
稲垣吾郎「魔法は難しいんです」舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』4年目新キャスト会見【詳細レポート】
2025年7月16日にTBS赤坂ACTシアターで行われた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』4年目新キャスト会見が開催され、稲垣吾郎(ハリー・ポッター役)、平岡祐太(ハリー・ポッター役)、大貫勇輔(ハリー・ポッター役)、市村正親(エイモス・ディゴリー役、アルバス・ダンブルドア役、セブルス・スネイプ役など計1人6役)の4名が登壇した。
本会見は、2022年7月に開幕し、総観客数120万人を突破、公演回数1200回を達成した本作が4年目を迎えるにあたり、今年夏から出演する新キャストとカムバックキャストが一堂に会する貴重な機会となった。会見はTBSアナウンサーの宇賀神メグが司会を務めた。
4年目新キャスト会見【詳細】レポート
会見は、司会を務めるTBSアナウンサーの宇賀神メグにより開会が宣言された。宇賀神アナは、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が小説・映画から19年後のハリー・ポッターと息子アルバスの関係を軸に描かれる新たな冒険物語であることを説明し、2022年7月の開幕以来ロングラン公演を続け、今年で4年目を迎え、総観客数120万人を突破したことを強調した。
その後、稲垣吾郎、平岡祐太、大貫勇輔、市村正親の4名がそれぞれの役衣裳で舞台上に登場。
開幕への心境と舞台の見どころ
最初の質問は、約2ヶ月間の稽古を振り返っての心境と、改めて舞台の見どころについて登壇者全員に問われた。
稲垣吾郎(ハリー・ポッター 役)
今まで仲間と共に2ヶ月間稽古してきて、明日から開幕ということでこの劇場でお客様にお会いできるの本当に楽しみにしております。
そしてこの作品は見所はたくさんあるんですけれども、やっぱり何度見ても魔法がすごいですね。
そしてドラマとして、親子や仲間との愛に深く感動させられるとても素敵な作品です。
スタッフの皆さん、キャストの皆さんと、明日から力を合わせて、素敵な作品を皆様にお届けしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
平岡祐太(ハリー・ポッター 役)
この舞台は4年目となりますが、演出家の方も変わってますし、1年目の公演をご覧になった方でも、またこの4年目の公演を見て頂けると新しい発見があると思います。
見どころは、ハリー・ポッターの世界観が表現されているのはもちろん、ストーリーが面白いところです。
あとは僕たちが頑張るのは演技なので、そこをこだわってみんなで2ヶ月間作ってきましたので、明日から見ていただけるのが本当に楽しみです。
大貫勇輔(ハリー・ポッター 役)
1年ぶりに客席から見させていただいて、本当に感動して何箇所も涙流してしまいました。
再びこの舞台に帰ってこれて本当に嬉しいですし、改めて思ったのは本当によくできた総合芸術の舞台だなということです。
魔法はもちろんのこと、稲垣さんも言いましたけど、家族、友情、成長の物語で、全ての世代の人たちの胸に突き刺さるものがある作品です。
市村正親(エイモス・ディゴリー役、アルバス・ダンブルドア役、セブルス・スネイプ役ほか)
30年前だったら僕もハリーをやっていたかもしれないなと思っております(笑)
今回はダンブルドアとなんとスネイプ先生、そして、エイモスと非常に重要な役柄を演じさせてもらっています。
