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映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

鈴木愛理、映画単独初主演で“子供部屋おばさん”に!「自分とすごく似ている」と役柄への共感を赤裸々告白。映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

2026年1月13日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶が行われ、映画単独初主演の鈴木愛理をはじめ、川口真奈、大塚寧々、伊藤歩、そして塚本連平監督が登壇し、作品に込めた想いや撮影秘話を語った。(動画&フォト)

舞台挨拶レポート

この映画は、「暗いトンネルの中で、出口を探して手探りで進む二人が、お互いの持っている小さなライトの光に気づく物語」のよう。立場も世代も違う二人が、直接会わなくてもSNSという「鏡」を通して自分の心と向き合い、少しずつ外の世界への扉を開いていく温かさが、この舞台挨拶の端々からも感じられた。

■動画レポート

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■フォトレポート

鈴木愛理(中学教師・朝井えりこ 役)
本日はお集まりいただき、ありがとうございます。やっと皆さんに作品を見ていただけることになり、皆さんの心に届くといいなと思っています。

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

鈴木愛理

川口真奈(不登校の少女・月岡千花 役)
今日皆さんに見ていただけるのをずっと楽しみにしていました。素敵な時間をお届けできるよう頑張ります。

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

川口真奈

大塚寧々(えりこの母親・朝井百合子 役)
この映画に出会うまで「子供部屋おばさん」という言葉を知らなかったのですが、劇中ではその娘・えりこを思いながらも見守る役を演じました。どうぞ楽しみにしていてください。

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

大塚寧々

伊藤歩(千花の母親・月岡円香 役)
素晴らしい映画に仕上がっています。鈴木さん演じる教師と娘の千花のやり取りなど、笑えるところもあれば真剣な場面もあり、見どころ満載です。ぜひ楽しんでいってください。

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

伊藤歩

塚本連平監督
本日はお越しいただきありがとうございます。「監督」と言っても実際にメガホンを持っているわけではありませんが(笑)、出演者の皆さんの素敵な演技をぜひ楽しんでいただければと思います。

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

塚本連平監督

‐ 鈴木さんに伺います。本作は映画単独初主演となりますが、お話を受けた時の経緯や心境はいかがでしたか?

鈴木愛理
マネージャーさんからお話を聞きました。最近はお芝居でキラキラした役やラブコメ作品に参加することが多かったのですが、今年32歳になる自分と同世代のリアルな人間性が出る作品にはあまり挑戦できていなかったので、「ぜひ挑戦したい」と思いました。
台本を読んだ時、私が演じるえりこの「ネガティブとポジティブのバランス」や「母親との関係性」が自分自身とすごく似ていると感じたことも、お受けした大きな理由です。

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

‐ プレッシャーなどは感じませんでしたか?

鈴木愛理
(心の声が漏れるように)いやいやいや!もう、公開初日までずっとプレッシャーは感じています(笑)。でも、現場に行くのは毎日とても楽しみでした。
変な声が出ちゃった(笑)

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

‐ 川口さんに伺います。不登校という難しい役所でしたが、準備で意識したことはありますか?

川口真奈
自分自身の反抗期を振り返り、両親と相談したり話したりして準備しました。私自身も両親とすれ違ったり、伝えたいことがうまく言えなかったりするもどかしさを感じていたので、その経験を千花の役と重ね合わせてお芝居に繋げました。

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

‐ 劇中でえりこ先生(鈴木さん)とのやり取りはいかがでしたか?

川口真奈
千花にとってえりこ先生は、唯一心を許せて、心が楽になれる存在でした。彼女とのやり取りを通して少しずつ成長し、自分をさらけ出したいと思えるようになる過程が劇中でも描かれているので、ぜひ注目してほしいです。

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

川口真奈/鈴木愛理

‐ 鈴木さんは先生役として今の話を聞いていかがですか?

鈴木愛理
この作品では、不登校の原因が令和と平成で明確に違うことが描かれています。私は平成の人間、千花ちゃんは令和の人間として描かれますが、そんな二人がSNSというツールで心を通わせるのが現代っぽいなと感じました。
川口さんは普段とてもキラキラしていますが、劇中では想像もつかないような表情をされていて、今「反抗期の経験を活かした」というお話を聞いてすごく腑に落ちました。

‐ 大塚さんに伺います。親から自立できない娘を見守る母親・百合子をどう演じられましたか?

大塚寧々
子供が辛い時は親も身を切られるように辛いものです。代わってあげたくてもできないし、助けすぎてもいけない。深刻になりすぎると子供の負担になるので、あえてポンポンと会話ができるような明るい雰囲気を大切にしました。

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

‐ 鈴木さんとは事前に打ち合わせなどされましたか?

大塚寧々
全然なかったですね。でも、愛理ちゃんは会った瞬間から初めて会った気がしないくらい可愛らしくて、ずっと喋っていました。

鈴木愛理
本当に、前世で血が繋がっていたんじゃないかと思うくらい(笑)、趣味や好きな香りの話などで盛り上がりました。そのおかげで、母娘の会話のリズムが自然と作れたので、すごく助けられました。

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

鈴木愛理/大塚寧々

‐ 伊藤さんに伺います。娘を必死に守ろうとするあまり、学校側と衝突する難しい母親役でしたが、演じられていかがでしたか?

