
中島健人から共演者へオリジナル花束プレゼント!映画『知らないカノジョ』初日舞台挨拶【超詳細レポート】
2025年2月28日、TOHO シネマズ 日比谷にて、映画『知らないカノジョ』初日舞台挨拶が行われ、中島健人、milet、桐谷健太、眞島秀和、風吹ジュンが登壇。公開初日を祝って、中島からキャストへ感謝のオリジナル花束が贈られた。
舞台挨拶【超詳細】レポート
■映画人生のターニングポイントで撮った作品
中島健人(神林リク 役)
本日は公開初日に映画をご覧になっていただき、本当にありがとうございます。僕の映画史上一番泣けて、そして一番泣いた作品です。皆様にこの映画の深い愛がより今日が届けられたらいいなと思っています。
milet(前園ミナミ 役)
会津の南の方にさせていただきました入江です。今日もう映画を観たホヤホヤの皆さんだと思いますけれども、その熱い想いはそのままもっと火力を上げられるようなお話できたらいいなと思います。
‐中島さん、改めてご自分にとってどんな作品になりましたか?
中島健人
自分の映画人生にとってもターニングポイントを迎える時点で撮れた作品であり、それを(撮影から)1年の月日を経て届けるタイミングで、こんなに多くの方々の心に届けられていることに感謝しています。
‐めちゃめちゃたくさん宣伝活動もされていましたね。
中島健人
そうです。毎日テレビつけたら中島が出ている状態と、多くの方に言われました(笑)
それは、知らないカノジョチームでしっかりとプロモーションをさせていただいて、、毎日とにかく「I still(miletが歌う主題歌)」を聞かない日もないぐらい毎日流れていますし、とにかく今、愛と共に、この映画と共にしっかりと走れている日常を過ごしています。
‐miletさんの初出演の作品がこうやって公開しました。撮影の時、既に役に入り込んでいたと聞いていますけれども、どんな役作りをしていたか、振り返っていかがですか?
milet
私にとって人生で初めての演技の挑戦だったんですけど、ミナミとの共通点がとても多くて、シンガーソングライターというところもそうですけれど、家族思いの優しい子で、愛に溢れた子で、芯が強くて、でもちょっと押しに弱かったりして。そんなミナミとの共通点をたくさん探っていく作業が楽しくもありましたし、もっともっときっと深く掘っていけるんだろうなって思って挑んでいたんですけれど、初めての演技は大変ではあったけど、すごく楽しい!で終わったのがすごく幸せなことだったなと思いますし、それを引き出していただいた三木監督やリクくんには、今、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
‐中島さん、今のお話を受けていかがですか?
中島健人
miletさんにとって初めての挑戦ということで、僕自身もどれくらい引っ張っていけるのかと、色々考えてはいたんですけど、最終的には引っ張るというよりも共に歩んでいくという、そういう魂で進むことができたので、僕もmiletさんにも感謝していますし、チームにも感謝しています。ありがとうございます。
■「キリケンさん」
‐そして桐谷さん。中島さんとの友人関係が、映画の中でもすごく素敵だという声をお聞きになっていますか?
桐谷健太(リクの大学時代からの親友・梶原恵介 役)
初日なのに聞いています。
中島健人
すごい現象ですね。
桐谷健太
はい。初日なのに入ってきます。
‐桐谷さんが思うこの作品の素敵なところは?
桐谷健太
もちろんラブストーリーでもありますけれども、友情物語でもあるし、世界が変わってもきっとリクと梶原は、出会いさえすれば親友なんだろうなって思いましたし、この映画を観て、自分の人生って自分で選んでいけるというか、大好きな自分になっていけば、きっと大好きな出来事と、大好きな人と出会える可能性も増えるだろうし。
でも、たとえ嫌な気分になっちゃっても、「傍で支えてくれている人はいるよ。気づいてね」みたいなことを伝えてくれている気がして、そこがこの映画の僕が好きなところです。
‐中島さん改めて、いい役ですよね。
中島健人
そうですね。キリケン(桐谷健太)さんとはプライベートでも親交があるので、その地続きで演じられた部分もあるんですけど、本当にキリケンさんが自分の心をほぐしてくれました。それは梶原さんとしてリクをしっかり助けてくれる、守ってくれるという感覚と、ちょっと重なったという感覚です。
だからもう本当になんの壁もなく、キリケンさんと演じることができました。
桐谷健太
こちらこそありがとうございます。最近、健人が“キリケンさん”って、テレビでも散々言ってくれるから、結構“キリケンさん”と呼ばれることが増えたんだよ。
中島健人
ほんとうですか?
