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ドラマ 24「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」

【インタビュー】細田佳央太、初ホラーで「いい意味で心が折れた」葛藤と成長。現代に刺さる“言葉の呪い”と向き合った撮影の舞台裏。「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」

ホラーの鬼才・伊藤潤二の傑作を実写化したドラマ 24『ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-』。「死びとの恋わずらい」シリーズで3話に渡って主人公を演じる細田佳央太にインタビュー。初のホラー挑戦で「心が折れた」と語る役作りの葛藤や、SNS社会に通ずるテーマ、撮影の舞台裏をお届けする。(読者プレゼントあり)

テレビ東京系で放送のドラマ 24「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」は、世界的人気を誇るホラー漫画家・伊藤潤二の傑作を実写化したオムニバス連続ドラマだ。
「日常が突如として不条理な恐怖に侵食されていく」という共通テーマのもと、山田篤宏、下津優太、近藤亮太ら新進気鋭の監督陣が、原作の緻密な美しさと狂気を鮮烈に映像化した。
細田佳央太主演の「死びとの恋わずらい」など、人間の業や心の深淵を描く全11話をラインナップ。IVEによる主題歌「JIGSAW」なども不穏に彩る、美しくも悍ましいこの夏一番の衝撃作だ。

なお、細田佳央太が主演を務める「死びとの恋わずらい」シリーズ全3話の配信・放送予定は次の通り。

第1話「死びとの恋わずらい四つ辻の美少年」
TVerにて見逃し配信中

第8話「死びとの恋わずらい悩む女と影」
放送日時:8月21日(金)深夜24時12分〜

第9話「死びとの恋わずらい絶叫の夜」
放送日時:8月28日(金)深夜24時12分〜

<「死びとの恋わずらい」シリーズあらすじ>
霧深い難澄町(なずみちょう)には、霧の夕方に四つ辻に立ち、最初に出会った者に恋の成否を問う占い「辻占(つじうら)」の風習があった。
ある日、町に「四つ辻の美少年」と呼ばれる謎の人物が現れ、残酷な回答を授けては少女たちを次々と自死へ追い込む狂気が広がり始める。
8年ぶりにこの町へ戻ってきた高校生・深田龍介(演:細田佳央太)は、自身が抱える過去の罪悪感と対峙しながら、幼馴染のみどりや親友の手島と共に怪異の正体を追い始める。
しかし、日常を侵食する美少年の影は、彼らをも抗えない不条理な恐怖の渦へと引きずり込んでいく。

細田佳央太 インタビュー&撮り下ろしフォト

霧深き町の狂気と「言葉の呪い」に向き合った撮影の日々

‐ 今回、ホラー作品への出演は初めてとのことですが、伊藤潤二先生の作品を実写化するにあたって、いつもと違う取り組みや感じたことはありましたか?

細田佳央太(主人公・深田龍介 役)
演じてみて一番違いを感じたのは、やはり「リアクション」ですね。龍介という役は、起きた現象に対して「受け」に回ることが多いんです。最初から全力で驚きすぎると後半のシーンに繋げにくくなるので、その塩梅が難しかったですね。監督には衣装合わせの段階から全力で頼らせてください」とお願いして撮影に臨みました。

ドラマ 24「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」

細田佳央太

‐ 劇中では霧深い四つ辻のシーンが印象的ですが、実際の撮影現場はどのような雰囲気だったのでしょうか?

細田佳央太
映像では結構霧が深いですが、実は撮影当日は天気に恵まれすぎて、めちゃくちゃ晴れていたんです(笑)。監督から事前に「編集でこれくらい見えなくなります」というデータを見せてもらって、視界の悪さをイメージしながら演じていました。あとは音楽の力もすごいなと、完成した映像を観て改めて感じましたね。

‐ 物語が進むにつれて、龍介がどんどん精神的に追い詰められていきますね。

細田佳央太
そうですね。最初は名前も忘れていたようなクラスメイトが、次は親友が、そして最後は好きな子が……というように、回を追うごとにどんどん龍介との関係性が近い人がおかしくなっていくんです。
それに比例して彼がこの奇妙な出来事を解決しなければならないという思いも強くなり、追い詰められ方も変化していきます。その変化を表現するために、目の下のクマを強調するメイクなども取り入れました。

ドラマ 24「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」

‐ 伊藤潤二作品ならではの「凄惨な死にかた」については、どう感じましたか?

