
「異常な緊張感があった」池松壮亮、仲野太賀らが“演技合戦”の舞台裏を語る。興収1億円突破&上映館拡大中の映画『開戦前夜』インタビュー特別映像解禁
映画『開戦前夜』で、池松壮亮をはじめとする豪華キャストが撮影の舞台裏を語る【インタビュー特別映像】が、8月15日(土)正午に解禁された。仲野太賀は「異常な緊張感があった」、佐藤隆太は「(熱演を)見ているだけで息が乱れるような」と撮影当時を振り返っており、俳優たちが繰り広げた“演技合戦”の舞台裏が明らかになった。
1941(昭和16)年4月。真珠湾攻撃の8か月前。日本中のエリートたちが集められた「総力戦研究所」。彼らがデータから導き出したのは、アメリカに対する「圧倒的な敗北」という衝撃のシミュレーション結果だった。原爆投下以外のほぼすべてを的中させていた彼らの見解は、採用されることなく日本は勝ち目のない戦いへと突き進んでいった。それは一体なぜなのか?国を灰燼に帰した「空気」の正体とは?80年以上前の物語が、いま、あなたの理性を揺さぶる。
実在した「総力戦研究所」と日米開戦への流れを描く本作は、2025年8月に放送されたNHKスペシャル「シミュレーション〜昭和16年夏の敗戦〜」のドラマパート(前後編計98分)を、猪瀬直樹氏のノンフィクション「昭和16年夏の敗戦」を原案に、138分の完全版として再構築。監督・脚本・編集は石井裕也が務め、主演の池松壮亮を筆頭に、仲野太賀、岩田剛典、中村蒼、三浦貴大、國村隼、佐藤隆太、江口洋介、佐藤浩市ら日本映画界を代表する実力派俳優たちが、歴史の分岐点に立った人物たちの葛藤を表現。単に「役を演じる」ことを超え、当時のエリートたちが抱いた焦燥や無力感を剥き出しの熱演で体現した。
■豪華キャストが撮影の舞台裏を証言――【インタビュー特別映像】が公開
今回公開されたのは、主演・池松壮亮をはじめとする豪華キャスト陣によるインタビューを収めた特別映像。主演の池松壮亮を筆頭に、仲野太賀、中村蒼、佐藤隆太、江口洋介、佐藤浩市ら本作の物語を支えた主要キャストが、貴重なエピソードを証言した。
模擬内閣で「内閣総理大臣」に任命される主人公・宇治田洋一役を演じたのは、池松壮亮。石井裕也監督とともに企画段階から長期にわたり本作に携わってきた池松は、「なぜあの戦争が行われたのか、そこにはどういう意思決定があったのか。そういうところに踏み込んだ映画だったので、なんとしてもこれを形にしたいなと強く思いました」と強い思いを口にする。
宇治田と同じ民間出身で、模擬内閣では「内閣書記官長兼情報局総裁」を担う樺島茂雄役を演じたのは、仲野太賀。日米戦のシミュレーションを行う机上演習では、白熱した議論を繰り広げるシーンも大きな見どころの一つだが、撮影当時について「今回、現場に異常な緊張感があって。それを俳優部それぞれが自覚して撮影が進んでいった印象があります」と、現場に漂う本作ならではの緊迫した空気を振り返る。
池松・仲野らと同じく総力戦研究所のメンバーで、模擬内閣では「陸軍大臣」を担当した陸軍少佐・高城源一を演じた中村蒼も、「あれだけの大人数の中で、(自分が)映っているか映っていないのか分からないような時間もある中で、それでも気を抜かずに、本気で真剣に取り組んでいる現場でした」とコメント。その言葉からも、キャスト一人一人が高い意識を持ちながら撮影に挑んでいたことがうかがえる。
彼ら総力戦研究所のメンバーをまとめる、陸軍中佐・瀬古明を演じたのは、佐藤隆太。役同様に撮影の裏側でも、池松・仲野ら若いキャストたちを見守っていた佐藤は、「同じ表現者として全ての役者から刺激をもらった感じがしますし、みんな向き合い方がカッコいいなと。一人一人の息遣いすら感じられるようなお芝居を一連で撮っていたんですよね」と彼らの熱演に心打たれたという。「すごい緊張感で。見ているこっちの息が乱れるような…みんなの呼吸も感じられたので、真剣なぶつかり合いを感じてもらいたいなと思いますね」と本作ならではの熱量あふれる演技合戦をアピールした。
瀬古と同じく、総力戦研究所を作ったメンバーの一人であり、陸軍中佐・西村良穂を演じた江口洋介は、本作について「人間たちが熱く語り合っているだけで、ものすごく怖さを感じる(ような作品)」と説明する。「(キャスト・スタッフも含め)みんな戦争を知らない世代ですし、だからこそ知ってやろうという思いもあり。エリートたちがこんなに必死になっても歯向かうことができなかった空気など、書物だけでは伝えきれない感覚をこの映画では見せてくれると思います」と、自分自身の思いとともに、これまでの映画にはない唯一無二の魅力を熱弁した。
