「GQ MEN OF THE YEAR 2025／20th Anniversary」フォトコール

吉沢亮、ベスト・アクター賞受賞！映画『国宝』で到達した圧倒的表現力、そして次の挑戦「ミュージカル」への本音【GQ MEN OF THE YEAR 2025】

2025.12.03

2025年12月2日、都内にて開催された『GQ JAPAN』主催の「GQ MEN OF THE YEAR 2025／20th Anniversary」フォトコールに、俳優の吉沢亮が登場した。吉沢は、映画『国宝』で稀代の女形・立花喜久雄を演じ、1年半かけて磨き上げた歌舞伎の所作や踊りが絶賛されたことにより、「ベスト・アクター賞」を受賞した。その圧倒的な表現力は日本映画史に刻まれる名場面を生み出したと評されている。

吉沢亮（俳優）| ベスト・アクター賞
〈プロフィール〉
1994年生まれ。2009年デビュー。2018年の映画『リバーズ・エッジ』で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、2019年の映画『キングダム』で第43回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞などを受賞。2021年には NHK 大河ドラマ『青天を衝け』に主演した。2026年7月には、柿澤勇人とWキャストで主演を務めるミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』が開幕する。
〈受賞理由〉
映画『国宝』で稀代の女形・立花喜久雄を演じた吉沢亮さん。1年半かけて磨き上げた歌舞伎の所作や踊りに息を呑み、その圧倒的な表現力に多くの観客が涙した。堕ちた喜久雄が乱れ踊るシーンは、狂おしいほど美しく、日本映画史に刻まれる名場面になった。

フォトコール代表質問

吉沢亮

‐ まずは受賞おめでとうございます。今のお気持ちをお聞かせください。

吉沢亮
ありがとうございます。本当に素直に、非常に光栄に思っております。普段から『GQ JAPAN』さんには、雑誌やWebの取材で常にお世話になっているのですが、今回こうしたアワードにも呼んでいただき、とても嬉しく思っています。ありがとうございます。

吉沢亮

‐ この1年間は、主演映画『国宝』や、朝ドラ『化け』などに出演され、ご多忙な日々を過ごされたかと思います。改めて振り返ってみていかがでしたか。

吉沢亮
そうですね、今年は主演映画が２本と、朝ドラ「ばけばけ」があった年でした。
特に『国宝』に関しては、こんなにもたくさんの方に見ていただけるとは正直、想像もしていませんでした。本当に想像を超える多くの方々に支えられて、様々な挑戦をすることができた年だったなと思っています。

‐ （挑戦という点では）朝ドラ「ばけばけ」では、英語教師役として英語のセリフにも挑戦されていましたね。

吉沢亮
はい。

‐ 来年挑戦したい役柄はありますでしょうか。

吉沢亮
そうですね、来年はミュージカルをやるので。その歌、ミュージカルへの挑戦というのは、自分の中でもかなりハードルの高い挑戦だと今思っています。来年、堂々と舞台に立てるように、今のうちから必死に稽古を重ねている日々でございます。

‐ 挑戦を続けられていらっしゃるとのことですが、ここ数年で最も俳優としての成長を実感した瞬間を教えてください。

吉沢亮
俳優としての成長…そうですね、色々あるとは思うのですが、やっている最中は、自分が成長しているということにはあまり気づかないというか。何年か経ってから、「あの時のあれが生きている」といったことに気づくことの方が多いなと思います。
そういった意味で言うと、やはり4〜5年前に主演で出させていただいた大河ドラマの現場ですね。それまでは基本的に映画を主戦場としていて、ドラマの主役というのも、ほぼ経験がない状態での大河ドラマでした。
本当にたくさんのことを学ばせていただきましたし、共演する俳優さんたちも本当に素晴らしい方ばかりで、毎日いろんなことを吸収させていただいた現場でした。なので、ここ数年だと一番成長につながった現場なのかなという気がしますね。