スネイプ先生もダンブルドアも気のある役なので、誰が喜んだって子供が喜びました。2日目に見に来るんですけども、父親として本当に誇りです。
また、その他にも3役やっております。全部で6役やってますんで、ウォーリーを探せじゃないですけど、
市村を探せということで、他にどこに出てるかを見つけるのも楽しみじゃないかなと思っております。
いよいよ明日から開幕です。僕たちのハリー・ポッターをぜひ見に来てください。
稲垣吾郎、役作りにおける難しさ
司会者から、数多くの作品に出演してきた稲垣に対し、ハリー・ポッターを演じる上での難しかった点について質問が投げかけられた。
稲垣吾郎
魔法を使うお芝居は初めてですし、この2ヶ月間で魔法の修行をして覚えたんですけれども、それが本当に大変だったなと感じてます。
あとは、キャラクターとしてはハリー・ポッターってもちろんスーパースターではあるんですけれども、1人の人間であり、1人の父親である。そういったところを、人間に溢れるハリー・ポッターをうまく演じられたらなと思っております。
‐魔法の修行は大変だったんですね。
稲垣吾郎
そうなんですよ。色々内緒なところが多いので、(具体的なことを)話したら怒られちゃうんですけど、皆さんも大好きなハリー・ポッターの数々の魔法がこの舞台上で繰り広げられるので、この舞台上じゃないと、お稽古できないものとかもあって、公演の後にこの場所を使わせていただいて、稽古をしました。
飛んだり火を出したりもします。
平岡祐太
(魔法の習得は)とても簡単にできるもんじゃないなと思いましたね。
稲垣吾郎
ご覧になられる方は本当にびっくりすると思います。
平岡祐太がハリー・ポッター役で大切にしていること
平岡祐太には、ハリー・ポッターを演じる上で最も大切にしていることが問われた。
平岡祐太
この舞台は、細部まで演出が統一されていますが、それでも演じる人によってハリー・ポッターの世界観が変わってくるところが本当に面白くて。
なので、ハリー・ポッターも今3人いますけど、みんなそれぞれ違って、みんなそれぞれのハリー・ポッターを作ろうと日々やってきたので、組み合わせによって見えてくる世界も違うので、そこを楽しみにしていただきたいなと思います。
大貫勇輔のカムバックに対する気持ち
大貫勇輔は、約1年前の会見でカムバックしたいと発言していたことから、実際にカムバックが決まった時の気持ちについて質問された。
大貫勇輔
(カムバックが決まったときは)よっしゃ!って感じでした。
僕は、ハリー・ポッターの大ファンなので、もう一度ハリー・ポッターになれる未来が来るなんてあの時は思ってもいなかったので。
なので、またこの舞台に立てるってこんなに幸せなことはないなと、今もひしひしと体感してます。
市村正親のお気に入りのシーン・役
市村正親には、演じる3つの重要な役柄(エイモス、ダンブルドア、スネイプ)の中で、一番好きなシーンや役柄について質問が寄せられた。
市村正親
エイモスが自分の息子を取り戻したいというところから物語が始まっていくので、エイモスという役も重要なんですが、役的にはスネイプとダンブルドアってやっぱり素敵な役だなと思って。
特にダンブルドアはハリーにとっては、お父さんのような感じで、ハリーの息子のアルバスがいて、そのアルバスは僕にとってはもしかすると孫にも見えたりもしますが、親子の話なので、僕自身もダンブルドアとして、ハリーにとって本当にいい父のように生きてたかというところを見てもらえると嬉しいですね。
吾郎ちゃんに言われたのは、「『完璧ということはない』というセリフがいいですね」と。セリフの量は少ないんですけども、こういった中身の詰まったセリフは、やはり僕ぐらいのキャリアがないとできないかなと(笑)
だよね?