細田佳央太
毎回誰かしらが死んでしまいますが、その死にかたが少し「オールドスタイル」というか、先生が原作を描かれた当時のホラーの美学が詰まっているなと感じていました。

‐ 今回は3人の監督が交代でメガホンをとっていますが、演出のアドバイスなどで印象に残っていることはありますか?

細田佳央太
3人の監督が足並みを揃えるというよりは、「それぞれの色を全力で出していく」というスタンスだったのが面白かったです。前の監督がこうだったからと合わせるようなことは一切せず、目の前で起きたことに対して全力で反応することを心掛けました。

‐ 共演された莉子さん(柴山みどり 役)や藤本洸大さん(手島光太郎 役)とのエピソードはありますか?

細田佳央太
莉子さんと藤本さんは以前共演したことがあったので、初めましてじゃない安心感がありました。撮影は第1話、第8話、第9話をギュッとまとめて撮っていたので、時系列がバラバラで混乱しそうになったこともあるのですが、監督含め様々な方々に助けていただき、楽しく撮影することができました。

‐ 本作の中で唯一の長編シリーズの主人公を務めることについては、どう感じていましたか?

細田佳央太
贅沢だな、と感じました。3話とも違う監督のもとで演じられるのも役者として贅沢ですし、何より「ホラー」というジャンルを食わず嫌いせず、しっかり向き合えたことは大きかったですね。

‐ 実際に完成した第1話を観ての印象は?

細田佳央太
僕は全然怖くなかったです(笑)。どうしても自分の芝居に集中してしまって、客観的に観られないんですよね。展開も分かっていますし、「あそこはもっとこうすべきだった」という反省ばかりが強くて。でも、自分が出演していなければ怖くて観られないはずのホラー作品を、これだけじっくり観られたことには自分でも驚きました。

‐ 「血のり」を浴びるシーンについても苦労があったとか。

細田佳央太
(第1話で)松宮さん演じるクラスメイトのすずちゃんが自殺するシーンで、顔に血飛沫を浴びるんですが……これも反省点なんです。本来は目を開けたままの方が映像的に綺麗なのですが、1回しかない本番で、最初の一撃に反応してつい右目を閉じてしまったんです。監督からはOKをもらえましたが、左右の目の大きさが違って見えるのが僕としては悔しくて。

‐ でも、あれだけ綺麗に「点々と水玉模様のように」血を浴びるシーンはとても印象的でした。

細田佳央太
ありがとうございます。

ドラマ 24「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」

‐ 本作のテーマである「言葉が持つ呪い」については、どう捉えていますか?

細田佳央太
原作が描かれた当時よりも、SNSを使って匿名で何でもつぶやける現代の方が、より刺さるテーマだと感じています。不用意な一言が誰かを絶望させてしまうというのは、形を変えて今も続いている問題ですよね。ホラーという形を借りていますが、そういったメッセージ性が届いてほしいなと思います。

‐ 龍介を演じるにあたって、どのような役作りをされましたか?

細田佳央太
今回は事前になにかするというよりは、現場で起きたことに反応していくことを大事にしていました。後半はやつれていくので、少し食事制限などもして挑みました。

‐ 初めてのホラー出演を終えて、俳優としての刺激はありましたか?

細田佳央太
いい意味で心が折れる瞬間がたくさんありました。自分に何が足りないのかを見つめ直す機会になりましたね。特にお芝居の「キレの悪さ」を痛感しました。ホラーはリアクションの大きさだけでなく、瞬発力が大事だと感じたのですが、今回は自分の甘さを感じる瞬間が多かったです。ここをレベルアップさせていかないといけないな、と。

ドラマ 24「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」

‐ 会見で「自分だけのストレンジかも」というお題で話されていた「イヤホンをしながらの1人カラオケ」について、詳しく教えてください。

細田佳央太
イヤホンで耳を塞ぐことで、カラオケの大きな音を気にせずに、自分が出したい声量で歌える環境を作っているんです。大体のお店は初期設定の音量が決まっていて、ついそれに声を合わせにいってしまうんですが、耳を塞ぐと(自分の声に集中しやすくなって)のびのびと歌えるんですよね。

‐ 他にも「自分だけのストレンジかも」と思う習慣はありますか?

