【インタビュー】グラビアアイドル・青山ひかる 映画『グレーゾーン』
予測不能なサスペンス・アクション映画『グレーゾーン』(6/4公開)より、黒崎家の次女・美鈴役でゴスロリ衣装のコスプレを披露している青山ひかるのオフィシャルインタビューが届いた。
映画『グレーゾーン』は、観る者の予想を根底から覆す、エンターテイメント・サスペンス・アクション。極道・黒崎家当主の暗殺をめぐって露わになる、最悪な家族の最狂の愛。キレのいいアクションと謎が謎を呼ぶサスペンス、予測不能なストーリーと鮮やかな“どんでん返し”に、一瞬たりとも目が離せない。
6月4日(金)よりシネマハウス大塚にて公開される他、6月12日(土)より名古屋・シネマスコーレ、大阪・シアターセブンにて公開されることが決定している。
青山ひかる インタビュー
-後継者争いをしている3兄弟の次女・美鈴役を演じられました。コスプレをしている役でしたが、この役をオファーされて、どう思いましたか?
青山ひかる
一人だけ異様な格好なので、びっくりしました。衣装合わせの時に、「だったら、髪色も合わせなきゃだし」とメイクさんにバンスウィッグを付けてもらったりとか、カラコンを買ってきたりだとか、ネイルも服によって変えたりだとか、めちゃめちゃこだわりました。
-「好きなキャラクターのぬいぐるみに話しかけている」という設定がありましたが、演じるのは難しかったですか?
青山ひかる
家で、実況ゲームだとか、一人でしゃべることは意外に多く、オタク気質でもあるので、そこは違和感なく、逆に楽しかったです。
- ぬいぐるみの聖夜は本作のオリジナルのキャラクターなんですか?
青山ひかる
「もしお好きなキャラクターがあれば、似せて作ります」と言われて、好きなキャラクターに似せて作ってもらっています。『Starry☆Sky』っていうパソコンの乙女ゲームで好きなキャラクターで、頭は全く一緒です。
-主演・監督の宏洋さんとは、美鈴について撮影前や撮影中にどのような話をされましたか?
青山ひかる
「(長女と長男の)一葉と慎司が感情を出すようなキャラクターではないから、美鈴は好きにやっていいよ」と言われていました。「(ぬいぐるみの)聖夜に向けては甘える感じで、自分が本心を打ち明けるシーンでは、素の青山さんで」と、色々アドバイスをもらいました。
-美鈴役を演じる上で、何を大切にされましたか?
青山ひかる
口が悪い、威勢がいい女の子でもあるし、お姉ちゃんとお兄ちゃんよりは感情が豊かに出せるキャラクターだったので、できるだけ大きな声で「てめぇ」と言ったりだとか、ぬいぐるみの聖夜に話しかけるシーンでは、かわいい女の子でいようと思ったりだとか、色んな喜怒哀楽を意識しました。
-本作はアクションも満載でしたが、アクションシーンの撮影はいかがでしたか?
青山ひかる
日傘を持っている傘キャラでした。撮影していて、「傘で弾を受けるよ」だとか「ここから銃の弾が出るよ」とか説明された時に、想像できなくて、とりあえず傘を回していたんですけれど、実際に完成した映像を見たら、結構迫力があって、あんなに小さい日傘なのに強いキャラクターでした。
-アイドルのステージのシーンの撮影はいかがでしたか?
青山ひかる
女の子たちが可愛いかったです。全力で踊って歌っているので、だんだん汗がすごいことになっていました。一緒に踊りたいなと思いながら、最後のいいところだけ取るっていうことをして申し訳ないなと思っていました。(笑)
-本作の見どころはどこですか?
青山ひかる
最初はのめりやすい面白いシーンもたくさんあったり、奇想天外なことが起こるんですけれど、最初に美鈴とお兄ちゃんが一緒に出てくるシーンが面白かったです。壁ドンをされて、こっち(女性)が詰め寄るというのもなかなかないと思います。台本では「去る」としか書かれていなかったので、手下たちにアクションをしたら、反応してくれて、芝居が成立して、それが本編にも採用されて嬉しかったです。
-劇中の黒崎家には「稼がざるもの、食うべからず」という家訓がありますが、青山さんのご実家には家訓はありましたか?