稲垣&平岡&大貫
もちろんそうです!!(笑)
稲垣吾郎
市村さんがおっしゃる通り、「完璧なものなどこの世に存在しない」ということで、演技に完璧なんてないんです。その言葉にとても心が救われる。ハリーも完璧じゃないし、完璧じゃなくていい。
そういうシーン、セリフにも注目して明日以降皆様に見ていただきたいです。
作品テーマで心に残った言葉
次に、作品のテーマで自身の心に一番印象に残っているところを各キャストに尋ねられた。
稲垣吾郎
先程の話の続きになりますが、ダンブルドア先生の『完璧なものなどない』というシーン。
幸せな人間でも、色々満たされてる人間でも、ちょっとした先には危険があり、毒があるっていうような、そういったセリフなんですけれども、僕が一番大好きなセリフです。
やっぱり今の世の中っていろんなことに完璧を求められてしまう。そういう中、こういったセリフが本当に、我々の心の救いになって素敵だなと思いましたし、この作品のテーマにも通じてるのかなと思います。
平岡祐太
作では、タイムリープというか時空を超える物語が繰り広げられるんですけども、そこで、時空を超えたやり取りがあります。
セドリックに対して、お父さんは本当の気持ちを直接は言わないんですが、それを時空を超えて会話するシーンがあって、そこが僕は大好きで、ここのセリフを聞くといつも自分の両親を思い出して、自分ごとのように思ってしまいます。
大貫勇輔
いっぱいあるんですけど、ハリーということで言うならば、アルバスに対してひどいことを言ってしまって、元々親子としてうまくいってない関係がより大きな溝ができて、そこから彼がいなくなったことによって自分自身と見つめ合い、過去と向き合い、そして少し人間として成長していく。
また、一番最後の美しい家というシーンで、親子として共に少し手を握って前に一歩進めるというシーンが、僕は一番好きです。
3時間40分、激しくもあり、繊細な時間を積み重ねた先に到達できるかが、僕の中のハリーとしての課題であり、この作品のとても重要なところだ思って演じています。
市村正親
本当にいいセリフが多くて。特に『苦しむことは呼吸するのと同じぐらい人間的なことだ』。苦しみたくないけども苦しむことが人生を生きることなんだなぁっていう深いセリフだなと思っております。
それと同時に『愛情で目が見えなくなってはいけない』。これも自分に突き刺さる言葉で、愛があるからと言って何をやったていいのではなく、厳しさも大切なんだということを教えてくれるセリフ。これも言っててグサっと来ております。
猛暑を乗り切る健康法
次に猛暑の中での長丁場公演を最高のコンディションで乗り切るための健康法が問われた。
稲垣吾郎
暑い日が続いているので、お客様が劇場に来てくださるまでの道乗りも心配になりますが、劇場は涼しくて過ごしやすい空間です。劇中、火とかいっぱい出てくるので我々は熱いんですけれどもね(笑)
僕個人で言うと、1つの作品で、3ヶ月以上のロングランは初めてのことなので、まだ自分がどういう状態になるのか想像もつかないです。ハリー役の先輩である貫さんにも、先ほどお話をさせてもらいましたが、先輩ハリーが何人もいるから、いろんなお話を伺いながらやれるのも今回とても楽しくて。
ゲネプロの時なんかは最前列に歴代のハリーが5人座ってるんですよ(笑)そんな状況で僕は間違えたり(笑)
でも、同じハリーを演じる人間が何人もいることで、お互い協力し合えますし、自分の文身みたいな人がいっぱいいるっていうのもとても不思議な体験で幸せを感じています。
そう、暑い夏での健康法としては、そうやって人とのコミュニケーションですね。僕は、比較的1人で家で3匹の猫に囲まれて静かに暮らすタイプなので、やっぱりこの舞台に来た時ぐらいは皆さんと心をを交わらせながら楽しくやって笑顔でいることがこの夏を乗り切る方法なのかなとイメージしております。
‐稲垣さんが出演されているドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』の磯村勇斗さんが「稲垣さんはずっと変わってないから、たぶん人間じゃなくバンパイアで血でも吸ってるのでは?」とおっしゃってましたね。
稲垣吾郎
えっ?そんなことを言ってたんですか(笑)僕はいつも言ってることなんですけれど、おじいちゃんみたいな生活というか、早寝早起きで、今日も5時ぐらいに起きてますし、睡眠時間をたくさん取ることと、あとは食事に気をつけたり、適度な運動はしています。
この舞台に出ている皆さんは、フィジカルの面でも体力があるし、僕は引っ張ってもらっている感じです。なので、体力作りはしていきたいと思っています。
平岡祐太
今回のこのチームでは、稽古前に30分間の筋トレが行われますしね。それを2ヶ月間続けています。
稲垣吾郎
僕は皆さんのトレーニングをモニターで見ながら一人でやってます(笑)
市村正親
僕も隣の部屋でひっそりやってました。エンディング(皆で円陣を組んで「エクスペリアムス」と叫び一体感を高める場面」のところだけけ参加してね。
