當真あみ『日々謳歌』発売記念メディア取材会

16歳から18歳の當真あみ。『日々謳歌』発売記念メディア取材会

2025年9月13日、HMV&BOOKS SHIBUYAにて、『日々謳歌』発売記念メディア取材会が行われ、當真あみが登壇し、本書にかかれている16歳から18歳までの自身の想いの変化を改めて振り返った。(動画&フォト)
 
『日々謳歌』は、日経エンタテインメント!で、當真あみが2年前、当時高校2年生だった夏頃から連載が始まり、現在に至るまで継続している連載記事を収録したもの。
當真あみが、その時その時に、仕事のことや日々感じたことが綴られており、等身大の彼女を感じることができる内容となっている。
なお、この日は取材会の後、延べで約600人の読者に當真あみから『日々謳歌』を直接手渡しした。
 
當真あみは、2025年7月期の連続ドラマ『ちはやふる―めぐり―』や10月17日公開の映画『ストロベリームーン』で主演を務めるなど、話題作が控えており、2026年には初舞台『ハムレット』への出演も決定するなど、さらなる飛躍が期待されている。

メディア取材会レポート

■トークノーカット4K動画レポート

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■フォトレポート

‐タイトルの『日々謳歌』に込めた思いや、このタイトルが生まれた背景について教えてください。
 
當真あみ
私自身、お仕事でもプライベートでも、毎日を楽しく過ごしたいという気持ちを込めて、人生を謳歌する、楽しげで明るい意味を持つ言葉を日常の中に散りばめたいという思いから、『日々謳歌』という名前に決定しました。
當真あみ『日々謳歌』発売記念メディア取材会

當真あみ

‐本書には、当時高校2年生だった2023年8月号から、高校を卒業する節目の2025年4月号までが収録されています。その間に、この2年間で成長したなと思うことはどんなことがありますか?
 
當真あみ
まずはお仕事に向き合う姿勢が変わったと思います。お仕事を始めた当初は、緊張する気持ちの方が強かったのですが、いろいろな作品に参加させていただく中で、素晴らしい先輩方のお芝居を見たり、たくさんの方と出会ったりして、お芝居をいかに楽しいと思いながらできるかを考えられるようになったことが成長できた点、以前の自分と変わったところかなと思います。
あとは個人的に、自分の言葉でしっかり話すということが以前と比べるとできるようになったと感じます。

當真あみ『日々謳歌』発売記念メディア取材会

‐この連載ではお話を1ヶ月に1回、撮影は3ヶ月に1回行っていますが、2年前からの写真をご覧になってどんな風に感じられますか?
 
當真あみ
2年前に初めて撮影していただいた写真と比べると、やはり今の自分より少し幼さがあると感じます。
表情もその時とは全然違いますし、多分一番最初は緊張も強かったのかなと思います。
それが、定期的にインタビューや写真撮影の機会をいただく中で、だんだんと緊張が解けてきたのが表情にも出ています。
また、インタビューをしていただく時も、最初と比べると、その場で緊張せずに自分の話したいことや、ありのままの自分の言葉で話せる部分が多くなったので、これは最初から今にかけて変化しているところだと感じています。

當真あみ『日々謳歌』発売記念メディア取材会

‐今回単行本化するにあたって、少し読み返したりなどはされましたか?
 
當真あみ
はい。本が出来上がってからいただいて、自分の過去のインタビュー記事を読み返しました。
読み返すと、過去の作品についてのお話、その時撮影しているものなどの話をしているので、自分の日記を見返しているような気持ちになりました。
 
‐懐かしくなったりするものもありましたか?
 
當真あみ
「あの時こんな感じで考えていたな」とか、当時の撮影のエピソードや、その時私がハマっていたものが記事にしていただいていたので、「あ、こんなことを言ってたな」と、一人で思い出し笑いをしながら読んでいました。

當真あみ『日々謳歌』発売記念メディア取材会

‐最初と比べると、後半になるにつれて、話している内容もご自身で見て変わっているなと思いますか?
 
當真あみ
自分をしっかり出しながら話すようになってきているな、というのは変化として感じます。

當真あみ『日々謳歌』発売記念メディア取材会

‐連載期間中に一番成長したこと以外で、ご自身の中で変わったことはありますか?
 