細田佳央太
舞台の公演期間中、朝、10km走るようにしていたら、周りから「絶対にやめろ」と言われました(笑)。体力が持たないからって心配されたんですが、僕としては体を動かしていないと落ち着かなくて。舞台をやりながら走っている人は、少なくとも僕の周りにはいないみたいですね(笑)

‐ 最後に、視聴者の方へ見どころをお願いします。

細田佳央太
ドラマオリジナルの要素をぜひ楽しんでほしいです。原作では描かれていない龍介と四つ辻の美少年との関係性や、その距離感がグッと縮まる瞬間など、原作ファンの方にも新しく刺さる部分があるはずです。ビジュアルの再現度にもこだわっているので、原作の表紙と見比べながら楽しんでいただけると嬉しいです。

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細田佳央太(ほそだ かなた)プロフィール
4歳から活動を始める。以降、ドラマや映画で活躍。2019年に、1000人越えの応募者の中から抜擢され、石井裕也監督作・映画『町田くんの世界』にて主演を務めた。その後、映画『花束みたいな恋をした』『子供はわかってあげない』『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』『人はなぜラブレターを書くのか』、ドラマ「ドラゴン桜」(TBS)「どうする家康」(NHK)「あんぱん」(NHK)「雪煙チェイス」(NHK)「GIFT」(TBS)「ちるらん 新撰組鎮魂歌」(TBS)など。
今年は、8月7日公開映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』9月18日公開映画『さとこはいつも』への出演が控えている。

■細田佳央太さん直筆サイン入りチェキ読者プレゼント

細田佳央太さんの直筆サイン入り撮り下ろしチェキを抽選で1名様にプレゼントします。
NB Press OnlineのXアカウント(@NB_Press_Online)をフォローの上、下記の本記事紹介&プレゼント応募告知ポストのRP(リポスト)で応募完了。
ご当選者には、XのDMにてお知らせいたします。(参考:個人情報の取扱いについて
応募締め切り:2026年9月12日(日)23時59分

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■撮り下ろしフォトギャラリー

[インタビュー・写真:三平准太郎/スタイリスト:吉本知嗣]

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ドラマ 24「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」

《INTRODUCTION》
テレ東では、7月3日(金)から、ドラマ 24「ストレンジ-伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」(毎週金曜深夜 24時12分~)を放送します。
原作者は、代表作『富江』『うずまき』をはじめ、今や日本国内のみならず世界中で熱狂的な人気を誇るホラー漫画家・伊藤潤二 。海外 30カ国以上で出版され、漫画界のアカデミー賞と称される米国アイズナー賞では、日本人最多となる4度の受賞と殿堂入りを果たすなど、「世界のホラーマスター」として確固たる地位を築き上げています。
本作は日本を代表するホラー漫画家・伊藤潤二の傑作から珠玉の13 作品を厳選した、オムニバス形式で描く実写連続ドラマとなります。
オープニング主題歌には、2020年代以降のK-POPシーンを牽引する韓国6 人組アーティスト・IVEの「JIGSAW」が決定しており、さらに伊藤潤二によるIVEの描き下ろしビジュアルも解禁されるなど、大きな注目を集めています。

出演:細田佳央太、真木よう子、円井わん、坂元愛登、石原良純、杉田雷麟、中村里帆、樋口日奈、山﨑七海、齊藤なぎさ、齋藤潤、恒松祐里(話数順)
原作:伊藤潤二『伊藤潤二傑作集』『魔の断片』(朝日新聞出版刊)
脚本:保坂大輔、稲本達郎
監督:山田篤宏、下津優太、近藤亮太
主題歌:IVE「JIGSAW」
チーフプロデューサー:北川俊樹(テレビ東京)
プロデューサー:野部真悠(テレビ東京)、古賀奏一郎(SS工房)、鈴木健太郎(ROBOT)、平田樹彦(ダブル・フィールド)
制作:テレビ東京、SS工房
製作著作:「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」製作委員会
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/junjiito_strange/
公式X:@tx_strange
公式Instagram:@tx_strange
公式TikTok:@tx_junjiito_strange
ハッシュタグ:#ストレンジ #伊藤潤二 #夜も眠れぬ奇妙な話
放送日時:2026年7月3日(金)スタート 毎週金曜 深夜24時12分~24時52分 放送
放送局:テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
BSテレ東:2026年7月12日(日)スタート 毎週日曜 深夜24時00分~24時40分 放送
配信:各話放送終了後から、動画配信サービス「Lemino」「U-NEXT」にて第一話から最新話まで見放題配信
▶Lemino:https://lemino.docomo.ne.jp/
▶U-NEXT:https://t.unext.jp/r/tv-tokyo_pr
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▶TVer:https://tver.jp/series/srjaxm08zo
▶テレ東 HP(ネットもテレ東):https://video.tv-tokyo.co.jp/
▶Lemino:https://lemino.docomo.ne.jp/catchup/2-1-113-7

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