大貫勇輔
僕は決まった生活を心がけています。早く寝てバランスの取れた食事をして。当たり前のことかもですが、それを気をつけて1年前やっています。
市村正親
猛暑ですが、劇場内にいるので、今日も1日す涼しく良い仕事をさせてもらいました。あとは、夏場なので、変なもの食べないように食中毒とかそういうのは気をつけていきたいと思っております。
閉会の挨拶と観客へのメッセージ
最後に、各キャストから舞台を楽しみにしている観客へのメッセージが述べられた。
稲垣吾郎
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』、いよいよ初日を迎えます。とても楽しみです。そしてこの劇場でお客様一人一人と心を噛み合わせながら、心を響き合わせながら、この魔法の世界を一緒に体感できることを楽しみにしておりますので、ぜひ劇場でお待ちしております。
平岡祐太
このハリー・ポッターの世界観に熱狂して帰っていただけたらなと思っております。そのためにたくさん稽古をしてきました。
大貫勇輔
改めてこの4年目の舞台を見ていて新たな気づきがあって驚きました。なんて深い戯曲なんだろうと。
これまでより更にブラッシュアップさせた演出もあって、面白くてしょうがいない。
そういうところを今まで見てきた方たちにも楽しんでいただけると思いますし、もちろん初めて多分見る方にも楽しんでもらえると思うので、たくさんの人に見に来てもらえたら嬉しく思います。
市村正親
これまで2度ほど客席からこの舞台を見たんですけども、舞台の上に立ってみると本当にびっくりするほどの玉手箱みたいな感じで、いろんな驚きが詰まっていて、こんなに楽しいお芝居はないと思います。物語のテーマも親子の愛です。魔法とのびっくりと愛とお届けしますので、ぜひ劇場にお越しください。
■会見フォトギャラリー
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- 稲垣吾郎/平岡祐太/市村正親
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- 稲垣吾郎/平岡祐太
[記事・写真:三平准太郎]
■舞台フォトギャラリー
- ロン・ウィーズリー:上山竜治、ハーマイオニー・グレンジャー:松井玲奈
- セブルス・スネイプ:市村正親
- アルバス・ダンブルドア:市村正親
- スコーピウス・マルフォイ:大久保 樹、嘆きのマートル:出口稚子、アルバス・ポッター:原嶋元久
- アルバス・ポッター:原嶋元久、スコーピウス・マルフォイ:大久保 樹
- マクゴナガル校長:岡 まゆみ
- ホグワーツ魔法魔術学校
- ハリー・ポッター:稲垣吾郎、ハーマイオニー・グレンジャー:松井玲奈、ドラコ・マルフォイ:渡辺邦斗、ジニー・ポッター:白羽ゆり
- 車内販売魔女:薬丸夏子、スコーピウス・マルフォイ:大久保 樹、アルバス・ポッター:原嶋元久
- ハリー・ポッター:稲垣吾郎、アルバス・ポッター:原嶋元久
- エイモス・ディゴリー:市村正親、ハリー・ポッター:稲垣吾郎
- アルバス・ポッター:原嶋元久、組分け帽子:尾尻征大
- ハリー・ポッター:稲垣吾郎、アルバス・ポッター:原嶋元久
- ハリー・ポッター:稲垣吾郎
- スコーピウス・マルフォイ:大久保 樹、ドラコ・マルフォイ:渡辺邦斗、ジニー・ポッター:白羽ゆり、ハリー・ポッター:稲垣吾郎、アルバス・ポッター:原嶋元久、ハーマイオニー・グレンジャー:松井玲奈、ロン・ウィーズリー:上山竜治
[写真:渡部孝弘]
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』
《INTRODUCTION》
TBSとホリプロが共同でプロデュースする、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が、今年7月でロングラン4年目を迎えた。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズ8作目の物語だ。
J.K.ローリングは、長年、自身の小説の舞台化の話を断ってきたが、「家族、愛、喪失をテーマに、ハリー・ポッターの19年後の新たなストーリーを舞台化する」というプロデューサーの提案に初めて共感し、プロジェクトがスタート。2016年7月のロンドン初演以降、ニューヨーク、オーストラリア・メルボルン、サンフランシスコ、ドイツ・ハンブルク、カナダ・トロントの6都市で上演され、いずれの都市でも大ヒットを記録。
さらには、60以上の演劇賞を世界中で獲得し、多くの観客を魅了してきた。
世界で7番目、アジア初上陸となる東京公演においては、厳しいオーディションを勝ち抜いた日本オリジナルキャストで上演している。2022年7月8日(金)の本公演開幕以降、全席完売となる公演が続き、2025年7月現在、総観客数 120万人の大台を突破。さらに公演回数は1200回を達成!