桐谷健太
今まで2人だけだったので。だから、それも含めてありがとうございます。
中島健人
光栄でございます。
‐風吹さんは、作品をご覧になっていかがでしたか?
風吹ジュン(ミナミの祖母・和江 役)
監督がいつもとてもムーディーにロマンチックな、不思議なファンタジーの世界を紡いでくださるので、だから本当に気持ちよく最後まで観れました。いつもね、ハラハラするんですけどね。今回はとても安心して観ることができました。
‐(リクとミナミの)二人の関係、ご覧になってどうでしたか?
風吹ジュン
とってもいい感じですよね。本当に昔から知り合いだったんじゃないかっていうほど、現場でもとても息が合ってる感じはしましたんで、とてもやりやすかったです。(miletを見て)ミナミのおばちゃんだもんねぇ。
milet
大好き♪
‐風吹さんと中島さんも仲良しさんですもんね。
風吹ジュン
そう。健人さんと初めてお会いした時、走って挨拶に来られたんです。それはちょっと感動でした。撮影場所が広いところだったので、サーッと駆け寄って来ていただいて、こんなに謙虚な方なんだってちょっと感動しました。撮影初日から。
中島健人
駆けつけないといけないお方ではないですか。だからすぐに駆けつけたまでです。
■中島&milet&眞島は、冬の大三角形!?
‐さて、眞島さんが演じられたキャラクターについてご紹介ください。
眞島秀和(プロデューサー・田所 役)
音楽プロデューサーって、僕の中で一番遠い存在で、そういう要素が僕の中にはまったくない役ので、どうしたものかなと思ってたんですけど、三木監督に演出していただいて、なんとなくこういう感じなのかってやりました。
‐しかも中島さんのライバルですから。
眞島秀和
いやいや、それはまたね。何か言葉の綾と言いますか、そんなことではないんですけど・・・
中島健人
恋敵ですからね。
眞島秀和
恋敵とも言えないんですけども。
中島健人
トライアングルですよね。
眞島秀和
畏れ多くて、そんな・・・
中島健人
冬の大三角形(オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンの3つの1等星で形作られる大きな三角形)のね。
眞島秀和
大三角形かどうなのか知らないけど(笑)
‐眞島さんは、中島さんとmiletさんと共演されていかがでしたか?
眞島秀和
お二方ともとても素敵だし、僕も演じていく中で、もうちょっと本心というか感情的なところを出したいなとも思ったんですけど、監督から「それをやっちゃうと本当にいい人になっちゃうから、そこは消してくれ」と言ってもらいながら撮影しましたね。
■中島健人からオリジナル花束贈呈
‐実は中島さんから皆様への感謝の気持ちを込めて、花束をお一人ずつちゃんと花を選んでくださっているんです。
中島健人
そうなのんです。公開初日ということで、お花のギフトをさせていただけたらと思います。皆さんお一人お一人に向けて、一つ一つ花の意味をしっかり込めています。
中島健人 to milet
まずはカスミソウ。カスミソウは皆さまに入っていて、全体の意味としては感謝です。そして共通のお花としてもう一つ、青い薔薇、これは祝福、奇跡という意味が込められています。
そして、miletさんだけに届けたいお花は、ラナンキュラスのピンクです。これは飾らない美しさという意味が込められております。
本当に自然体で美しい姿を僕は現場で何度も目撃したので、このお花がふさわしいかなと思って初日にプレゼントします。
milet
こんなに素敵なメッセージが込められたお花を座長にいただけるなんて、とっても嬉しいし、もう枯れても飾り続けます。ありがとうございます。ドライになっても美しいと思います。
中島健人 to 風吹ジュン
こちらもカスミソウとブルーローズが入っております。風吹さんにはトルコキキョウの白を添えさせていただきます。こちらの花言葉の意味としては、永遠の愛、さらに思いやりです。
風吹さんは、撮影が終わった後でも体調を気遣ってくださったりとか、日々の活動にしっかり注目していただいてご連絡もしてくださる方なので、思いやりのある本当に素敵な方だなと思っています。
風吹ジュン
素敵なアレンジですね。生きててこんなことがあるんだって本当に嬉しいです。中島健人からお花をいただくっていう。素晴らしい、ありがとうございます。
中島健人 to 眞島秀和
もちろんカスミソウとブルーローズを感謝と祝福を添えさせていただきながら、黄色のチューリップを差し上げます。花言葉は、誠実です。
眞島さんとは、僕が中学生のときに出演したドラマで一度ご一緒して、その時から現場に立つ姿もスマートでかっこよくて、誠実な姿が印象が残っています。その姿が何年経っても変わっていなく、しっかり今も誠実でスマートなので、このお花をプレゼントします。
眞島秀和
いやぁ、何かそんな誠実なんて言っていただいて感無量です。嬉しいです。ありがとう!