そして、陸軍大臣で、のちに総理大臣となる東條英機を演じたのは、佐藤浩市。劇中では、開戦を求めて激化する世論や軍部と、天皇への忠誠の狭間で苦悩する東條の姿も描かれ、結果として日米開戦に踏み切るまでの当時の空気も映し出されていく。佐藤は、「日本は常に戦後であるべき。当たり前ですが、戦前に戻っても戦中に戻ってもいけない。そのようなことをみんなで振り返るためにも、この映画が存在する意味はある」と本作の存在意義を強く語りかけていた。
さらに映像の終盤では、各キャストのクランクアップ時の挨拶を捉えた貴重な映像も。映像は主演を務めた池松のクランクアップの様子で締めくくられ、挨拶では「“こういう映画があったらいいな”ということじゃなく、もう、あるべきだと。今の時代に石井さんが発表するべきだと思ったことを覚えています」と本作との出会いを回顧。続けて、「こうやって戦後80年にこうしてできたことが、何か運命めいたものを感じていて…。皆さんに一言一言、御礼を言いたいくらいなんですけれども、楽しかったです。お世話になりました、本当に。個人的には、この作品のためにもしかしたら俳優をやってきたかもしれないとすら思いました」と本作への並々ならぬ想いをにじませながら、感謝の言葉を送っていた。
インタビュー特別映像
■公開2週目も満席相次ぐ――公開10日間で興収1億円突破
7月31日(金)より全国89館で公開された本作は、公開2週目も、メイン館のテアトル新宿をはじめ、TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ日本橋など、多くの劇場で週末に満席回が相次ぎ、各地で満席を記録。TOHOシネマズ日比谷では、公開初日から10日間連続で満席を記録している。
SNSでも「今年ベスト」「一人でも多くの人に見て欲しいと思う作品」「義務教育の歴史の授業でも見せるべき」「あまりにも圧巻で、息を呑む138分。」「劇場で観ることができ、そして、この重要な事実を知ることができて本当によかった。」「今日は全部日比谷売り切れだし、明日も早朝以外は売り切れ。すごい勢いで売り切れている」等、引き続き反響が拡がっている。
また、テアトル新宿、テアトル梅田、シネ・リーブル神戸、アップリンク吉祥寺の劇場公式Xでも、満席の案内とともに、次の回の混雑を避けるため早めの予約を呼び掛ける投稿が相次いでいる。
こうした動員の伸長を受け、公開3週目以降、公開3週目に20館、4週目に44館の追加上映が決定。さらに公開3週目となる8月14日(金)からは、新たに4館で上映も決定した。終戦記念日が近づく今こそ、本作を劇場で見届けてほしい。
映画『開戦前夜』は、全国にて大ヒット上映中。
映画『開戦前夜』
《INTRODUCTION》
実在した「総力戦研究所」と日米開戦への流れを描いた映画『開戦前夜』。2025年8月に放送されたNHKスペシャル「シミュレーション〜昭和16年夏の敗戦〜」のドラマパート(前後編計98分)は、猪瀬直樹氏のノンフィクション「昭和16年夏の敗戦」を原案として創作された。個々人の戦争への恐れや抗いを押し流して開戦へと向かった昭和16年夏の「世の中の空気」をより鮮明に描き出し、この作品のテーマをより深く伝えるべく、138分の完全版として石井裕也監督が映画化。この知的なサスペンスに血を通わせるのは、日本映画界を代表する実力派俳優たち。主演の池松壮亮を筆頭に、仲野太賀、岩田剛典、中村蒼、三浦貴大、國村隼、佐藤隆太、江口洋介、佐藤浩市といった面々が、歴史の分岐点に立った人物たちの葛藤を表現する。
《STORY》
与えられた任務は、内閣総理大臣の直轄機関「総力戦研究所」で≪模擬内閣≫を結成して日米開戦の行く末をシミュレーションし、東條英機ら≪本物の内閣≫に報告すること。宇治田を始めとする若きトップエリートたちは、国家機密データを駆使した熾烈な議論の末、一つの結論に辿り着く。
「日本、必敗」――。
導き出された冷徹な「正解」を前に、彼らの理性は「戦争を止めるべきだ」と叫ぶ。そして迎えた、《本物の内閣》への報告会。命をかけた「シミュレーション」の末に、彼らが目にした残酷な結末。これは戦時中の悲劇ではない。今なお我々に突きつけられる社会の闇である。
- メインカット
- 場面写真1
- 場面写真2
- 場面写真3
- 場面写真4
- 場面写真5
- 場面写真6
出演:池松壮亮
仲野太賀 岩田剛典 中村蒼 三浦貴大/二階堂ふみ 杉田雷麟
北村有起哉 嶋田久作 中野英雄 渡辺いっけい 別所哲也/松田龍平 奥田瑛二/國村隼
佐藤隆太 江口洋介 佐藤浩市
監督・脚本・編集:石井裕也
原案:猪瀬直樹「昭和16年夏の敗戦」(中央公論新社)
©2026 ポニーキャニオン/東京テアトル/NHKエンタープライズ/RIKIプロジェクト
公式サイト:https://kaisenzenya.com/
公式X:https://x.com/kaisen_movi
予告編
座談会
全国にて大ヒット上映中
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