當真あみ
自分自身は、プライベートの過ごし方が結構変わったかなと思います。
連載が始まったタイミングの私は、休みの日はほとんど家で寝ていたり、ゴロゴロしている休日が多かったのですが、ここ最近は、休日を休日として楽しめるかということに意識を向けていて、休みの日は映画を見に行くとか友達と会うとか、アクティブに行動するようにしています。
 
‐休日も楽しんでいらっしゃるのですね。今年高校を卒業されて初めての夏だったかと思いますが、どのように過ごされましたか?
 
當真あみ
今年は、夏休みを結構いただけたので、自分の行きたい地域のお祭りとか、花火大会に行きたいという目標があったので、それを巡ったり、友達と一緒に出かけたりしていました。

當真あみ『日々謳歌』発売記念メディア取材会

‐単行本に収録されている部分は高校生活だったと思いますが、やはり卒業されて連載の内容は結構変わってきていますか?
 
當真あみ
はい。いつもその時撮影しているものや、その時好きなもの、ハマっているもの、最近やっていることなどを聞いていただいて記事にしていただいているので、それは結構変わっていると思います。
私は自分の好きなものがコロコロ変わりやすいので、読み返して「あの時はあれが好きだったな」と感じられるくらい変わっていますね。
 
‐ちなみに今ハマっているものは何ですか?
 
當真あみ
最近は漫画集めにハマっています。というのも、今までは漫画をアニメで見ていたり、電子で買ったりすることが多かったのですが、最近紙の漫画を買いたくなって、今まで読んでいたものなどを少しずつ集めています。
 
‐では、連載でネタ切れになることはなさそうですね?
 
當真あみ
そうですね。また、今からやりたいことなどもいろいろ見つけられるように、周りを見ていろいろ取り込めるように考えているので、趣味の部分もこれからどんどん増やしていけたらなと思っています。
 
‐趣味でチャレンジしてみたいことはありますか?
 
當真あみ
はい。チャレンジしてみたいことは、最近だとバンジージャンプをやりたくて。ちょうど昨日話していたのを今ふと思い出したのですが、高いところから景色を見たりするのや、絶叫系のアトラクションが結構好きで。
 
‐それは友達と行かれる感じですか?
 
當真あみ
はい。友達も多分平気というか、得意だと思うので、話して気が合えば行きたいなと思います。

當真あみ『日々謳歌』発売記念メディア取材会

‐今回の単行本はインタビューを元に作られたということですが、これを読んで、ご自身で書いてみたいという欲は出てきませんか?
 
當真あみ
この本のインタビューも、対話の中の私の言葉を書いていただいているものですが、自分で書くとなるとまた難しさが出るのかなと思っています。
私自身が一人で書くとなると結構考えて止まってしまうことがあるかもしれませんが、それはそれでまた違った文章が出来上がると思うので、一度挑戦してみたいなという気持ちはあります。
 
‐もし書いてみるとすると、どんなことを題材にしたいでしょうか?
 
當真あみ
そうですね。私がいろんなところに出かけた記録みたいなものとか、そういう結構日記的な感じで書きたいなと思います。
 
‐旅行日記みたいな感じですかね?
 
當真あみ
はい。

當真あみ『日々謳歌』発売記念メディア取材会

‐今後挑戦されたい役などがあったら教えていただきたいです。
 
當真あみ
今年の3月に高校を卒業したのですが、今まで学生役をさせていただくことがたくさんあって。学生役は自分の普段の生活と結びつきやすく、役を考える上で普段の自分と比べるということが多かったのですが、高校を卒業したということで、今度はさらにいろんな役を演じられたらなと思っています。
学生役だけでなく、お仕事をしている話だったりとか、専門的な部分が出てくるドラマや映画など、自分でいろんな情報を集めてそこから役を構築していくような、新たな視点が必要になる役にも挑戦したいなと思います。
 
‐表紙のお写真がとても素敵ですが、そのお写真を選ばれた理由と、本書の中に掲載されている写真の中で、お気に入りの写真があれば教えてください。
 
當真あみ
この表紙の写真は、今年の6月か7月あたりに撮った写真で。その時期によって衣装の色なども変わるのですが、これはちょうど春夏らしい明るい時期に合わせた衣装なので、黄色がお気に入りです。
當真あみ『日々謳歌』発売記念メディア取材会

當真あみ

當真あみ
お気に入り写真は、冬の撮影したこのカットです。冬服やニットの洋服を着る撮影が、だいたい11月や12月頃なのですが、まだ少し暖かいんですね。なので、冬を先取りした気分で写真を撮っていただいたのが記憶に残っています。

