ペンギンたちが東京の空を飛ぶ?!サンシャイン水族館“世界初”展示新エリア
2016年9月より大幅リニューアル工事のため閉鎖していたサンシャイン水族館の屋外エリア「マリンガーデン」が、いよいよ2017年7月12日にオープンする。
まるで東京の空をペンギンたちが飛んでるように見える世界初展示方法の「天空のペンギン」の他、5つの新展示がオープンに先立って関係者向け内覧会が行われた。
ペンギンが東京の空を飛ぶ!?「天空のペンギン」
見応えあるのは「天空のペンギン」。
世界初の展示方法となるこれは、幅約12mの大きな水槽で、観客はその水槽の下から仰ぎ見る形となる。
水槽の向こうには、東京の街と空が広がっており、そこを泳ぐケープペンギンたちはまるで羽ばたいているかのよう。
一日に数回のフィーディングタイムもあり、水槽に投げ入れられたエサの魚に向かってペンギンたちがツバメのように突進するさまは迫力満点だ。
ケープペンギンが本来暮らしている緑の世界を再現「草原のペンギン」
特筆すべきもうひとつの展示は「草原のペンギン」。
日本の水族館のペンギンの展示では見慣れない方式だ。
ペンギンの暮らす場所は?と聞かれたら、雪や氷のある岩場を想像しがちだし、多くの水族館もそのイメージを再現した展示をしている。
だが、サンシャイン水族館館長の丸山克志氏によると、4年前に出張でアフリカ・ケープタウンを訪れた時、草原でのんびりと暮らすペンギンたちを見て、サンシャイン水族館に自分が見たケープペンギンたちの“ありのままの環境”を心に誓ったという。
その誓いが今回の「草原のペンギン」の実現につながった。
注目の進化した5つの「新展示」と「空間演出」
他にも、モモイロペリカンの迫力あるフィーディング風景が観られる「天空パス」など、5つの新展示がある。
「天空のペンギン」は、明るい太陽の光が注ぐ昼間に見るのがもちろんおススメだが、日没後の楽しみ方も用意されている。
水族館プロデューサー・中村元氏によると、近年の夜の演出の主流となっているプロジェクションマッピングは敢えて採用せず、水面の波が光によって映し出されたりと、自然の力を活かすことによって、一瞬たりとも同じシーンがない特別な空間が演出される。
リニューアルオープンは、2017年7月12日。
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