伊藤歩
川口さん演じる千花が劇中では本当に暗いオーラをまとっていて、近づこうにも近づけない、痛みを共有してくれない状況が本当に辛かったです。円香は仕事に邁進するあまり、急に「家族っぽく」接することができず、でも何とかしたいという思いから過激な発言をしてしまう。
いわゆる「モンスターペアレント」的な側面もありますが、真剣に向き合えば向き合うほど、方法がそれしかないという彼女の気持ちも理解でき、共感しながら演じました。

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

伊藤歩/川口真奈

‐ 塚本監督に伺います。この映画を通じてどのようなメッセージを届けたいと考えられましたか?

塚本連平監督
答えが簡単に出ない、非常にシビアでリアルなテーマなので、とにかくデリケートに扱いたいと考え、台本は何回も思考錯誤しました。
一番伝えたかったのは「一歩踏み出す勇気」です。しんどくても、少しずつでも、時には休んだり下がったりしながらでも、前へ進む姿を描きたいと思って作りました。

‐ 撮影現場では、俳優陣とどのように接していらしたのですか?

塚本連平監督
あまり接していなかったかもしれません(笑)。撮影前にそれぞれの親子で本読みをしたのですが、その時すでに素晴らしかったので、現場では余計なことを言わないのが一番の仕事だと思っていました。

鈴木愛理
でも、監督がセットの習字道具で「太陽」と書いた文字を私が気に入って持ち帰ったことがありましたよね。その後、私も習字で「太陽」と書いて監督にプレゼントしました。

塚本連平監督
クランクアップの時に頂いたものですね。どうしていいか迷いましたが(笑)、ちゃんとお宝として部屋に貼っていますよ。

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

鈴木愛理/大塚寧々/塚本連平監督

‐ 鈴木さんに伺います。本作の主題歌「ただいまの魔法」で作詞と歌唱を担当されましたが、どのような思いを込めましたか?

鈴木愛理
0から100まで一人で歌詞を書き上げたのは今作が初めてです。「ただいまって言える場所」は必ずしも家族とは限らず、恋人だったり、人間以外の何かだったりするかもしれません。
私自身にとってのその場所は「お母さん」だったので、母からもらった言葉と、えりこの感情をリンクさせて歌詞を書きました。ピアニストの清塚信也さんが作曲してくださり、一緒にレコーディングした大切な曲です。

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

最後にメッセージ

鈴木愛理
この作品は、見る方の置かれている環境によって、感情移入する人物や届くメッセージが変わる作品だと思います。「ただいま」と言える場所があることを改めて確認できる経験になりました。皆さんが毎日頑張っている中で、ふと「ただいま、おかえり」と言い合える場所を思い出せる機会になれば嬉しいです。今日は本当にありがとうございました。

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

川口真奈/鈴木愛理

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

伊藤歩/川口真奈/鈴木愛理/大塚寧々/塚本連平監督

映画『ただいまって言える場所』完成披露舞台挨拶

■フォトギャラリー

[動画・写真・記事:三平准太郎]

映画『ただいまって言える場所』

《INTRODUCTION》
親元を離れられない“子供部屋おばさん”の教師と、不登校の少女がSNSでつながり、それぞれの自分の居場所を探す物語。現代に生きづらさを抱える人々をユーモアと涙で紡ぎ、それぞれの「ただいま」と言える場所を描く胸に響く感動作、映画『ただいまって言える場所』(監督:塚本連平/配給:ホリプロ、TK事業開発研究所 配給協力:トリプルアップ)が、2026年1月23日(金)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、ヒューマントラストシネマ渋谷他、全国公開。

《STORY》
生きづらくても、負けたくない。だって、独りじゃないから。滑稽だけど、温かい感動のヒューマン・ドラマ。
大人なのに学校へ行きたくない…。大人なのに反抗期中…。親から自立できない“子供部屋おばさん”の中学教師・えりこ。
一方、勉強もできて、友達もいて、荒れてもいない大人の仮面を被った“原因不明の不登校少女”・千花。
二人は同じ学校の教師と生徒。だが部屋から出られないのも一緒だった。
ある日、えりこが趣味のBL漫画をネット出品すると、“チー”という少女と意気投合。それが千花だった。互いに気づかぬままSNSで感想を送り合い、いつしか本音を話せる親友になっていく。一緒に部屋から出ようと親や学校に向き合うが、千花の“不登校の真相”とえりこの“過去の傷”が二人を追い詰め、取り巻く世界が予期せぬ方向に動き始める。

出演:鈴木愛理
川口真奈 伊藤歩 山中崇
六角慎司 吉田ウーロン太 高山璃子 桜まゆみ
酒井敏也 尾美としのり
大塚寧々

監督:塚本連平
脚本:伊藤彰汰
音楽:haruka nakamura
主題歌「だたいまの魔法」 鈴木愛理(UP-FRONT WORKS)
作詞:鈴木愛理/作曲・編曲:清塚信也
配給:ホリプロ TK事業開発研究所
配給協力:トリプルアップ
宣伝:ブラウニー
製作:ほつい
制作:ホリプロ
制作協力:ピスタラビスタ
Ⓒ2026ほつい
公式HP:http://tadaima-movie.com/

2026年1月23日(金)より全国公開!

映画『ただいまって言える場所』

ポスタービジュアル

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