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男と女 人生最良の日々

野宮真貴「男と女」歌唱披露。『男と女』から53年ぶりの新作について高橋幸宏と語り合う

1月17日、都内にて、映画『男と女 人生最良の日々』公開記念トークイベントが行われ、高橋幸宏と野宮真貴が登壇。また、野宮真貴は、フランシス・レイの世界的名曲「男と女」をアコーディオン演奏をバックに歌唱披露した。(動画あり)

本作は、1966年に製作され、カンヌ国際映画祭で最高賞“パルムドール”を、米アカデミー賞®で最優秀外国語映画賞を受賞した『男と女』の53年後の2人の物語を、当時と同じキャストと同じ役柄で描いたもの。
1967年の映画『男と女』公開当時中学生だった高橋幸宏は、劇場で18回鑑賞したという。また、野宮真貴は、2016年に映画『男と女』50周年記念としてフランシス・レイの世界的名曲「男と女」をオフィシャル・サポーター・ソングとして発表するなど、『男と女』を愛してやまない二人のクロストークとなった。

男と女 人生最良の日々

野宮真貴/高橋幸宏

イベントレポート

野宮真貴ライブ「男と女」

イベント冒頭、野宮真貴は、アコーディオン奏者を従え、フランシス・レイの世界的名曲「男と女」スペシャルバージョンのライブ披露。これは、映画『男と女』50周年記念として作ったもので、小西康陽が日本語歌詞を作詞した。

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男と女 人生最良の日々

野宮真貴

野宮真貴

『男と女 人生最良の日々』鑑賞した感想

男と女 人生最良の日々

野宮真貴/高橋幸宏

高橋幸宏
最初の10分のジャンの表情だけでこの映画は成功と思いました。劇中、すごいシュールな映像やギャグを入れてくる、映画なのか夢なの分からない。その映像がすごくいいですよね。
トリュフォーやゴダールも好きですが、それとこれとは別。こういう映像はルルーシュ監督にしか撮れないと思う。『男と女』は当時としてはとても斬新だったよね。その後、クロード・ルルーシュ監督とは、これまで2回ほど会ったことがあります。

高橋幸宏

高橋幸宏

野宮真貴
第1作目は、大人の恋のおしゃれ映画として大好きだったので。だから、今回はまたあの二人に会えるという嬉しさ、どういう風に描かれているかという期待と不安が入り混じってみたのですが、また二人が再会して、新しい恋が始まるという本当に素敵で幸せな映画になっていました。
前作でのアヌーク・エーメは私に取って大人の憧れの女性像で。第1作目当時の彼女の年齢を超えた今でもそう思っています。
私自身ファッションにもとても影響受けていて、ベッドシーンの黒い下着やムートンコート、シンプルなセーター、センターパーツのボブヘア、クラシックなアイラインメイクとか、ちょっと意識しているんです。あと、彼女の髪の毛が艶々でふわっとしていて、、、。加齢していくと普通水分を失っていくものだから、あれはさすがだなと思いました(笑)!
フランス人特有のさりげないメイクをしているのですが、赤い口紅をつけているのは女性 であることの誇りのように感じましたね。

野宮真貴

野宮真貴

劇中に登場する、ドーヴィルの有名ホテル

高橋幸宏
劇中に登場する、ドーヴィルの有名なホテル。僕は2回、宿泊したことがあるんですが、僕が泊まったのは(劇中で2人が泊まる)26号室じゃないけどね!見学させてくださいとは恥ずかしくて言わなかったけど(笑)
昔と全然変わっていなかった。大好きなホテルです。ドーヴィルは可愛い街だから。虜なんですよ。

本作をこれからご覧になる方に。

高橋幸宏
若い人になら『まず、前作を観なさい』っていいますね。そうではない人は、まあ、観なくてもわかるから(笑)。とてもわかりやすいストーリーだし。

野宮真貴
私も、若い方なら前作をすぐ観てといいますが、親御さんと一緒に観に行くのもいいのかなと思います!それぞれの恋愛のときめきとか語り合って。

高橋幸宏
僕が観たときは中学3年生だったから、親と一緒に行ったことはないですね(笑)
今の中学3年生が観たら頭でっかちな子供になるかもしれませんねえ。お勧めしない!

男と女 人生最良の日々

高橋幸宏

映画『男と女 人生最良の日々』

『男と女』から53年。運命の恋がまた始まる‥‥。

STORY
いまや記憶を失いかけている元レーシング・ドライバーの男ジャン・ルイ(ジャン=ルイ・トランティニャン)。過去と現在が混濁するなかでも、かつて愛した女性アンヌ(アヌーク・エーメ)のことだけを追い求めていた。
そんな父親の姿を見た息子は、アンヌを探し出すことを決心。その想いを知ることになったアンヌはジャン・ルイの元を訪ね、そしてついに、別々の道を歩んでいた2人は再会を果たすことになる。長い年月が過ぎたいま、アンヌとジャン・ルイの物語がまたあの場所から始まろうとしていた……。

監督:クロード・ルルーシュ
出演:アヌーク・エーメ、ジャン=ルイ・トランティニャン、スアド・アミドゥ、アントワーヌ・シレ
音楽:カロジェロ、フランシス・レイ
©2019 Les Films 13 – Davis Films – France 2 Cinéma

1/31(金) TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー

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