【インタビュー】ベストセラー小説作家・乃木坂46 高山一実の2nd写真集発売
乃木坂46 高山一実『高山一実写真集 独白』発売記念お渡し会
乃木坂46 高山一実の2nd 写真集『高山一実写真集 独白』が発売となり、2月27日、都内にてお渡し会が行われた。
それに先立ってのメディア向け囲み取材では、写真集の見どころやエピソードの他、24日に卒業した西野七瀬と最後に一緒に歌った思い出などを語った。(フォトギャラリー&インタビュー)
『高山一実写真集 独白』
2月26日発売の『高山一実写真集 独白』は、先日発表したグループ初の小説家デビュー作『トラペジウム』が発行部数20万部を超えるベストセラーとなり、エンターテインメント業界のみならず文学界からも熱い注目を浴びる乃木坂46 メンバーの高山一実の2冊目の写真集となる。
本写真集は高山の憧れの国、フィンランドのヘルシンキが主な舞台。
図書館を探検し、トラム(路面電車)ではしゃぎ、老夫婦とバーで盛り上がり、静謐な大聖堂に佇み、そして旅はヘルシンキから古都ポルヴォー、森と湖の町ハメーンリンナへ続いていく中で、本人曰く、素の表情がいっぱい詰め込まれた一冊となっている。
カメラマンには、ファッション写真を中心に、広告、アーティスト写真など、国内外で幅広く活躍する新進気鋭のフォトグラファー嶌村吉祥丸を起用。アイドルファン以外にも注目を集めている。
発売日:2019年2月26日(火)より全国順次発売
定価:本体1,800円+税
仕様:B5判変型/小冊子つき
封入特典:オリジナルポラロイドZINE(24P)
Photographed by 高山一実 特製「栞」(栞は4種類のうち1種封入)
撮影:嶌村吉祥丸
発売:徳間書店
商品ページ:http://www.tokuma.jp/bookinfo/9784198647902
高山一実 インタビュー
西野七瀬卒業公演では泣きすぎて目を腫らした
– 今日はバッチリ決まってますね。
高山一実
ありがとうございます。一昨日の(西野七瀬さんの)卒業公演で泣きすぎて目を腫らしたので、今日までにできることをやろうと、超苦手なセロリのドリンクを飲みました。
– 西野さんの卒業コンサートはいかがでしたか?
1日目は西野七瀬ちゃんと「光合成希望」を歌わせてもらって、それが最後にできてよかったなと改めて思います。
最終日は顔がボロボロになるくらいに泣いてしまって、次の日も涙が止まらなくて、いろいろなお仕事でご迷惑をかけてしまったんですけど、2日経った今日は元気になってきました。人はこうして強くなっていくのかなとも思っています。
フィンランドは憧れの国
– 写真集の内容は?
高山一実
私のすべてが詰まっています。
ずっとフィンランドに憧れていて、一生のうち一回は行けたらいいなとは思っていました。
こうして撮影で行くことができて夢がひとつ叶って、内容もたくさんのプロフェッショナルな方々に支えられながら、細部までこだわらせていただいて、ただただ幸せです。
– 実際行ってみていかがでしたか?
高山一実
着いた瞬間に、切り取る場所、切り取る場所すべてが素敵で、地球は丸くて繋がっているはずなのに、空すら日本の空とは違う感じがしました。
一番嬉しかったのは、ホテルから外を眺めた時に、横断歩道を渡る人々を見た時です。
日本だと、赤信号になりそうな時って、走る人が多いのに、フィンランドの人々って走らずに、次の青信号を待ったんです。
その光景を見ていたらいろんな感情が込み上げてきて、行って良かったなと思いました。
– 一番の思い出は?
高山一実
ひとつ忘れられない景色があります。
写真集の封入特典としてZINEが付いていて、この表紙はポラロイドで撮影したものなんですが、この風景が一番思い出に残っています。
これだけ日本から離れているはずなのに、少しだけ千葉を思い出したんです(笑)
私の第二の故郷かなって勝手に思ってしまって、ここは忘れられません。
サーモン大好き!
– 食事はどんなものを?
高山一実
6日間行ってたんですが、毎食サーモンばかり食べてました。私、サーモンが大好きなんです(笑)
フィンランドでは、スモークサーモンって注文すると、焼かれたものが出てきて。
現地コーディネートの方に、生のを食べたければ、そう言わないと出てこないよって教えてもらったのが最終日で、なんとか生のサーモンも食べることができました(笑)
ことごとく動物に嫌われた
– お気に入りのカットは?
高山一実
2つあります。
フィンランドでは、ことごとく動物に嫌われてしまって(笑)、鳩には逃げられるし、犬もぜんぜんこっちを向いてくれなくて、悲しい表情をしています。
これは、サウナがすぐ近くにある湖で、サウナに入った直後に撮ったものです。
私はサウナが好きで、サウナに入ってるからこそ話せる話っていうのがあるんです。
なので、自然に嬉しい気持ちになって、その瞬間を撮ってもらったものです。
表紙の写真について
高山一実
普段、自分があんまりしない表情しているなと自分でもビックリしたんですけど、この時にどう思っていたかも覚えていて、その感情を思い出すだけで、将来嬉しくなるような、泣いてしまうんじゃないかなというくらいのいろんなことを思っての表情なので、この表紙にしました。
撮影直前にものもらい!
– プロポーションの維持はどうされましたか?
高山一実
乃木坂46に入って一番というくらい気をつけていろいろやりました。
でも、撮影に行く直前に人生初のものもらいができてしまったんです。
これだけ身体を作って、ニキビとかも気をつけたはずなのに最悪だ―と思って(笑)
泣きそうになって「おっきくなるなよー」って祈ってたらそれが効いたみたいです(笑)
– メンバーにはどなたか、見せました?
高山一実
ライブ中は忙しかったのでちゃんとまだ見せられてないんですけど、さっき、齋藤飛鳥ちゃんが「おめでとう」って連絡をくれました。
好きな言葉は「克己心(こっきしん)」
– 小説「トラペジウム」が売れてますけど、今回の写真集もそれくらい狙いたいとかありますか?
高山一実
私の好きな言葉は昔から「克己心(こっきしん)」なので、“己に克つ”という意味では、今回の写真集も「トラペジウム」のように評価いただけたらなと思っています。
– 白石麻衣さんの写真集が30万部売れていますが、それに対しては?
高山一実
私は人と比べるのが苦手で、同じ土俵に立っても勝てる気がしないという気持ちから生まれたのが「トラペジウム」で、誰も挑戦していない道を進みたいと思ったからこそ書けたものです。
これからも、人に勝つというよりは、自分に勝つという「克己心(こっきしん)」の精神で挑みたいなと思っています。
お風呂で「独り情熱大陸」をやってます!
– 写真集のタイトルが「独白」ですが、高山さんはふだん、独り言は言うほうですか?
高山一実
どうですかねぇ。でも、独りインタビューはしますね。
独り情熱大陸とかもお風呂の中でよくやっています(笑)私がアイドルに賭ける想いとかを語っています。
写真集を手に取る方へ。
– 最後にメッセージをお願いします。
高山一実
2nd写真集「独白」を発売させていただきました。
自分の中ではこんなに満足のいくものが、100点のものができたと思っています。
是非お手にとっていただいて、感想を教えていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
フォトギャラリー
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[写真・記事:Jun Sakurakoji]
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