中島健人
今回が3回目の共演でした。
眞島秀和
これからもよろしくお願いします。
中島健人
よろしくお願いします!
中島健人 to 桐谷健太
キリケンさんにも先ほどの2つの花、祝福と感謝を込めさせていただきまして、赤いガーベラです。花言葉は、限りなき挑戦です。
桐谷健太
おぉ!!花ソムリエ!!
中島健人
ガーベラの花言葉には、限りなき挑戦、そして前進という意味が込められているんですけど、キリケンさんは本当に夢がとにかく大きい。そしてデビューしてからも世界を目指すという夢の意志を何度も傍で聞いて、僕も大きい夢を持っているので、日々すごく共鳴しています。そして日頃の感謝を込めて、情熱的な赤をプレゼントさせていただきます。
桐谷健太
ありがとう!!
こうやって公開初日に主演の方から花をもらうってのは初めての経験なので、すごく嬉しいですし、本当に、公開おめでとう!!
‐桐谷さん、その花はどこに飾るんですか?
桐谷健太
これは玄関か、場所大事かな?いや、確実に飾らせていただきます。ほんと嬉しいです。
中島健人
感謝です。ありがとうございます。
■三木監督からのサプライズ!
‐ここで、本日、スケジュールの都合でどうしても参加できなかった三木監督から、中島健人さんへ贈り物が届いています。事前に中島さんには、「くす玉が届いている」とお伝えしていましたが、実は、花束とノートが届いております!
中島健人
えぇっ!?くす玉じゃないの?
桐谷健太
俺もなんかくす玉無いなぁと思ってた。
中島健人
めっちゃ嬉しい!!
‐まず花束について説明します。みなさん、映画や予告編の中で「蒼龍戦記」を見ましたか?そのダークブルーをイメージした花束だそうです。miletさん、是非中島さんに花束を・・・おっ??
※ここで、中島健人はフライングして、自らテーブルの上の花束を手に取っていて、まるでmiletに贈呈するような形に。
桐谷健太
すみません、すみません!!本人ね、こういうのすぐ持っちゃうんですよ。欲しがるんですよ。
中島健人
持ってません、持ってません!
おわかりですよね?僕は花があれば掴んじゃうんですよ。
milet
(仕切り直して、花束を中島に贈呈しながら)初日、おめでとうございます!
中島健人
ありがとう!!
‐さらに続いて、中島さん。今、風吹さんに持ってもらっているノート、なんだかわかりますか?
中島健人
これは、リクが劇中で使っていたメモ、蒼龍戦記のメモ用ノートです。
‐よくお分かりでございます。そのノートに三木監督から中島さんへ向けてのメッセージが書かれています。
三木孝浩監督(代読:風吹ジュン)
三木孝浩監督 メッセージ全文健人くんへいつも求められる期待を超えて応えようとする健人くん。自分に課したハードルを、その端正な見た目とは裏腹に泥臭く苦しみながらも必ず超えてくるその真摯なその姿に、現場では何度も胸を心打たれました。周りを幸せにするのは簡単じゃない。でもその喜びを胸にさらなる高みを目指し続ける中島健人は天性のエンターテイナーだと思います。この先のページは白紙だけれど、きっと健人くんの頭の中にはもうすでに目指す未来予想図があるはず。新しいページをめくって、リクのように自らの手でこれからも輝く人生を描いていってください。そして綴ったページの先のどこかでまた一緒に創る物語があることを願っています。三木孝浩
中島健人
胸がいっぱいです!ありがとうございます!