青山ひかる
全くなく、自由でした。でも、夜7時を過ぎると鍵を閉められていました。高校の時は、「遅くなる」と電話をすればいいんですけれど、忘れると、鍵を閉められて、「中に入れてよ」という状態になりました。
-読者にメッセージをお願いします。
青山ひかる
お話が進むにつれて、「この人が悪役なんだ」とありえないことがたくさん起こるので、そこに興味を持ってもらいたいです。「この人が悪役だと思っていたら違うんだぞ」というのを見てのお楽しみにしていただきたいです。
映画『グレーゾーン』
INTRODUCTION
監督は、国際ニューヨーク映画祭2018最優秀長編作品賞受賞作『君のまなざし』(18)で脚本・プロデュース・出演を務めた宏洋。2018年に創業した宏洋企画室株式会社による初の映画プロジェクトである本作『グレーゾーン』で、監督デビューを果たした。
主役の灰原龍を演じるのは、本作で監督・脚本・プロデュース・主演と4役に挑戦した宏洋。
黒崎家の長女・一葉役に、現役歯科衛生士でグラビアアイドルとして活躍する西原愛夏。
黒崎家の長男・慎司役を、「時代劇ミュージカル新撰組-狂宴哀歌-」に出演した黒条奏斗。
黒崎家の次女・美鈴役を、グラビアアイドル、タレントとして活躍、映画『二人エッチ~ラブ・アゲイン~』に主演した青山ひかる。
また、モデル、タレントとして活躍する和田奈々が警視庁組織対策課の新山刑事役、映画『難波金融伝・ミナミの帝王』シリーズの浪花ゆうじがオネエ言葉を使う黒崎家の番頭・陰山修役、登録者数が630万人を超えるFischer’sのメンバー・シルクロードの実兄で“兄クロード”として有名な絹張慶が白川組幹部・慶次役で出演。
そして黒崎家の宿敵、白川家当主・白川光流役に、「ウルトラマンメビウス」他、映画・ドラマ・舞台で活躍する仁科克基。黒崎家当主・黒崎弦信を体現するのは、「TVチャンピオン」のMCで広く知られ、映画・ドラマ・舞台で活躍する中村ゆうじ。
また、宏洋自らが作詞した主題歌「灰色の空」の作曲・歌唱を担当するのは、人気YouTuberのウタエル Utael。
今、宏洋の「本当に作りたかった作品」が、エンターテイメント界に新風を吹き込む。
あらすじ
関東に君臨する極道、黒崎家と白川家。彼らは長い間、敵対しており、今なお激しい抗争が絶えなかった。そんな中、黒崎家の当主・黒崎弦信が暗殺された。
刑事が密かに容疑者とみなしたのは、黒崎家の後継者争いをしていた弦信の三人の子どもたち。黒崎家に拾われて使用人として働く灰原龍は、刑事の依頼で三人の情報収集をし始める。
だが、その事件の裏には、世代を超えて家族が抱える深い闇と秘密が潜んでいた・・・。
宏洋
西原愛夏 青山ひかる 黒条奏斗 和田奈々 浪花ゆうじ 絹張慶
仁科克基(特別出演) 中村ゆうじ
監督・脚本:宏洋
主題歌:「灰色の空」(作詞:宏洋 作曲・歌唱:ウタエル)
劇中歌:「バースデーラッシュ」(歌:ERECTRIC JELLYFISH 作詞:永野仁美 作曲・編曲:八巻俊介)
制作協力:北海道映画舎、アイエス・フィールド
配給協力:アイエス・フィールド
製作・配給:宏洋企画室
(C)2020 宏洋企画室
公式サイト:http://www.is-field.com/g-zone/
公式ツイッター:@grey_zone_movie
6月4日(金)より全国順次公開
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