當真あみ『日々謳歌』発売記念メディア取材会

當真あみ『日々謳歌』発売記念メディア取材会

‐今年は、連ドラの主演や、多くの出演映画が公開、または公開予定となっていますが、ご自身の中での手応えと今後の抱負を教えてください。
 
當真あみ
自分の現在地としては、まだまだこれからもどんどん頑張っていきたいなという気持ちでいます。
今、いろんな作品に参加させていただいていて、それはすごく嬉しいことですが、これからも作品に携われるように、女優としてお芝居の力も、人としての内面も、どんどん磨いていけるようにと強く思っています。
 
‐今後、例えばアクション作品だったり、こういったジャンルの作品に出てみたいという希望はありますか?また、憧れている俳優さんがいれば教えていただけますでしょうか?
 
當真あみ
作品で言うとまだやったことのないもの、アクションとか、あとはお仕事系、例えば医療系など専門的なものを扱うお仕事のドラマや映画にも挑戦したいなと思っています。
憧れている俳優さんは、長澤まさみさんと松岡茉優さんです。直近でご一緒させていただいた上白石萌音さんも本当に、今までご一緒させていただいた俳優さんは素敵な方ばかりで、もちろんお芝居はもちろんですし、皆さんのお人柄も本当に素敵な方ばかりです。
長澤さんとはまだお会いしたことはないのですが、現場での姿やお芝居に対する姿勢のお話を伺って、このような素晴らしい女優さんになれたらなと目標にしています。

當真あみ『日々謳歌』発売記念メディア取材会

‐最後に、単行本の中にあった、ご自身で話したフレーズで、何か覚えている一言はありますか?
 
當真あみ
冒頭の「20歳になったら」という内容や、初めにこの「日々謳歌」の意味について、いろいろお話ししたところです。
「私は日々、1日1日を全力で楽しみたい、仕事もプライベートもそうやって過ごしていきたい」という想いをタイトルに込めました、というフレーズが心に残っています。
普段お仕事をする時も、一番は「楽しい」と思える自分でいたいし、その「楽しい」と思うためにはどうしたらいいかを考えながらやることがすごく大事だなと自分の中では思っています。それがこれからもずっと持ち続けられたらいいなと考えているので、そこの言葉は今までもこれからも大事にしたいなと思っています。

當真あみ『日々謳歌』発売記念メディア取材会

當真あみ『日々謳歌』発売記念メディア取材会

當真あみ

 

■フォトギャラリー

[動画・写真・記事:三平准太郎]

當真あみ「日々謳歌」

《INTRODUCTION》
女優・當真あみが綴る、等身大の“今”と、小さな気づきの記録。日経エンタテインメント!の人気連載をまとめた初の単行本「日々謳歌」が発売決定。
2025年は、7月期連続ドラマの 『ちはやふる―めぐり―』 や10月17日公開の映画 『ストロベリームーン』 など話題作で主演を務め、10代最後の時間を全力で駆け抜ける當真あみ。月刊誌『日経エンタテインメント!』(日経BP)で連載してきた「日々謳歌」を待望の単行本化。撮影現場で感じたこと、オフの日に心を動かされた瞬間、将来への思い――。毎月の連載で紡がれてきた言葉の数々には、若い彼女ならではの透明な視点と、女優としての覚悟が詰まっています。
『大河ドラマ どうする家康』 『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』 『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』 など出演した話題のドラマの撮影の裏側や、初めてのドラマ主演作となった 『ケの日のケケケ』 、ヒロインを務めた映画 『おいしくて泣くとき』 のときの思いなど、リアルなエピソードが満載です。プライベート面でも、撮影をきっかけに知り合った親友との出会いやいくつかの趣味など、ここでしか聞けない等身大のお話を収録、當真あみの“今”と“これまで”を詰め込んだ1冊です。
本書では、16歳で連載が始まった23年8月号から高校を卒業する25年4月号まで完全収録します。誌面に掲載された写真はもちろん、SNSで発信した画像や、未公開写真も40点以上掲載。當真あみの女優としての成長を凝縮した書籍となっています。
 
出版社:日経BP
仕様:四六判 240ページ
価格:2750円(税込)
2025年9月13日(土)発売
當真あみ「日々謳歌」

表紙

 

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