跡から被曝したマリア像を盗み出す一味の姿があった。首謀者はカトリック信徒のふたりの女。彼女たちは、なぜマリア像を盗み出さねばならないのか……?!
出演:高島礼子/黒谷友香
田辺誠一/金児憲史/村田雄浩/柄本明/美輪明宏(被爆マリア像の声)
監督:松村克弥『天心』『ある町の高い煙突』
脚本:渡辺善則/松村克弥/亀和夫 統括プロデューサー:家喜正男
撮影:髙間賢治 美術:安藤篤 音楽:谷川賢作 プロデューサー:亀和夫/城之内景子
原作:田中千禾夫「マリアの首」(戯曲)
主題歌:「祈り」(新自分風土記Ⅰ~望郷編~) 歌:さだまさし
制作協力:NHKエンタープライズ 製作:Kムーブ/サクラプロジェクト
協力:映画「祈り」を応援する会 後援:長崎市/(一社)長崎県観光連盟
2020年/日本/110分
(C)2021 Kムーブ/サクラプロジェクト
配給:ラビットハウス/Kムーブ
公式サイト:inori-movie.com
公式Twitter:@inori_movie
2021年8月20日(金)より、シネ・リーブル池袋他全国ロードショー!
8月13日(金)より、ユナイテッド・シネマ長崎にて先行公開
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