観客向けのアンケート結果では、観た人の95%が「満足」と回答している。
第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を獲得し、2026年1月までの公演延長が決定した。
本作の最大の魅力は、世界のエンターテインメントを牽引する一流スタッフが知恵と技術を結集して創り上げたハリー・ポッターの世界観を「体感」できることだ。
原作ファンも、そうでない人も楽しめるストーリー、次から次へと飛び出す魔法の数々、ハリー・ポッターの世界に入り込んだような舞台美術と衣裳、独創的で心躍る音楽、体感する全てが、あなたを魔法の空間にいざなう。
また、2021年より周辺エリアとあわせて大規模な改修を行っていたTBS赤坂ACTシアターは、ハリー・ポッターシアターとして生まれ変わり、劇場に訪れた観客を楽しませている。
《STORY》
ハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後、かつての暗闇の世を思わせる不穏な事件があいつぎ、人々を不安にさせていた。
魔法省で働くハリー・ポッターはいまや三人の子の父親。
今年ホグワーツ魔法魔術学校に入学する次男のアルバスは、英雄の家に生まれた自分の運命にあらがうように、父親に反抗的な態度を取る。幼い頃に両親を亡くしたハリーは、父親としてうまくふるまえず、関係を修復できずにいた。
そんな中、アルバスは魔法学校の入学式に向かうホグワーツ特急の車内で、偶然一人の少年と出会う。
彼は、父ハリーと犬猿の仲であるドラコ・マルフォイの息子、スコーピウスだった!
二人の出会いが引き金となり、暗闇による支配が、加速していく・・・。
【本公演】
[日程]上演中~2026年1月31日(土)
[会場]TBS赤坂ACTシアター
[上演時間]3時間40分 ※休憩あり
【主催】TBS ホリプロ ATG Entertainment
公式Instagram:https://www.instagram.com/hpstagetokyo/
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』紹介映像
舞台ハリポタ ガイド
■7月以降の出演キャスト■
ハリー・ポッター:稲垣吾郎/平岡祐太/大貫勇輔
ハーマイオニー・グレンジャー:酒井美紀/松井玲奈/奥村佳恵
ロン・ウィーズリー:ひょっこりはん/上山竜治/関町知弘
ドラコ・マルフォイ:内田朝陽/姜 暢雄/渡辺邦斗
ジニー・ポッター:白羽ゆり/安藤 聖/吉井 怜
アルバス・ポッター:藤田ハル/福山康平/佐藤知恩/原嶋元久
スコーピウス・マルフォイ:浅見和哉/久保和支/大久保 樹
嘆きのマートル:出口稚子
ローズ・グレンジャー・ウィーズリー:倉澤雅美
デルフィー:乃村美絵/高山璃子/野邑光希
組分け帽子:尾尻征大
エイモス・ディゴリー/アルバス・ダンブルドア/セブルス・スネイプ:間宮啓行/市村正親
マクゴナガル校長:岡 まゆみ/白木美貴子
秋山和慶/荒澤恵里奈/浅野郁哉/チョウヨンホ/古沢朋恵/半澤友美/隼海 惺/肥田野好美/久道成光/
星 郁也/石原健太郎/加茂享士/柏村龍星/肥塚綾子/小結湊仁/黒田 陸/馬屋原涼子/森田万貴/
小川 希/岡 直樹/織詠/大竹 尚/坂入美早/篠原正志/田口 遼/髙橋英希/手打隆盛/上野聖太/
薬丸夏子/横山千穂
ルード・バグマンの声:吉田鋼太郎
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