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二宮金次郎

映画『二宮金次郎』完成披露舞台挨拶。主演・合田雅史、肉体改造の苦労を明かす

二宮金次郎

合田雅吏/五十嵐匠監督

映画『二宮金次郎』の完成披露舞台挨拶が、4月24日(水)日本消防会館(ニッショーホール)にて開催。
主演の合田雅吏(ごうだ・まさし)、五十嵐匠(いがらし・しょう)監督が登壇し、役作りの一環である肉体改造の裏話を明かし、現在も残る金次郎が使ったのぞき穴や家計簿からヒントをもらった話を語った。

肉体改造をして二宮金次郎役を演じた合田雅吏は、国民的ドラマ「水戸黄門」(TBS) 5代目 渥美格之進役として里見浩太朗黄門様に2003年〜2010年の7年間仕えた俳優。
五十嵐匠監督は、『アダン』『長州ファイブ』が東京国際映画祭に正式出品されるなど、歴史上の人物を描いた作品で評価を得てきた監督。

合田は、金次郎を演じるために、撮影開始の1週間前までに数ヶ月かけてトレーニングでウェイトを5kg増やしたものの、成田山新勝寺でのシーンがロケ地の都合で最初となり、急遽1週間タンパク質と野菜と水分とサプリのみで7kg落としたという。そして、最初の成田山新勝寺の撮影後に監督から「3日くらいでまた体重を戻してね」と言われ、実際にその後数日で撮影開始直前の体重まで戻したことを語った。

合田雅吏

合田雅吏

五十嵐監督は、これまでも、事実をきちんと調べた上で、意図的にフィクションを足し、エンターテイメントにしてきた監督。
「実在の人物を映画にすると、教育・道徳映画と言われがちだが、本作品はエンターテイメント作品だ」と力説した。

なお、本作品の公開に伴い、本作製作委員会は二宮金次郎号という車両を購入している。この車両にはスクリーンと12,000ルーメンの映写機を搭載しており、観たいという要望が上がれば、公民館でもホールでも、この車両で駆けつけ、映画『二宮金次郎』を全国に届けるという。

二宮金次郎

合田雅吏/五十嵐匠監督

合田は、この作品のメッセージとして、以下のように語った。
「この作品は、昨年の3月、4月に、スタッフ、役者一同、ボランティアの方も含め、地元で助けていただいた方たちと全身全霊をこめてつくりあげた作品です。」
「ようやくこうやって、東京のみなさんにも観ていただける機会をもらえて、本当に感無量です。」
「もし、この作品を観ていいなとおもったら、ぜひ、多くの人にとはいいいません、帰ってから、ひとりの方でいいので、“いい映画だったよ”と伝えてください。そして、つけくわえていただきたいのが、“面白かったら、さらにひとりに宣伝してね”ということです。どうかよろしくおねがいします。」

映画『二宮金次郎』

小学校の校庭に必ずと言っていいほどあった金次郎像。薪を背負って勉学に励んだあの少年が、その後、600 以上の村の復興を手がけたことをご存知だろうか?
200 年前に金次郎が辿り着き、守り抜いた思想の数々は、今も変わらず、私たちの中に生き続ける。

<あらすじ>
幼い頃、両親が早死にし、兄弟とも離れ離れになった二宮金次郎―—。青年になった金次郎(合田雅吏)は、文政元年(1818年)、小田原藩真(榎木孝明)に桜町領(現・栃木県真岡市)の復興を任される。
金次郎は、「この土地から徳を掘り起こす」と、”仕法”と呼ぶ独自のやり方で村を復興させようとするが、金次郎が思いついた新しいやり方の数々は、金次郎の良き理解者である妻・なみ(田中美里)のお蔭もあり、岸右衛門(犬山ヴィーノ)ら一部の百姓達には理解されるが、五平(柳沢慎吾)ら保守的な百姓達の反発に遭う。
そんな中、小田原藩から新たに派遣された侍・豊田正作(成田浬)は、「百姓上がりの金次郎が秩序を壊している」と反発を覚え、次々と邪魔をし始める。はたして、金次郎は、桜町領を復興に導けるのか?

合田雅吏  田中美里  成田浬
榎木孝明(特別出演) 柳沢慎吾  田中泯
犬山ヴィーノ  長谷川稀世  竹内まなぶ(カミナリ)  石田たくみ(カミナリ)
渡辺いっけい  石丸謙二郎  綿引勝彦
監督:五十嵐匠
脚本:柏田道夫  原作:「二宮金次郎の一生」(三戸岡道夫 栄光出版社刊)
音楽:寺嶋民哉  プロデューサー:永井正夫
製作:映画「二宮金次郎」製作委員会 万葉倶楽部株式会社/井上泰一/日本教科書株式会社/株式会社ストームピクチャーズ
特別協賛:映画「二宮金次郎」市民応援団おだわら 映画「二宮金次郎」日光市民応援委員会 大本山成田山新勝寺
株式会社コロナ 一般社団法人 日本保釈支援協会
協力:全国報徳研究市町村協議会 製作プロダクション:株式会社ストームピクチャーズ 配給:株式会社映画二宮金次郎製作委員会
(c)映画「二宮金次郎」製作委員会  2019 / 日本 / カラー / 113分 / アメリカンビスタ(1:1.85) / 5.1ch
公式サイト:ninomiyakinjirou.com Twitter:@HoshiMovie‬  facebook: @HoshiMovie‬

6月1日(土)東京都写真美術館ホールにて公開ほか全国順次

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