劇中でも本当に大切なアイテムですし、このノートに何度も思いを馳せてリクというフィルターを通して物語を歩んでいました。
なので、このノートに僕が尊敬する三木監督のメッセージをしっかりと書いていただき、ここで聞けたことに最上の幸せを感じています。本当にみなさまありがとうございます!
桐谷健太
(自分のハンカチを中島に渡す)
中島健人
(全然泣いていないけどハンカチを受け取り、涙を拭くマネをしながら)フライングハンカチって初めて見た(笑)
まだ早いからさ。ここでは泣けないっすよ。
でも、サプライズ返しでしたね。ありがとうございます!
キリケンさんには、僕のお花を持ってもらったままですみません!
■最後にメッセージ
milet
三木監督の最新作に参加させていただけて本当にうれしいです。無事に公開初日を迎えられて感無量です。
私の初めての演技の挑戦でもありますが、この船に乗りたいと思ったのも、三木監督やリク君や皆様のお力があってだと思います。とっても支えてもらって出来た作品だと感じています。
たくさんの愛のかたちがあって良いんだと思わせてくれるし、今から未来は変えられるんだと強く思える作品だと想います。
この映画をたくさん愛していただけると嬉しいです。
中島健人
こんな風に華々しいスタートを全員で切ることができて幸せに思います。この映画を観たあとこして生きてみようかなと気づかせてくれる作品だと思います。
忘れかけた大切な何かに気づかせてくれるそんな映画になっていると思うので、たくさんの方に届くことを願ってます。本日は本当にありがとうございました。
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[記事・写真:三平准太郎]
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映画『知らないカノジョ』
《INTRODUCTION》
主人公の神林リクを演じるのは、中島健人。演技の幅を広げて俳優としてのキャリアを重ね、本作では一変した世界で大切な人を取り戻そうと奔走し〈本当の愛〉を知っていく、等身大の役柄を共感性豊かに演じ、新境地を魅せる。
ヒロインの前園ミナミを演じるのは、シンガーソングライターのmilet。本作が映画初出演となり、夢を諦めた孤独な妻とカリスマ・ミュージシャンという振れ幅の大きい難役に挑戦。
メガホンを取ったのは『今夜、世界からこの恋が消えても』『きみの瞳が問いかけている』など、あらゆる世代の心に響く珠玉のラブストーリーを送り出してきた名手三木孝浩監督。その確かな演出力のもと、唯一無二のラブスト―リーを織り上げている。
さらにリクとミナミの人生を取り巻くのは、リクの大学時代からの親友・梶原恵介役に桐谷健太。
ミナミの祖母・前園和江役に風吹ジュン、アーティスト・前園ミナミの音楽プロデューサーで恋人の田所哲斗役に眞島秀和、編集者となったリクが担当する新人作家・金子ルミ役に中村ゆりか、編集部員のリクを時に厳しく、時に優しく指導する編集長・春日研一役に八嶋智人、リクに仕事を教える先輩・小松みのり役に円井わんら実力派俳優が集結した。
《STORY》
大学時代に出会い、お互い一目惚れして結婚した<リク>と<ミナミ>。それから8年、小説家を目指していたリクは、歌手の夢を諦めたミナミのサポートのかいもあり、一気に人気のベストセラー作家となった。
全てがうまくいっている、そう思っていたリクだったが、ある朝目を覚ますとミナミの姿はなく、出版社に打ち合わせに行くも出会う人々と全く話がかみ合わないことに戸惑いを覚える。
なんと人気作家だったはずの自分は文芸誌のいち編集部員になっており、街には天才シンガーソングライターとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲が溢れていた――。
- 場面写真1
- 場面写真2
- 場面写真3
- 場面写真4
出演:中島健人 milet 桐谷健太 中村ゆりか 八嶋智人 円井わん / 眞島秀和 風吹ジュン
監督:三木孝浩(『今夜、世界からこの恋が消えても』『きみの瞳が問いかけている』)
原作:『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(原題:Mon Inconnue)(ユーゴ・ジェラン監督/2021年)
配給:ギャガ
©2025『知らないカノジョ』製作委員会
©2025『知らないカノジョ』製作委員会
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